Star Dust Space chapter1 作:深緑 風龍
-アインツベルン別荘地 会議室- -黄昏ノ刻-
ガルッチ達が入ると、そこには驚くべき事があった。なんと岸波達がいたのだった。
岸波「お帰り、ガルッチ。」
白野「帰りが遅かったわね。」
ガルッチ「岸波!?白野まで!?って事は…。」
ネロ「そうだ、余も来ているぞ。」
エミヤ「久しぶりだな、ガルッチ。」
ギル「我が雑種よ、まさかサーヴァントとして蘇ってくるとは思わなかったぞ?」
玉藻「どうでした?一夫多妻去勢拳の威力?」
やはり、この4人がいた。それだけでなく…。
士郎「ふう、BBが言う転移魔法をやってみると、きついもんだな。」
凛「そうはいっても、こうしないとガルッチにも会えないでしょ?」
桜「ですが、どうにか着いたのは事実です。」
リリス「おかげで、足が元通りになったけどね。」
リップ「うー…またしばらくは、何も持てませんね…。」
エリザベート「全く、会場に移動かと思ったら、子ブタのサポートってどういう事?」
ガルッチ「おい、子ブタと言った奴、後でお仕置きな?」
エリザベート「やめてください、お願いします何でもします。」
BB「まあ、着いたのはいいですが、大変なことになってますね。」
やはり、今の衛宮士郎も来ていたのか。しかし、何でまた…。
士郎「話はラヴォスって奴に聞いた。どうやら、イリヤの死を阻止するために転生したそうだな。」
ガルッチ「ああ、だが本来のストーリーが全く違う。霊脈が肥大化してるし、何故か福井でやることになってるし…。言峰が言うには聖杯と関係あるっぽいし、僕の予測だが、無の神共と関係がありそうなんだ。とにかく、士郎はサーヴァント達とマスター達を呼んできてくれ。」
士郎「もう呼んだけど…。」
早すぎるだろ、いやまあ丁度良いけどさ。って言峰も!?
言峰「驚いてるようだな、何せ私も言わねばならん事があってな。」
切嗣「正直、入れさせたくなかったが、やむを得ない状況だし。」
アハト爺「まぁまぁ、お主ら喧嘩せんと、今は話し合いじゃ。」
言切「…わかった。」
そうして、サーヴァント達とマスター達、そしてわざわざ幻想郷から来た岸波達は座り、今回の聖杯戦争について語った。
ガルッチ「まず、今置かれてる現状だが、霊脈の肥大化とその拡張、多くのマスター達とサーヴァント達、そして聖杯…まず言峰、教会と魔術協会とはどうなった?」
言峰「それが……厄介なことに、今まで隠し切れた事が全てバレてしまい、しかも聖杯の存在を知らされてしまった。その結果、魔術協会と聖堂教会は強制解体。そして聖杯は我が物と名乗る者が大勢現れ、遂に戦争が起こった。」
全くの予想外だった。魔術協会や聖堂教会が解体されたのは驚いた。
言峰「ここが最悪な報告だ…、第1次世界聖杯大戦争は明日開かれることとなった。」
ガルッチ「本当に最悪な事態が起きたな…。」
切嗣「って事は…、今度は世界の魔術師、またはその軍人達が相手になるのか?」
言峰「そう言うことだ…。しかも、また最悪な事に、アメリカは我々が住んでいる日本に核を落とすらしい。」
全員「!?」
核だと!?遂に狂ったか彼奴ら!?何故そこまでして?
言峰「おそらく、様々な技術は日本が勝っているからだ。今潰せば、アメリカの完全勝利となる。」
イスカンダル「ふむ…、相当彼方の国に目の敵をされているようだな…。」
言峰「それぐらい、日本が強いということだ。実際、此方には凄腕もいるしな。」
ロード「ちょっと待て、てことは私も敵になるのか?」
言峰「日本にいる者全員だな。しかも、朝鮮民主主義人民共和国と韓国、更には中国も、日本を攻めようとしてる。」
ガルッチ「おいおいおいおいおいおいおいおい!!相当攻め込まれるじゃあねえか!」
ギル「やれやれ、何処の国も、こんな良い国を狙うとは…呆れた物だな。」
言峰「その事を聞いたドイツの方は早速、日本に同盟関係を結ぼうとしてる。イタリア、ロシア、インド、オーストラリア等の国が同盟関係を結ぼうとしてる。」
ネロ「おお、ローマの者は分かっておる!」
玉藻「ていうか、もはや大惨事じゃないですか?大戦争ってレベルじゃねえです。」
ガルッチ「くそ、聖杯の奴…こっちが何も出来ないといい気になりやがって…。」
だけど、その代わり聖杯が現れると言う事実。かえって急いで破壊すればいいことになる…。だが…。
言峰「そして、アメリカの要求では、聖杯を此方に渡せ。破壊した場合、即座に核を撃つ。ということだ。」
ガルッチ「うわー…、これ明らかに脅しだな…。というかどこからその情報が?」
???「俺だ。」
声がする方に見ると、何故か段ボールがあった。…って何故段ボール?そう思ったものは、オセロット以外の全員だった。
オセロット「スネーク、頼むから段ボールの中で話さないでくれるか?」
スネーク「そうは言うが、ここは本当に落ち着くんだ。」
オセロット「それはお前だけだ。とにかく、その段ボールから出て来い。」
そう言われると、段ボールの中からバンダナを着け眼帯を着けた男が現れた。
スネーク「待たせたな、アハト爺のサーヴァントの『ソルジャー』だ。」
ガルッチ「まさかのスネーク…、しかもビックボスだし。ってか、ソルジャーが言峰に情報提供してたのか。」
スネーク「そう言うことだ。」
スネークがいるって事は、結構情報戦になるかもしれないな…。
言峰「話を続けるぞ、日本の政府は聖杯に関することは知らないといったが、逆に怒らせてしまい、もう核を落とすといったそうだ。以上だ。」
もうとことん巫山戯てるよ…。となれば…。
エミヤ「もはや話し合いの余地なしって事か。ならば、我らがやるしかないな。」
玉藻「ご主人様を消そうとする奴ら…、マジ許さねえ。こうなったら呪い殺してやる。」
ガルッチ「もうこれ、戦争だね。」
幻イリヤ「聖杯戦争だからね…。」
イスカンダル「気に食わんなぁ…。ならば、我々が先陣切って、アメリカを攻め落とすか?」
おいおいおいおいおいおいおいおい、ライダーの奴なんか物騒なこと言わんかったか?
メデューサ「ゼロライダーさん、さすがにどうかと思いますが…そちらのアーチャーは如何なんですか?」
ガルッチ「こればかりは、どちらも救えない。僕なら、核ごと弾き返して、アメリカを滅ぼす。」
イスカンダル「お主の方がよっぽど恐ろしいわい。」
別フラン「それをやってのけちゃうのね…、今のお兄ちゃんって…。」
クロエ「だって、お兄ちゃんだもん。」
答えになってねえんだが…と思っていた次の瞬間だった。突然ドアが破れ、銃を持った男達が現れた。
軍人「FBIだ、お前達の計画を聞かせて貰った。抵抗するなら、射殺する。」
ガルッチ「だったら、早めに撃つことだな。お前達がそれを言った瞬間、お前達は死んでいる。」
軍人「そんな虚仮威し、効くとでも……。」
だが、これが虚仮威しではなかった。何故なら、切嗣の時間魔術で後ろにいたFBIをやっていたからだ。
ガルッチ「大統領にでも伝えておけ。『我らは第1次世界聖杯大戦争の日本代表チームだ。我らを敵に回した事を、後悔させてやる。』とな。あと聖杯はここ、福井だ。欲しければそちらの代表チームを呼んでくるんだな。」
軍人「あるのか!?」
ガルッチ「ああ、だが場所は教えん。そこは自分で考える事だ。」
軍人「……いいだろう。」
そう言い、死体をまたがり、さっさと出て行った。
ガルッチ「こうなりゃ、今すぐ作戦を立てよう。まずは……。」
一方で昔の方の凛は…。
若凛「ねぇアーチャー、なんだか外が騒がしいね。」
昔エミヤ「ああ、どうやら私達は、とんでもない聖杯戦争に参加してしまったようだな。」
若凛「どういう事?」
昔エミヤ「これを見てくれ。」
『号外! 第1次世界聖杯大戦争、勃発!』という新聞を見た凛は驚愕した。
若凛「どういう事!?他の人達には知らないはずなのに!?」
昔エミヤ「私もさっぱり。如何する凛?もしかしたら、世界を相手になるかも知れないが…。」
若凛「何をぉ、私だって負けないわ!世界が敵ならすかさず倒すわ!」
昔エミヤ「やれやれ、まぁ無理するなよ?」
どうやら凛は、世界を敵にまわそうとしていたようだ。
そして、ガルッチの方に戻る。
ガルッチ「って事でいいな。相手はどういう行動するかは分からんが、魔術関連なら僕達が上だ。必ず勝とう。」
全員「おー!」
チーム『フェイトアインツベルン』の誕生の瞬間だった。そして…当日となった。
-関ヶ原町- -朝ノ刻-
ガルッチ達は早速行動に出た。まずはとある学校で感知した霊脈の中心を、関ヶ原町のところに移し、聖杯はその中心に置いた。そして、核を撃つと言ったアメリカの政府達は取りやめし、代わりにおぞましい軍隊を用意し日本にやってきた。それだけでなく、韓国、北朝鮮、中国等の者共が、アメリカ側についた。日本側の方はフェイトアインツベルンチームに加え、ドイツ軍のシュトロハイム、イタリアにいたエリザベス・ジョースターとジョセフ・ジョースター、オーストラリア軍、インドが厳選して出てきた『セイヴァー』のブッダとインドラ、『バーサーカー』のカーリーとシヴァが来てくれた。ロシアの方は、何故かメタルギアレックスとメタルギアジークを用意してきた。おい、どんだけやばいの用意してきたんだよ…。とはいえ、もはやこれは大戦争の前兆…。こうなったら勝つのみ、イリヤの死を阻止する為に、誰にも邪魔はさせない。
ルドル「よぉぉし、全体止まれ!」
ガルッチ「うわー…、自分で言うのもなんだが、多いなぁこれ…。」
SNイリヤ「ロシアの方がよかったかも…、あっちの方は結構広いし。」
オセロット「仕方が無いさ、勝手に移動は出来んし…。」
レイ「しかし、圧倒的じゃないか。彼方といい、此方といい、よく日本も入れてくれたな。」
切嗣「世界の存亡を賭けてるんだ。アンリマユに好きにはさせない。」
アメリカ側からしたら、聖杯が日本にあることが気にくわなかったようで、それを叶えられば、世界を支配出来るのも同然だった。もし日本がその願いを叶えてしまえば、永遠に支配されると恐れられた。ならば早いうちに消さなければと考えていたが、結果はこの通り。日本の関ヶ原町のところで戦うことになり、核を撃てば聖杯は強制的に破壊すると脅迫してきた。(ちなみにこれは、Wギルガメッシュがやりました。えげつねえ…。)
アハト爺「じゃが、これでは民の者に迷惑になる。」
ガルッチ「そうなれば…、ちょっと待ってて。」
そう言うと、ガルッチはシュトロハイムの所に向かった。
ガルッチ「あの、ちょっといいですか?」
ルドル「なんだ?」
ガルッチ「ちょっと耳を…。」
ルドル「?」
そう言い、シュトロハイムは従った。
ガルッチ(自分で言うのもなんですが、さすがに民の者に迷惑になりかねないので、固有結界という物を使って戦わせて貰いますが…いいですか?)
ルドル「…良かろう。お前達の力を見せて貰おう。」
ガルッチ「ありがとうございます。それでは…。」
よかった、話の分かる人でよかったよ…。そう思い、早速アハト爺のところかと思ったが、さすがに宝具を発動させるのはいかがなものかと言われるため、代理の固有結界を発動しようと思った。
ガルッチ「さてと、始めますか。
『我が深淵の世界に誘おう。夢心地と快楽、夜に浮かぶ月と星の煌めきに、草木も眠る静けさに、お前達も来るがいい。『夜の世界《ナイト・オブ・ザ・ワールド》』。』」
途端にアメリカ側と日本側の者達は、関ヶ原町から消えた。
※ガルッチのもう一つの固有結界 『夜の世界《ナイト・オブ・ザ・ワールド》』
巻きこめる人数は無限であるが、今回は民を巻き込ませないため特別に戦う者だけ巻き込む事にした。
効果 無しだが場合によっては夜ノ魔物かクトゥルフを呼び出すことが出来る。言わば召喚用固有結界となる。
ガルッチ「さぁ、日本とイリヤを傷つけようとしたその罪、万死に値するぞ!不敬共!聖杯と共に消え去るがいい!!」
ギル「我の真似かな?」
ガルッチ「…うん。真似しちゃ駄目だったか?」
ギル「ハッハッハ、それぐらいの肝を座っているなら面白くないからな。だが無理をするなよ?我が雑種と言えども、これは厳しいのでは?」
どうやら心配しているようだが…僕から言わせて貰えば…。
ガルッチ「杞憂だ、ギルガメッシュ。今の僕は憎悪と抱いてる。奴らを絶望の淵に沈ませるというのはいいものだしなぁ…。」
ギル「たわけ、少し落ち着くがいい。怒りを任せては勝てる相手も……いや、任せても勝ってしまうんだったな。」
まさしく杞憂だった。此奴は仲間や友、そして家族を侮辱か傷つける者がいるなら、容赦なく殺す奴だったな。優しい反面、冷酷非情残忍な者ではあるが、何処となく寂しい目をしている。子供の時の我を見ているみたいだ…。やはりこの者は、我と同じ……。
ガルッチ「ギルガメッシュ?」
ギル「いや、何でもない。」
エルキドゥ、見ているか。お前を失って初めて死を恐怖した我は今、もう一人の友を見つけた。今度は友を失わせない。必ず、我が守ってやる。
ガルッチ「これを言うのは些かムカつくが…、いっか。
さあ、第1次世界聖杯大戦争を始めようか。」
-to be continue⇨-
えーっと、ちょっと謝罪させていただきます。僕は別に馬鹿にしているわけではありません。
それだけは確認してください。お願いしますm(_ _)m。
-始原の城-
なるほどな…。って事は今や別のルートになってしまったということか?
ラヴォス「そう言うことです。」
聖杯大戦争か…、なるほど読めたぞ。彼奴らは、お互いどちらかが全滅した後、殺し合いをし、壮大な魔力を溜まった後に放つって事だな…。
ラヴォス「私のしたことが……。」
いいさ、いずれこうなることは避けられなかったんだ。ヴォルデモート!例の計画を実行しろ。
ヴォルデモート「わかりました。」
ラヴォス「例の計画って?」
…………聖杯撲滅計画だ。