ヤミとティアーユ先生が再会出来たその夜。
ティアーユ先生を病院まで送り届け、フェイトさんとも別れた俺は、自らの自宅へと帰宅していた。
1週間も空けていなかったのに、ずいぶんと久しぶりだという印象を受ける。
「ただいまー」
だからこそ忘れていたんだろう。
「「「「「ウエルカム」」」」」
「……はい?」
一緒に住んでいる女の子たちのことを。
何故かはわからないが、玄関で腕を組んで仁王立ちしているアリア、アルトリア、オルタ、クロ、桜。
「あの、何か……?」
何故かは知らないけど、とっても怒っていらっしゃるようだ。皆様は。
「理由がわからないかしら」
「我々を置いて、戦場に赴いた。数日前の記憶も忘れたのか?」
真ん中にいるアリアとオルタの表情に、今すぐ玄関を上げて逃げ出したくなる。
「い、いや、それに関しては病院で」
雪菜とアスナにこってりと叱られたはずだ。これ以上ないほどに。
「そうね、2人に聞いたわ」
「だが、それだけで『はいそうですか』と頷くような私達だと思うか?」
「マジか……」
俺はもう一度叱られることになった。
――――――――――――――――――
お説教は俺の部屋で行われた。
体の水分がすべて無くなるくらいまできゅうきゅうと絞られた俺に待っていたのは、アスナが作っていた夕飯だった。
みんなも言いたいことを言ったらすっきりしたのか、部屋から出た瞬間からいつものみんなに戻っていた。
「皆さん、翔さんのしたことも、完全に間違いじゃなかったと思っているからですわ」
「もしもこれで勝手に女遊びしたとかだったら、本当に後ろから刺されてたかもねー」
そんなことを言っているのは狂三と理子だ。
ずいぶんと呑気な態度だが、
「君たちは何も言われなかったのかね」
「わたくし達、色々と知ってたことを皆さんに言ってませんから」
「みんなの連帯感を高めるためにね! 翔君には尊い犠牲になってもらいました!」
「そうですか」
まあ、この2人は俺が無理矢理巻き込んだんだしな。クローディアから情報を貰うようになってからは、何もしてもらってないし。
ムリに怒られる必要は無い。この2人のことだから、うまく立ち回って、みんなの俺への怒りを鎮めてくれたんだろうし。
……そんな2人ですら、食事ではジトっとした目を向けてきていた。
「「「……」」」
その原因は、俺の隣で甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる1人の女の子だ。
年齢はクロやティナと同じくらい。銀髪に赤い瞳。すこし尖った耳はエルフの特徴だ。この世界に召喚されたときの服装、エルフの民族衣装なのか、緑と白を基調にし、肩を出した衣装を着ている。
「おや、主様。口元が汚れてまいすよ。わたくしが拭いて差し上げますね」
「い、いや、いいって、コッコロ」
ティッシュをもって小さい手をやんわりと受け止める。
まさかこの年齢になって、食事の世話をされるとは思わなかった。
「おや、主様のお皿が既に空っぽに……アスナ様、申し訳ありませんが、そちらのサラダをよそっていただけませんか。主様、先ほどからお肉料理ばかり食べているので」
「う、うん。確かにお肉ばっかり食べてたもんね……」
アスナは顔を引きつらせながら、言われた通りにサラダをよそう。
「ありがとうございます。主様、食事はバランス良く。色々なものを食べましょうね」
「う、うん。そうします」
この女の子の名前は『コッコロ』。『プリンセスコネクト! Re:Dive』に登場するキャラクターで、今回の緊急クエストで得たポイントを使って召喚された女の子だ。
長寿が多く、二次元作品でも特に見た目と年齢の乖離が大きいエルフの中では、珍しくその2つが一致する11歳の少女。
作品の中では、記憶喪失になった主人公を導く役割を託宣によって授かった、ガイド役の少女だ。
誰に対しても礼儀正しく接し、主様である主人公に奉仕することを至上の喜びに感じる、良い娘だけど、ちょっと変わっている女の子だ。
や、ちょっと変わっている女の子なんて周りに溢れてるからな。こんなの普通よ。
そう、たとえ召喚されたその日から、周りのみんなが引くほど甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるような女の子でも、もう俺にとっては異常でも何でもないんだよ。
良い娘なのは間違いないんだからな。
周りのみんなもその辺りは理解してる。まだ、ほんの数時間前にこの世界に来たばかりなんだし……
「先輩……」
「変態……」
「ロリコン……」
みんな、その辺りは理解してくれてるんだよね?
俺は自分から望んでこんなことをさせているわけじゃないからね? 何なら、少し拒否もしてるからね!?
みんなのつぶやきに、エルフの森育ちのコッコロは首を傾げるだけだ。
「通報したほうがいいですか?」
「翔は本当に引きがいい。からかいがいがある。これからの日々に胸が躍るね」
そんな呟きまで聞こえてきた。
本当に大丈夫だよね?
これからの生活、本当に大丈夫だよね?
――――――――――――――――
「ふー……」
自室のベッドの上で、大きく息をつく。
こんなに居心地の悪い晩御飯は初めてだったな。
でもコッコロはいい娘だし、適応能力もある。すぐにここに慣れてくれるだろう。そうすれば、今日みたいな過剰なお世話はしなくなる……と、良いけどなぁ。
今日はもう寝るだけ、ではなくて。
「お兄ちゃん、入るよ」
「ん、どうぞー」
ドアがノックされ、向こうからクロの声が聞こえてきた。
1日に2回の魔力補充の時間だ。朝起きてと夜寝る前に行うようにしているいつもの日課だ。
もちろん口と口での魔力補給だが、それ以上を行うことは無い。
それがアスナに信用されたため、何か言われることはなくなった。今となっては日常の風景だ。
「おーう、じゃあ今日も……ッ!?」
だが今日は、少しだけ様子が違っていた。
いつも着ているはずのパジャマを身に着けていない。下はグレーのパンツ、上はキャミソール一枚だけだ。
しかもキャミソールの丈が短い。年齢的に平坦な胸元を隠す程度、何処にもつながっていない、お腹の痛覚共有の魔力印が丸見えになっていた。
さらに、
「こんばんわ、お兄さん」
「なんでティナまで……と言うかクロ、お前その格好は……」
「別にいいでしょ。変なところ見えてるわけじゃないんだから」
そうだけど。
や、パンツ姿ってのは変じゃないのか?
「これ、なんだかわかる?」
「デバイス? 持ってたのか?」
クロのしている腕輪。それは最低限の機能を備えた魔法デバイスのようだ。
「そ。模擬戦するのにあったほうが便利だからって、ノーヴェが貸してくれたの」
クロはちびっ子組の特訓に付き合っている。その時か。
しかし、どうしてわざわざ持ってきたのか。
「それはね……よっと」
「おいおい!」
軽い調子で脱ぎだすクロ。俺が咎めるよりも早く、2枚の布切れが床に落ちた。
今度こそ一糸まとわぬ姿になるクロ。照明はしっかりと明るいため、なだらかな胸元に咲く2つの蕾も、下腹部のピタリと閉じた1本の筋も、俺の前に惜しげもなく晒された。
「お兄ちゃん、目、逸らさないで」
無茶を言うな。
いくらお子様体形だと言っても、そうそう直視できるもんじゃない。こちらにも心の準備というものがあるんだ。
それにしても、ティナは何の反応もしないな。
「まあ、いいけど。それじゃあ次よ。よく見ててね」
「や、だから見れないって……え?」
クロの腕輪が何らかの魔法を発動させる。
するとクロの体が変化し始める。体全体が膨らみ始めたのだ。膨らむと言うよりも伸びてる? 体全体がサイズアップしていくぞ!?
「お前、それって……」
「大人モード、って言うには少し成長が足りてないかな? どうお兄ちゃん?」
変身魔法、だと……っ。
小学生の時の面影を残しつつ、反抗期の生意気な雰囲気を漂わせている。
もしかして、ヴィヴィオちゃん達に教えてもらったのか? たしかあのメンバー、ヴィヴィオちゃん、リオちゃん、アインハルトが変身魔法で大人モードになるはずだ。
中学生程度の見た目にふさわしいサイズの双丘から目を反らしつつ問うと、クロは肯定した。
「燃費のいい魔法なのよね、ヴィヴィオたちが使ってるやつは。私の場合は手足のリーチを伸ばすよりも剣を作ったほうがいいから、実戦では使わないと思うけど」
「や、なんで、それを、今、披露したんだ」
実戦では。その言葉とその格好、ようやく意味を理解出来てきた。
クロは俺の途切れ途切れの口調にクスリと笑いながら、歩いてくる。
「もう、分かってるくせに」
ヴィヴィオ達の面倒を見ているときの表情とは違う、妖しい目に捕らえられ、俺は動けない。
一番背徳的な時期の体を見せつけながら。どんどん距離は短くなる。
「ちゅっ、ちゅぅ、れぇろ……」
「んっ、く……!」
そのせいで、唇が重ねられても反応が遅れてしまった。
「んっ、んふぅっ、ちゅっ、ちゅぴっ、ふむぅっ、ちゅぷっ、ふぅっ、んっく……」
何度も唇を交わらせ、舌を絡め合う。吸い出される魔力はいつもよりもはるかに多い。愛情を交換し、魔力を受け渡す感覚が、俺の緊張を溶かしていく。
「ちゅぱっ―――この魔法の練習で、いつもよりもたくさん魔力を使ったの」
そんなことは、何の言い訳にもならない。この行為をするための、ただの口実だ。
「だから、いつもよりもたくさん、ちょうだい?」
クロは俺の下腹部に手を添えながら、言うのだった。
―――――――――――――――――
「ふふっ、お兄ちゃんったら、もう準備万端じゃない」
俺の息子はすっかり固くなり、ズボンを押し上げている。だが、準備ができているというなら、クロだってそうだ。
「お兄ちゃん、の指、太くてゴツゴツしてて……ぁん、きもちぃっ……」
すでに濡れ始めている股間の割れ目に指を這わせる。体に合わせて成長しているとはいえ、もう少しほぐしておきたい。
「んっ、ぁ……!」
中指を膣口からゆっくり挿入していった。
時々折り曲げつつ、少女の肉壺を堪能するように。くちゃくちゃと粘着質な音とクロの甘い息遣いが部屋に響いた。
俺の息子をさする手はそのままに、片手をついて俺に寄りかかってきた。
「どうだ、クロ。痛くはないか?」
「んんっ、ぁ、大丈夫……っ、魔法の体、だけどっ、しっかり、感じ、て、ぁっ……!」
二本の指、人差し指が抵抗なく入る。それでも余裕がある。これなら挿入しても問題なさそうだ。
「広げられる……っ、手前のソコ、イイ、かも……この体、いつもより、かんじやすい、……っ、もう、イッちゃいそう、かも……」
「じゃあ、一回しとくか」
「え―――?」
俺は指を高速で抽送運動させた。
―――ちゅこちゅこ、ごちゅごちゅぐちゅごちゅごちゅ!!
「んんぁっんんぅっ!!?? んぁっ、だめだめっ、おにい、ちゃ……! ホント、もう……ぁああああぁああっ!!!」
俺に抱きついて、クロは体を震わせる。腰を卑猥に前後させ、指に心地よい痙攣が伝わった。挿入している指の掌までぽたぽたと熱い液体が降り注いできた。
「大丈夫か?」
「ひゃ、い、今、動かさないでっ……んっ」
唇を重ねる。
「ちゅぷ、べろんっ、れろぉ、ちゅちゅぱ、んんぅ、ぇろ、ちゅぱっぬちゃ、んちゅっ」
体の痙攣が収まると同時に唇を離した。
「変身魔法は?」
「それはダイジョブよ。魔法はデバイスで管理してるから。魔力が続いてる限りは絶対に解けないの」
つまり、どんなに激しくしても大丈夫ってことか。
「じゃあ、そろそろ……」
「もう、現役JSに我慢できないなんて、お兄ちゃんは変態ね」
「……別に無理にっては言わないけど?」
「あー! ウソウソ!! 冗談だから!」
そんなのは分かってる。こっちだって冗談だ。
クロは俺のズボンに手をかけた。俺は逆らわずに腰を上げる。すぐに俺の息子は外に顔を出した。
硬く反り返りつつもびくびくと震えるそれをクロは優しく掴み、秘部に添える。
だらだらと流れ続けるクロの蜜液と俺の先走りが混じり合い、ペニスが卑猥にコーティングされていく。
「ひうっ!」
「ぅ、っ……」
亀頭の先端が飲み込まれ、大きく跳ねた。
「それじゃあ、するね?」
「ああ」
ぬちゅっ、ズブブッ……。
心地よい抵抗感を感じつつ、ペニスがクロの体内に埋まっていく。
「ぁああん、きもちいい……お兄ちゃんの、おおきくて、熱いのが……んんぁあっ!」
体が大きくなったため、痛いほどの締め付けがあるわけではない。クロのナカもみずみずしく締め付けてくれる。
この魔法によって、体の意識も変わるのだろうか。子供サイズの時は快感と言うよりもペニスに違和感を持っているという感覚だった。本来開くべきではないモノが無理やり開かれている感覚だ。
だが今回は違う。膣壁自らの意思でペニスの形に変わり、肉棒に合わせて脈動していた。お互い痛みを感じない絶妙なフィット感が心地よい。
「んはぁっぁ、ぁん」
腰を揺らし、奥の奥をこするように運動する。激しい動きではないが、それでもピリピリとした快感が蓄積していく。
「アソコにぴったり……っ、奥にしっかり届いてるのに、苦しくない……っ。お兄ちゃん。お兄ちゃんは気持ちいい……?」
「ああ、すごくいいぞ」
「んぅ、ぅぁん、よか、ったぁ……んはぁ、本当は、もうちょっと、おっぱいもあればよかったんだけど……んっ」
同じ魔法を使っても、なぜが全く同じ成長をすることは無いのだとか。身長や体の一部分の変化はどうしても起きてしまう。
アインハルトやヴィヴィオちゃんの場合は、それはもうたわわに実る。だがクロの場合は『膨らみかけ』という表現がぴったりだ。
「別に小さくても、今のクロはエロいから」
「……それ、あんまり誉め言葉じゃないよ?」
生意気なことを言うクロ。
でも自分で腰を動かしていたおかげでどこが好みでどこが弱いのかを把握出来た。ぴったりサイズなおかげで、少し揺らせばそれだけで快感になるのだ。
俺は弱点部位を雁首で擦るように腰をグラインドした。
「あぁん、うごいちゃ、らめぇっ、わたしがっ、わたしが動くの……んんぁっ、ンンっ……! んんっ!? ちゅっ、ぁんっ、ちゅぅん……れろっろっ」
俺が唇を重ねると喘ぎながら唇を重ね返してくる。観念したのか腕が後ろに回され、クロも自分で腰を揺らし始めた。
「ひん! あぅ! ひぐっ、んんっ、あンっ、あっん、はぅっ」
奥のコリコリとした部分がちゅぱちゅぱと男汁を求めて吸い付いてくる。キスの雨を降らせるように、何度も、何度も押し付ける。
「んっぁああっ……ぅうぅっぅぅぅううんんんっ!!!」
柔肉が急激に締め付けてきた。逸物を一番奥へ突き上げるとビクンと震え、今度は吸い付いてきたまま離れようとしない。最後まで、残らず飲み込んでしまおうという雌の動きだ。
クロがひときわ激しい喘ぎと痙攣を起こす。体がこわばり、俺の服を引きちぎらんばかりの力で握られる。
だが、まだ俺は出していない。
「俺ももう、出っ……くッ」
「えっ……?」
射精の直前でお預けにされてしまってはたまらない。座っていた俺は、いまだ細かい痙攣を続けるクロを持ち上げベッドに倒れこんだ。
「ふぁ!? ぁあああっん!!! だめだめだめっ、らめぇえっ……イッたばかり、イッたかりゃぁ……ンンぁああッッンンンっ!!!」
俺の快感だけを優先した、めちゃくちゃなピストンセックスだ。絶対に種付けしてやると言わんばかりの押しつぶすような動き。
おかげで収まりかけていた射精欲がどんどん高まっていく。
それに連動するように、クロの体の痙攣がどんどん強くなっていく。
「イく、ぅ―――――っ!!!」
クロの体の痙攣を抱きしめることで無理やり押さえつけ、ペニスを奥までねじ込む。
クロの最奥で、俺のペニスが爆発した。俺たちの体が一緒に痙攣し、1つになったような感覚に陥る。自分では制御できない肉棒が、手加減なしでクロの子宮に子種を流しこんでいく。
「お腹、熱っ、ぃ、力はいんな……」
ちょろちょろと、熱い液体が、俺たちの接合部を濡らした。
痙攣が収まるまで待ち、俺はペニスを引き抜いた。
俺の形に大きく開けられていた口が、元の形に戻っていく。
「すごっ、こんなに出したのに、まだ全然硬い……」
クロのナカから引き抜かれた俺の息子は、まだまだ固く反り返っていた。
クロの体が光り、元の大きさまで戻った。
するとナカのサイズが小さくなったことが影響したのか、少しだけ開いた割れ目から俺のモノが溢れ出してくる。
「う、ん……ちょっとだるいかも。お兄ちゃん、どうするの?」
「どうするって……」
「お兄ちゃんのおちんちん、まだまだやる気満々みたいだけど?」
多分、いつか手に入れた『絶倫』のせいだろう。出す前に比べても全く衰えることなく反り返っている。
気分も、まったく変わらない。俗にいう『賢者タイム』にはなっていない。
だからって、ちょっとだるいと言っている娘にこれ以上お願いするわけにはいかない。
ちょっと休憩していれば、治まってくれるだろう。
「良かったわ。まだまだ出来そうってことよね?」
「はい?」
「ここは、ティナに譲るわ」
「はいっ。お兄さん、よろしくお願いしますっ」
「完全に忘れてたよ……」
今の行為、全部ティナに見られてたってことか。
「そのくらい私に夢中になってくれたってこと? だったらうれしいわ」
夢中にというか野獣になってたな。普段とは違う姿というものが、こんなにも心に来るものだったとは。
「だったら、この魔法を覚えた甲斐があったわ」
「……確かに効果抜群だったよ」
ぐうの音も出ないほど、俺の完敗だ。
や、それにしても、だ。
「ティナに譲る? どういうことだ?」
「お兄ちゃん、どうしてわざわざティナに見せたと思ってるのよ」
「まさかとは思うけど、そのためなのか?」
そのためとはつまり、『そのため』だ。
「当たり前でしょ。私達だって、いい加減にしてほしいのよ。私はいいけど、ティナは特にね。1回もしてないんだから」
「や、そもそもティナは意味を理解してるのか?」
別にこの先には時間はある。
少なくとも俺は投げ出すつもりなんてないんだ。しっかりと意味を理解してからでも、遅くはないはず。
「お兄さん」
「馬鹿にしないでよ、お兄ちゃん。私だって、無理矢理なんてまっぴらゴメン。しっかりと考えて答えを出してるの」
そう言う事なら、
「ティナ、良いのか?」
「はい、もちろんです」
ティナはそう言うと、クロを見習って、服を脱ぎだすのだった。