Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-アインツベルン別荘地- -朝ノ刻-
セイバー「ところでアーチャー。」
旧ギル&ガル「ん?」
セイバー「いや、子供の方の。」
ガルッチ「僕の方か。何だ?」
セイバー「一つ気掛かりがあるのですが…、何故アサシンに抱き付かれてるのですか?」
ガルッチ「それ聞くな…。僕も疑問に思ってるもんだから…。」
現在ガルッチが作った朝食を食べていたみんなも疑問に思っていた。実際ガルッチも、如何してこうなったのか、自分でも分からなかった。ただ一つ思い当たる節があるならば、おそらく添い寝のときに、ジャックに抱き締めながら頭を撫でたからだと思った。
ガルッチ「やっぱり僕って…、幼女に好かれる体質でもなってるのかな…?男の娘の次にこれって…、どういうこっちゃな。」
SNイリヤ「お兄ちゃん…、ドンマイ。」
クロエ「まあまあ、それぐらい好きなんでしょ?小さな女の子が。」
幻イリヤ「何故か頼りになるお兄ちゃん、みたいなかんじだし。」
ガルッチ「僕…、弟の方なんだが…。」
クロエ「でも、今の私は、イリヤとお兄ちゃんの妹だから、お兄ちゃんでいいんじゃないの?」
ガルッチ「スッパリ言われると、それでもいいかって思うのは不思議だな。」
旧ギル「ところで、フェイカーよ。ソースを取ってくれ。」
ガルッチ「ほい、ソース。」
セイバー「旧アーチャー、そこは醤油じゃないのですか。」
イスカンダル「まぁまぁ、余は塩で十分だ。」
若士郎「あー…これはもしかして。」
オセロット「如何したんだ?」
セイバー「ライダーも旧アーチャーも分かってない!目玉焼きには醤油を掛けるべきだ。」
旧ギル「やれやれ、目玉焼きにはソースが至高だ。他は邪道だ。」
イスカンダル「そうは言うが、余はさっぱりとしてる塩の方が良いぞ?」
何故か懐かしいなぁと思いながら、塩をかけて食べるガルッチと、今でも離れないまま、ケチャップをかけて食べるジャックがいた。
切嗣「士郎は如何なんだ?」
若士郎「俺は醤油かな?だけど、別に良いじゃないか?」
セイバー「よくありません!切嗣、貴方は?」
切嗣「僕は砂糖だけど。」
瞬間、みんなが凍った。そして…。
ガルッチ「おいおい、切嗣さん。けち着ける気はないが、さすがに砂糖はないだろ!?」
fateジャック「私達でも、さすがに有り得ないわ。」
若士郎「何でさ!?爺さん、さすがにそれはないだろ!」
旧ギル「切嗣よ、それは目玉焼きに対する冒涜だ!」
セイバー「これは旧アーチャーに同意です。砂糖をかけるとはどういう了見ですか!?」
幻イリヤ「キリツグ…、それはないよ。」
クロエ「甘いものならともかく、目玉焼きに砂糖はないでしょ?」
SNイリヤ「クロに同意だわ。」
ロード「日本人であるにも関わらず、砂糖とは言語道断だ!」
イスカンダル「キリツグよ、まずはその発想を捨てるべきではないか?」
オセロット「砂糖を使うとは…、目玉焼きのレボリューションじゃないか!?」
アハト爺「お主なぁ…。」
切嗣「あれ?何でみんなそこまで言うの?」
言うに決まってるだろという凄い眼で、切嗣を見た。
切嗣「何でさ…。」
ちなみに、醤油派はセイバーと士郎とロードとアハト爺。ソース派は旧ギルガメッシュとオセロット。塩派はイスカンダルとSNイリヤとクロエとガルッチ(3人は別にどうだって良いと思っている)。ケチャップ派またはマヨネーズ派はジャックと幻イリヤ。そして、砂糖派が切嗣だけだった。
一言言わせて貰うと…。
Wイリガルクロジャック「正直、どうでも良い争いだね。」
それしか言葉が見つからない。そう思ってた次の瞬間…。
『ドーン!!』
また謎の轟音と大声が聞こえた。
『士郎ォォォ!!!大河ちゃんが迎えに来たよー!!』
若士郎「藤ねぇ!?」
切嗣「さすが大河ちゃん、マジ暴君。」
ガルッチはため息をつきながら御飯を食べ終え、さっさと玄関のところに行った。
-アインツベルン別荘地 玄関ホール- -朝ノ刻-
大河「お前かー!!私の士郎を奪ったのは!」
ガルッチ「なんか勘違いしているだろうが、一応言っておく。ドアを壊して入ってくるんじゃねえ!!」
『ダイカイガン!アーチャー、オメガドライブ!』
ガルッチ「ライダーキックー!!!」
大河「ゴハァ!!」
─大河は5000のダメージを食らった。
ガイア『アーチャーなのに、ライダーキックとはこれいかに…。』
ガルッチ「あ、ガイア。久しぶりだな。」
ガイア『久しぶりと言いたいが、何があった。女性を蹴りに行くとは…。』
ガルッチ「あれ。」
ガルッチが指さすところをガイアが見ると、無茶苦茶に壊されたドアがあった。
ガイア『納得した。』
若士郎「何の騒ぎ……って藤ねぇ!改めて聞くけどどうやってここに!?」
大河「士郎……会えて……よかっ………た。ガクッ」
やべ、ライダーキックはやり過ぎたか…。
若士郎「そこまでにしておけよ藤ねぇ。アーチャーが困ってるぞ。」
大河「あ、やっぱ分かる?」
ガルッチ「こいつ…、紫より厄介かも知れねえ。」
紫「呼ん…ゴハァ!」
ガルッチ「お呼びじゃねえんだよ!」
溝打ちを食らった紫は、そのまま地面にへばりついた。
大河「誰?そのおばさん。」
紫「誰がおばさんだっ……ゴフッ!?」
ガルッチ「うっさい。しかしよくもまあ堂々と僕の目の前に、現れたなぁ。」
紫「あ…もしかして、怒ってます?」
ガルッチ「ぶっ殺したいぐらいにねぇ?」
そしてそのまま未だにコントロールし切れてないスタンドを出した。
ガルッチ「殺れ。」
『オラァ!』
ガルッチのスタンドは、紫の首根っこを掴み、弄り始めた。そのまま片手を拳に変え、顔面に殴り込んだ。
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!』
ガルッチ「裁くのは、我がスタンドだ!!!」
─今回のゆかりん ガルッチの逆鱗に触れた為か、理不尽なたこ殴りにされ死亡。
大河「うわー、女性を容赦なくぶち殺すって、マジワイルドじゃないか。紳士がやることじゃねえ。」
若士郎「んで、藤ねぇは何の用で来たの?」
大河「あ、忘れるところだった。士郎を連れ戻しに来たんだ。」
そんじゃあねぇって言った後、すぐ消えていった。
ガルッチ「速え…、ランサー並みに速え。」
っていうか直してるこっちの身になれよ!壊す人!
『っと言うわけで、一度冬木市で調査もとい観光してきます。あとWイリヤとクロエとジャックも連れてです。それでは…。
ガルッチ。』
切嗣「そんな…。_| ̄|○」
アハト爺「キリツグよ、いい加減子離れしたらどうじゃ?」
切嗣「しかし…。」
アハト爺「たかがデートじゃぞ?」
オセロット「マスターと妹とアサシンとアサシンのマスターの4人デートって、聞いたことないが…。」
セイバー「そういえば、シロウは大河に連れてかれたのですか?」
イスカンダル「そのようじゃな。」
さすが幼女マスターと言おうとしたライダーだが、また金的されそうだったので、ぐっと抑えた。
旧ギル「では、2人とも。今度はこのゲームで遊んでみるか?」
-冬木市- -昼ノ刻-
その頃、ガルッチ達は…。
ガルッチ「なるほど、ここが冬木市か。」
fateジャック「福井と違って、賑やかなのね。」
どうやって来たかって?飛んで来た。証明終了。
ガルッチ「ん?何だ?この店。」
ガルッチが見ていた場所は紅洲宴歳館という店だった。見た目から察するに、中華料理屋の場所だろうと思った。とはいえ、気になったのと、腹が減っていたため、4人と一緒に入っていった。
-紅洲宴歳館- -昼ノ刻-
店員「いらっしゃいアル。何名様アル?」
ガルッチ「5名です。」
店員「あー、空いてる席ないけど、相席でも構わないアルか?」
ガルッチ「どうする?」
幻イリヤ「相席でもいいよ。」
クロエ「私も。」
fateジャック「お母さんが言うなら。」
SNイリヤ「いいよ。」
店員「それじゃ、あちらです。」
店員が指さすところに行くと、神父らしき服を来た人が、麻婆豆腐を食べていた。
店員「言峰さん、そこ座らせて良いアルか?」
言峰「ああ、構わないよ。」
そう言うと、5人は自分の席に座った。
ガルッチ「…貴方が、言峰綺礼ですね?」
言峰「そう言う君が、ラーク・バスター・ガルッチか。転生したというのは、本当のようだな。」
SNイリヤ「知ってるの?」
言ガル「いや、初対面だ。」
初対面なんだと冷や汗書いた3人だった。
言峰「ところで、今はアーチャーかね?」
ガルッチ「はい。」
言峰「ならば聞くが、麻婆豆腐食べるか?」
ガルッチ「急ですね…。」
言峰「店員、麻婆豆腐を一つ追加で。」
店員「了解アル。」
ガルッチ「そして、強制注文かい!?って店員、ストップ。」
店員「何アルか?」
クロエ「炒飯4つと餃子4人前で。」
店員「分かったアル。」
あっぶねえ、クロエの注文を聞かずに行くのかと思った。
ガルッチ「ところで、その麻婆豆腐…辛いですか?」
言峰「研究を重ねてやったから、常人には無理だな。」
それみんなに言うか?って、それが言峰か。さすが愉悦部の副部長、歪みねえ。
店員「どうぞ、紅洲宴歳館・泰山特製の激辛麻婆豆腐アル。」
そこには、地獄の業火の如くの赤さがあった。まさしく辛そうではあった。それを見た3人は止めようとした。
言峰「さあ、食すがよい。一口でも良いぞ?」
ガルッチ「一つ確認するが言峰さん。」
言峰「何だ?」
ガルッチ「一口でも良いが、別に、完食しても構わないだろう?」
SNイリヤ「フラグじゃないの?それ。」
さっきの声を無視して、レンゲを持ち、真っ赤に染まった麻婆豆腐に触れた。
ガルッチ「自然の恵みに感謝して、いただきます。」
『パクッ。』
一口食べてみた。言峰は思った。そこで苦しむ姿を現すのではないかと、期待したからだ。だがしかし…、その予想が裏切られた。
ガルッチ「…拍子抜けか。パックに入ってたやつより辛いが、辛くなかったな。」
言峰「なん………だと?」
ガルッチ「僕を満足する辛さを用意するなら、これの100倍持ってきてくれ。超煉獄ラーメン並みの辛さでな。」
ハッハッハと笑うガルッチ。いや、100倍はないでしょ絶対って顔をしていたクロエだった。
言峰「これの100倍って、それは無理だ…。」
店員「これは驚いたアルね、この辛さで耐え切れた人は言峰さんだけアルが…。あ、炒飯4つと餃子4人前アルよ。」
数分後…。
言峰「さて、食事も終わった事だが、聖杯戦争で言いたいことがあるのだろ?」
ガルッチ「ああ、今回の聖杯戦争…何かおかしくてな。調査もしてみたところ、霊脈がどんどん広がっているらしいんだ。」
言峰「ふむ、確かに色々と異例だな。」
ガルッチ「やっぱり、無の神の奴らの仕業なのか?」
言峰「おそらくは…、しかも聖杯の中身に気をつけろって言われてな。」
やはり、ここにいたと言う事か…。って聖杯の中身?
言峰「どうやらその聖杯の中身だが、『アンリマユ』と呼ばれる存在がいてな。どちらも、無の神の一部であるのは確かだが…。」
ガルッチ「何!?それって本当か!?」
幻イリヤ「お兄ちゃん、みんなが見てるよ。」
ガルッチ「す…すまん。」
まさか、聖杯の中に無の神の一部が潜んでいたとは…。
言峰「今は増幅しているだけで、まだなにもしてこないが…。始まると同時に行動しないと、大変な事になるな。」
ガルッチ「最悪、地球存亡になりかねん…。」
言峰「そう言うことだな。しかし、今は泳がせたほうが良かろう。」
ガルッチ「何故?」
言峰「今行動しても、意味がないしな。しばらくは、遊んでいたりと好きにした方がよいだろう。」
ガルッチ「……一理あるな。ならば、そうするしかないな。こっちは観光しに来てるし。」
そう言い、ご馳走様と言った5人は、会計のところに行ったが、お金はいいアルよと言われ、そのまま出た。
-冬木市- -昼ノ刻-
ガルッチ「うーん…。」
SNイリヤ「如何したのお兄ちゃん?」
ガルッチ「さっきから、誰かにつけられてる感があってね。一応右眼球をピンク色にしてみて、探してるが…。」
クロエ「(こいしちゃんかな?待っててあげてるのは確かだけど…。)…。」
どうも視線が気になって気になって仕方が無い。一体誰が僕らを見ているのか…、もしアサシンならば、結構厄介かもしれない。
幻イリヤ「もしかして、この視線って…あの子かな?」
ガルッチ「誰?」
幻イリヤ「フランお姉ちゃん。」
………what?今なんて言った?フランが来ているのか?
幻イリヤ「そうでしょ?」
???「あちゃー、バレちゃった。イリヤちゃんにはかなわないなぁ。」
どこからともなく声が聞こえた。一体何処だとキョロキョロしたが、どこにもいなかった。まさかと思い、上を見上げると…。
フラン?「お兄ちゃーーーーん!!」
ガルッチ「え?フラン!?ってちょっと待…ギャー!?」
空からフランが墜ちてきました。
フラン?「やっと会えたね、お兄ちゃん。」
ガルッチ「ちょちょちょ!?幻想郷で待ってたんじゃ!?」
フラン?「ふーん、姿も魔力も違うけど、匂いはお兄ちゃんだ。」
ガルッチ「あの…フラン?」
フラン?「何?」
ガルッチ「ちょっと、恥ずかしいから…別のところで話そう?みんな見てるし…。」
っと言うわけで、ガルッチ達はとある森に行った。
ガルッチ「えーっと、つまり君は、僕の知ってるフランとは違う存在のフランってこと?」
クロエ「最初はこんがらがったけどね。訳が分かんなかったし…。」
フラン?「そう言うことよ、お兄ちゃん。」
しかし、思う節があるが…。
ガルッチ「少し聞きたいが、姿も魔力も違うってどういう事?」
そう聞くと、笑顔から真面目な話をするような顔をした。
フラン?「そっか、本当に憶えてないのね。いいわ、ミストラルちゃん。」
ミスト『いよいよって事ね。フランちゃん。』
ガルッチ「え?このリアクターが喋るの知ってるの?」
別フラン「うん、だってこう言う事したの…私だし。」
ガルッチ「マジかよ。」
ミスト『それで貴方のことだけど、その前に、ポケットの中にある紙を広げてみて。』
ポケット?そういえば、何だか違和感があるなぁと思ったが、紙だったのか。ガルッチは指示に従い、紙を広げてみた。そこにはこう書かれていた。
『我が名を失われた者よ、僕は『失われた終わりの者《ロストエンド》』、陰陽師なり。おそらく君は、自分の名と自分の記憶を失っているだろう。もし名を聞かれたら、僕の名を使うがよい。もともと、君の名でもあるから…。』
ガルッチ「どういう事だ?君の名でもあるからって…。」
別フラン「つまり、貴方の本当の名前が、ロストエンドって事なのよ。」
ガルッチ「え?」
ミスト『分かりやすく言うと、兄やは一度転生したことがあるの。』
ガルッチ「えっと…、つまりどういう事だ?」
別フラン「簡単に言うと、これが始めての転生じゃないって事。ガルッチって名前になってから、貴方は転生者って事よ。」
………what?
SNイリヤ「ちょっと待って、お兄ちゃんも私も着いてきてないんだけど…。」
fateジャック「私達も…。」
別フラン「確かに、今のお兄ちゃんは難しいわね…。でも、何かが覚えてるでしょ?」
ガルッチ「そういえば…。」
ミストラルって名前を聞いたとき、急に頭痛がなったり、心符『本当の自分』を見たとき、謎のビジョンが見えたとかがあったが…まさか。
ミスト『それが本当の記憶よ。おそらく、無意識に記憶の片鱗を思い出させているのよ。』
ガルッチ「なるほど、魂だけは覚えているって事か…。」
そう言うと、少し木の根っこのとこに座った。ここまで整理をしてみると、どうやら僕はロストエンドって言う名前で、妹のミストラルがいて、陰陽師をやっていたらしい。そして、あるきっかけで旅に出て、そこからジャックと出会って、何らかの理由で転生することになった。うん、我ながら謎だ。頭が痛くなりそうだし、後で頭痛薬飲むとしよう。
ガルッチ「とは言え、フラン達がそう言うって事は、事実って事になるな。覚えがないが…。」
別フラン「ううん、混乱させてしまってごめんね。」
ガルッチ「謝らなくていいよ、覚えてなかった僕も、悪いから。」
実際、この2人が言わなかったら、あの謎の体験の正体が分からないままになっていたしな。実感が湧かんが…、仕方ないか。
ガルッチ「だが、どうやって記憶を呼び起こせば……。」
別フラン「その方法は、私も分からないわ。」
ミスト『私も。』
ガルッチ「うーん…、また保留か…。」
とはいえ、方法がない以上は下手な行動はしない方がいいな。そう思い、ステータスウォッチャーΩのメモ帳に記録した。最重要の記録として。
ガルッチ「さてと、そんじゃこの話はこれで終わりで良いかな?」
SNイリヤ「うー…最後の最後まで、何が何だか分かんなくなったわ…。」
別フラン「ごめんね、イリヤちゃん。ちゅ。」
SNイリヤ「!?」
ガルッチ「ポカーン(゜Д゜)」
クロエ「まさかの…、キスをするなんてね…。」
幻イリヤ「レズ…なのかな?」
fateジャック「…。」
幻イリヤ「ジャックちゃん、さすがに見ない方が…。」
…それには同感だ。ジャックちゃんには、早すぎる。いや、最近幼女のレズビアンとかもあるらしいけど…、今回その例だな…。でも何故だろ…、見るだけで滅茶苦茶…って何考えてるんだ!?別に、百合に興味を持ってるとか、そう言うんじゃねえぞ?っていうか、本当に誰に言ってるんだ。
-アインツベルン別荘地- -黄昏ノ刻-
なんやかんやあって、結局は別世界からきたフランと連れて、アインツベルン別荘地に帰ってきた5人。
若士郎「お…お帰り………ってアーチャー達!?その子は?」
ガルッチ「頼むから、説明は後にしてくれ。ちょっと頭が痛い。」
というか、どうやって帰ってきたんだ?と思ったガルッチだったが、謎の声が聞こえた。
『あー!ちょっとイスカンダルさん!?それはないでしょ!?』
『ハッハッハ、これで余の一本勝ちだ!』
……大河がいるってことは、まさか。
若士郎「君の察しの通り、藤ねえもしばらくはすむことになった。あと、どういう訳か桜や仮面をつけた女性も、しばらくすむことになったけど…。あ、そうそう、なんか変わった人とオッサンらしき人もここに住むことになったよ。」
ガルッチ「ここ…アパートじゃねえんだが…。」
さすがのガルッチも、相当疲れているらしく、今にもそこで眠ってしまうのではないかとうつらうつらとしていた。実のところ、ジャックも同様だった。
???「ほう、お主がアーチャーか。少々眠たそうではあるが、この老いぼれと話が出来れば、光栄だが…。」
ガルッチ「…貴方は?」
???「私はバーサーカーと申す。真名はないにしろ、昔はキング・ブラットレイと名乗っていたのでね。そちらの真名は?」
ガルッチ「…ガルッチ。ラーク・バスター・ガルッチだ。」
???「ガルッチ君か、お主は確か…星の勇者であったな。」
ガルッチ「そう……ですが…。」
そう言うと、ブラッドレイの眼帯を外すと、そこにはあり得ない場所に、刺青が貼られていた。ガルッチは知っていた、その刺青にあるその生き物を…。
ガルッチ「ウロボロス…。その右には、アンフィスバエナ?」
レイ「つまり、私も星の勇者なのだ。これは私がホムンクルスである証拠だがな。」
ガルッチ「まさか…、こう言う偶然も…、あるとは…な。」
そしてそのまま、眠ってしまった。かと思えば…。
ガルッチ「危ねえ危ねえ、危うく玄関で寝るとこだった。」
レイ「お主、もしや寝ぼけていたのか?」
ガルッチ「すまん、あまりの疲れ果てさで相当でね。ってそういえばジャックの声を聞かないなぁ…。」
幻イリヤ「ジャックちゃんなら、ここに寝てるけど…。」
ガルッチ「いや、そっちじゃなく…。」
???「ガルッチーーーー!!!!俺は帰ってきたー!!」
また轟音と共に、ドアをぶち壊したところに、竜人の姿をした男がいた。
ガルッチ「え?この声って…まさかジャック?」
ジャック「そうさ、いやーラースがここに来れば、ガルッチ君に会えるって言うから少し待っていたが、本当だったんだな!」
ガルッチ「え?ちょっと待て、士郎、変わった人ってもしかして…。」
若士郎「そう言うこと。」
そして、ジャックの翼のとこを見てみると、令呪らしき物があった。ウロボロスに竜の翼、そして剣の令呪。もしかして…。
ジャック「ご察しの通り、俺はあいつのマスターなんだ。」
ガルッチ「おいおい、って事はあれか?お前も転生したってことか?」
ジャック「そう言うこったな。とはいえ、それでもお前の人格とは変わりねえけど。」
ガルッチ「そうか…。って事は君も聖杯戦争に?」
レイ「そう言うことだ、じゃなければ私はいない。」
それも通りだった。
ジャック「さてと、とりあえずこれで役者は揃ったな。」
ガルッチ「役者?」
若士郎「ああ、アハト爺さんが呼んでいるんだ。アーチャー達も戻ってきたし、とりあえず来て。」
そう言い、ガルッチ達は士郎に着いていった。だが、ガルッチ達は知らなかった。これからの運命が、全く異なるものだとは、誰も思わなかっただろう。
-to be continue⇨-