「ふう……」
最後の一滴まで注ぎ込んだ俺は、大きく息を吐いて綺凛から息子を引き抜いた。2人に連続して出したため、息子は萎え気味になっていた。
俺に好き勝手にされた綺凛はベッドに突っ伏して荒い息を整えている。
丁度横に寝ていたアインハルトは両手で隠した顔、その隙間から横目で綺凛の姿を見ていた。乱れていた呼吸は整い、その股間からは透明な液体が漏れ出ている。
そしてユウキは、
「あうあう……っ」
立て続けに見せつけられた2人のセックスによってすっかり思考不能になっていた。
少し声をかけたほうが良いかとも思ったが、真っ裸の俺が声をかけても逆効果だと悟る。が、このまま放置しておくわけにもいかない。つか、気まずい。
2人の女の子が俺の白濁で汚れた状態でベッドに倒れているんだ。それを黙って俺達2人で見ている。
ユウキは俺にアクションを起こしてほしいだろう。今も視線を感じるし。
「あーと、ユウキ」
「は、はいっ!? な、なに、かな?」
俺はたった今少女を2人ベッドに沈めた男だ。しかも凶悪な
「こんな感じだ」
「こ、こん、な、感じ……う、うん……」
「それで、どうする?」
「ど、どうする、って……?」
これはわざと勘違いさせるような言い方をしている。
俺は当然、1発撃ち込んだ程度で終わらせるつもりなどない。復活次第2人には付き合ってもらうつもりだ。
だがユウキはあくまでも見学。一連の流れは見たのだから離脱しても良い。その問いかけに過ぎない。
しかしユウキ視点ではどうだろうか。
白濁や愛液に汚れ、半勃ちになったペニスを向けられ、どう考えるだろうか。
まるで、『次はユウキがするか?』と問われていると感じるのではないか。
「あっ、あ、っ、の……っ」
案の定顔を真っ赤にしたユウキは俺の顔とペニスを交互に見て、手を胸の前に持ってきてもじもじし始めた。
ここまでくれば、もう押せば行けるだろう。別に押すつもりはないけど。
性欲と言えば男の方が取りざたされるが、女にだって性欲はある。
目の前で年下の友達が濃厚セックスしているシーンを見せつけられたら、たとえユウキのようなスポーツ少女でも色っぽい吐息を漏らしても仕方がない。
むしろ今まで妄想でしかなかった『えっちな事』が生々しい『セックス』へと置き換わったことで、脳みそがバグを起こしているのかもしれない。
ユウキは気づいているのだろうか。今の自分がどんな顔をしているのか。
行為を始める前、ユウキからは嫌悪の感情は感じられなかった。感じたのは純粋な好奇心だけだった。
年頃の女の子としての純粋な興味で、ここにいたのだ。
そしてそれは今も変わっていない。
明らかに発情した雌の表情を向けられ、俺のペニスが再び反り返る。亀頭が腫れ、エラが張り出す。活性化した肉棒が目の前の雌を喰えと命令を飛ばしているようにも感じた。
これ以上は俺の理性が持ちそうにない。理性では無理矢理押すつもりは無いと言ったが、本能が上回りかねなかった。
今のうちに勘違いを正しておこう。
「ああ。どうするんだ? 一連の流れは見たんだし、つらいんだったらそろそろ出た方が良いんじゃないか? 気分も、良くないだろ?」
気分が良くないのか、とは別に『具合が悪いのか』という意味ではない。そしてそれはしっかりとユウキに伝わったようだ。
自分の胸元と下腹部に手を当てて、ゴクリと唾を飲み込んでいる。
これは逆に追い込んでしまったか?
という俺の思考を、
「翔さん。次は私にお願いします」
「アインハルト?」
復活したアインハルトが中断させた。
ほとんどユウキと向かい合う形になっていた俺達の間に割り込まれる。その顔はどこか膨れているようにも見えた。
ユウキの方を向き、
「ユウキさん。ユウキさんは見学、なんですよね?」
「え? そ、それは、そう、だけど……」
「ですよね?」
それだけを確認したアインハルトは再び俺の方を向いて跪いた。
「その、わたしも、しますね。翔さんのを綺麗に……」
真っ赤に染まった顔でそう言ったアインハルトは、俺のペニスを口に含んだ。さっきの綺凛がやったことを真似するように、俺のペニスをきれいに掃除していく。
「これで、よし……」
綺麗になったペニスを見て満足そうに微笑を浮かべたアインハルトは、
「それじゃあ、お願いします……」
そう言ってお尻を突き出してきた。
「それじゃあ、遠慮なく。しっかり立っててくれよ」
「しょ、さん……っ、ほ……お゛っっ、ん、お゛お……っ」
バキバキに勃起したペニスが、差し出されたマン肉をかき分けて奥へ奥へと侵入していく。ペニス以外ではアインハルトには触れていない。アインハルトが姿勢を崩せばすぐに抜けてしまうだろう。
ゆっくり、ゆっくりとした挿入は肉襞の一枚一枚をかき分ける感触が伝わって来た。
「あ゛っ」
たっぷり十秒ほどかけて挿入されたアインハルトは亀頭が最奥までたどり着いた瞬間、果てた。
カクカクと、生まれたばかりの草食動物のように足が揺れ、結合部から透明な液体が噴き出した。
俺の方を向いていないためどんな表情をしているのかは分からないが、それを正面から目撃したユウキはよろよろと後ずさり、壁に背中を預けながらその場にへたり込んだ。
「う、あ、ぁぁ゛っ」
「おっとっと」
後ずさるユウキを追いかけるように、アインハルトが前へ。姿勢を維持しようと言う事がきかない身体を何とかコントロールしようとした結果だろう。
オスチンポをぱっくりと咥え込んだマンコから、青筋の浮かんだ長い肉竿がずりずりと引き出されて行く。亀頭がマンコから抜けると思われた瞬間、
「ほら、抜けちゃうぞ」
「ふ、ぁぁあ゛……っ!」
俺は前に進み、またずぶずぶと中に戻っていく。
俺が押したことでさらに前へ。ユウキがへたり込んだ壁まで進んだ。最終的に壁に両手をついたことで終点になる。
「ア、 アインハルト、さん……」
「ひっ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ」
とちゅとちゅと、小刻みに最奥をついているせいでアインハルトに余裕はない。ユウキの声は聞こえていないだろう。
「どうだ、アインハルト」
「ひっ、へっ、へっ、はっ、あ゛、ぁっ」
「……アインハル―――トっ!」
「ひぅう゛っ!?」
膣奥に、グリっと強めに亀頭を捻じり込む。下を向いていたアインハルトの顔が、一気に跳ね上がり上を向いた。
「どうだ? 満足して貰えてるか?」
「してっ゛、ひてまひゅ! ぞりぞり、オチンチンがお腹の中あばれ゛て゛っ、目の前ちかちかひがってまひゅ!!」
「よかった。じゃあ、このまま奥に出すからな?」
「はひっ、あっ、気持ちぃ、うううぅぅぅ~~~~~っ!!!」
彼女の背中に覆いかぶさるように、激しいピストンをおこなう。
今度はよろけない。弛緩する余裕もないほど脚はピンと突っ張り、強いチンポにイジメられた膣内は、大量の蜜を分泌して泣き喚いた。
1人の
ごびゅっ!! びゅるうるっ、ぴゅくく……っ
「うあああ……っ、出る……っ、おおお……」
「あう゛~~~っっ!!」
「うあ、締まる……っ、くっ、うう……っ!」
アインハルトはマンコだけでなく太ももとヒップもぴっちり閉じて、格闘技のために鍛えた筋肉を使って、自らの子宮に白濁を流し込むお手伝いをしていた。
しっかり絞られたペニスがちゅぽんと抜け、俺は汗に濡れたアインハルトを後ろから抱きしめながらキスをした。
息も絶え絶えなアインハルトを椅子に座らせる。チンポによる栓がなくなった秘穴から白濁が逆流してきていた。
「(まったく……)」
分からないとでも思っているのか。
俺達の一部始終を見ていたユウキ。鼻息荒く注視していた少女は、自らの股間に右手を当て、それを足で挟んでいる。その先が小刻みに揺れている。
それに何かアクションを起こす前に、
「じゃあ次は、私ですね? まだまだ
復活した綺凛に絡めとられ、ベッドに倒れこむことになった。
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身も蓋もないことを言ってしまえば、思春期男子の『彼女欲しい』はイコール『誰かとセックスしたい』に変換されると言っても過言ではない。
だがその心の動きは全く正しいものだ。成長に伴って自らに備わる生殖機能を試してみたいと思うのは当然だ。そこに未知なる『快感』というものが付加されるとなればなおさらに。
そして生物的に正しいことは、男子だけではなく女子にも当てはまる。
男子ほど丸出しではないにしても、女子だけになればその手の話題が飛び出すことはある。
ユウキが所属する一般校、その体育の後の着替えの時間の事だった。
「え、マジで!? リョーコしちゃったの!?」
「えっへへ~、そーなんだよ」
更衣室に響き渡る興奮した声。それはクラスでも派手めな女子の会話だった。
「え、なになに?」
「どったの?」
声に引かれて数人が会話に混ざっていく。
「や、リョーコの奴、とうとう彼氏とヤったんだって!」
「もー、声デカいって~」
恥ずかしそうにしているが、ニヤニヤとどこか誇らしげだ。
その声にさらに数人が会話に混ざっていくが、ユウキはその様子を遠巻きに眺めていた。同じように会話の輪に参加していなかった女子に話しかけられる。
「す、すごいね……」
様々な意味の籠った一言に『うん』と頷きを返す。
「紺野さんはそういう人いるの?」
「うーん……全っ然いないなぁ……」
「だ、だよね。まだまだ早いよね……」
もっとも男女共通の問題として、いくら試したくても相手がいない、というのが挙げられるが。
男子の場合、ぶっちゃけ一定レベル以上なら誰でも良い(言っててかなり贅沢だが)と思っているが、女子は初めてを捧げる相手は慎重に選びたい気持ちがある。
この年代の女子特有の『同年代の男子はガキに見える』現象がユウキにも間違いなく発揮されていた。クラスの男子をそんな目で見たことは一度もなかった。
さらに八神道場でもかなり年長だったユウキ。同年代どころか年下しかいない環境では恋愛など望むべくもなかった。
そんな中、ゴースト事件を経て綺凛と仲良くなったユウキは、
「え? 朝練? ボクも参加していいの?」
「はい。もちろんですよ」
その綺凛から朝練のお誘いを受けていた。
実はこの時アスナとも連絡を取った綺凛は、例のフードの人物と接触したユウキの安全を考慮して繋がりを残しておきたいと言われていたのだ。
こうして朝練に参加することになったユウキ。
次に状況が変わったのは自宅会議。翔の能力の説明を聞いた時だ。
翔の能力がセックスと直結するものだという事、何より10日ほどの朝練で仲良くなったアインハルトと綺凛が、翔と関係を持っていたこと。
「え、じゃあ、綺凛と翔さんって……そうなの!?」
「う、うん」
「アインハルトさんも?」
「そ、そうですね……」
「ほ、ほぇ~……ねね、ちなみになんだけど、どんな感じなの? その、アレってさ……」
年下の友達がすでに経験済みだという事実に、驚きとわずかな羨望を滲ませたユウキが、興奮を隠せずに質問する。
普段は自分から積極的にその手の話題を振ることはないユウキだが、この時ばかりは別だった。
だがそれは、会議にとって重要な事柄ではない。会議はすぐに再開される。
国だの管理局だの、難しい内容が耳に入っては抜けていく。頭にあるのは横に座る友達2人が、いったい『どんな事』をしているのか。
会議が進み、翔が退室した。
「これから翔君と、明日の朝まで、できうる限り、しようと思ってます」
そこから始まるのは、今後のための『準備』―――これからの時間を、翔との性行為に充てるという話だ。
「(え、だって、それってつまり、ここにいる人と、翔さんが……!? あ、明日の朝までって……!?)」
混乱するユウキをよそに、話は進む。
「この計画に参加する人は何人くらいいますか?」
その質問にユウキは、
「……ぅぅ」
手を上げなかった。
当然だ。ユウキにとって翔は恋人でも何でもない。
姉ともども恩があるとはいえ、だからといって軽々に判断するほどユウキの判断は鈍っていない。
それに翔は『助けてもらった俺に体を差し出します』と言っても喜ばないことは、数日朝練で一緒に過ごしただけでも理解出来ていた。
「……大丈夫ですよ、ユウキさん」
「……う、ぅん」
下を向くユウキに綺凛は苦笑しながら語りかけた。
至極当然な判断をしたユウキだが、周りの女性のほどんどが手を上げているこの状況では、手を上げない自分がまるで悪いことをしている気分になる。
そうしている間にアスナは素早くスケジュールをくみ上げた。
組み上げたと言っても、参加する人物はあらかじめ目星が付けられていた。この場で確認したのは予想できなかった人物達の意思を確かめるためだ。
そのうちの一人だったユウキ。参加者にはホテルの一室があてがわれる中、ユウキには何もない。
解散が告げられたことでメンバーが散っていく。
「……どうしましたか、紺野ユウキ。外へ出ないのですか?」
「……あ、ヤミさん……」
解散が告げられても座ったままのユウキに、同じく手を上げなかったヤミが声をかけた。
ちなみにこの2人は、チームナカジマと八神道場の合同練習で何度か顔を合わせているため、普通に会話は出来ていた。
「迷っているんですか?」
「ま、迷って! る、わけじゃ、なくて……」
それは明らかな嘘だった。だがそれは手を上げなかった選択を後悔して、迷っていたわけではない。
「あ」
そこで閃くことがあった。
「ね、ねえ、綺凛、アインハルト!」
その選択が想像以上の経験を、ユウキに与えることになる。