※この作品はR-18です。

Star Dust Space chapter1   作:深緑 風龍

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-???-

よし、書き終えたぞ。今回喋る人が多いからナレーションの出番少ないな。

ラヴォス「しかし、今回あれ出すの早くないか?」

僕もそう思うけど…。ちょっと予定が狂っちゃったし、でもまだ表舞台には出さない予定だよ。今のところは…。

ラヴォス「今のところはって、本当気まぐれな奴だな。」

まあまあ、それでは1-4章をどうぞ。っていうかまたあの2人はエデンの楽園に行ったのか?

ラヴォス「いえ、今回は彼らがいる学校に行ってるそうです…。」

・・・。ええぇーーーーー!!!!????
ちょ、何でそこに!?絶対見つかるって!

ラヴォス「大丈夫でしょう。存在ごと消しているので見つかることは早々ないでしょう。」

そう言う問題じゃあねえよ!…ったく、あの大神達、気楽でいいな…。


第1-4章 魔法学校の体育祭・開幕

-エレメント競技場- -暁ノ刻- -12月1日-

 

アルファス「体育祭、キターーーーーーー(º∀º)ーーーーー!!!」

ガルッチ「落ち着けアル、興奮状態になるのは分かるがクールダウンしろ。」

 

ガルッチも言いたかったが、恥ずかしい想いを感じるため、ぐっと抑えた。まさしく今日は体育祭当日、誰もが待ちに待ったとしか言いようがなかった。ガルッチとアルファスは選手だったため、選手控室にいた。ルッチは北東の観客席に座っていた。北東の観客席には白き龍と黒き鳥が描かれた大旗があった。南西の観客席には紅い鳥と青い鮫が描かれた大旗、アクアフレイム生がいた。北西には緑の龍と黄色の亀が描かれた大旗、ストーンウィンド生がいた。南東には紫色の蛇と水色の狼が描かれた大旗、アイスボルト生がいた。体育祭のためか今日は授業はなく、選手は控室に、観戦する人は観客席のところにいた。先生方は東西南北の塔に行き、校長と教頭は北の塔に座っていた。

 

ジェームズ「遂にやってきた体育祭、今か今かと思う人も多いだろう。選ばれし学生の魔術師達よ!その魔力で勝利をつかみ取るがいい!実況は私、アクアフレイム生の6年生のジェームズ・エキドナと。」

スペクター「ストーンウィンド生の6年生のスペクター・バロンがお送りします。」

カガリ「あの…、俺忘れてない?」

ジェームズ「それと、変態ドMセクハラ教師のカガリ・アマノ・ホノリがお送りします!」

ガルッチ「酷い言われようだな…。まあ自業自得か。」

ジェームズ「いやー始まりましたねスペクターさん、今の心境をどうぞ。」

スペクター「今の心境ですね。一言言えば…、WRYYYYYYYYYYYY!最高にハイってやつだー!」

ジェームズ「ほうほう、どこかの吸血鬼みたいなテンションをお持ちなのですね。では変態先生、そちらの心境は?」

カガリ「あー。」

ジェームズ「はいありがとうございます。」

 

扱い酷すぎると思ったカガリであった。まあ何度も繰り返すが自業自得だ。

 

ジェームズ「では最初の競技に入ります、最初は『クラフターバトルレース』だ!」

ガルッチ「早速僕たちの出番だね、アルファス行こう。」

アルファス「おうよ、ラスト頑張ってこいよ。」

ガルッチ「クロス先輩もはやく。」

クロス「はははは、はい!」

 

相当の重症だなこりゃ、そんな怯えてちゃ勝てる競技にも勝てんぞっと心の中で言った。

 

ジェームズ「この競技初1年生の選手が8人います!早速紹介しましょう!1人目はアクアフレイム生のインフェルノ・アニマ・ブレイズ選手、オーガと天使の血を持つ少年!好戦的で常に燃え上がっているやつだ。」

スペクター「彼はラストの所で走りますね。他の3人も1年生ではあるが勝てますかね。」

ジェームズ「2人目はストーンウィンド生の隠れアイドル、シルフ・エメラルド・レイス選手、エルフと幽霊という半精半霊の少女だ!噂では誰かに惚れているということはあるとかないとか、だが彼女の速さに追いつける者がいるのか?」

カガリ「レイスちゃーん!終わったら俺と…グホァ!」

 

っとどこからともなく剣と矢がカガリの腹部に刺さった。おそらく、ガルッチの幻影で作った剣とレイスの矢で、数万Kmの所で撃ったとか。

 

スペクター「おー凄いですね、あそこから狙い撃つとは…。怒らせたら怖いですね。っというかカガリ先生が死んだ!」

カガリ以外の全員「この人でなし!」

カガリ「だーかーら!まだ生きてるって!」

 

まさしく弄りやすい先生だった。

 

ジェームズ「さて、3人目はアイスボルト生のお嬢様、カレン・アルテミス・トール選手、人間と妖怪の血を持つ、まさしく半人半妖の少女!稲妻のような速さを持ってるため、レイス選手と良い勝負になりそうですね。あとドSなのか槍と鞭を持っているとか。」

スペクター「Mな人でしたらここにいますけどね。」

カガリ「ちょ、それ俺のこ…」

ジェームズ「そして4人目は!ダークライト生で先輩達を驚かせた、ラーク・バスター・ガルッチ選手、驚いたことに最後の有翼人の少年だ!今回観戦しているルッチさんの弟で、どうやらアイスボルト生に宣戦布告を掛けた一人だとか!報復の為に刃を見せ始める!」

スペクター「あまり被害出さないでほしいな…。」

ガルッチ「善処しますが、加減できないので…。」

ジェームズ「な、ガルッチさん!?どうしてここに!」

ガルッチ「あ、これ僕が作り出した伝言霊なのでそれでは。」ポンッ

 

ジェームズ「えー、この4人はラストランナーの場所にいます。次はスタートラインの所です。5人目はブレイズ選手と同じクラスのポセイドン・シー・アビス選手、ウェディと悪魔の血を持つウェディ少年だ!冷静沈着ではあるが、荒波の如く暴れ回るやつだ。」

スペクター「今でも落ち着いていましょう。なにか策を考えてるのでしょうか。」

ジェームズ「さて6人目、レイス選手と同じクラスのノーム・ソル・タイタン選手、ドワーフと巨人の血を持つ少年だ!なにやら温厚篤実のような感じだが、ブレイズ選手にも負けないぐらいの好戦的な人だ!」

スペクター「以前傭兵部隊にも入っていたとかなんとか。」

ジェームズ「7人目はカレンお嬢様と同じクラスのシヴァ・オーロラ・マルフォイ選手、氷龍と精霊の血を持つ少年!冷酷残忍な奴がガルッチ達に宣戦布告を持ちかけた本人だ!」

スペクター「人でなしですが、この変態ドMセクハラ教師よりましだね。」

 

さすがにもうやめてあげて、カガリ先生の体力が0なんだが…。

 

ジェームズ「さて最後の選手、ガルッチ選手と同じクラスの、アルファス・ヴリドラ・イーグル選手、種族が不明という謎の少年だ!恐ろしき闇と絶望が、アイスボルト生に襲いかかってくるのか!?」

スペクター「彼は本気で来るでしょう。面白くなってきましたね。」

ジェームズ「以上!8名でしゴハッ!」

ガルッチ「(遠くから)紹介適当だし長すぎるだろ阿呆!!」

 

それに対してはみんなも同意だった。早くしろよと言わんばかりの顔だった。というか数万Kmもあるのになんで届く?

 

スペクター「そ…それでは、スタートラインについてください。」

 

順にアビス、ノーム、マルフォイ、アルファスが箒に跨がり、スタートラインについた。合図はラストランナーのガルッチがすることになった。

 

-闇の大陸 月光の渓谷- -朝ノ刻-

 

ガルッチ「何で僕なんだろ…。合図はこの魔法弾が入ってるリボルバーを撃つだけで良いって…。もう一人あっちにいたら、『抜きな、どっちが素早いか試してみようぜ。』って良いそうだしなあ。」

レイス「まあまあ、それぐらい頼まれたのだからね?」

カレン「さあ小鳥さん、その銃を撃ちなさい。私達の為にね?決してへまをしなくてよ?」

ガルッチ「うっさいな!そんなへまをしてたまるか!」

ブレイズ「というかガルッチ、銃の撃ち方知ってるの?」

ガルッチ「…知らんかも。」

意外にも、ガルッチは銃の撃ち方知らなかった。武器の種類は知ってはいたが、実際に使うのは初めてだったそうだ。

 

ブレイズ「ガルッチ、俺が言うのも何だが他の武器も使った方が良いぞ?」

ガルッチ「確かに…弓矢も試してみたけど、慣れないとね。」

レイス「私の弓を具現化したんだっけ?」

ガルッチ「うん。難しかったけど、コツさえ掴めば銃も弾も具現化出来るかもしれん。」

ブレイズ「フェイカーって呼ばれそうな気がするな。」

ガルッチ「そうだな。そんじゃカガリ先生にめがげてっと。」

ブレイズ「おいおい、仮にも俺の寮監だぞ。さすがに死ぬだろ?」

カレン「あら、あの変態ドMセクハラエロ教師でしたらゴキブリ並みの生命力があるから死に果てることはないでしょうね。」

ガルッチ「珍しく同意見だな。そんじゃ撃つぞ。」

 

そう言いカガリ先生にめがげて構えた。

 

カガリ『なんだろ…嫌な予感がしてきた。』

 

さすがのカガリ先生も気付いていた。取りあえず撃とう。

 

ガルッチ「ドライ…ツヴァイ…アイン…ショット!」

 

魔法弾が放たれ、スタートラインにいた4人は一気にとんだ。

 

ジェームズ『さあスタートしました!今現在1位はアイスボルトのマルフォイ選手!』

スペクター『スタートダッシュが肝心ですしね。あとなぜかカガリ先生が頭を吹っ飛ばされるところを見たのですが…。』

ジェームズ『気のせいでしょう。』

 

アルファスは3位ではあったが、彼にも策があった。第一関門の隠し通路のことを知ってる…。

 

-火の大陸 煉獄の谷- -朝ノ刻-

 

第一関門は火の大陸の煉獄の谷だった。相応の暑さで今までの選手は熱中症で脱落する人もいた。

 

ノーム「く、これはまずい。アルファスどん、どちらへ?」

アルファス「隠し通路がある。そこに行こう!」

ノーム「了解。」

 

2人はマグマとマグマの間の通路へ向かった。マルフォイはそのことを知らなかった。

 

アビス「マルフォイ、後ろの二人が見あたりませんが…。」

マルフォイ「マグマの中に入っちゃったんじゃねえの?早速脱落したなありゃ。」

アビス「でしたら何か連絡が来るはず…。」

マルフォイ「っま、いずれにせよ俺が1位だって事は変わり…。」

ジェームズ『おーと、アルファス選手とノーム選手はアビス選手とマルフォイ選手を抜かした!』

マルフォイ「何!?」

アビス「っく、隠し通路ってことか。最終関門以外には1つずつ隠し通路があったのか。」

ジェームズ『今現在1位はアルファス選手、2位はノーム選手だ!』

カガリ『お…おそらく、隠し通路を、見つけたんだろうな…。イタタタ』

スペクター『さて、二人は関門突破し次の選手へと向かいます。というか生きてたんですね先生。』

カガリ『もう弄るのやめて。』

さすがにも弄るのやめたげたほうがいい気がすると全力で心の中で叫んだ。

 

マルフォイ「くそ!こうなった意地でも急ぐぞ!『スピードスター・ダッシュ』!」

アビス「分かりました。『タイムアルター・ダブルアクセル』!」

 

あの二人に負けじと、全速力で急いだ。

 

-闇の大陸 月光の渓谷- -朝ノ刻-

 

その頃他の4人は…。

 

ガルッチ「そういや、他の選手ってさ他の大陸にいるんだっけ?」

レイス「そういえばそうね。レースってもしかしたら別の大陸へいってから選手交代なのかしら。」

ブレイズ「俺達の方は、ここ真っ直ぐ向かうと心の大陸に着くんだよな。」

カレン「それにしても、薄気味悪いですわ。闇の大陸ってこんなに禍々しいのですか?」

 

そういえばここ、アルファスが住んでいた場所だったな。家とか建ってないが…どこだろう。

あ、因みに移動方法は旅の扉を使ってきました。

 

ブレイズ「闇の大陸って、夜しかならないって聞いたことあるが…。本当だったな。」

 

まさしくその通りだった。闇の大陸は、文字通り太陽も来ないため永遠の夜の世界と言っても過言じゃなかった。ここに住んでいるのは魔神とか悪魔とか魔人とかいて、その大地を仕切っているのは大魔王または闇の神だとか。闇は悪だという奴いるけど、本当にそうなのかな?

 

ジェームズ『さて、もうすぐ最終ランナーの出番です!途中結果は1位、ダークライト 2位アイスボルト 3位ストーンウィンド 4位アクアフレイムだ!果たして巻き返せるのか!?』

カレン「2位ですって!?卑怯過ぎます!」

ガルッチ「文句を言うなら、僕らの出番になったら勝負しようじゃねえか。」

カレン「望むところですわ。私が1位に選ばれるのは運命で決められていますもの。」

ガルッチ「はいはい、そうですか。レイス、できる限りここで決着付けるぞ。」

レイス「良いわよ。」

 

ここからがレースならではの最終ラウンド…決まるのはここからだ!

 

闇光生徒「ガルッチさん!」

ガルッチ「よっしゃ!」

 

箒に跨がり、一気にスタートダッシュを決めた。続いてレイス、ブレイズ、カレンと続いてスタートした。

 

ジェームズ『さあ!最終ランナーに入りました!ここで順位が決まります!勝つクラスはどれだ!?』

 

ガルッチ「レイス!Uターンして奴らを迎え撃つぞ!」

レイス「良いわよ。なんたってバトルレースなんだからね。」

 

といい2人はUターンしてブレイズとカレンた来るのを待った。

 

ジェームズ『おっと?ガルッチ選手とレイス選手、急にUターンして止まったぞ?ここでバトルを繰り広げるのか?』

スペクター『あの様子から見てそうですね。しかも海のど真ん中ですし、墜ちたら困りますね。』

カレン「あら、もしかして私達を待っているのかしら?」

ブレイズ「なるほど、面白い。ここできめてやら!」

 

ガルッチ「来たぞ、ブレイズ勝負だ!」

ブレイズ「望むところだ!」

レイス「カレンさん、ここで墜ちなさい!」

カレン「穢れた血の分際で…、一片足りとも残しはしないわ!」

 

4つの弾幕が海のど真ん中で繰り広げられた。

 

ガルッチ「海神よ…怒りとなりてかの者に天罰を!『ネプチューンドライブ』!」

レイス「風神よ…ここで舞い踊れ!『ゲイルバーストカッター』!」

 

水の閃光と風の刃が交ざり合い風水の閃光刃となり、ブレイズとカレンに襲いかかる。

 

カレン「そんなもの、私の敵じゃなくってよ?『フラワーガード』!」

 

海の中から花が出現し、ブレイズとカレンを守った。

 

ブレイズ「さあガルッチよ!この炎に耐えられるかな?『パーカトリードラゴン』!」

カレン「これを食らいなさい!『トリプルライトニングスピア』!」

 

ブレイズが作り出した煉獄のドラゴンとカレンの雷の槍が、ガルッチに襲いかかってきた。

 

ガルッチ「僕狙いか…。深紅の盾よ、あらゆる全てを守りたまえ!『クリムゾンシールド』!」

 

深紅の盾が出現し、ガルッチを守った。

 

ガルッチ「盾を弾に変え、お返ししてやる!『クリムゾンストライク』!」

 

深紅色の盾から球体へと変わり、カレンに向けて放った。

 

カレン「無駄よ、フラワーガードがある限り、私には効かないわよ。」

レイス「ならこういうのは?『テンタクルアタック』!」

 

レイスから放ったのは、触手だった。まさかとは思うが、カレンに変なことしないよね?

 

カレン「ちょっと、なんなのこの触手は!?ってそこは触れないでくださいまし!」

ブレイズ「おいおい、さすがに触手はないだろ。まさかこれで触手プレイするつもりだろ。エロ同人みたいに。エロ同人みたいに。」

レイス「そんなこと言われたって、拘束魔法のつもりだったのに…。あれ?違う方だっけ?」

ガルッチ「つうかレイス、触手解除した方がいい。犯そうとしてるぞあれ。」

 

触手に絡まり、今まさにもう2本の触手が、カレンの口と膣に入れようとしていた。

 

カガリ『ウッヒョーーー!触手プレイきたぜ!』

レイス「テンタクル解除、ちょっとあの変態教師を叩きますか。」

 

触手解除した途端に、4人はカガリ先生にめがげて魔法を放った。

 

ガルッチ「いい加減にしやがれ変態!『シャイニングスパーク』!」

レイス「この変態!反省しなさい!『ゲイルブレード』!」

ブレイズ「少し抑えろっての…。『バーニングノヴァ』!」

カレン「変態教師は消えるべし!『ジゴスパーク』!」

 

ジェームズ『あれ?嫌な予感がしてきた。スペクター、ちょっと場所移動しよっか。』

スペクター『そうですね、カガリ先生以外の先生は、場所移動してください。』

 

実況者とカガリ先生以外の教師は、別の塔へ移動した。

 

カガリ『え…これマジで…?』

 

カガリ先生がいる塔は、4人の魔法で大爆発をした。

 

ジェームズ『カガリ先生が死んだ!』

スペクター『この人でなし!』

ロヴァス『全く、変態癖直してくれんかの。』

ルシエル『クビにしないのが不思議なのですが…。』

 

そのことに生徒全員思った。校長でさえ疑問に残ることとなった。

 

ガルッチ「全く、あの変態…いい加減にしやがれってのに。」

カレン「隙あり!『メテオショット』!」

ガルッチ「なっ!しまった!」

 

カレンの魔法に直撃して、箒が爆発四散してしまった。

 

カレン「これで私の勝利ですわ!」

 

カレンの高笑いが、学校まで飛んできたが、ガルッチは海に墜ちていく。

 

ジェームズ『なんと!ガルッチ選手、不意打ち食らい海に墜ちていく!脱落してしまうのか!?』

 

-???- -???-

 

あれ?確か僕は、もうすぐ勝つところまでいったのにカレンの奴に不意打ち食らったんだっけ?参ったな…。僕…ここで終わるのかな?

 

???「おい、起きろ。」

 

まだ…、兄さんを守りたいのに…。

 

???「だー!起きろって!落ちて死ぬぞてめえ!」

 

『ガコーン』

 

ガルッチ「いってえ!!」

???「ようやく起きたか、全く。心配したぞマジで。」

 

目を開けてみると、そこには見たことないやつがいた…。それだけでなく、周りを見てみると真っ暗な空間とステンドグラスのような所にいた。

 

ガルッチ「こ…ここは?」

???「ここって、お前と俺の精神世界だぞ?」

ガルッチ「え?どういうこと?つうか今落ちてるの?」

???「まあ待て、順序よく説明しとくから、ちゃんときけ。今お前は、あの高笑いしている傲慢なお嬢様の不意打ちを食らって落ちてる状態。っま、今はここだけ時間止まってるから安心しな。」

 

やっぱりか…。然しこんな所で諦めたくねえ…。

 

???「だから待てって。今起こすのもどうかとおもうしな、まず気になることあるだろ?」

ガルッチ「そういえば…、あんた誰なんだ。」

???「俺か?俺はお前だ。いわゆるもう一人のお前。」

ガルッチ「え?人格解離しちゃったの僕?」

???「っと言いたいところだが、どうやら俺は生前の頃の記憶もある。」

ガルッチ「へ?んじゃあもう一人の僕って事は?」

???「正確には、何らかの原因で憑依したってことになるな。こう言うのは特殊すぎるしな。」

 

こんがらがってしまった。もう一人の僕っぽいけど僕ではないって…、しかも生前の記憶もあるって事は…霊魂が僕に宿ったってこと?

 

???「まあ、こんがらがるから取りあえずもう一人の俺って解釈すりゃいいぜ。」

ガルッチ「うーん…でも君って、姿とかも違いすぎるんだよなぁ。」

???「こればかりはそうだな。お前が有翼人なら俺は生前の頃は龍族だな。」

 

確かにそう見える。角とかもあるしドラゴンのように翼を持ってる。いわゆる有翼龍族と言っても過言じゃなかった。

 

ガルッチ「んじゃあさあ、生前の頃の名前とか憶えてるのか?」

???「あー…それがどうも…憶えてねえんだ。」

 

取り憑いた時に自分の名前を忘れてきたのかな?

 

???「だから代わりに、お前が名前を決めてくれ。」

ガルッチ「おいおい、なにその無茶ぶり!?」

???「仕方ねえだろ?憶えてねえんだからよ!」

ガルッチ「うーん…じゃあさあ、生前の君は何をしてたんだ?」

???「あー…生前の俺?そうだな。思いっきり殺しまくってたな。」

 

殺しまくったの!?殺戮者か殺し屋か何かなの!?

 

???「あーでもお前がやった殺し方より、俺の方が残虐かな?」

ガルッチ「残忍非道な奴なんだな…。」

???「まあ結局そうなるな。それで決まったのか?」

ガルッチ「そうだな。思い出すまで、こういう名前って言うのはどうかな?」

???「どんな名だ?」

ガルッチ「『ジャック・マッドネス・クリムゾン』ってのはどうかな?」

ジャック「ふむ…。切り裂きジャックと狂気に深紅か…。確かに逆側って言うのは良いかもしれんな。いいぜ、思い出すまでこの名前を使ってやる。」

ガルッチ「んじゃ、ジャック、改めてよろしくな。」

ジャック「もちろんだ、ガル。」

 

2人は握手を交わした後こういうことをいった。

 

ジャック「あ、そうそう記念にこれやるよ。目が覚めた時に使ってくれ。」

 

っと手渡せたのは謎のカードケースと速&恋符『マスタードライブスパーク』と書かれたカードだった。

 

ガルッチ「なんだこれ…。」

ジャック「レースやってんだろ?だったらこれ使ってみな。」

ガルッチ「わかった。」

ジャック「よし、行って来い!」

 

ジャックがそう言うと急に視界が明るくなった。

 

-闇の大陸と心の大陸の間の海- -朝ノ刻-

 

ジェームズ『なんと!ガルッチ選手、不意打ち食らい海に墜ちていく!脱落してしまうのか!?って何だ!?』

 

目が覚めたガルッチはすかさず翼を出し、着水ぎりぎりの所で飛んだ。

 

ジェームズ『おーっと!ガルッチ選手復活しました!ぎりぎりの所で翼を広げて飛んだ!!』

ガルッチ「まだだ、カレン…まだ終わってない!」

スペクター『不屈の精神と闘志で甦ったと言うことでしょうか?』

カレン「殺すつもりでやったのに…まだ生きていたなんて…。いいでしょう、小鳥ちゃん。じっくりといたぶってあげるわ!」

 

ガルッチはまず苦戦しているレイスのところへ向かった。

 

レイス「ガルッチ!無事だったのね!」

ガルッチ「慢心するにも程があったが、こっからは僕らのステージだ!」

ブレイズ「ほほう、不意打ちを食らってなお甦ったとは。ますます気に入ったぞ!カレン!」

カレン「呼ばれなくても…あの小鳥と穢れた血をここで消してやるわ!」

 

今度こそ…ここで決めると言わんばかりのガルッチとレイスは自分達の魔力で弓矢を具現化した。

 

レイス「我は風神の矢…風で全てを切り裂く者。」

ガルッチ「我は雷神の矢…雷であらゆる物を貫く者。」

レイス「今、雷神と共に…。」

ガルッチ「今、風神と共に…。」

レイス&ガルッチ「この矢と共に、嵐を呼び起こさん!!」

 

詠唱が終わると急に大嵐の前兆の雲が現れた。

 

カレン「もうフラワーガードは必要ないわね。仕留めてあげるわ。」

ブレイズ「なら、やることは一つ。」

カレン「そうね。」

 

カレンは氷山並みの氷を、ブレイズは全てを焼き尽くすような大きな炎の玉を生み出した。

 

カレン「我が魔法は氷にあらず。」

ブレイズ「我が魔法は炎にあらず。」

カレン&ブレイズ「我らの魔法は、消滅にあり!」

 

詠唱が終わると、氷と炎が融合し、魔法でできた弓矢が現れた。

 

ガルッチ「さあ!死に物狂いで絶えるがいい!」

レイス「私達の究極融合奥義を食らいなさい!」

カレン「これであなた達も終わりよ。」

ブレイズ「この魔法に、死して拝せよ!」

ジェームズ『おーっとここで!風雷の矢と火氷の矢が、ここで放たれようとしてます!勝つのはどっちだ!』

レイス&ガルッチ「『疾風迅雷・全身全霊撃ち』!」

カレン&ブレイズ「『メドローア』!!」

 

風と雷に纏う矢と火と氷が融合し光の矢が、ぶつかり合った。

 

ジェームズ『矢の競り合いが始まった!果たして勝つのは嵐か!消滅か!』

ロヴァス『いや、嵐じゃろうな。』

ジェームズ『おや、校長。その根拠はどこから?』

ロヴァス『ガルッチの手を、よく見て見よ。』

 

みんなガルッチの手を見ると、なんとレイスと手を繋いでいた。ここで勝つ仲間として、ライバルとして、協力して敵を討つ。その力が計り知れないものとなり、嵐の矢が消滅の光の矢を貫いた。

 

カレン「嘘…でしょ?」

ブレイズ「ここの勝負は…お前達に譲ろう…。」

 

と言い残し、カレンとブレイズは脱落した。

 

ジェームズ『勝負あり!嵐が勝った!』

 

ストーンウィンド生とダークライト生は大歓声をあげた。だがまだ終わってない。あくまでこれはレース。最後の勝負はここからだった。

 

ガルッチ「さて…後はゴールするだけってあれ?」

レイス「お先に~。」

ガルッチ「あ!待てや!」

 

先越されてしまったが、ガルッチにはまだ奥の手があった。

 

ガルッチ「ジャック、使わせてもらうぜ!速&恋符『マスタードライブスパーク』!」

 

急速な速さで一気にレイスに追いついた。

 

-エレメント競技場- -朝ノ刻-

 

ジェームズ「さあ!残ったのはストーンウィンドとダークライト!勝つのはどっちだ!?」

ガルッチ「届け!」

レイス「届け!」

 

そして…。

 

ジェームズ「ゴール!!これは同着なのか?」

スペクター「いえ…私が見た限りでは僅差でしたね。」

ジェームズ「では誰が1位獲得ですか?」

スペクター「1位は…。」

 

おそらくこれはレイスが勝ったとガルッチは思った。僅かに彼女はスピードアップしていた。

だがガルッチの予想は違った。

 

スペクター「ダークライト!」

ジェームズ「なんと!勝利したのはガルッチ選手!最後の魔法で僅かにレイス選手を追い抜きました!」

 

ダークライト生一同はガルッチを祝福してくれた。初の1位を取った英雄と…。だがまだ始まったばかり、僕とアルファスが出る競技はタッグバトル。しかも最終競技と書いてあった。

だが今しばらくは祝おう。この競技で1位を取った者として…。

 

ジャック(ふう、僅差だが、勝利しやがったか。俺も出たいけど、我慢しておくか。俺が出るときは…そこは血にまみれた舞台だがな。)

 

-to be continued…-

 




-幻想郷 紅魔館- -昼ノ刻-

フラン「あー、何だか最近暇だな。美鈴と遊ぶのもいいけど、やっぱり魔理沙と遊ぶ方が楽しいかな。」
咲夜「妹様、お客様が来ました。」
フラン「あら?誰かしら?」
こいし「フランちゃーん。」
フラン「あ、こいしちゃん。来てくれたのね。」
咲夜「それでは。失礼します」シュン
フラン「それで、今日は何して遊ぶ?」
こいし「何して遊ぼうかな。あ…そういえば、フランちゃんのお姉ちゃんが何か見ていたよ。」
フラン「お姉さまが?そういえば、この前誰かがテレビを送ってくれたんだっけ?」
こいし「学校中継だったけど、その時面白そうな人を見つけたの。」
フラン「それってどんな人?」
こいし「その人は、まだ1年生だけど、凄い魔法を扱っていてね、強くて優しいけどちょっと可愛い人っていうよりも、お兄ちゃんかな?」
フラン「お兄ちゃんか、その人の名前は?」
こいし「確か…。」

同じ頃…。

さとり「急にこちらに来てすいません。こいしに連れられてしまったので。」
レミリア「いいのよ。こうなることは運命なのよ。それに、私達の中なのよ。同じ主同士、仲良くしましょう?」
さとり「それもそうですね。ところで、そのテレビは一体…。」
レミリア「何でも、謎の老人からもらったって咲夜が言ってたわ。」
さとり「それで、何か映りましたか?」
レミリア「どうやらこれ、学校中継をやっていてね。変わった学校だったわ。古風の城にも関わらず、ちょっと近未来的な感じがしたのよ。」
さとり「面白そうな城なのですね。それで、その中で誰か気に入った人がいるんでしょ?」
レミリア「さすが心を読む妖怪ね。ええ、いるわ。選手じゃなく、観客席にいた子だけどね。」
さとり「その人の名前が…。」

こいし「ラーク・バスター・ガルッチっていうお兄ちゃん。」
さとり「ラーク・マスター・ルッチって人ね。」
レミリア&フラン「なるほどね…。是非、会ってみたいわね。」

-???-

ラヴォス「風龍さん、そんな心配しなくてもいいですよ。」

そうはいうが、あれはあれで心配なんだよ。

アラン「ただいま-。」
イリア「凄かったねえ、あの歓声。こうみるのもいいかもしれないね。」

二人とも!心配したぞ。

アラン「ごめんごめん、こういうのって実際行ってみた方が良いからね。」
イリア「まあね、でもある情報が出たわ。」
ラヴォス「もしや…。あの予言ですか?」

何か知ってるのか?

ラヴォス「ええ、実は私が本を読んでいたときこういう予言が出たのです。」
イリア「にわかには信じがたいけど、でも確認したかったの。」
アラン「まあ、あの大会を見に行くのも1つだが、予言のことも気になったからね。」

『終わりのない世界と幻の楽園の関係が動くとき、運命の歯車が動き出す。そして、魔法と剣の世界と電子世界と物質世界…あらゆる世界も同様、動き始めるだろう。全ては…偽りの無の神を★▲△、失われた★▲と★の始原大神と○▽と☆の始原大神を…◇◯◎△○▽☆ため』っか。なんか掠れてる部分もあるな。

ラヴォス「この本はイリア様とアラン様が生まれる前に出てきた予言なのです。掠れて当然でしょう…。」
イリア「それで、あの学校に行ってきたってこと。」

それで、情報は?

アラン「うん、どうやらその偽りの無の神の信者が、その学校を探してるそうなんだ。」

嗅ぎつけられたってこと?

ラヴォス「おそらく…。だが、風龍さんの『幻影を司り無限と循環と永遠の力を操りあらゆる物語を作り出す程度の能力』を持っているのでまだあちらには手を出さないでしょう。」

チートすぎるが…彼らを見守り、描き続けるのが僕の役目だしな。できる限り、奴らを遠ざけよう…。

アラン「そうだな。こちらのチェス盤を使って、運命を決めさせないとね。」
イリア「彼らの運命は私達の運命。」

頼むぞ、二人とも!

つうわけで、ちょっとシリアス?な後書きになりましたが、如何でしょうか?次は1-5章体育祭後編となります。それでは次回もゆっくりしていってね。
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