※この作品はR-18です。

Star Dust Space chapter1   作:深緑 風龍

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-始原の城-

言峰「おや、もうワインがないのかね?」

どうやらそうだな。ところで、あの聖杯って何で出来てるんだ?

言峰「さあ、私も聞きたいぐらいだ。」
紫「…。」

ってか…凄えボテ腹になったな紫。

紫「ぁぅ……。」

さてと、そろそろ茶番もこのくらいにして……ゼアノート、状況は?

ゼアノート「上々じゃが、意外とこちらの死者数が多かった。」

やはり、ナンバー1の奴か?

ゼアノート「うむ…じゃがそのまま逃げていった。現在捜索中じゃが、見つかるかのう…。」

どちらにしても、倒しておかないと…星の勇者達もしかり、他の人達にも被害が出るしな。

紫「…それについては、大丈夫よ。」

さすが紫、意識回復早いな。

紫「誰のせいだと…、まあいいわ。とりあえず、離してくれない?」

はいはい、まあ結構愉悦に浸れたから、お仕置きは終了って事で。

言峰「おお、愉悦、愉悦。」
紫「…それでナンバー1の奴だけど、どうやら艦隊これくしょんの世界に行ったそうよ?」

通称…艦これ?そいつ、今何を?

紫「そこまでは確認できなかったわ。何しろ、強硬な結界が張られていて、私ですらどうしよもなかったわ。」

結構強い結界か…。仕方ない、しばらくは泳がせておくか。

ゼアノート「いいのか?」

あの強硬な結界だが、恐らく自分自身も出られない結界だと思うからさ。

ゼアノート「ふむ…、それなら仕方あるまい。ならばそうするしかあるまいな。」
言峰「ところで、何故分かったのだ?」

勘だ。

言峰「納得した。」

それでは、第5-4章始まります。


第5-4章 聖杯問答と異常すぎる聖杯戦争

-アインツベルン別荘地- -夜ノ刻-

 

ようやく到着したガルッチ達は、早速みんなを集めようとした。だが、どういう訳かみんなは庭の方にいた。

 

ガルッチ「って、セイバーとライダーの奴…マジで酒飲んでるし…。」

クロエ「しょうがないから、庭に行きましょ?」

ガルッチ「はぁ…やれやれだぜ。」

 

何でそんなところで酒飲んでんだよと呆れながら、庭に向かった。

 

-アインツベルン別荘地 庭-

 

ガルッチ「……何だこの樽。」

イスカンダル「おお、帰ってきたか。」

セイバー「お帰りなさい、アーチャー。」

ガルッチ「何やってんだよあんたら…、こんなとこで酒飲んで…。」

ロード「私も言ったんだが…。」

若士郎「聖杯問答をするからって言うからって、ここで酒を飲みながら喋ってたんだ。」

 

何だ?聖杯問答って…。

 

イスカンダル「まあとりあえず、お前も来い。ちょうどお主の話を聞きたかったのだ。」

ガルッチ「…なしてまた。」

イスカンダル「何せ、お主の願いはどういうものなのか知りたいのでな。」

 

願いなんてないんだがって思っていたが、さすがに誘いを断るわけにはいかないと思ったガルッチは、自分が持っているブラッドワインを取り出した。

 

クロエ「あれ?お兄ちゃん、ブラッドワイン持ってたじゃない。」

ガルッチ「すまん、正確には空のブラッドワインだと消える仕組みになってるんだよ。ってか最初っから投影すりゃよかった。」

 

そう言い、ガルッチはセイバーとライダーの顔が見える位置に座った。

 

イスカンダル「おや、余の酒は飲まんのか?」

ガルッチ「いやなに、貧血になるのは困るのでね。さっきので結構使ったし…、貧血でひょろひょろになる前に…飲まないと。」

イスカンダル「血か。まるでお主、吸血鬼みたいだな。」

ガルッチ「吸血鬼…ねぇ。」

 

そういえば、フランと約束したんだっけ?必ず戻ってくるって…。

 

イスカンダル「それで、アーチャーよ。お主は聖杯の事どう思うのだ?」

ガルッチ「どう思うって言われてもなぁ…。大体聖杯自体の存在その物がやばいって事ぐらいかな?」

セイバー「改めて聞きますが、どうして聖杯に毛嫌いしてるんですか?」

ガルッチ「そうだな…、確かに聖杯は万能の願望機とも呼ばれていて、何でも願いが叶うのはすごいよ?でもさ、そんな簡単な物で簡単に叶えちゃって良いのかな?」

イスカンダル「っと言うと?」

ガルッチ「願いを叶いたいなら、自分の力でどうにかしろって事だ。ただ、如何することも出来ない運命ならば、諦めた方がいい。例えば過去を変えたい…とかね。」

 

そう言うと、セイバーの顔が険しくなった。その表情を読み取ったのか、こう言った。

 

ガルッチ「別に、馬鹿にしてるわけでもないし、軽蔑している訳でじゃねえよ。ただ本来死ぬはずだった者が、生き残る事になったらどう思うか…考えてみたんだ。まぁ、こう言う例えは、僕も人のこと言えねえけどな。」

イスカンダル「ほう、して…どんな願いを持っているのだ?」

 

願いかぁと思いながら、ブラッドワインを飲んだ。

 

ガルッチ「そうだな、僕だったら…自分の死を取り戻したいかな?」

イスカンダル「なぬ!?」

セイバー「貴方、正気ですか!?」

ガルッチ「正気も何も、僕は不老不死の呪いに掛かった身だ。生があるなら死もあってもおかしくない。なのに、僕はまるで『ウロボロス』のような存在、生があっても死がないなんて、普通じゃないよ。」

イスカンダル「だから、自ら死を求めるって事か。」

ガルッチ「本来の願いだったけどね。今は心の奥にしまい込んでいるから、あまり死を求めてない。」

 

まるで、自分の願いは叶っているような口振りだった。それもその筈、一度死にかけた事があるので。

 

イスカンダル「ならば、今のお主の願いは?」

ガルッチ「……あらゆる世界を、見てみたい…かな?」

イスカンダル「あらゆる世界?」

ガルッチ「ライダーだったら、世界征服だけど…、僕はとある世界を飛び出して、別世界に行ってきたときの感動が、今でも残っていてね。もしかしたら、まだまだ強い人らがいるんじゃないかなって思ってさ。」

イスカンダル「ほほう、面白そうな願いだな。」

ガルッチ「そう言うライダーは如何なんだ?やっぱり、世界征服?」

イスカンダル「そうだな…。」

 

何やら言いづらそうな顔をしていた。世界征服じゃないのかと言いかけたが、イスカンダルはこう言った。

 

イスカンダル「受肉だ。」

ガルッチ「……え?」

 

全くの予想外、世界征服かと思ったら、まさかの受肉と答えた事に、ガルッチは驚いた。

 

ガルッチ「何でまた受肉?世界征服ではなくて?」

イスカンダル「自分の願いは自分で叶えろと、お主が言っただろう。だが、受肉だけは別だ。こればかりは、譲れないのだ。」

ガルッチ「こりゃまた…いや、理由は聞かないでおこう。」

 

実はマスターのイリヤには知らないスキルである『心読み』という物を使っていた。さとりの能力である『心を読む程度の能力』を強化させた結果、こいしのような心が読めない人を、読み取ることができるようになっていたのだ。

 

ガルッチ「つまり、ライダーは聖杯に関しては眼中にない…って事か。」

イスカンダル「そう言うことだ。」

 

というか、今思えば…。

 

ガルッチ「んで、いつまで喋らずそこにいるんだ?旧アーチャー。」

セイバー「何?」

イスカンダル「何と!?」

旧ギル「やれやれ、貴様のスキルは凄まじいな。」

 

どうやら旧ギルガメッシュは、ガルッチの真後ろに隠れていたようだ。というか、オセロットは如何したんだ…。

 

ガルッチ「たく、帰るんじゃなかったのか?」

オセロット「帰る場所がなかった。」

旧ギル「その通りだ。」

 

旧アーチャー陣営以外の人はずっこけた。

 

ガルッチ「おま…、あんた仮にも英雄王だろ!?何で家とかねえんだよ!?あとオセロット!ちゃんと家を用意しとけよ!」

クロエ「もう貴方、ある意味ツッコミの刃になってるわね…。」

オセロット「仕方ないだろ、野宿とかしていたし。」

イスカンダル「野宿!?」

SNイリヤ「うわー…、ある意味精神的につらそう…。」

若士郎「これ…、カオスになってない?」

幻イリヤ「それ…私に聞かないで。」

若士郎「何でさ…。」

旧ギル「まあいいさ、泊まる場所がない以上、また野宿でも…。」

ガルッチ「せめて風呂入れよ!自慢の黄金律でいろいろ出来るだろ!?」

旧ギル「あ…。」

オセロット「……忘れてた。」

イスカンダル「……大丈夫なのか?」

旧ギル&オセロット「大丈夫だ、問題ない。」

 

駄目だこの人ら、絶対お風呂に入らせないと…。そう思ったのはガルッチだけではなかった。

 

ガルッチ「はぁ、この聖杯戦争……行き先心配になってきた…。如何してこう…、僕がいるところには必ずカオスが起こるんだよ…。」

クロエ「…後で慰めてあげるね。」

ガルッチ「うん…。」

セイバー「……カオスですね、シロウ。」

若士郎「…そうだね。」

 

このカオスが終わったのは、聖杯問答が終わった後だった。その途中でアサシンに襲われるものの、ライダーの宝具と急いで帰ってきた切嗣によって、アサシンは倒された。そして…。

 

切嗣「なるほどな…、家がないって事か。」

オセロット「はい…、ですので敵同士とはいえ、今はお借りしても構わないでしょうか?無論、手伝いもしますので、どうか…お願いします!」

イスカンダル「余もお願い出来ないだろうか。丁度ゲーム機という物を持ってきたところなのでな。」

ロード「ライダー!お前いつの間に!?」

 

それにはガルッチも同意だった。ライダー、いつの間にそんな物を……ってよく見たら…。

 

ガルッチ「あー!!それって『fate/EXTELLA』じゃねえか!」

イスカンダル「いやー、こう言う時は無双ゲームでやった方がいいんじゃないかなって思ってな。」

 

ハッハッハと笑うライダー。マジで持ってるとは予想外だった。

 

fateジャック「お母さん、あれって楽しいのかな?」

幻イリヤ「楽しいよ。無双ゲームって結構人気があるからね。」

セイバー「無双ゲーム……面白そうですね。」

若士郎「爺さん、如何する?」

切嗣「そう言われても…。」

アハト爺「よいんじゃないかの。まだまだ部屋があることだし。」

 

と言ってるが、実はガルッチは密かに魔法で増築した物なのだ。勿論本物なので、大丈夫です。

 

切嗣「と言うわけだ。聖杯戦争はまだまだ先だし、しばらくはここに居座っても構わない。」

ロード「切嗣殿、申し訳ない。」

オセロット「ありがとう御座います。」

 

っと言う事は…あれだな。しばらくは同居人ってことになるな。そういえば、今のギルガメッシュは如何してるんだろ…。

 

-岸波の家- -夜ノ刻-

 

一方幻想郷にいるギルガメッシュ。

 

エミヤ「くそ、また負けた…。」

ギル「ハッハッハ、まだまだだなフェイカー。この我に格闘ゲームに勝とうなど、10年早いぞ。」

ネロ「くっ、アーチャーですら勝てないとは…。」

玉藻「唯一接戦出来たのは赤チャだけですしね。私達は圧倒されましたし…、ていうか羽目技ずるい!」

 

サーバント達がやっていたのは格闘ゲームである『fate/unlimitedcodes』をやっていて、誰がゲームに強いのか試していたのだ。ちなみに一番が、言うまでもなくギルガメッシュで二番目がエミヤ、3番目が玉藻で、一番弱いのがネロだった。

 

エミヤ「そのゲームの上手さ、貴様…一体今まで何をやってきた?」

ギル「何もかもだ!」

ネロ&玉藻「うわー…、ゲーマーだ…。」

ギル「しかしフェイカー、貴様にはいつも楽しませてくれる。もう1戦しても、構わんぞ?」

エミヤ「いいだろう、今度こそ…貴様に勝ってみせる!そして、最後のアイスを貰うとしよう。」

凛「あ、ごめんアーチャー。私が食べちゃったわ。」

ギル&エミヤ「なん……だと…?」

 

結論、今日も岸波家は平和でs─。

 

ギル&エミヤ「アイスの恨み、晴らさせて貰うぞ!!!」

凛「きゃー!!!」

士郎「……何でさ。」

桜「これは、遠坂先輩の、自業自得ですね。」

岸波「家…ぶち壊すなよ?2人とも…。」

白野「ただアイスの為に必死にやるサーヴァント達って一体…。」

 

もう一度言おう、今日も岸波家は平和です。

 

士郎&岸波「いや、全然平和じゃねえよ!!!」

 

※ちなみに、ネロはアルトリア。玉藻はメディア。エミヤは勿論自分。ギルガメッシュも自分で使っていました。

 

-アインツベルン別荘地- -夜ノ刻-

 

そしてこちらに戻る。

 

ガルッチ「ライダー、後ろががら空きだぞ。」

イスカンダル「くう、この征服王をここまで苦戦するとは…。」

旧ギル「ほうほう、此奴め。ライダーが一気に前線に行くと同時に、本陣獲られる覚悟で背後に回り奇襲する作戦とは…よく考えたな。」

オセロット「まるで、彼奴と連想してしまいそうな気がする…。」

 

彼奴とは一体と思ったが、ぐっと抑え込んだ。

 

セイバー「しかし…ライダーよ、なぜ私を使うのですか?」

イスカンダル「仕方ないだろ、余がいないのだから。よし必殺来たぞ、喰らうがよいアーチャー!『エクスカリバー』!」

ガルッチ「やべ、回避!そして、『天地乖離す開闢の星《エヌマ・エリシュ》』!!」

イスカンダル「うわー、負けた。」

ガルッチ「あっぶねえ、エクスカリバーが来たときはビビったが、どうにか勝てた…。」

 

ガルッチが使っていたのはギルガメッシュ。実のところ、無銘のアーチャーも考えていたが、自分の慢心があることに対して、皮肉にもギルガメッシュを選んだのだ。とはいえ、これでもギルガメッシュとは気が合う。種族は違えど、階級が違えど、互いに尊重できる程の信頼で、互いに実力を認め合う友だからだ。

 

イスカンダル「ぬう、お主…いろいろと凄すぎないか?」

ガルッチ「そうか?」

イスカンダル「とてもゲームには、無縁な感じに思えたんだが。」

 

お前もか、ライダー。ノームにもそう思われたんだが…、そこまでなの?これでもゲームするよ?

 

SNイリヤ「お兄ちゃん、そろそろお風呂に入って。」

ガルッチ「了解。そんじゃ僕、入るね。」

イスカンダル「はいよ。」

旧ギル「それじゃ、今度は我が相手になろう。」

 

こちらもこちらで楽しんでいたようだ。

 

-アインツベルン別荘地 浴室- -夜ノ刻-

 

ガルッチ「あ~…良い湯だ~。」

 

久々に風呂に入ったかも知れない。ん?英霊なのに風呂に入るのかって?細けえ事は良いんだよ。英霊でも風呂には入りたいんだよ。

 

ガルッチ「今まではカオスな展開が起こっていたから、凄い疲れたけど…その疲れが癒えてくる…。」

クロエ「そうよねぇ。」

幻イリヤ「お兄ちゃんって、ほとんどカオスに好かれるからね。」

 

……………………えーっと、これって反応すれば良いのかな?しかもデジャヴかな?こう言う展開って確かフランとこいしの時もあった気がする…。まあいいか、反応すれば。

 

ガルッチ「なぁ、いつから風呂場にいたの?2人とも。」

クロエ「貴方が入る前にstand byしてたわ。」

幻イリヤ「私も。」

ガルッチ「…ツッコミを入れたいところだけど、いいか。」

 

さすがに、二度あることは三度あるって事だし、今後もそうなるだろうなぁ……。そう思い、これに関するツッコミはやめることにした。

 

ガルッチ「しかし、あの魔力源…尋常じゃなかったな…。まるで、全てを巡らせようするような勢いだった…。」

クロエ「確かに、私も確かめてみたけど、あれは福井全域どころか……その回りにも、霊脈が巡られていたわ。このままだと、世界全域にわたっていくわね…。」

 

如何してまた…、やっぱりこの聖杯戦争は異常過ぎる。下手すれば、第3次世界大戦に加えて第5次聖杯戦争が起こるかもしれない…。だが、まだ半年しない限りは聖杯戦争は起こらない。しかも聖杯も現れない。そうなると、打つ手はないことになる。ならば…。

 

ガルッチ「はぁ、こりゃ…今までよりきついかも知れねえなぁ…。」

幻イリヤ「何が?」

ガルッチ「いや、何でもない。」

 

とにかく、聖杯をどうにかしないと…最悪な結末になるかもしれない……。まあ今はゆっくりするとして、一つ気掛かりが…。

 

ガルッチ「何でジャックは僕に抱き付いてるの?」

fateジャック「何となーく。」

ガルッチ「…ロリコンなのに幼女に好かれるって、前代未聞かも知れねえなぁ…。ってか、イリヤの手の甲に令呪があるけど…まさか…。」

幻イリヤ「どうやら、聖杯戦争が終わるまでの間、ジャックを使うことになってしまってね。しばらくは変えられないのよ。」

 

マジかよ、って事は…。

 

クロエ「そう言うことになるわね。」

ガルッチ「つくづく僕って、本当に幼女に好かれるな…。」

 

まあしばらくはこうするしかないようだなぁ…、というか端から見たら、親子みたいに見えるのは僕だけだろうか?

 

ガルッチ「というか……、マスターのイリヤもナズェミデルンディス?」

幻イリヤ「お兄ちゃん、オンドゥル語になってるわよ?」

ガルッチ「ほんとだ…、まあ原因は分かるんだが…。」

 

メローネの奴…よくもまあオンドゥル語を使わせやがったな畜生。まああれで死んだと思うからいいけど、もし生きてたらぶっ殺してやる。

 

SNイリヤ「なんか羨ましいから、見ていました。」

ガルッチ「羨ましかったのか…。(^_^;)」

クロエ「これ…どういうハーレム?」

幻イリヤ「幼女ハーレムかな?」

 

いや、それ以外何があるのだ。まあ、嫌じゃないがって無茶苦茶挟まれてる感が凄いんだが…。っと思っていたが、急に眠気が襲ってきた。

 

ガルッチ「このままいたいけど……そろそろ……、眠くなってきた……。」

fateジャック「私も……。」

クロエ「…お兄ちゃん、もしかして精神が子供に変わったのかな?」

ガルッチ「いや、少し…甘えたくなったのかな?今までが今までだったから………さ。」

 

だが、とりあえず切嗣に報告しておこう。後は…ゆっくりしておこう。しばらくは進展ないと思うし。

 

-アインツベルン別荘地- -夜ノ刻-

 

ガルッチ「………と言うわけです。」

クロエ「さらに、霊脈は更に肥大化しています。このままだと世界大戦も起こるのも、時間の問題です。」

切嗣「やはり、実は福井だけじゃなく…その回りの都道府県にも霊脈があった…。しかも未だに肥大化、もはや聖杯戦争をしている場合じゃない。」

ガルッチ「…もう異常を通り越して、地球存亡の危機に達してるな。ん?ちょっと待てよ…。」

 

何か嫌な予感がしてきた。このまま聖杯戦争を始めて、最悪世界にも聖杯を求めるようになったら…。クロエの言うとおり、世界大戦は避けられない。だが、それと同時に聖杯に願いをかけたらどうなるだろうか…。下手すれば、地球滅亡も起こりかけ……、まさか…。

 

ガルッチ「くそ、まずい事になった。」

切嗣「如何したんだ?」

クロエ「お兄ちゃん?」

ガルッチ「どうやら、無の神か、無の神の信者か、それか星の勇者を阻む者の誰かが、この世界に滞在してるって事になる!」

切嗣「?」

クロエ「そうなのお兄ちゃん!?」

 

どうやら切嗣だけは、分からなかったらしい。とりあえず説明しておこう。

 

-ある意味青年説明中-

 

切嗣「なるほど。もしそうなら、君が転生者で、クロエとイリヤちゃんが異世界から来たって事が、頷けるな。」

ガルッチ「だが、聖杯は未だに現れていない。そうなると僕達は手も足も出ない…。」

切嗣「確かにな、ならば苦肉の策だが…聖杯戦争が始まるまで待つしかないな。」

 

確かに、それしか方法がなかった。ならばそうするしかない。

 

切嗣「んじゃ、今は聖杯戦争の事は忘れて、アーチャーよ…イリヤちゃんとはどういう関係かな?」

ガルッチ「ふぇ!?急に何を!?」

切嗣「だって、僕の娘に、あんな事やこんな事の挙げ句の果てにあんな事をしたんだろ!?答えてくれ!」

ガルッチ「おいおいおいおいおい!?ナニイテンダ!?いや否定は出来んが少し……。」

切嗣「ウゾダドンドコドーン!_| ̄|○」

クロエ「またカオスね。」

ガルッチ「……。」

切嗣「あぁぁぁ、ついにイリヤちゃんはそんなことをやっていたのか…。これではアイリに顔向け出来ない…。」

ガルッチ「…親バカなのかな?」

クロエ「おそらく…。」

 

ここまで焦る切嗣さん…、相当イリヤの事を思っているんだなぁ。っと思ったら。自分で殴った。……………………what?

 

切嗣?「全く、この甘ったれの僕。自分の子を見守る事が親の役目じゃないのか!」

ガルッチ「あ、アサシンの切嗣。」

 

一体誰だと思ったら、どうやらアサシンのエミヤキリツグだったようだ。

 

キリツグ「久しぶりだね、ガルッチとクロエ。そういえばイリヤちゃんは?」

ガルッチ「おそらく、部屋で待ってると思う。」

キリツグ「そうか、それでまだ結婚は?」

ガルッチ「……まだです。」

キリツグ「そうか、いつかフランちゃんとこいしちゃんも一緒に結婚できるといいな。」

ガルッチ「は…はい。」

 

なにこの雲泥の差。

 

切嗣「おい、お前何勝手に出て来てる!?」

キリツグ「お前のような甘ちゃんが出て来て良い場所じゃないんだ。」

 

そして何故かいがみ合い…、自分同士の喧嘩を見るのって愉悦…じゃなかった、醜いものだ…。止めたいところだが、もう限界だし…イリヤの所に行くか。

 

ガルッチ「んじゃ、切嗣。もう眠くなったから先に寝るね。」

クロエ「お休み、パパ。」

切嗣「お休み。」

キリツグ「お休み、2人とも。」

 

2人が部屋から出た後、また自分同士の喧嘩を始めた。やれやれだぜ。

 

-to be continue⇨-

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