「うう、ん……」
ぼんやりと意識が浮上してきた。
体が気怠い。結局夜中を超えて朝方まで2人とセックスしていた。後片付けをして布団に入ったのはいいけど、睡眠時間はおおよそ2時間だった。まだいつもの時間よりは早いけど、なんとも微妙な時間に起きてしまった。
少し寝不足だけど、でもそこは若さで乗り切るとしようか。六課の入隊式なのに夜通しセックスしてる俺も俺だけど。
「ん?」
なんだか温かいものが布団の中に入ってる?
そう思って布団をまくり上げると、
「ん、ぁ、もう朝……?」
「理子か」
久しぶりに会った理子はもぞもぞと動き、丸まって布団にくるまっていた。子供っぽいもこもこパジャマに身を包んだ理子は、その童顔も合わさってかなり幼く見える。
この娘、いつの間にウチに来たんだろうか。
「や~、まだ起きたくない~、布団返して~」
もぞもぞと上へ、俺の枕まで登ってくる。
「布団~」
「ああ、はいはい」
俺は布団をかぶせる。
「ん~」
理子はぴょこんと布団から顔を出した。
「いつの間にこっちに来てたんだ?」
「ついさっき。最近昼夜逆転してたからさぁ、全然眠くなくて。翔君と一緒だったら寝られるかなぁって」
それはそれは。
「んふふ、ニヤけてる~。まあでも、翔君は翔君で、昨日はずいぶんとお楽しみだったみたいだねぇ」
「ああ、おかげさまでな」
昨日のアスナとアリアの異変、やっぱり理子が用意したマッサージが原因だったのか。
「でも―――」
布団の中の理子の手が、俺の下腹部を撫でた。
「―――翔君のここは、全然元気みたいだね」
「……みたいだな」
幼く見えると言っても、その実、理子の身体は出る所が出ている。理子は全く気にしていないのか、ぐりぐりとすり寄ってくるのだから、こうなってしまうのも仕方がない。
と言うかコイツが下着しか着ていないのが悪いんだよ。
まあ、ほんの数時間前まで何発も出していたとは思えない回復力だとは思うけど。本当に節操がない。
そんな硬くなった肉棒を、理子は指で弄んでいた。
「ん、いいよ」
布団がはがされる。
俺が腰を上げると、慣れた手つきで俺のズボンが脱がされていく。
「はい、ご対面~」
ズボンを押し上げていた肉棒が解放された。
「それじゃあ、いただきまーす……んえろぉ……」
「く、あ……っ」
理子のむっちりとしたお尻のせいでどんな風にされているのかは分からないが、ねっとりとした空気が俺の肉棒を包んでいる。
理子の舌が舐めまわり、じゅぽじゅぽと音がする。温かい何かが上下に動く感覚もする。
「じゅる、ぐぽ、くぽぽっ、じゅずるるるっ」
それに合わせて理子の身体も揺れている。ハニーゴールドの派手な下着とそれに窮屈そうに収まっているお尻。そして女性の秘部。
そんなものを目の前に突き出されていて、我慢できるわけがない。
人差し指を差し込む。
「んんっ!?」
布越しでも粘ついた液体が付着するのがわかる。突くだけでなく上下に動かしてみると、薄い下着はだんだんと割れ目に張り付いてきた。
「もう、そんな急に。そんな悪い子には、こうだっ」
「う、く……っ」
文句を言って来る理子だったが、口を離しても手は止めていない。亀頭全体を掌で包み込むように刺激してくる。
漏れ出した先走りも掬い取り、潤滑油にしてくるのだ。
その強烈な刺激に、俺の口から声が漏れた。
それに気を良くしたのか、理子の手の動きが大胆になっていく。亀頭だけに収まらず、竿も、大胆な指使いで巧みに責められる。
理子の口で唾液コーティングされた肉棒は、そんな動きでも快楽に変換してくれる。
心地よい快楽を堪能していると、すぐに限界が訪れた。
「理子、そろそろ……っ」
「ん……んぁ」
再びぬろぬろした口内に包まれた。
その快楽に身を任せ、理子の口内に吐き出した。
―――びゅるる、ぐぶぷぷっ、びゅくく
「んっ、んん……」
そのすべてを飲み込んだ理子。向きを変えて、頭をこちらにした。
「苦ぁ……」
「すまん」
「いいのいいの。理子が好きでしたことだし……でも、昨日た~くさんしたとは思えない量だね……それとも昨日はそんなにしてなかったの?」
いや、そんなことは無かったと思うけど。
「確か、4回は出したはず……」
「うわぁ、アスナ、よくもったね」
「向こうからもっともっとって言ってきたんだよ。1回はアリアだった―――」
「―――アリア?」
理子の口調が変わった。え、なんで?
「あ、ああ。アリアもマッサージ受けたんだろ? 理子がそう差し向けたんじゃないのか?」
「ああ。でも、まさかそこまで一気に進展するなんて……」
何やらぶつぶつと呟いていた理子だったが、
「―――よし」
下着を脱ぎ捨て、俺に跨いで立つ理子。その秘部はすでに涎を垂らし、今すぐにでも何かを食べたいと言っていた。
そしてその目は、捕食者の目になっていた。
「お、おい」
「今から何されるのか、分かってるよね?」
腰を下ろし、復活した肉棒を添え、
「ううああぁぁぁ~~~……っ」
一気に腰を下ろした。口とはまた違う圧迫感を、俺のペニスは感じていた。
だがそれよりも、
「あっ、ヤバ、もうイきそ、ぅ!?」
体を丸めて痙攣している理子だ。
「理子?」
「……だって前にした時からずっとシてなかったし。女の子だって性欲は溜まるよ」
理子は恥ずかしそうに言った。
「でも、ぉお゛」
理子は腰を持ち上げ一気に振り下ろす。痙攣する理子の足はカクカクと震え、上下運動をするにも相当の体力を消費するはずだが、その勢いは衰えない。
「アリアとシたって言われ、てぇっ!」
もう一度。一度絶頂を迎えたことで顔を出してきた子宮が殴打される。
「このままっ、引き下がれるわけないっ、でしょっ!」
一発、一発、理子の奥にある子宮に響くようなくい打ちピストンだ。
だが久しぶりというのは本当のようで、そんな暴力的なピストンにも理子の膣内は歓喜の涙を流していた。
それは理子自身が一番分かっているはずだった。
「う、ううぅぅぅぅっぅ……!!」
再び体を震わせる理子。それでも理子の深い腰振りは止まらない。
「ふっ、ふっ、あうううぅぅ、うぁ、はっ、はっ」
アリアのおまんこよりも、自分のおまんこの方が気持ち良いのだと、そうすり込もうとするようなピストンだ。
「理子っ、俺、そろそろ出そうだ……!!」
「理子もっ、またっイッ、あああぁあっぁあ!!」
最後のスパートとばかりに速度を増す理子の腰振り、だがすでに快楽の限界値は超えているんだろう。後はどれだけ溢れさせることが出来るかだ。
「お゛ごぉ……!!」
ひときわ深い腰振りが、理子の子宮に突き刺さった。汚いオホ声が理子の口から洩れ、膣内が急激に収縮を繰り返した。
それと同時に、俺も限界を迎えた。
「う、ぐぅっ」
―――びゅぶるるっ、びるるっ、びゅるるう
俺達は抱き合いながら、お互いの絶頂に酔いしれる。汗ばんだ体で抱き合いながら、繋がったままで。
そうすること1分ほど。呼吸が落ち着いてきた理子は、
「ね、もうちょっとしない?」
「や、今日から学校だろ? それに俺は六課の入隊式がある」
「学校は別にいいじゃん? 六課に間に合えば―――」
「ダ メ で す!」
俺の部屋の扉を勢いよく開いたアスナによって、それ以上の行為はストップさせられてしまうのだった。
―――――――――――――――――――――――――――
2学期が始まった。1週間前には怪獣に踏み荒らされたことが原因で島中の機能がダウンしていたというのに、今ではすっかり元通りになっているように見える。
俺はというと朝の行為が嘘のように普通に登校した。理子は文句言ってたけど、アスナの圧力には勝てなかったみたいだな。
アスナは、そんな俺に対して何とも言えない視線を向けていた。前の日にあんなにしたのにって顔だ。まあ本人から誘ってきたんだし、そこは見逃してもらいたい。
当然、そんなコトがあったとしても武偵高の始業日は変わらない。
「おはよう諸君。1週間前にあんなバカ騒ぎがあったというのに、全員揃って登校したことは誉めてやろう」
担任である那月先生も休み前と一切変わらない様子だった。相変わらずの尊大な態度も、暑苦しい黒のゴスロリドレスも。
那月先生は全員揃ってと言っているが……例によって何人かいなくなった生徒がいる。その人たちは転校扱いなんだろう。ホントの所はどうか知らないけどね。
そして、それとは逆に転校してくる人もいた。
1人は派手な金髪にサングラス、金色のネックレスをかけている不審者だ。
「土御門 元春だにゃ~、これからよろしくだぜぃ!!」
何でこいつはいきなり馴れ馴れしいんだ。肩を組んでくるな! 那月先生からチョークが飛んでくるだろうが!
もう1人は首にデカいヘッドホンをかけたヤツ。
「矢瀬 基樹だ。よろしくな、夜月」
土御門ほどじゃないが、いきなり俺に話しかけてくる。ってか、その首掛けヘッドホン、邪魔じゃないのかな?
分かるとは思うけど、2人は原作のキャラクターだ。
『土御門 元春』は『とある魔術の禁書目録』、『矢瀬 基樹』は『ストライク・ザ・ブラッド』の。
能力や性格云々は置いといて、両者に共通する原作での立ち位置は、主人公の友人兼どこかしらのスパイ、エージェントだってことだ。
このタイミング、俺のことを監視しようとどっかから派遣されてきたんだろうなぁ。やたら俺と仲良くしようとしてるし。逆に露骨過ぎないか? こんなもんなのか?
何人かのクラスメイトもそれを察したのか、いつも以上に俺から距離を取っていた。いつもは女たらしの変態としてだったけど、明確に危険人物って認識された感じ。
面倒なモノには首を突っ込まないようにしようという、武偵の防衛本能だろう。
そうして転校生の紹介を終えた那月先生は、ホームルームを続ける。
「始業式後、速やかに宿題を回収する。忘れてきた者は今日から補修だ。覚悟しておけ」
俺はもちろん大丈夫だ。絶対忙しくなると予想していたおかげで、宿題なんてものは休みの序盤に片づけていたからな。でも、クラスの何人かが息を呑んだ雰囲気が伝わってくる。
那月先生のクラスで宿題を忘れるなんて愚かな行為をした奴らに同情はしないけど……マジかよ。今日始業式なのに? 今日から補修すんの? 鬼じゃない?
「それでは始業式に向かう。さっさと並べ」
那月先生はなんの抵抗もさせず、粛々とプログラムを進めるのだった。
とまあ、色々な行事をしている間、ここ数日の行為によって手に入れることの出来た能力を紹介したいと思う。
ジクウドライバー強化パーツ
ジクウドライバーの強化パーツ。
このパーツを組み込むことで、以下の効果を追加出来る。
・ライダーのウォッチ、ライダーのベルトを揃えると、フォームチェンジアイテムを使うことで、フォームチェンジが可能になる。
フォームチェンジを行うと各形態の専用武器も使用可能になる。
タンクフルボトル
仮面ライダービルドに変身するためのアイテムである、フルボトルの一種。
戦車の力が封入されている。
ホークガトリングフルボトルセット
仮面ライダービルドに変身するためのアイテムである、フルボトルの一種。
タカとガトリングのセット。
ダブルドライバー
『仮面ライダーW』に変身するためのベルト。『ガイアメモリ』を使うことで仮面ライダーWに変身することが出来る。
ガンダム
機動戦士ガンダムに登場する兵器。
言わずと知れた、すべてのガンダムタイプの祖。
基本的な武器が全て揃っている。MSの操作を練習したい場合はこの機体を使うべし。
Zガンダム
機動戦士Zガンダムに登場した兵器。
簡易サイコミュである『バイオセンサー』を搭載した可変MS。
バイオセンサーが人の魂を集めることで、兵器以上の力を発揮することも……?
変形機構はMSのアーマーが装着者から外れ、変形することで再現される。
ガイアメモリ詰め合わせセット
仮面ライダーWに変身するためのアイテムである、ガイアメモリの詰め合わせセット。
このセットには基本6本であるサイクロン、ヒート、ルナ、ジョーカー、メタル、トリガーのメモリが入っている。
悪魔の実栽培キット
ONE PIECEに登場するアイテムである悪魔の実を育てるための栽培キット。
どんな実が出来るのかはお楽しみに! たわわに実らせよう!
……こうして並べてみると、シャーロックとの戦いの後にかなりの数の行為を致したんだなぁと思う。
まあ一つ一つ見ていくと、だ。
一番初めのジクウドライバーの強化パーツ。これは実際にどのような効果か、丁度条件が整っているビルドを例に説明する。
現在ビルドはウォッチもベルトも持っている。そして今回の行為でタカとガトリングのボトルも手に入れた。
ジオウのアーマータイムはそのライダーの基本形態になる。だが、ウォッチと変身アイテム、今回の場合はタカとガトリングをウォッチに融合させることで、ホークガトリングにアーマータイムすることが出来るのだ。
つまるところ、アイテムさえそろえれば、別形態(フォーム)にもアーマータイム出来るようになったという訳だな。
ダブルのベルトとメモリも手に入れたので、こっちでもフォームチェンジ出来る。
そんな面倒なことしなくても、ビルドだったらビルドドライバー使えばよくね? と思うかもしれないが……他のライダーへの変身は、ダイオラマ球の仮面ライダー博物館の中でしかできなかった。
その外はもちろん、変身した状態でダイオラマ球の外に出ると、変身状態を保てなかった。多分ジオウが関係してるんだろうけど、これは少し残念な仕様だった。他のライダーは写真撮影で我慢することにしよう。
そして新しく手に入れたMSであるガンダムとZガンダム。ヴィヴィオちゃん達からMSをねだられていたけど、これはみんなには貸せないな。俺が使うことにしよう。
それで、最後の悪魔の実栽培キットだけど……これが一番扱いに困った。
あの悪魔の実を作れてしまうキット。食べるだけで確実に能力者になってしまう悪魔の実はスタンドよりもはるかにお手軽だ。
原作の悪魔の実がどのように作られるのかは知らないけど、この世界では木になる実のようだ。
しかもこれ、多分複数できるんだよね。不用意に育てると大変なことになりそう、という訳で、今は育てないで封印しておこうと思う。
こんな危険物を作っていると、別の罪に問われそうだしね。
てかコレ! 栽培キットってつまり、これで出来る悪魔の実って『SMILE』じゃないのか? やばすぎるだろ! ドフラミンゴになっちゃうよ!
ま、そんな感じだ。で、だらだらと行事を流していくと、いつの間にか始業式の行事はすべて終了していた。
始業式終了後、宣言通り宿題が回収された。26人中、提出できなかったのは4人。中には家に忘れてきたという奴もいたが、そんな言い訳に応じるほど、那月先生は甘くなかった。
全員等しく補修の刑だ。
俺はもちろん何ともなかった。今日の午後からは六課での顔合わせがあるんだからな。補修で行けませんなんて格好が悪いにもほどがある。
「それじゃあヤミ、夕方には帰るから」
「わかりました」
ヤミともこの程度の会話なら問題なくこなせるようになった。
鞄を持って教室を出ようと……
「おい、夜月 翔」
「……」
那月先生に呼び止められた。
「なんでしょうか」
「そう怯えるな。取って食おうというわけじゃない。少し話があるだけだ」
手を使ってこっちに来いとジェスチャーをされる。この人に逆らったところで、俺に得はないか。
近寄った俺の肩に、那月先生が手をのせる。
「場所を変えるぞ」
次の瞬間、不快な浮遊感とともに景色が切り替わる。
空調が効いた室内とは違う、カラっと晴れた夏の日差しが降り注ぐ屋上。ここまで空間転移したらしい。
「それで話っていうのは?」
「ああ」
何処から取り出したのか、1人だけ日傘を差した那月先生は口を開く。
「夏はずいぶんと活躍したようだな」
「まあ、そうかもしれないですね」
『活躍』というのはあの怪獣騒ぎと、その後のイ・ウーのことだろう。黒服に口止めされているとはいえ、那月先生なら知ることが出来るんだろう。
とは言え、わざわざ忠告してくれるなんて優しいな。
「お前にはお前の考えがあっての行動だったんだろうが、これから面倒なことになるぞ」
「自分で蒔いた種ですからね。しっかり責任は取りますよ」
「言ったな? その言葉、忘れるなよ。だがこれ以上の面倒を起こすな」
「や、那月先生には面倒かけてないでしょ」
「ふん、どうだかな」
何故か遠い目をしている那月先生。いったいなんだというのだろうか。俺には心当たりが無い。
どうせすぐに騒ぎを起こすだろと呆れられているのかもしれない。そんなまさか。俺だって進んで戦いたいわけじゃないですよ。
「そう言えば、那月先生はどうだったんですか? 夏は」
「私か? ウチの
「それは……ご苦労様です」
武偵はヤクザのようなモノだからな。一般のお客様に迷惑をかけないように、注意が必要だったんだろう。原作よりも大変そうだ。
「いや、毎年のことだ……それに私は、どこかに旅行に行くわけにもいかんからな」
「はい?」
「なんでもない。時に夜月。お前は今学期から、長期の校外学習カリキュラムを受講しているな」
長期の校外学習とは六課での仕事のことだ。
「せいぜい気を付けるんだな。あそこの部隊は、というかあのお人好しどもは進んで厄介な事件に首を突っ込むぞ」
そう言い残して、那月先生は空間転移で消え去るのだった。
「どうせ戻るなら、俺も連れて行ってくれればいいのに……」
そう言えば、イ・ウーの件はともかくとして、どうして六課のことも気をつけろなんて言ってきたんだ? あの口ぶり、六課のメンバーと親しいのか?
ぼやきながら下駄箱に向かう。今日は六課初日だ。