※この作品はR-18です。

Star Dust Space chapter1   作:深緑 風龍

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第5-3章 調査開始

-アインツベルン別荘地- -黄昏ノ刻-

 

ガルッチ「……すいません。」

アハト爺「いや、別に謝らなくても…。」

切嗣「なんて言うかその…、気にしてないから。うん」

 

まさか、4人一緒に寝ることになるとは思わなかった。とにかく……。

 

セイバー「それで改めて聞きたいのですが、貴方がアーチャーですか?」

ガルッチ「ああ、って言っても、転生している身ではあるが。」

セイバー「転生…ですか?」

ガルッチ「訳ありでね。本来なら隠れなきゃいけないけど…。」

セイバー「隠れるって、貴方アーチャーでしょ。」

ガルッチ「まあね。でも、アーチャー以外の候補もあったけど。」

セイバー「他にも!?」

 

まあ、ヘラクレスと同じだなこれ。

 

ガルッチ「とりあえず、訳は聞かないでくれ。」

セイバー「……分かりました。それでは切嗣、何故今回聖杯戦争を調査することになったんですか?」

切嗣「理由は単純。今まで冬木でやっていたのに、何故今回に限って福井になったのか…。」

ガルッチ「どういう理由があるにしろ、始まる前に調査しようと思う。」

セイバー「その後、聖杯は如何するんですか?」

ガルッチ「浄化させる。」

 

むしろこうしないと、冬木市みたいなことになる…。

 

ガルッチ「セイバーが壊した聖杯は、実のところ完全に破壊しきっていない。浄化させない限り、またああなってしまうからだ。」

セイバー「しかし、聖杯は万能の願望機では…。」

ガルッチ「いや、残念ながら、あの聖杯は違う。とにかく、浄化し破壊しない限り、また何処かで…。」

 

というか、今回の聖杯戦争…どうもきな臭い。しかも、何か吐き気を催すどす黒い悪が感じられる。情報が足りない以上、調査するしかない。

 

切嗣「それで調査だが、アーチャー、何かあるか?」

ガルッチ「まずは魔力源を探ってみる。とはいえ、他のマスターとサーヴァントが分からんから、念には念を入れて、そいつらも探ってみる。」

クロエ「私はアーチャーの護衛をするわ。いくら規格外のサーヴァントでも、弱点は必ずあるわ。」

幻イリヤ「私もするわ。」

切嗣「分かった。僕はできる限り、情報を集めてくる。士郎とイリヤとセイバーとバーサーカーはここに残って、ここを守ってくれ。」

SNイリヤ「キリツグが言うんだったら、分かった。」

士郎「出来る限り、頑張ってみる。」

セイバー「了解しました、元マスター。」

アハト爺「して…儂は?」

ガルッチ「出番無しだな…。」

アハト爺「(´・ω・`)」

 

こればっかしはどうしよもない。そう思いながら、出ようとしたときだった。突然轟音が聞こえた。

 

切嗣「な…何だ!?」

 

そして大声が聞こえた。

 

???『やーやー、我が名は征服王のイスカンダル、ライダーだ!ここに住む者よ、出迎えてくれんか?』

???『全く、このバカ!いきなり真名明かすな!というか、相変わらずお前は…。』

 

ガルッチ「……玄関からだな。しかも堂々と名乗ったし…。」

切嗣「…とりあえず、出向くか。」

 

-アインツベルン別荘地 玄関- -黄昏ノ刻-

 

イスカンダル「おお、よく出迎えてくれた。」

ガルッチ「よく出迎えてくれた…じゃねえ!!お前、何勝手に扉ぶっ壊してんだよ!!」

クロエ「ツッコミそこ!?」

アハト爺「全く、しかも盛大に壷を割ってくれたのう。」

切嗣「ちょい待って、ツッコミはそこなのか?」

???「すまない、この大馬鹿者、ちゃんと謝っておけよ?」

イスカンダル「ハッハッハッハ、ってお主は…、騎士王じゃないか!」

???「人の話を聞けェェェェェェェェェ!!!!」

 

駄目だ、早速混沌の呪いが発動した…。いい加減にしてくれ全く。

 

セイバー「まさか、再び征服王と出会うとは…。」

イスカンダル「久しぶりだな、騎士王。お主も聖杯戦争に参加することになるとは。」

セイバー「貴方こそ…。」

イスカンダル「ところで、お主の他にサーヴァントが居るはずだが…。」

 

おい、ここに居るけど…。

 

イスカンダル「ふむ、そこに居たのか。」

ガルッチ「ようやく気が……。」

イスカンダル「そこの黒い巨体の男。」

ガルッチ「そっちかよ!!」

ヘラクレス「……?」

イスカンダル「お主は何というのだ?」

ヘラクレス「■■■■■■■■ー!!!」

イスカンダル「ん?なんて言ったのだ?」

SNイリヤ「この人は喋らないのよ?クラスはバーサーカーなんだから。」

イスカンダル「ほう、となればお主が其奴のマスターか?」

SNイリヤ「そうよ、私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。バーサーカーとアーチャーのマスターよ。」

イスカンダル「アーチャー!もしや英雄王がいるのか?」

 

英雄王、何処だと叫ぶライダー。さすがのガルッチも我慢の限界に達した。

 

ガルッチ「いい加減に…、気づけーーーーーーー!!!一合!」

イスカンダル「ぬおっ!?」

ガルッチ「二合!!」

イスカンダル「グフォォ!?」

 

そのままバックアクロバットした後、走った。

 

ガルッチ「大・天・罰!!」

 

その時、切嗣は思った。あれ全部金的だよね…。

 

ガルッチ「玉藻伝授拳法の、一夫多妻去勢拳だ!」

イスカンダル「グォォォォォ!!!今のは…効いた…。」

???「…あんた、何者?」

ガルッチ「アーチャーだ。あんたは?」

???「ロード・エルメロスと申す。ライダーのマスターでありながら、デミ・サーヴァントだ。クラスはキャスターだ。」

ガルッチ「まさかのデミ・サーヴァントと出会えるとは…、すみません。そちらのサーヴァントを金的技を繰り出してしまって…。」

ロード「いや、此奴はいつも大馬鹿者だしな。自業自得だ。」

イスカンダル「そ…それは…さすがに酷いだろ、マスター。」

 

前屈みのまま喋った。まあ普通に考えたら、痛いってレベルじゃねえな。

 

イスカンダル「というか、お主がアーチャーだったのか。ただの子供かと…。」

ガルッチ「何だと?(^ω^#)」

イスカンダル「すまない、悪かった。だから金蹴りやめてください。」

ガルッチ「まあいいけど、あんたら何しに来たんだ?こっちは今から調査しようと思ってるんだが…。」

イスカンダル「いやなに、単なる顔合わせよ。どんなマスターかどんなサーヴァントがいるのか、見てみたかったのだ。」

ガルッチ「全く、聖杯戦争はまだだぞ?」

ロード「私もそうだが、此奴は全然聞いてくれん。」

ガルッチ「大丈夫なのか?その英霊。」

ロード「これでも信頼はできるが…、突っ走るのが難点だな。」

ガルッチ「…意外と苦労してんだね。」

ロード「お前もか?」

ガルッチ「こっちは混沌の呪いっつうやつがあってな…。どういう訳か常に発動しているそうで、本当この呪い解きたい…。」

ロード「…お互い、苦労してるな。」

ガルッチ「…そうだね。」

 

っていうか、そろそろ出発したいんだが…。

 

幻イリヤ「あのー、そろそろ出掛けたいんだけど…。」

イスカンダル「おお、これは失礼した。お詫びにここで待っててやろう。」

ロード「如何してそうなる!」

イスカンダル「丁度騎士王の話も聞きたいものだったし。」

6人「自由だな、ライダー。」

 

しかし、いずれにしても急がなくてはと思い、ガルッチは言った。

 

ガルッチ「まあいい、ライダー、ロードさん。すまないがここを守ってやってくれ。恐らく襲撃の可能性もあるし、今は戦力がほしい。」

イスカンダル「如何してまた…。」

ガルッチ「理由はいずれ話す。イリヤ、クロエ、行こう。」

イリクロ「はーい。」

ロード「行ってしまわれたか…。」

イスカンダル「まあよい、さて騎士王よ。今うまい酒を持ってきたんだ。飲むか?」

若士郎「何故酒!?」

セイバー「いいだろう。」

若士郎「セイバー!?おいおい爺さん、何とか…。」

SNイリヤ「キリツグだったら、もう出発したよ。」

若士郎「なんでさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

ご愁傷様です、士郎。

 

-とある街道- -宵ノ刻-

 

ガルッチ「ここら辺りで調べてみるか。」

幻イリヤ「そうだね。でもここ、人多くない?」

ガルッチ「確かに…、でもここを調査しないとあれだしな。『トレース・オン《魔力調査》』。」

 

ガルッチは、地面に手を当て、どれくらいの魔力があるか調べてみた。だが、予想外な結果だった。

 

ガルッチ「何だこの魔力?ドクンドクンって…、まるで心臓みたいだ。」

幻イリヤ「普通じゃないの?」

ガルッチ「ああ、何故か知らんがこの魔力…、ドンドン増幅している。鼓動と共に…。しかもこれ、急激に増えていってる…。」

幻イリヤ「……聖杯の力?」

ガルッチ「分からんが、やばいってのは事実だな。他の場所でも……。」

 

移動しようとしたが、何かが聞こえた。

 

『やめ……て……!お兄ちゃんを……いじめ……ない……で!』

『俺らに盾突くから悪いんだよ。』

『如何してくれようかな、坊主。』

 

ガルッチ「イリヤ、聞こえた?」

幻イリヤ「うん。もちろん?」

ガルッチ「助けにいくさ。」

 

一時調査を中断して、声がした場所に向かった。

 

-路地裏- -宵ノ刻-

 

「オラオラ、如何した?かかってこいよ。」

「お前が悪いんだぞ?俺達に盾突くから。ついでだから、てめぇの女も貰ってやる。」

「やめ…グハッ。」

「お兄ちゃん!」

「おおっと、動くなよ?動いたらああなっちまうぜ?」

ガルッチ「ほう、どのようにだ?」

3人「!?」

幻イリヤ「これが俗に言う、不良って人?」

ガルッチ「そう言うことだね。さて…んんっ。雑種よ、そこで何をしている?」

 

少しギルガメッシュ風にやってみた。今思えば、こう言うのも良いかもしれない。

 

「何だ?テメエも俺達に盾突く気か?」

ガルッチ「当たり前だ。貴様のような腐った視線が気に食わんし、ましてや弱い者にしかいじめない愚か者だからな。これは直々に処罰を繰り出さなければ。」

幻イリヤ「こう言うのもあれだけど、貴方達、その子達を離しなさい。」

「ほう、小僧と小娘の分際で生意気だな。」

「どうやら痛い目に遭いたいようだな。アァ?」

「おい、3人掛かりでいたぶってやろうぜ。」

ガルッチ「よかろう、やってみろ。このアーチャーと。」

幻イリヤ「このイリヤスフィールに対して!」

「おどりゃー!!」

 

不良は、まずガルッチを襲いかかった。が、しかし。

 

『オラァ!』

「グフォア!」

 

謎の人物によってぶっ飛ばされた。さすがのガルッチも驚いたが、すぐ理解した。これが僕のスタンドだと…。

 

ガルッチ「如何する?まだやるか?」

「テンメェ…、ぶっ殺す!」

幻イリヤ「踵落とし!」

「アダッ!?」

 

2人目の不良は、イリヤの踵落としで気絶した。

 

ガルッチ「おいイリヤ、今にも見えそうだったぞ…。」

幻イリヤ「へぇ…、見たかったの?」

ガルッチ「やめなさい、今はこっちに集中だ。」

「クソ、何なんだテメェら。こうなりゃ、こいつでぶっ殺す!」

 

3人目の不良は鉄の棒を持っていた。そしてそのままガルッチとイリヤを襲いかかった。

 

ガルッチ「死を持って償え、下郎!」

「ガッ!?」

 

振り下ろす直前に、ガルッチは剣を抜いており、そのまま3人目の不良の心臓をめがけて刺した。そしてそのまま、3人目の不良は絶命し倒れた。

 

ガルッチ「おい、二人とも。無事か?」

「は…はい!」

ガルッチ「よかった。それじゃ僕達行くね。」

幻イリヤ「バイバイ、お兄ちゃん達。」

 

…そういえば、あの子達…何処かで……。いや、今は次の場所に行こう。聖杯がある場所に…。そう思いながらイリヤを抱えて行った。

 

「…お兄ちゃん。」

「ああ、あの人達はまさしく────だね。」

「信じてるわ…、きっと私たちを……みんなを救ってくれるって。」

 

-とある体育館- -宵ノ刻-

 

ガルッチ「すみません、まさか協力してくださるとは…。」

???「いえいえ、気にしなくて良いよ。私ですら、何か起こるんでないか心配していたのですよ。」

幻イリヤ「念のために言っておくけど、命の保障は出来ないからね。佐藤さん。」

???「出来れば、佐藤先生って呼んでくれないか?夜とは言え、ここは学校だからね。」

幻イリヤ「はーい。」

 

そして、体育館に着いた。それと同時に、壮大な魔力を感じた。

 

ガルッチ「先生、少々下がってください。イリヤ、念のため先生を守っといて。」

幻イリヤ「う…うん。」

 

ガルッチは警戒しながら、体育館の中心に行き、そのまま手を添えた。

 

ガルッチ「『トレース・オン』。!?」

 

唱えると同時に、すぐ手を離した。

 

ガルッチ「ビンゴ、此奴は凄え。どうやら、ここが霊脈の中心のようだ。しかも聖杯の気配もする。」

佐藤「聖杯?」

幻イリヤ「気にしないでって言っても気になるんでしょ?実はもうすぐ、聖杯戦争っていう殺し合いが始まるの。」

佐藤「せ…戦争!?」

幻イリヤ「本来なら、冬木市でやるんだけど、どういう訳かここでやることになってるのよ。」

佐藤「なんてこったい、って事は私達も巻き込まれるのか?」

幻イリヤ「うん。」

ガルッチ「最悪の場合、先生も聖杯戦争の参加者にもなる。」

佐藤「私が?」

ガルッチ「そうだろ?その国旗の前にいる者よ!」

 

ガルッチの視線の方には、腕を組んでいる男がいた。

 

???「よく見破った。どうやら、並みのサーヴァントでは無さそうだな。」

ガルッチ「その風格、恐らくあの英雄王ギルガメッシュと似たような物だな。何者だ。」

???「貴様が言ったとおり、我はギルガメッシュ。だが、乖離剣を持つギルガメッシュではない。まあ、旧アーチャーとでも呼ばせて貰おう。」

ガルッチ「アーチャー!?同じタイプのクラスか…。」

 

まさか、此奴がギルガメッシュとは…気品が違いすぎる…。

 

旧ギル「さて、貴様に聞きたいことがある。マスターは何処だ?」

ガルッチ「悪いがここにはいない。そっちのマスターは?」

旧ギル「ふっ、それは…。」

???「この俺、リボルバー・オセロットだ。」

 

……、はい?

 

ガルッチ「ちょい待って、オセロット?」

オセロット「そうだが?」

ガルッチ「あんた、メタルギアソリッド3スネークイーターの奴が、何故聖杯戦争に参加してる?まだ始まってすらいねえけど、おかしいだろ!?」

オセロット「俺に聞くな。偶然だ。」

旧ギル「まあそう言うことだ。」

ガルッチ「おかしい…、やっぱり今回の聖杯戦争は異常すぎる。この魔力といい、サーヴァントといい、おかしすぎる…。」

旧ギル「まあよい、とにかく貴様はセイバーか?」

ガルッチ「何で僕、セイバーとか言われるんだよ…。アーチャーなのに…。」

 

いや、元々剣士だって事は否定しないけど、どっちかというとセイバーに向かないし…、剣士でありながらアーチャーってのもあるし…。もう考えるのやめよう。

 

旧ギル「まあいいか、とにかくもう一人のアーチャーよ。我と勝負しようではないか。」

 

そう言うと、何処からともかく、金色の双剣が現れた。

 

ガルッチ「いいのか?そちらのマスター。」

オセロット「構わんさ、アーチャーよ。お前の強さ、見せてみろ!」

旧ギル「いいぜ、マスター!」

 

急接近してきた旧ギルガメッシュは、二つの剣を振り落とした。

 

ガルッチ「くっ、カウンターを狙うか。」

 

バックステップ、からの…!

 

ガルッチ「てやっ!」

旧ギル「ふん。」

 

横斬りするも、あっさりとガードされた。

 

ガルッチ「慢心してないようだな。」

旧ギル「あっちと比べるな。」

 

すぐさま間合いを取った。

 

ガルッチ「此奴を使うの初めてだが…、致し方ない!『幻影の武器《ウェポン・オブ・ヴィジョン》』!」

 

ガルッチの後ろから、青い渦状が複数現れ、そこから剣や槍などの武器が放っていった。

 

旧ギル「我の真似事か、『奉る王律の鍵《バブ=イル》』!」

 

旧ギルガメッシュも、応戦した。

 

佐藤「な…何なんだこれは…。」

幻イリヤ「これがサーヴァント同士の戦いよ。よく目に焼き付けてね?」

 

ガルッチ「やっぱりギルガメッシュには遠く及ばねえか…、仕方ない。クロエ!出番だ!」

クロエ「任せて!」

旧ギル「何!?」

 

咄嗟にガードするも、遅かったのかガードが崩れた。

 

クロエ「はぁ!!」

旧ギル「マスター!」

オセロット「俺のリボルバーを喰らえ!」

クロエ「くっ!」

 

攻撃するも、オセロットの支援攻撃で、クロエの右腕に傷を負った。

 

ガルッチ「クロ!」

クロエ「大丈夫、単に掠り傷よ。」

オセロット「ほう、掠り傷だったか。殺す気でやったが…。」

ガルッチ「おい貴様、僕の妹を傷つけたな?」

旧ギル「へ?」

オセロット「はい?」

ガルッチ「野郎ぶっ殺してやらぁぁぁ!!!」

マジで許さん、こうなりゃ微塵斬りに…!!

 

『ドーン!!』

 

突然の轟音で、みんなは警戒した。

 

ガルッチ「何だ!?」

旧ギル「さっきの轟音…普通じゃないな。」

クロエ「恐らく外ね。」

 

一体…何が?そう思いながら、5人は外に行った。

 

-校庭- -宵ノ刻-

 

SNクーフーリン「ちっ、ここまでやってもまだ剣が出せるとは…。いいぜ、聞いてやる。テメェ何処の英霊だ。双剣使いの英霊は聞いたこともねえ。いや一人見たが、どうやらテメェも同じ感じか?」

???「そう言う貴様は分かりやすいな。ランサーの中で敏捷性が高いのは、恐らく1人しかいない。」

SNクーフーリン「ほうよく言った…、って誰だ!」

 

クーフーリンが見た視線の方を向くと、2人の女の子と3人の男がいた。

 

???「嘘!?いつの間にそこに!?」

???「なるほど、その内2人はサーヴァントか。」

 

ガルッチ「本当にエミヤが召喚されたな…。」

幻イリヤ「そうね、ナイスフェイト。」

クロエ「よかった…。」

旧ギル「なるほど、奴らの仕業か。」

オセロット「そのようだな。」

 

???「どうやら私達、囲まれたようね。」

???「だが、突破は出来るはず。まずはあの男を倒す!」

どうやら、あそこにいるのは、昔の凛とエミヤのようだ。

 

SNクーフーリン「やめだ。」

昔エミヤ「何?」

SNクーフーリン「さすがに全員相手は無理だ。ここは引かせておく、じゃあな。」

 

そしてそのままクーフーリンは姿を消した。

 

若凛「何かしら、一体。」

昔エミヤ「さあな、それより貴様ら…サーヴァントか?」

ガルッチ「2名はそうだ。昔のエミヤシロウ。」

昔エミヤ「!?」

若凛「ハァ!?」

 

此奴、今なんて言った?というか、このアーチャーが?

 

ガルッチ「まあ、答えてもいいが、どっちもアーチャーだ。」

若凛「何ですって!?どうなってるのよアーチャー!?」

昔エミヤ「分からん、異常すぎる…。というか貴様、何故真名を!?」

ガルッチ「いやなに、これでも会ったことあるんでね。君は知らないだろうが。」

昔エミヤ「厄介だな…、凛。指示を!」

若凛「いいわ、アーチャー。彼奴を倒して。」

昔エミヤ「了解、凛!」

ガルッチ「来るか、クロ。応戦するぞ!」

クロエ「任せて!」

 

今度は昔のエミヤとの戦いかよ…。連戦ってきついな…。

 

ガルッチ「そこだ!」

昔エミヤ「何の、まだまだ!」

クロエ「我が骨子は捻れ狂う…。『偽・偽・螺旋剣《カラドボルグⅢ》』!」

昔エミヤ「くっ!」

 

さすがの2人掛かりなのか、昔のエミヤは息が上がった。

 

昔エミヤ「此奴、私と似たような事してるな…。」

ガルッチ「如何する?ここでやめにしてくれれば助かるんだが?何せ今回の異常すぎる聖杯戦争を調査しにきただけでな。参加者ではあるが、一応な。」

昔エミヤ「ほう、調査しにわざわざここに来たという訳か。」

ガルッチ「あと、ここで戦うのはやめた方が良い。」

若凛「何故なの?」

ガルッチ「聖杯らしき場所は、ここだから。」

さすがの2人は驚いた。いや普通驚くな、逆に驚かないのが異常だ。

 

若凛「じゃあ、私達聖杯の近くで戦ってたって事?」

ガルッチ「Exactly、その通りで御座います。あと聖杯戦争はまだです。」

若凛「ハァ!?」

ガルッチ「…エミヤ、あんた苦労してるな…。同情するよ。」

昔エミヤ「え?」

若凛「アーチャー?」

ガルッチ「さて、僕達そろそろ戻りますか。イリヤ、クロエ、帰ろうか。」

旧ギル「おい待て、我との戦いは?」

ガルッチ「また次のときだな。その時に会おう、旧アーチャー。」

 

そう言い、早急に2人の手をつないで、空を飛んだ。

 

昔エミヤ「…この英霊、見たことない。」

若凛「少なくとも、クラスがアーチャーだって事は、分かったわね。」

旧ギル「…仕方あるまい。そこの雑種共よ、いずれ何処かで会おう。マスター、行くぞ。」

オセロット「了解、アーチャー。」

 

そう言うと、こちらは校庭を出た。

 

若凛「アーチャー…なんか今日…疲れた気がする。」

昔エミヤ「私もだ…。」

 

全く、今日は厄日だ…、まさか真名を明かすアーチャーがいたとは…。なんでさ…。

 

-to be continue⇨-




スタンド情報

スタンド名 ???(当初は名前は決まっていません。)

【破壊力:? / スピード:? / 射程距離:? / 持続力:? / 精密動作性:? / 成長性:?】

見た目は承太郎のスタンド『スタープラチナ』と似ているが、ガルッチのスタンドは右目に眼帯を着けており、両手にはガントレット、しかも白銀の鎧を身に纏っている人型のスタンド。まだコントロールしていないためか、1人目の不良は即死している。
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