※この作品はR-18です。

異世界ハーレム奮闘記   作:文房具

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時間で遊ぼう (アスナ)

「時崎 狂三と言いますわ。皆さん、どうか仲良くしてくださいまし」

「うん! よろしくね、狂三ちゃん!」

「よろしくお願いします」

「よろしく~」

 

4人は笑顔であいさつを交わしている。

 

俺もするべきなんだろうけどなぁ……怖いですね、時崎さんは。

 

時崎 狂三はデート・ア・ライブのキャラクターで、厳密には人間ではなく、精霊と呼ばれる存在だ。

 

この世界ではどうか知らないけど、人間を軽く超える力を持っている。

 

しかも、原作主人公に落ちていない。作者曰く、一番最初に考えた精霊で物語を動かす重要なキャラクターらしくそうやすやすとは動かせないのかもしれないが、主人公に好意らしい好意を抱いている描写が無いに等しい。

 

や、無いことはないんだけど、それはどっちかっていうと本当にからかって楽しんでるだけって感じなんだよな。

 

一番の問題は、原作では目的のためとはいえ、既に途轍もない数の人を殺しているという事だ。

 

原作主人公にも目的達成のための道具って認識しかない可能性もあるし。

 

パラドクスでも対抗できるかは微妙。というか、たぶん無理。ヘタに刺激は出来ないな。

 

「……よろしく、時崎さん」

「あら、あら、いけませんわ。時崎さんだなんてそんな他人行儀な呼び方では。どうぞ、狂三と呼んでくださいまし」

「……はい。狂三さん」

 

名前を呼ばれてにっこり笑う狂三さん。こうしてみると全然害意があるようには見えないけどなぁ。

 

「それで、狂三はお兄ちゃんのことどう思ってるの?」

「お兄ちゃん……? ああ、翔さんのことですの? ええ、とても興味がありますわ。今すぐ食べてしまいたいくらいには」

 

それは、食べる(性的)と、食べる(物理)どっちなんですかねえ。恐怖しかないんですが。

 

女性陣は雪菜とアスナさんは顔を赤くして、クロは目を輝かせてる。なんか同志を見つけたって顔だな。

 

ってか、気づけよ、クロ。お前ならわかるだろ? 狂三さんのなんかヤバそうな雰囲気が。

 

「じゃあ、今日は狂三ちゃんの歓迎パーティーだね!!」

「いや、そんな材料は……あ、もしかして」

 

アスナさんとクロで買い物に行ったのは、このためだったってことか?今考えれば、あの買い物の量は少し多すぎるような気もしてきたぞ。

 

「ふふ、そう言う事。じゃあ、お願いね翔君」

「分かった」

 

そして流れるように俺が料理を作ることに。や、好きだからいいんですけどね。失礼かもしれないけど、狂三さんと離れられて安心だし。

 

あの3人が襲われた時は……まあ、どうにかするか。一応、ガシャットを持っておこう。

 

俺はキッチンで食材を確認しながらそう思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何事もなかったな」

 

あの後、食事は大いに盛り上がった。

 

4人娘はワイワイしている中、俺はガシャットが手放せなかったけど。

 

あの場面だけ見ると、狂三さんは普通の女の子に見えた。まあ、まだ油断はしないけどな。安心しきったところを食われたらシャレにならない。

 

4人は今裸の付き合いをしてるはずだ。

 

家の風呂、どんな構造になってるのか知らないけど、大きさが自在なんだよな。入る手前で大きさを設定すればその大きさになってるし。

 

オーバーテクノロジーですね。この建物自体普通じゃないから今更か。

 

一回俺も超大きな設定にして入ったことあるけど空しくなってそれ以降そんなことしてない。

 

今頃4人で洗いっこしてるのか……覗いちゃう?

 

いや、あの風呂、入り口は1つしかない。開ければ絶対にばれる。

 

そこまでして覗くのもなあ。あの中の3人なら、頼んだら一緒に入ってくれるまでありそうだし。

 

改めて考えると、俺はなんて贅沢な立場になったんだ。

 

事実上3人の子に告白されて、浮気公認ハーレム上等。

 

なんだこのプレイボーイ。あ、俺ですね。

 

やばい。変なテンションになってる。

 

ま、今は俺の事はどうでもいいか。明日からの新生活、というか学校、頑張っていこう。

 

決意も新たに部屋の電気を消そうとする。

 

そこに、コンコン、とドアをノックする音。

 

「はい?」

「わたくしですわ」

 

やっべ、そう来たか。

 

まさかのお部屋訪問。逃げ道はない。

 

手が早すぎだよ、狂三さん。召喚されたその日に仕掛けてくるなんて。

 

俺はガシャットを背中に隠してドアを開けた。

 

「こんばんは、翔さん」

「こんばんは。どうした?」

 

無難な会話から始める。俺の緊張が分かったのか狂三さんはくすくすと笑う。

 

「そこまで緊張なさらなくてもよいではありませんか。わたくしただ、楽しくお話ししに来ただけですの。だから、その手に持ってるものをしまっては下さいませんこと?」

 

ガシャットの事、分かってたのか。

 

指摘されてしまって仕方がない。俺は机に置く。

 

「それで?」

「もう、翔さんはせっかちですのね。本当はもっと楽しくお話ししたかったのですが……ええ、分かりました。それでは本題に入らせていただきます。翔さんは、わたくしの天使はご存知ですか?」

「まあ、な」

 

デート・ア・ライブの精霊は例外なく、霊力で編まれた鎧である『霊装』と最強の武器である『天使』を持っている。

 

天使はどれも強力。さらにその中でも、狂三さんの天使は特に強い力を持っている。

 

狂三さんの天使は刻々帝(ザフキエル)。時間を司る天使だ。

 

色々な作品で時間操作が強いのは当たり前(その分、敵の能力でやられ役になることも多いが)となっていることの例にもれず、彼女もデート・ア・ライブの中ではかなりの強キャラだ。

 

しかしその代償に、

 

「刻々帝(ザフキエル)を使うためには、わたくしの寿命が必要ですわ」

 

刻々帝(ザフキエル)はそのエネルギーとして、使用者である狂三さんの寿命を消費する。

 

「俺の時間をもらおう、って訳か?」

 

何の策もなしに狂三さんが寿命を消費し続ければ、あっという間に死んでしまう。

 

その対策として、他人の寿命をもらうという方法が挙げられる。寿命を奪われた人はそのぶん……

 

「まさか! 翔さんからめいいっぱいに吸い挙げても所詮1人分。すぐに無くなってしまいますわ」

 

なんか失礼。

 

「だったら、継続的に時間をいただける方法を取った方が、いいと思いませんこと?」

「継続的に?」

「ええ、翔さんの精で」

「……はあ?」

 

いっきに話がアホっぽくなったぞ。

 

「どういう事だ?」

「わたくしが人からしか時間をいただくことが出来ないのはご存知ですか?」

「初耳かも」

 

考えてみれば、人以外からも貰えるなら、アマゾンあたりの木からもらってるか。木は人間よりもはるかに寿命あるし。

 

「そうですの。ではそこからですわね。わたくしが人からしか時間をいただくことが出来ないんですの。そのせいで、見知らぬ誰かから時間をいただく必要があって、最悪の精霊なんて呼ばれてしまっていたんですの」

「あ、そうだったのか?」

「ひどいですわ。まさか翔さん、私が好き好んで人様に手をかけていたとお思いですの? こう見えても私、年ごろの乙女ですのよ?」

「精霊って、なった瞬間から歳とらないんじゃないの?」

「翔さん?」

「ごめんなさい」

 

はいはい、俺が悪かったですよ。

 

でもこの話が本当なら、人に被害をくわえない時間の集め方が見つかれば今後の狂三さんに大きくかかわってくる。

 

「そこで必要なのは翔さんの精という訳ですわ」

「うん、意味わかんない」

 

やっぱり俺をバカにしてるだけじゃないの!?

 

「精というのは、この世で最も人間に近いものと言っても過言ではありませんわ」

 

精子や卵子は人間の素。そう言う意味ではサルやゴリラよりも人間に近いというのには納得できる。

 

ここで俺は狂三さんの言いたいことが分かってきた。

 

「まさか、精子の寿命を貰おうってことか……?」

「そのまさかですわ」

 

正気かこの子。なんか召喚される子、高い割合で頭の螺子吹っ飛んでるんじゃないかと思います。

 

「なんで俺のを?」

「まあ、翔さんはわたくしに、どこの馬の骨とも知れない男の相手をさせるつもりですの?」

「俺だって、どこの馬の骨とも知れない男だと思うけど」

 

あなた、俺と会って数時間ですよね?

 

「わたくしでは、ダメ、ですの?」

「論点がすり替わってますよ?」

 

全く乗り気にならない俺に業を煮やしたのか、狂三さんはため息をつく。

 

悪いけど、そのラノベテンプレは通じないさ。混乱のほうが勝ってるからな。普通に迫られるよりも難しい状況なんだけど。

 

「……しょうがないですわ。少し外でいただいてまいりますわ」

「分かった、さあおいで。さあ!」

 

背中を向けた狂三さんを必死で引き止める。誰かの寿命をもらいに行くと言われるとこっちの選択肢はなくなる。

 

「ふふふ。まったく、翔さんも素直ではないんですのね」

 

あなたが脅したせいです。

 

狂三さんはくすくす笑いながらズボンを下ろしてくる。パンツに手をかけ少し下げた時、またしてもドアがノックされた。

 

「翔君? 私だけど……入っていい?」

「あ、や、ちょっと今はムグゥ」

 

ノックの主はアスナさんだった。慌ててダメだと言おうとした瞬間、俺の口がふさがれる。塞いだのは狂三さんではない。黒い影から伸びた青白い手だ。

 

さらに伸びてきた手によって俺はベッドに座る形で拘束される。

 

何とか拘束から逃れようとするも、腕はびくともしない。そうしているうちに狂三さんがドアを開けてしまう。

 

「あ、翔く……!! 狂三ちゃん!? ど、どうして……あ、ご、ごめんね! お邪魔しちゃって……っ!」

「いえいえ、そんなことありませんわ。どうせだったら、アスナさんもいかがでしょうか?」

 

な、何を言っちゃってるんだ!? 

 

「え、ええ!? でも、そんな……」

「恥ずかしがることはないではありませんの。アスナさんもそのつもりでここにいらっしゃったんでしょう?」

「……っ!! うぅ……」

 

あ、そう言えば、アスナさん……Yシャツ? な、なんかほかに身につけてるようには見えないんだけど、まさかあれって世にいう裸Yシャツじゃないの!?

 

「さあ、早く中に」

「あ、ま、待って! ホントに私!」

「強情ですのね。まるで翔さんみたいですわ」

 

や、普通だから。その反応が普通だから。

 

「これは、素直になっていただくしかありませんわね。刻々帝(ザフキエル)」

 

狂三さんの背後に巨大な時計が出現する。これが刻々帝(ザフキエル)だ。長針と短針はそれぞれ銃になっている。狂三さんはそのうち短針のほうの銃を手に取る。

 

「え、な、何、するの?」

 

自分に向けられた銃口に後ずさり――――しようとしてできないことに気がつくアスナさん。

 

アスナさんは俺と同じように青白い腕によって拘束されていたのだ。

 

「心配いりませんわ。ただ、素直になっていただくだけですから……七の弾(ザイン)」

 

時計の『七』から、黒いものが銃に吸い込まれていく。

 

そして、引き金を引いた。

 

銃声が鳴り響く。

 

アスナさんはきつく目をつぶった状態で――――――止まっていた。

 

これが、時計の数字によってさまざまな能力を発揮する刻々帝(ザフキエル)の能力の一つ。七の弾(ザイン)の力だ。

 

その能力は、撃ちぬいた対象の時間を止めること。外傷はない。

 

「えっと、狂三さん、ホントになにする気?」

「この弾で撃たれると、見ての通り撃たれたものの時間が止まりますわ……でェ、もォ」

 

狂三さんはアスナさんのYシャツに手をかけ、ボタンを一つずつ外していく。

 

「このように、外部から影響を及ぼすことは出来ますの」

「当然の様に服を脱がせながら言われても……」

 

話してる間も、狂三さんの手は止まらない。やがて、完全に脱がしてしまう。

 

「ここで重要なのは、感覚は蓄積されるという事ですわ」

 

今度はピンクのフリルがあしらわれたブラに手をかける。

 

「止まった時間の中で与えられた感覚は全て、時間が動き出した時にまとめて味わうことになるのですわ。つまり、こうすると……」

 

アスナの双丘に指を埋めていく狂三さん。アスナさんの胸はどんどん形を変えていき、ひと時も同じ形をしていない。

 

やがて、双丘の頂に存在している物に達した。

 

「おや? アスナさん、もう、少し硬くなっているではありませんの。やっぱり、体は正直、という事ですわね」

 

アスナのが硬くなってきていたという事は、最初から少し興奮した状態だったという訳だ。

 

まあ、はい、そう言う事ですね。

 

「ん、そろそろですわ」

 

変化はすぐに訪れた。

 

「……、……、……っ!!!!???? ひゃっぁぁあぁぁっ!!!!」

 

アスナさんは自分の両胸を抱き、その場にへたり込んでしまった。

 

「このように、弱い刺激でも蓄積されればこの通り、という訳ですわ。どうですか、アスナさん?」

「くる、み、ちゃん……っ。私、私……!!」

「まだ足りないんですの? 仕方ありませんわね」

「ッ!? そ、そんなこと―――――」

 

再び時間を止められるアスナさん。

 

「さ、どうぞ?」

「どうぞ、じゃないんですけど。時間、無駄遣いすんなよ」

「問題ありませんわ。あとでたっぷり補充させてもらいますから」

「おい」

「そんなことより、アスナさんを満足させることが先決だとは思いません?」

「思いま……す」

 

なんだかんだ言いながらも、この状況、楽しんでますよ。

 

ぶつぶつ言いながらも、俺はアスナさんを抱きかかえベッドに寝かせる。

 

その横に座った俺は、すっかり自己主張が激しくなったピンクの突起を指で撫でまわす。指の腹でつまんだり、押しつぶしたり、これでもかというほど遊び倒す。

 

「……、……、……っ!!!! ダ……っ!! やっ!! イっ……!!」

 

乳首をねじるように力をくわえる。快楽が一気に襲ってきたことで体がついて行っていない状態だったアスナは、全身から玉のような汗をかく。

 

「ひあぁっ、あぁああぁあああぁっ!?」

 

限界が訪れ、腰を浮かせて嬌声を上げる。腰がヒクつき、荒い呼吸を繰り返す。顔を隠す腕の奥ではどんな表情をしているのだろう。

 

「こんな……っ、こんなの、おかしいよぉ……。私、こんなに早くイくなんて。こんなに、Hじゃ、ないのに……っ」

「いや、アスナはHだよ?」

「え?」

「アスナがどう思ってるかは関係ないよ。だって……」

 

俺はアスナさんに覆いかぶさる。首元に顔を寄せ、わざと聞こえるように鼻を鳴らす。

 

シャンプーと汗の匂いが混じり合い、極上の雌の匂いが出来上がっている。男を誘うための匂いだ。

 

「こんなにHな匂いを出して」

 

人差し指で秘部をなぞる。秘部はすでにトロトロだったらしい。その証拠に、なぞっただけで、べったりと愛液が付着した。

 

「こんなにHな液も出てるんだよ」

「言わ、ないで……っ! 私、私っ……!」

 

少しずつ顔の距離が狭まっていき―――

 

「あー……一応ここにはわたくしもいますよ?」

 

―――狂三さんの声で離れる。

 

なんとなくムードが壊れてしまった。俺にはまだ、複数プレイは早いです。そして、他の女の子の前でHする度胸もありません。

 

「まったく、御二方はお熱いのですね。妬いてしまいましたわ」

 

嘘つけ。

 

「翔さん、今わたくしの言葉が嘘だと思いませんでしたか?」

「思った」

「は、はっきり言うんですのね……はぁ、分かりましたわ。今日はここの住人の先輩のアスナさんにお譲りするとします」

「「え?」」

「今晩はお二人で、お楽しみくださいまし」

 

妖しく微笑んだ狂三は部屋を出て行ってしまった。俺たちは互いに微妙な顔をしていた。

 

夜は少しずつ深まっていく。

 

 




作者、Hシーンに能力を使う事を覚える、の巻きでした。

いや、本当はアスナさんとの本番にする予定だったんですけど、思いついたのをぶっこんでしまいました。

それと、タイトルを変更しました。

感想欄で指摘されたためです、ご了承ください。

まあ、少しだしいいよね!!

それに伴ってタグ変更も少々。

どっちも特に小説には影響ないんで、これからもよろしくお願いします。
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