※この作品はR-18です。

異世界ハーレム奮闘記   作:文房具

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戦力増強大作戦⑥ (ティアーユ)

「ど、どう、かな?」

「はい……その……」

 

ローションによって滑りは十分のペニス。たどたどしいながらも俺に教えられたことをなんとか再現しようする細い指が、硬くなった俺のものをしごいてくる。のだが……

 

「あまり、良くはないですね……」

「そ、そんなぁ……」

 

嘘をついてもすぐにバレる。正直な俺の反応に、ティアーユ先生が肩を落とすのだった。

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

フェイトさんとの行為の後、次の相手の名前を目にしたとき時、俺はかなり驚いた。

 

「ここここんにちは、翔君……!!」

「ティアーユ先生……」

 

がちがちに緊張したティアーユ先生は、俺が部屋に入るだけで真っ赤になって挙動不審になっていた。

 

この時の俺は、興奮よりも困惑の方が勝っていた。

 

この場にいるということは俺とセックス―――まではいかなくても、エッチなことをしようという意思があるという意味だ。ティアーユ先生のイメージに合わない。

 

合わないのだが、イメージだけで決めつけるのはよくないだろう。

 

それに病院ではそんなことを仄めかされたもんな。

 

「こんにちは。まずは少しお話ししましょうか?」

「え? ええ、そうね」

 

始めからヤル気満々だった娘とは違い、ティアーユ先生とはお話から始める。

 

部屋の冷蔵庫には各種飲み物が完備されているので、適当に取り出してティアーユ先生に渡した。緊張でのどが渇いていたのか、ありがとうと受け取ったティアーユ先生はすぐに開けて口をつけていた。

 

俺はベッドに座るティアーユ先生の対面、3メートルほど離れた場所の椅子に座る。

 

それでようやく緊張が解けたのか、肩から力が抜けた。

 

「ごめんね。私こういうの慣れてない、というか初めてで……」

「いえ、でも良かったんですか? 初めてがこんなんで」

 

ティアーユ先生がどこまでを想定しているのかはわからないが、経験の無い女性が初めて男根に奉仕するのだ。『初めて』と形容して間違いはないはず。

 

ユウキにも言ったが、見返りにこのような行為を強要しようとは思っていない。本人が強い意志で迫ってくるようなラムの場合は別なんだけど、ティアーユ先生は違うだろう。

 

「え、ああ、それはね……」

 

ティアーユ先生は赤くなりながら、非常に言いにくそうに口を開いた。

 

何でも、御門先生と同級生のティアーユ先生は同じように大学を飛び級した。要領の良い御門先生と違い、ティアーユ先生はその青春を勉学へと注ぎ込み、異性との関りが無かったらしい。

 

学生時代からこの美貌とプロポーションを持っていたティアーユ先生は当然モテた。多少年が離れていようが問題ではない。大きいおっぱいや形の良いお尻に視線が引かれるのは男ならしょうがないことだが、そのせいでティアーユ先生はHなことに苦手意識を持ってしまった。

 

見かねた御門先生が比較的純朴な男性を紹介することもあったのだが、研究熱心なティアーユ先生はそのアプローチを全スルー。そのまま卒業を迎えてしまった。

 

卒業後は変身兵器を作る悪の組織に所属してしまい、数年で脱走の後、逃亡生活へ。

 

女性1人の逃亡生活というと、生活費のために身売りが思いつく(実際、逃亡生活中、訳アリの女性で行く当てが無いと知られると、その手の誘いがあったらしい)のだが、ティアーユ先生は様々な研究機関が出している研究依頼で生活費を稼げたため、そこでも経験を得ることはなかった。

 

逃亡生活では腰を落ち着けて恋人も作れなかった(そのつもりもない)。

 

「え、エッチなことは苦手だけど、興味はあって……でも『そういうお店』とかマッチング? とかは怖くて……」

 

いくら興味があっても、性格的に知らない人とは出来ないだろうな、ティアーユ先生は。でも、御門先生に相談すればいい感じの解決法を出してくれるのでは?

 

「涼子は涼子で忙しそうだし……それにこんな相談、今さら恥ずかしいから……」

 

ま、学生時代はさんざん朴念仁ムーブをかましておいて、今さら頼るのは恥ずかしいか。

 

「でも、あの……1回くらい、経験、しておきたくて。翔君だったら知ってる子だし、色々と安心できるから。ダメ、かな?」

 

苦手だったら無理しなくても、なんて覚悟を決めている女性に対しては失礼だ。

 

「分かりました。俺で良ければ喜んで」

 

俺の返答に、ティアーユ先生は安心したように微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

と言って始まったのだが、

 

「ティアーユ先生……」

「うぅ……」

 

ベッドに並んで座った俺達。

 

『私に任せて、翔君。勉強してきたから』と言って始まった行為。部屋に備え付けられているローションを使い、勃起した俺のイチモツに赤くなってフリーズして、それでも始まった手による奉仕。

 

結果は御覧の通りだった。

 

ティアーユ先生のエロい体で奉仕してもらえると想像してフル勃起していた俺のイチモツも、少し力を失ってしまっていた。

 

というか、どうして初めてなのにリードしようと思ってしまったんだ。お互い初めてならまだしも、俺の方はすでに複数人の女性と関係を持ってるって分かってるはずなのに。

 

「だ、だって、私の方が年上だし……」

 

年上。年上、か。でも現場だったら、それこそティアーユ先生だって飛び級で大学に行ってるんだから、年齢と能力は関係ないって分かってるはずなんだけどな。

 

それでも完璧に分けては考えられないモノなんだろう。

 

「大丈夫ですよ」

「あっ、しょ、翔君!?」

 

ただ抱き寄せただけで耳まで赤くなっているティアーユ先生。

 

そうか。自分のペースで進めたいのは苦手意識のあるエッチな行為に、少しでも抵抗感を無くすためなのか。

 

でもこのままティアーユ先生のやり方に任せていると時間切れになってしまう。

 

ここは俺が。

 

「ティアーユ先生、落ち着きましたか?」

「う、うん……」

 

背中に回される手に力がこもるのを感じる。

 

今頃、ティアーユ先生の心臓は生まれてきて最高の速度で早鐘を打っているはずだ。その鼓動は俺には伝わらない。間にある巨大な質量に阻まれているからだ。

 

「俺に任せて下さい、キスから始めましょうか」

「う、うん……あっ」

 

啄むようなキスはすぐに舌を絡める濃厚な物へと変わっていった。

 

「んむ、ちゅ……、んふぅ……ぷはぁ……」

「ティアーユ先生……最高です」

「ちゅ……っ、翔、くん……っ、ちゅぱ……」

 

ちゅぱちゅぱと唾液の交わる音が部屋に響く。粘質な音はそれだけで股間に刺激を与えてくるのだが、俺の頭には別の音―――驚くべき声が聞こえていた。ティアーユ先生の声だ。

 

「(う、うそ、だって、舌にそんな神経ない、なのに、翔君の舌と絡まるだけで、びりって……ふぁぁっ)」

 

その声に合わせて舌の裏側をねろりと舐めあげる。するとティアーユ先生の喉奥からくぐもった喘ぎ声が漏れていた。

 

コイツは、まさか見聞色の覇気か?

 

確かに最近、相手の感情が何となく理解できるようにはなってきたけど、急にこんな、思考が筒抜けレベルで分かるようになるなんて……

 

もしかして、セックス限定で俺の覇気が強く作用してるんじゃないだろうな。

 

ま、便利なものだし俺もそそるからいいんだけどな。

 

俺の頭の中に一瞬浮かびかけた疑問を、適当な結論で片づける。

 

俺の舌は、あたかも狡猾な蛇が獲物に巻き付くような動きで、ティアーユ先生の舌を追い詰めていく。

 

一方的に捕食される舌。一瞬だけ解放され油断したところを歯肉の溝をなぶられて震える。口が離れてようやく息をつけたと思ったら、すぐに違う角度、違う動きで口内を弄る。

 

「(ちゅぱぁ……んはぁ……はぁっ、はぁっ、んぅっ!? ちぅ……!)」

 

下半身丸出しの俺の腕の中で、ぷるぷると小動物のように震えながら、ぎゅっと目をつぶって俺にされるままになっているティアーユ先生。

 

シャワーは浴びたのだろうが、バスローブ等で待つという思考は無かったらしい。

 

だが胸がパツパツに張ったスーツと、太ももが窮屈そうなタイトスカート姿。バスローブとどちらが興奮するかは、意見が分かれるところかもしれない。

 

俺はティアーユ先生をベッドに押し倒した。

 

「(キスっ、キス凄いっ! ただの粘膜接触で、こんな、こんなの、翔君の挿れられちゃったらどうなっちゃうの? ……あふぅぅっ!!)」

 

キスだけで前後不覚になってしまったティアーユ先生は横になっていることにも、俺がスーツのボタンをはずしている事にも気づいていないらしい。

 

ジャケットをはだけさせると汗でうっすら張り付いたシャツがある。

 

ゆさゆさとその重みを感じると、我慢できなくなった俺は、そのシャツのボタンも外した。御開帳すると、紫色のブラが目に飛び込んできた。

 

脱がされたら流石に気が付いたらしい、哀れなほどに顔を赤くしたティアーユ先生だが、ここで止まるつもりはない。ブラの上から爆乳を揉みしだく。

 

「あっ、あっあっ、ああっ、あひっ、ふひぁっ、しょ、翔くんっ、それっ、おっぱいっ、おっぱい揉んで、あぅうっぅ……!」

「凄いですよ、ティアーユ先生……!!」

 

その大きさは見掛け倒しではなかった。みっちりと中身の詰まったおっぱいは確かな弾力を俺の手に伝えてくる。

 

「(なにこのビリビリっ、すごいっ。せぼねっ、おなかの奥っ、電気みたいなの走りぬけてっ、あっ、あたまっ、まっしろになるっ、ふぁっ!)」

 

ブラをずらす。

 

形を保ち、見せつけるように作られていた谷間が解放され、おっぱいそのものが膨張したように感じた。どれほど大きくても重力に逆らい、ツンと上を向いている。

 

「ティアーユ先生。少し刺激が強くなるかもしれません」

「はっ、はっ、はっ……は、はぇ……? ひっ、そ、そこ……っ」

 

俺は爆乳の頂点にある乳首へと手を伸ばした。おっぱいと比べてささやかな蕾は、硬くしこって俺の指先を楽しませてくれる。

 

「(ちくびっ、ちくびは赤ちゃんにおっぱいをあげるための場所でっ、気持ち良くなる場所じゃ……!)」

 

爪先でひっかき、指の腹で圧迫する。俺に押し倒されたティアーユ先生の腰がびくびくと震え、否定しようのない快感が目の前の雌の背骨を駆け巡っているのがわかる。

 

「(ホ、ホントは違うの? ちくびはホントは気持ちよくなる場所なの? だってこんなに気持ち良かったら、もし吸われたらどうなっちゃうの―――?)」

 

ふむ。

 

「あっ、翔くっ、何ああぁぁぁぁぁっ!!」

 

俺は乳首に吸い付いた。ちゅぱちゅぱと吸い出し、ねろねろの舌で舐め回す。もう片方のおっぱいも弄るのを忘れない。

 

「(おっぱい♡ じんじんっ♡ 熱いよぉっ♡ もまれて、こねられてっ、吸われてっ、我慢してもエッチな声でちゃってるっ―――ぁ)」

 

と、ティアーユ先生は何かに気が付いたらしい。

 

「(くる、ぁ、くる? 止められない、お中の奥から、上って、ぁ、くるくる、はじけ、る……!!)」

 

焦ったような思考。初めての戸惑い。それらの感情が濁流となって俺に押し寄せる。察した俺は責めを強めた。

 

吸い付く乳首を甘噛みし、引き伸ばしながら先端を舌先でくすぐる。もう一方は汗を潤滑油にしてしこしこと扱いた。

 

その執拗な攻めに、とうとう、

 

「ぅ~~~~~~~っ!!!!」

 

身体を弓なりに反らせて、ティアーユ先生は果てた。

 

生まれて初めての絶頂だったらしい。荒い息が整うのを待って、俺は声をかけた。

 

「ティアーユ先生、大丈夫ですか?」

「う、うん。大丈夫、よ……」

 

赤く上気した顔で、恥ずかしそうに頷いた。

 

「凄いのね、エッチって……」

「……? 何言ってるんですか?」

「え?」

 

俺はタイトスカートの中に手を這わせる。ストッキングに包まれるムチムチの太ももの感触を楽しみながら、その奥に辿り着く。

 

「もう、充分濡れてますね」

「あ、ああ……」

 

一回イッたことで1つの具切りが付いたと勝手に思っていたのかもしれないが、残念ながらまだまだこれからだ。

 

「満足したって言うならここでやめにしますけど、どうしますか?」

 

バキバキのペニスを向けられたティアーユ先生は、小さな声で言った。

 

続けて下さい、と。

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

翔がダイオラマ球の中でたくさんの女性と爛れた行為に励んでいる頃、その外では。

 

「……」

 

リビングでヤミが1人、読書をしていた。時計の針の音だけが響く空間。そこに、

 

「ただいま~」

「……おかえりなさい」

 

買い物袋を提げて帰ってきたのはクロ、コッコロ、ティナの3人だった。

 

フェイト達大人の目がある中で、さすがにヴィヴィオ達と同年代のクロやコッコロ、ティナは行為に参加することは出来なかった。

 

代わりに明日のために精をつけるべく御馳走の準備を行う予定だ。そのための買い物からたった今帰宅したところになる。

 

ヤミは留守番だった。

 

すぐに本へ視線を戻したヤミに、クロが一言。

 

「……まさか、ティアーユ先生も残るなんてね~」

 

ピクリとヤミの肩が揺れる。

 

「そんなに気になるなら様子見に行けばいいのに」

「……別に気になってるわけではありません。ティアが何をしていようが、それは自分の人生であって、私が口を出すものではありません」

「でも出発前から本のページ、進んでないように見えるけど」

 

ヤミは本を閉じる。それがごまかしであることは明らかだった。

 

「ですからっ」

「もう、素直になればいいのに。お兄ちゃんとのえっち、気になってるんでしょ?」

「違いますっ……ただ、少しだけ、ティアが行為を望んだことが、意外だっただけで……」

「そ。ま、それもそうよね。私も驚いたし。あ、様子を見に行かないなら料理手伝ってよ。アスナと桜も今はトレーニングだしさ」

 

少しでも精神と時の部屋を有効に使うために、家のメンバーは交代で部屋に入っていた。それが今はアスナと桜の番だった。

 

「……」

「どうするの?」

「……手伝います」

「―――はぁ、意地っ張りなんだから」

 

クロはため息を吐いて、料理の支度を始めるのだった。

 




覇気がこのレベルで使えるのは今の段階では行為の最中だけになります。

1人称視点だと女性側の思考が伝えられなかったので、便利に拡大解釈しました。
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