翔が去った後のリビング。
「「「ふーっ……」」」」
3人は席に深く腰掛け、何もしゃべらない。3人分の重い吐息が重なり、その場には重い雰囲気があった。
「はやてちゃん。今日の事は……」
「翔君を裏切ることはできひんよ。ウチらだけの秘密。翔君に優先的に任務を振るのは……彼の活躍を見ればそんなに不自然やないやろ。人員配置の権限は私にあるし、外野からはとやかく言わせへん」
「だね」
なのはは頷いて、フェイトを見た。
「それでフェイトちゃん。どうしてさっきから何も言わないの?」
「っ、あはは、気づいてたんだ?」
「そりゃあ、まあ」
翔は作品の説明で多少興奮したせいでフェイトの異変に気が付いていなかったが、翔の能力の説明を聞いた時点から、フェイトの口数が少なくなっていた。
「ま、色々と複雑な気持ちになるのは分かる」
「そうだよね。まさか翔君の能力があんな……」
異世界から来たという話もそうだが、それ以上に能力の獲得方法が驚きでもあり、そして
「(好きな人に恋人がいるってだけじゃなくて、能力のために複数の女性と関係を持ってるんだもんね……)」
「(周りの娘と翔君の説明を聞く限り、全部同意の上って事らしいけど、複雑やろなぁ……)」
2人は念話でやり取りする。
「うん。正直私もびっくりはしたけど、納得もしたよ。だって周りにあんなに女の子がいるのに、その誰とも、なんてちょっとおかしいもん。むしろ納得しちゃった。そう言う事情があったんだなって―――私にも、可能性があるんだなって」
2人は身体を固くする。その後に続く言葉を予測して。
「だから今日、告白しちゃおうと思う」
はやてとなのはは一瞬言葉に詰まる。
「気持ちを落ち着けたら、翔の部屋に行ってくるね」
「……うんうん。もういっそのこと翔君のお風呂に突撃したれ! そしてそのまま―――」
「はやてちゃん」
「じょ、冗談やて……」
なのはのひと睨みに、はやては震えあがった。なのははフェイトに向き直る。
「でもお風呂に入っていった方が良いと思うよ。その……何があるか分かんないし」
「だよねっ。じゃ、じゃあ、準備してくる!!」
そう言ってフェイトは着替えを取りに自分の部屋に向かうのだった。
「……なんか、意外やな」
「え、何が?」
「や、なのはちゃんが『そういう事』気にするって。イメージなくって」
「バカにしてる? 私だってそのくらい知ってるんだから。だったら一言あってもおかしくないでしょ?」
それは本当の事だったが、自分の体に起こっている異変も原因ではあった。そのせいで余計に『そういう事』が意識されたのかもしれない。
残された2人には、さらに微妙な空気が流れるのだった。
――――――――――――――――――――――――――――
風呂に入った俺は、まだリビングにいたなのはさんとはやてさんに挨拶して、割り当てられたゲストルームで寝ようとしていた。
ゲストルームはそこまでの広さはない。シングルベッドが1つと小型のサイドテーブルがある程度。本当に寝るだけのスペースといった具合だ。
ベッドに寝転ぶと、先ほどの作品説明の雑さが思い出される。
「うーん。やっぱり口だけの説明だととっちからかるよな。今度もっと正式な場だったら資料にまとめたほうがいいか? いや、でもそういうの残すとまずいのか……」
などと考えていると、部屋の前に気配を感じた。
「翔? 起きてる?」
「フェイトさん? 起きてますよ」
「入ってもいい?」
「どうぞ」
部屋の扉が開いた。
扉越しに聞こえていた通り、そこにはフェイトさんが立っていた。どことなく湿度が高く感じる。
そういえば寝る前の挨拶の時にフェイトさんはいなかった。俺と入れ違いで部屋に着替えを取りに行ったって言われたな。お風呂に入ってきたってことだろうか。
お風呂に入った後だからか、顔が赤く上気していた。
椅子もないので、2人でベッドに腰かけた。
「それで、何でしょうか」
と言いつつも、俺は覚悟を決めていた。
散々周りから言われていたのだ。そうでなくても女性が夜、身を清めて男性の部屋を訪れることが、どのような意味があるのか。
「こんな時間にゴメンね。寝るところだった?」
「何もなければ、そうするつもりでしたが」
フェイトさんが来たからにはとことんまで付き合うつもりだ。
「今日、話してくれてありがとね。色々、言いにくいこともあったのに」
「いえ……俺も、それを利用しているのは確かなので。フェイトさんも、驚かせてしまいましたよね」
「そう、だね。流石にちょっと驚いたかな? で、でもレアスキルの代償を笑うのはマナー違反だから。その能力に助けられたこともあったでしょ?」
レアスキル。まあレアスキルか、俺の能力は。そう解釈してくれんだな。世の中には4年に1回目覚めて難事件を超能力で解決する睡眠刑事もいるらしいしな。
「そうなの? 聞いたことないな……って、何の話してたんだっけ?」
「フェイトさんの用事についてですよ」
あ、とフェイトさんは息を呑んだ。同時に顔を赤くして落ち着きを無くしていく。その様子に用事の内容を察し、俺も覚悟を決めた。
「あ、あのね」
「はい」
「あんまり、気の利いたこと言えないんだけど。今日、翔の話を聞いてね、翔は、たくさんの人と付き合ってるって聞いてね。私にも可能性があるならね……私と、私とも、付き合って欲しいの」
意思は伝わった。
「あの説明を聞いた上で、それでもそう言ってもらえるのなら、よろしくお願いします」
「う、うん! よろしくお願いします!!」
俺達は互いに頭を下げた。
こうして、晴れて俺とフェイトさんは恋人になった。ヤベーな俺。これで何人目の恋人なんだ?
兎にも角にも今宵のイベントは終わり。そう思いかけた俺だったが……何故だろうか、フェイトさんがまだ何か言いたそうにしているぞ。しかもすごく言いづらそうだ。告白以上に言いにくい事なんてあるとは思えないのに。
「ごめん、翔―――」
「フェイトさ―――むぐっ!?」
突然視界がフェイトさんでいっぱいになる。
唇を唇で塞がれ、右手首を掴まれ、俺はベッドに押し倒されていた。フェイトさんの柔らかな双丘が俺の胸で潰れる。
フェイトさんのキスは唇を合わせるだけの子供だましではなく、しっかりと性感を呼び覚ますものだった。
俺の後頭部がベッドに設置すると同時に舌が差し込まれ、俺の舌をつついてくる。始めは驚いたが俺もすぐにこれに答えて舌を吸い出した。
じゅる、じゅじゅるる、ぺちゃ、ぴちゃ、と粘着質な音が部屋に響く。
俺のペニスはすぐさま硬くなり臨戦態勢になる。
俺の上にのしかかっている状態のフェイトさんは、存在感を増した俺のイチモツに驚いていたが、なんとそのまま自らの下腹部を押し付けて上下に動き出した。
これはつまり、そう言う事なのか?
俺は背中に手を回す。フェイトさんは何も言わない。
背中をさすりながら徐々に下に。上を少しだけまくり上げ、ズボンとパンツの境界に指先を突っ込む。それでもフェイトさんは何も言わない。
それどころか、フェイトさんは腰の動きをますます大胆にしていく。
唇を離す。
「はぁ、ひぁ、あっ、へぁ……」
「びっくりしましたよ、まさかこんなことしてくるなんて……フェイトさん?」
「あ、ご、ごめんね? びっくりしたよね?」
と、言いつつもフェイトさんの腰の動きは止まらない。硬くなってズボンの中でテントを張っている俺のペニスを衣服越しに挿入するかのように、俺の先端が湿り気を感じるくらいにめり込んでいた。
これはもしかして……
1つの予感を感じつつ、さりげなく押し倒されている姿勢から脱出する。フェイトさんはベッドに座ったまま俺は立つ。
「ま、あ、びっくりはしましたよ」
「ひ、引いたよね? ホント、ごめん。でも体おかしくて……なんでだろ、全然我慢出来ない……イヤ?」
「そんなわけないじゃないですか! でもいいんですか? そんな付き合い始めていきなりなんて」
「う、うん! 私もしたいから……っ」
よし、それじゃあ、
「じゃあ脱いでください」
「うんっ……え?」
「え? って、これからするんですし脱がないと。それとも俺が脱がせた方がいいですか?」
「じ、自分で! 自分で脱ぐから!!」
言葉の勢いのままに自分の衣服を脱いでいくフェイトさん。豊満な体を包む深い青色の下着が目に飛び込んでくる。引き締まった体ながらも柔らかい部分がわかるフェイトさんの体は極上以外の表現が出来ない。
だが下着姿になったところで手を止める。恥ずかしそうに眼を反らしながら、
「しょ、翔も脱いでよ……!」
「ああ、そうですね」
「っ!!」
俺はためらわず下着ごと衣服を脱ぎ去った。
半裸のフェイトさんを見てますます固く反り返った俺の愚息が姿を現し、それを見たフェイトさんが口元に手を当てて息をのんでいる。
「す、すごい、ね……ね?」
「そ、そうですか?」
他人の膨張したイチモツを見たことはないので、すごいのかは分かんない。もしかしてフェイトさんには俺以外のモノを見た経験が……?
「な、無いよ!? そんな経験なんて! 凄いっていうのはっ……その、凄いってコトなんだけど! でも誰かのと比べたとかそんなんじゃないから!!」
知ってる。ちょっとからかっただけだ。
「うぅ~……っ。翔ってもしかして、付き合うとイジワルになるの?」
「どうでしょうね?」
自分ではちょっと分からないな。
と思いつつも、イジワルなことを思いついて一歩前に出る。こうして考えると、確かに少しイジワルになっているかもしれない。
「そういえばフェイトさん、さっき何やってたんですか?」
「さっき?」
「俺の上に跨ってキスしてた時ですよ」
一歩前に出て、フェイトさんの股間に指を添える。大人っぽい紺色の下着に触れた途端、ねっとりとした湿り気を感じた。
しっかりと涎を垂らしている下の口を、下着の上からかりかりと引っ掻く。
「ここに俺のチンポを押し付けてぐりぐりしてたじゃないですか。アレって何だったんですか?」
「あっ、しょ、まって、まっ、あぁっ、ひぃ……っ」
腰を逃がそうとしているところをもう一方の手で押さえる。そのついでに密着した反り返ったペニスがフェイトさんのお腹に押し付けられ、フェイトさんの豊満な双丘が俺の胸で潰れる。
両手は自由なのだからそれで抵抗すればよいのだが、フェイトさんはいやいやと言うだけでそれ以上の抵抗をしようとはしない。それどころか自分で腰を振って快楽を貪っている様にも見えた。
ぬめる下着をずらし、その奥の秘肉にくちゅりと触れた途端ピタリと抵抗は止む。
「挿れますよ」
「ぁ! ぁ、ぁ!」
にゅるりと、何の抵抗もなく指が飲み込まれた。軽くピストンさせてみても全く抵抗がない。むしろ指なんかでは物足りないと叱られているようだ。
フェイトさんの口端から垂れ落ちる唾液。
それをもっと見たくなった俺は、そのままくちくちと秘部を粘着質に弄り続ける。フェイトさんはやがてあられもない声を上げた。
「あ……っ!! あたっ、もう……、あ、あぃ、いっ……ッッッ!!!」
ぴんと背を反らし、ぎゅっと目を閉じるフェイトさんは法悦の空を飛ぶ。硬直し、びくっ、びくっと全身を震わせ、ゆっくりと床に座り込む。
「フェイトさん」
「……んっ」
放心状態のフェイトさんを手助けし、ブラを取り、ベッドに寝かせて、ショーツを脱がせた。
恥ずかしそうに頬を染めていたが、抵抗はなかった。足を開かれ、ヒクヒクと蜜を漏らすおマンコを開帳されられても、恥ずかしそうにはしても抵抗はされなかった。
極上の女体を前にして俺もペニスも我慢の限界だ。
「いきます」
「うん。きて……っ」
ペニスを添え、腰を突き出した。挿入は驚くほどすんなりうまくいく。途中で多少の突っかかりを感じたものの、フェイトさんからの静止の声もなく最奥まで到達してしまった。
「あ、っつ……っ」
温めた果実にペニスを突っ込んでいるような感覚に陥る。ぐずぐずに熟れた果肉に包まれながらも、甘い刺激がチンポを起点に全身に広がる。
奥まで挿入した状態で腰をぴったりくっつけて子宮を潰すようにゆっくりと体重をかける。
それだけでフェイトさんは、
「ぁ、ぁに、こぇ、ぃく……っ!!」
顔を両手で覆い、体を震わせていた。膣内は分かりやすく痙攣し、その痙攣に合わせてペニスをゆするだけで精を絞ろうとするおマンコに奥へと飲み込まれてしまう。
その様子に流石に違和感を覚えた。
いくら何でも感じすぎでは?
「フェイトさん、今日何か変なことしませんでした?」
「へぁ? きょ、う? 別に何も……マッサージに行ったくらいで……」
「マッサージ……?」
その単語に思いつくことがあった。
あれは夏休みの最終日、理子に頼んでアスナ達にマッサージをプレゼントしたことがあった。その夜、アスナとアリアが発情して大変なことになった。
まさかとは思うが、そのお店に行ったんじゃなかろうか。でもフェイトさんの様子を見る限り何も知らないみたいだ。
「うん、はやてに誘われて。確かにお店のことはあんまり調べなかったけど……」
どんなつもりだったのかは知らないけど、連れてったってことか。
ま、いっか。
そんな詳しい事情よりも、今この瞬間の方が何倍も大切だ。
「フェイトさん、動いても大丈夫そうですか?」
「う、うん。なんだろう、痛いって聞いてたんだけど全然そんなことなくて……」
それに、こんないい効果もあるっぽいしな。
初めてとは思えないほど、俺のチンポになじんでくる。これも例のマッサージの効果なのだろうか。ひたひたと絡みついてくる。
「ぁ……っ! んぅ、んぁあっッ!!」
これは激しく動く必要なんてない。
ゆっくりとペニスに浮かび上がる血管にすら絡みつく肉ヒダを堪能しながら、フェイトさんの初物肉壺を丁寧に削ぎ落としていくだけだ。
部屋にある音は俺たち2人の湿っぽい息遣いだけだ。
肌がぶつかり合う破裂音も、あふれ出る淫液を掻き出す粘着質な音すらも聞こえない。それほどの速度で俺はゆっくりと腰を振る。
大人としてのプライドなのか、両手足を使って俺にしがみつくフェイトさんははしたない声を上げたりしない。ただ鼻息が荒くなっているので、どうしようもなく感じているのはお見通しだ。
そしてその時はすぐにやってきた。
「ご、ごめ、翔っ、私、もう……っ」
「はい。我慢しなくていいですよ」
「う、んっ、あ、ぁぁあっ、い、く……っ!!」
フェイトさんが強く俺に抱き着いてくる。チンポが根元まで飲み込まれ、痙攣する肉ひだが一斉に絡みつき、自分の絶頂に合わせて俺の精も絞ろうとしてきた。
一気に射精感が高まってくる。
「っ、ぁ、フェイトさん、俺も1回出します……っ」
びゅっ、びゅるるっ、びゅるっぐぷぷぷっ。
「い、ぅ゛ぅぅぅぅっ!!!??!?!?!?」
フェイトさんの了承を得ずにすでに降りてきていた子宮に子種をぶちまけた。
生まれて初めての精液をごくごくと飲み干していく子宮。すべて出し切った後でも尿道に残ったわずかな一滴すらも残さないとばかりに吸い付いてくる。
「はひ、あぁ、はぁ、ふぅ……っ」
「ふ、ぅ……っ」
俺たちは2人そろって絶頂の余韻に浸っていた。と言ってもこれで終わりになる気配はない。挿入されたままのペニスに衰えは見られないし、フェイトさんの肉壺も次の精を求めて蠢きだしている。
つまり、まだまだ続くという事だ。