「優しくしますから、もう一度しましょうか、ティアーユ先生」
「―――っっ!!?? しょ、しょうくっ、も、もうっ、あっっ」
俺を背もたれにして座るティアーユ先生は、指先が白くなるほどの力でシーツをぎゅっと握りしめた。
すでに生まれたままの姿になりM字に開いた足、その中央にあるクレバスに指を挿入した。
本当に覇気は凄い。まるで無敵だ。
覚醒? した俺の見聞色はティアーユ先生の思考や感覚を鮮明に伝えてくる。
俺の中指をずっぽりと飲み込んだ下の口。ダイナマイトな体の持ち主であっても、未開通であれば一度イッた程度でほぐれる訳がない。
念入りにほぐしておこうと思いこうして手マンをすることすでに20分。ティアーユ先生は一度も絶頂に達することはなかった。
それは感じていないのではない。その逆、俺が一度も絶頂を許していないのだ。
今までは相手の反応をしっかりと観察し、少しずつ探り当てていくものだった。だが覇気によって相手の思考や感覚を鋭敏に感じ取れるようになった今、その精度は百発百中になった。
ものの2,3分で指で届く範囲の性感帯を全て暴き立て、一度見つければ俺は完全記憶能力によって絶対に忘れない。
「(ああ、ま、また、そこっ、私の気持ち良くなっちゃう場所、もう完全に知られちゃったんだ……っ)」
すりすりとざらついた天井を指の腹でこすると、そんな思考が漏れてくる。腰を揺らし、弱点ポイントから指を引き離そうとしているが、
「ひっ!?」
そんな思考すらも俺の掌の上だ。その動きに合わせて指を折り曲げ、別の弱点ポイントに食い込ませる。
「おっと」
想定以上に強く刺激してしまったことで、秘部からぴゅっと愛液が噴き出す。俺は指を抜いて割れ目をなぞりながら、
「ダメですよ、ティアーユ先生。これは大切な準備なんですから。あんまり暴れないで下さい」
「だ、だって……!(最後までしてくれないから、もどかしいのがずっと溜まって……!)」
「だって、何ですか?」
「……(イき、たい……)」
赤くなり沈黙するティアーユ先生だが、心の中では本心がだだ漏れだった。
そう、弱点ポイントを見つけ、そこを的確に責めてはいるのだが、一度も絶頂までは刺激していなかった。
寸止めというやつだ。精度も高く、すでに6回目。ティアーユ先生も意図的に俺が寸止めしていることに気が付いている。が、抵抗など出来る訳がない。何しろ弱点はすべて知られてしまっているのだ。
おかげでベッドには白濁した本気汁が水たまりを作ってしまっている。
「そろそろ良いと思うので、これで最後にしますね」
「へ……、ぇ!?」
俺はティアーユ先生の背もたれを辞め、シックスナインのような態勢になった。だがチンポは咥えさせず目の前に突き付けたまま、俺の舌がティアーユ先生の割れ目を這い回る。
「だめっ! だめだめだめだめっ! これだめっ! こんなのだめえっ!! ―――あっ あーっ!! あーっ!! ~~~っっ!!」
ビクンビクンと跳ねるティアーユ先生の腰を、俺の手が押さえつける。彼女の恥丘を舌で愛撫し、クリトリスを唇で吸った。
「(めっ、目の前におちんちん、ひぅっ!? そこ、クリトリス、吸ってる!? も、ど、どうなって……!?)」
突き付けられたペニスとクリトリスへの刺激で混乱した思考が流れ込んでくる。その思考を吹き飛ばすように吸い付きを強くした。
「んお゛っっっ! あ゛っ あ゛っ あ゛っ んおおおっっ!?」
クリトリスを責められた時の快楽の蓄積は早い。びくびくと暴れ出す体を感じ、それが弾ける寸前、俺は口を離した。
「あ、ああ……っ」
ティアーユ先生の悲痛な声が漏れた。
勢いよく吹き出すはずだった潮が、最後の一押しを受けられず半端な放物線を描いて放射される。
「イジワルしてごめんなさい、ティアーユ先生」
俺は場所を移動した。腰を突き出せばすぐさま挿入できる位置に。
「あぅ……っ」
触れ合う粘膜はトロトロで、すぐにでもぶち込んでしまいたい欲求に駆られる。
「でもそれも終わりです。今まで我慢してた分、気持ち良くなってください」
「う、うん。あの……や、やさしく、してね?」
「もちろんです」
初めての女性に残酷な寸止め愛撫をしたというのに、いまさら『やさしくして』と言われて少し笑いそうになってしまう。
それを笑顔で取り繕い、ゆっくりと腰を突き出した。
寸止め前戯のお陰か、ティアーユ先生の膣内は既にトロトロだった。俺の亀頭が入り口にキスしたときも、ピンク色の膣粘膜がパクっと咥え込んできて、自分から中に引き寄せるように吸い付いてくる。
真っ赤に腫れたチンポの先端が処女膜をミチミチとこじ開けていくと、小さなうめき声と共に『痛い』という思考が流れ込んでくる。
だが感覚的に想定を下回っているようだ。下手に止めず、最後まで貫いた。
「うあ……あ……あ……っ」
痛みは少なくとも異物感はあるのか、快楽と苦痛がまぜこぜになったような声を上げている。
チンポをギチギチに締め付ける膣内の強張りに堪えながら、俺はティアーユ先生に口づけする。
「しょ、しょう、くん……っ」
「いいですよ。痛みが取れるまでこうしてましょうか」
「うん……」
キスを気持ちが良いこととして認識しているのは分かっている。
ティアーユ先生の初めて。このホテルの部屋は最初からそういう使い方を想定しているのか、間接照明がムーディーな空気を演出してくれる。
ちゅぱちゅぱと唾液交換をしながら、俺のペニスはティアーユ先生のとろとろおマンコを堪能していた。
初めての緊張もだんだんと解け、焦らした甲斐もあってすでに男根への奉仕を始めている。
「ティアーユ先生……! 先生の、凄く熱くてトロトロですよ……!」
「ぁ、わ、わたしも、段々、痛いのなくなって、よく、なってきた、かも……」
「先生もわかりますか? 先生のマンコが俺のチンポに絡みついてるの」
「あぁっ!? しょ、しょうくん……っ、おく、コンコンされるとっ、うあ゛ぁ……っ」
「ティアーユ先生、気持ち良かったらそう言って下さいね。そのためにしてるんですから」
小刻みにトントンと奥を小突くと、ティアーユ先生の口から丸で犬のような吐息が漏れる。
「はっ、はっ、はっ、はっ……! (奥、奥トントンされるのいいっ、腰から下溶けそう……っ)」
お気に召してくれたみたいだ。
「ティアーユ先生? 先生のおマンコ、うねって俺のモノに絡みついてる。わかりますか?」
「んぅ……っ」
こくこくとティアーユ先生は頷く。
「もう痛みはありませんか?」
「も、もう大丈夫よ」
「俺のペニスが入ってるの、分かりますか」
「っ、う、うん。ぅ、く、お中の奥、圧迫されてるのわかるわ(あっ、ぴくってした……)」
お腹の奥のペニスに集中しているようなので、俺もティアーユ先生のお腹の上に手を持って行った。
腹筋の感触は、他の娘―――例えばフェイトさんよりも柔らかめである。でも決して太ってるんじゃない。成熟した女性の身体。そんな感じだ。
そんなティアーユ先生のお腹を、俺のチンポが入っているあたりを狙って、さわさわと撫でまわした。
「ひっぐっ!? おっっ!?」
「お腹の中に集中して下さい」
「う、うんっ。すぅ……っ、はぁ~……っ、すぅ……っ」
「俺のチンポが入ってるの、この辺りですよね?」
くにくにと親指でへその下を押し込む。当然ながら俺には、挿入されているチンポなど感じ取ることは出来ないが、
「ひぐぅっ!? お、おヘソおさないりぇっ! しょうくっ、それりゃめっ……!!」
「どうかしましたか?」
「わ、わかんないっ、で、でも、お腹の奥がびくびくって! アソコに入ってるおちんちんのこと、すごく感じちゃうからっ!」
「そうなんですか? こんな感じですか?」
「はっぉぉっ!? ひっ、あっ、く……うっ」
記憶の通りに指を動かしてみるとやはりティアーユ先生は身体をよじらせる。外側だけではなく内部も。
ふぅむ、もしかしてこれって子宮をマッサージしてるってことなのかな? まさか俺にそんなことが出来てしまうとは。
試しに押し込む力を段々と強めてみる。ティアーユ先生の心の声も聞きながら、手に入れかけた新たなスキルを育てていく。
快感によってお腹に力が入っているのか先ほどよりも筋肉の抵抗を感じる。それを親指を振動させてほぐしながら、その奥にある臓器に意識を集中させていく。
「しょ、やめっ、い、ああっ~~~~っ!」
「どうですか、ティアーユ先生。お腹押されるの気持ちいいですか?」
「はぁっ、ひっ、お゛っ、んお゛っ、いっあ~~~っっ!!(イッちゃう、イッちゃうよっ、お腹押されただけなのにっ、体おかしいよぉっ!!)」
ティアーユ先生は途中から喋れなくなってしまったが、心の声を聴くとしっかりと気持ちよくなってくれたみたいだ。
耳どころか肩まで真っ赤になって、綺麗に反って背骨のラインをビクビクと震わせていた。
俺はティアーユ先生の両乳首を指で摘まみ上げ、ほんの小さく円を描くように、腰をグラインドし始めた。
「あっっっ!? お゛っっっ!!」
「たくさんほぐしましたから。そんなに辛くありませんよね? お腹押されるのも気持ち良かったみたいですし」
しかし、ティアーユ先生は俺の言葉を否定した。彼女はより強くシーツを握り締め、髪が乱れるのも構わずに、首をブンブンと横に振る。
「つらい゛っ! つらい゛ですっ! つらい゛のおおっ!」
「まだ痛いですか?」
「いっ、痛くないれすっ! 痛くないけどっ、おチンチンで、アソコじんじんしてつらいんですっ! ひぎっ!? あっ!!」
俺が下からゆさゆさと腰を揺すると、ティアーユ先生は艶めかしく身体をくねらせる。
「お゛っ、お゛っ、ん゛おぉおおおっ、ふぁあああっ」
「どうですか、初めてのセックスは。ティアーユ先生? 俺のチンポどうですか? 初めてのセックスで、もう感じちゃってますか?」
「わっ、わかんにゃっ、わかんにゃいれすっ! せなかビリビリっ、あたまバチバチしてっ、ぜんぜんわかんにゃいんれすっ!」
大学を飛び級で卒業した天才とは思えない語彙で、呂律の回らない舌で何とか俺に返答してくる。
覇気で感じ取る心の声も同様だった。チンポによる快楽がすごすぎるのか、それとも子宮マッサージで体の緊張がほぐれたことで体の準備が整い、より感じるようになってしまったのか。
本人も今気持ちよくなっているのか理解出来ていないらしい。
でも、彼女のマンコはしっかり俺の肉棒に吸い付いてきてるし、奥から溢れる潤滑液もどんどん量を増している。
結合部から溢れた液体が、ベッドシーツにいくつもの染みを作っているような状態だ。
俺は試しに腰の動きを止めてみた。すると思った通り、ティアーユ先生の動きは止まらなかった。自分で腰を動かしている。充血してエラの張った亀頭を使い、膣奥でオナニーしている。
「いいですよ、ティアーユ先生。難しく考えるのはやめましょう。初めてのセックスなんですから、気持ち良くなることを考えましょう」
「お゛っ、あお゛っ、おお゛っ♡ んおお゛……っ!!」
「俺も、ティアーユ先生だけじゃなくて、自分も気持ちよくなるようにしますね……っ」
「~~~っっ、イっ、あぁっ」
「俺も出そうですっ……う、くぅ……!!」
「へぁっ!? うあ゛っっっ……あぁっ……」
快楽が一定のラインを越えたティアーユ先生が切ない声を出した瞬間、俺は彼女の胎内に、自分の精を解き放っていた。
成熟したマンコが本能で妊娠したがってるのがわかる。隙間なく吸い付いてくる膣ヒダに、俺のペニスも限界まで硬くなり、最後の一滴まで一番奥に種付けしようとしていた。
ティアーユ先生のイッてる時の一番気持ちの良い感覚と俺の射精の解放感が混ざり合い、腰から下が溶けてなくなってしまったのではないかと感じた。
汗だくになった俺達は2人で折り重なって余韻を楽しんでいた。
「ティアーユ先生……」
「しょう、くん……」
自然な動作で俺達は唇を重ねる。
「どうでしたか、セックスは」
「ぇ、ぁ。そ、そうね。よ、よかったわ。すごく……」
「気持ちよくなってくれたのなら良かったです」
「う、うん……」
赤くなって頷くティアーユ先生。そう、今回のセックスはティアーユ先生がセックスを経験したいと言ってきたから行われたのだ。
でも、我ながら後悔しない初体験になったのではないだろうか。中イキ中出しまで決めてしまったのだ。
「んちゅっ……ちゅばっ、ちゅ……っ」
事後のキスは段々と舌を絡ませるものに変化していく。それもティアーユ先生の方から。
少し驚くがこれもティアーユ先生からのメッセージだ。愛情のこもったキスで返し、
胸と乳首を優しくイジメてあげた。
「ぷは……はぁ……はぁ……はぁ……」
「ティアーユ先生、もう1回しますか?」
「……うん……ちゅ……れろぉ……」
唇を合わせるだけでなく、舌先をレロレロと絡め、互いの唾液を交換する。
結局俺達は時間になるまでセックスに打ち込み、合計で3回、射精するのだった。
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