次の部屋にいた人物は少なからず俺に衝撃をもたらしていた。
「はやてさん」
「な、何や?」
指定された部屋で待っていたのは特務六課部隊長、八神 はやてさんだった。別々にシャワーを済ませ、向かい合う。
「いえ、はやてさんまでいたのは意外だったので」
はやてさんはティアーユ先生と違い(不本意な形とは言え)初体験を(俺で)済ませている。同じ理由とは考えにくい。
「ま、まあ? 翔君が強くなるのは部隊の手っ取り早い戦力強化になるし? あんな話聞かされた以上私も出来ることしたい思って……それに」
「それに?」
「あっ、や……!」
「それに、なんでしょうか?」
追及の手は緩めない。
「……前の、よかったから。でも初めてやったし、もっとちゃんとしときたいって思って……」
そう言えば、前回はマッサージで発情した体を鎮めるって名目だったもんな。それが初めてでは確かに悲しくなるだろう。
頼むなら恋人を作って―――というのは野暮だろう。それに俺が『初めての相手』
なのだ。その責任は取らなければいけない。
「そ、そやそや! なのはちゃんへの説明でうやむやになってしもたけど! しっかり責任取ってもらわな!」
「そうですね、任せて下さい。この部屋に来てくれたこと、後悔はさせませんよ」
「っ、う、うん」
男として女性に求められるのはこの上ない喜びだ。それは年上だろうと関係ない。はやてさんは自分が言ったことの意味を理解して赤面していた。
「ま、まぁ? 前回はあのマッサージがあったからなぁ? あの時みたいに簡単にあんあん言わせられるとは思わんとってな?」
本人にとっては赤面をごまかすための軽口だったのかもしれない。実際そうだし、俺も笑って冗句の1つでも返すべきだった。
だがその発言で、俺の心に火が付いた。
「―――ははは、そうですね。全力を尽くしますよ。それじゃあはやてさん、脱ぎましょうか」
「う、うん……」
俺達は立ち上がり、服を脱ぐ。凝視していてはやりにくいだろうと背を向けると、背後で同じように後ろを向く気配があった。
そのおかげか、服を脱いだと思われる音はスムーズに聞こえてきた。
「あ、あのっ」
「はい?」
「ぜ、全部、脱いでもええの? 下着も?」
「ああ……」
これは脱ぐのが嫌って訳じゃなくて、下着から始めるパターンも考えての事か。
と言っても、俺は全部脱いじゃったからな。
「はい。大丈夫ですよ」
「そ、そか。分かった……」
背後でぷち、と音がした。今まさにブラのホックを外したのだと分かり、想像だけでペニスがぐんっ、と反りかえった。
我慢できなくなった俺は振り返る。
予想通りこちらに背を向けて居たはやてさんは、ちょうどショーツを脱いだところだった。足の指に引っかけつつも脱いだ青色のそれを、ブラと一緒に綺麗に畳んで先に脱いでいた服の間に隠すように入れていた。
油断している背中から抱き着いた。
「ひぁ!? 翔君? なんで……!?」
「なんでって、別にルールがあるわけじゃないですよね?」
チンポをお尻に押し付けながら、腕を前に回す。小さな体だ。あの3人の中では一番小柄だろう。
おっぱいの大きさもそうだ。遠慮なしに回された手はそのおっぱいを潰し、お腹に巻き付いている。
明らかに整えられている下の毛。ここからあそこにチンポをぶち込んで、ずりずりとナカをかき回す。
俺には意気込みがあった。今回はやてさんは、『初めてのやり直し』を所望していると俺は解釈した。どこまで本気か分からないけどな。
だが俺は2回目以降も行為を望んでくるくらい、はやてさんに快楽を刻みつけることに決めた。
「あ、あんま見んといて」
「なんでですか? これからセックスするのに。すごくえっちな体です。その証拠に、ほら」
「っ、ぁ、こ、これ……」
バキバキに勃起したペニスを使って、後ろから尻たぶをぺちぺちと叩く。はやてさんの身体が緊張して固くなった。もしかすると、自分のおマンコを前回好き勝手突かれた記憶が蘇ってきたのかもしれない。
「はい。バキバキでしょ?」
「は、あ、はは、ご、御立派、って言えばええんかな? これで、いろんな女の子の事こましてきたんやろ? ヤ、ヤリチンやなぁ、翔君は」
ヤリチン。まあ、否定はできないだろう。許可されているとはいえ、たくさんの女の子と関係を持っても全く悪びれないし。今日なんて、ティアーユ先生の処女を奪ってしまった。
だが、
「はやてさんも、そのヤリチンとセックスした女性の1人ですよ?」
そして、と言いながらはやてさんを正面に向ける。へその少し下をチンポで押し込んだ。
「今日もう一度、そのヤリチンのチンポでひいひい言うんです」
「っ」
はやてさんが息を呑んで半歩後ずさった。すでに滲んでいた先走りがお腹と鈴口に粘液の橋をかける。
そしてすぐにもう一度、亀頭がお腹にめり込む。俺が背中に腕を回したからだ。ぐっと引き寄せられたことでより深く、その奥の子宮にロックオンするように。
正面に立った俺は、はやてさんの引き締まったお腹の線を指でなぞり、綺麗に切りそろえられた陰毛を撫で、焦れたはやてさんが体をくねらせ始めらところで、
「あ……っ」
その下の割れ目へ中指を挿入した。
しかし浅く。第一関節の半分程度。入口をくすぐるだけだ。裸になっただけで興奮していたのか、しっとりとした柔肉が包み込んでくる。
「……? 翔、君? う、動かさへんの?」
「動いて良いですよ?」
「へ?」
「好きに動いて良いですよ。好きに俺の指を使ってもらって構いませんから」
俺の言葉の意味を察したはやてさんは、生唾を飲み込んで先端だけが挿入されている俺の指を見た。
『動いて良い』と言ったが、それに込められた意味は『動け』だ。この指を使って、自分で気持ちよくなれと言ったのだ。自分の部隊長に向かって。
「な―――むちゅ!?」
何か言いそうになった口を、俺の口で塞ぐ。準備など必要ないとばかりに舌をねじこむ。最初は抵抗の気配を見せていたものの、ちゅるちゅると舌に吸い付けばあっという間に力が抜けていった。
そのまま壁に押し付ける。
その全てを、おマンコに人差し指の第一関節の半分を入れたまま行っていた。
お互いの唾液が交換されるたびに、挿入されている指に付着する粘液は増えていく。太ももがすりすりともどかしそうにすり合わされ、熱のこもった眼で見られても、俺は自分の指を動かさない。
「(ぁ、翔君のちゅー、すごっ、恋人同士がイチャイチャするもんやなくて、セックスするためのえっちな奴や……っ、アソコに入った指も、入り口カリカリされて、でもっ、全然足らへんっ、ぁあっ)」
そして、観念したのかはやてさんが腰を振り始めた。
上半身がキスで固定されている今、横から見れば、年下部下の指を使って腰振りオナニーをする部隊長という、なんとも滑稽な様子が見れるだろう。
だが、この場面で部下だ何だを持ち出すのは無粋だろう。今はただ、快楽に溺れるオスとメスになれば良いのだ。相手に対して遠慮するものではない。そこに優劣はない。
ちゅぷちゅぷという唾液と舌が交わる音と、唇を合わせている俺にだけ聞こえるくぐもった艶声だけが、聞こえてくる全て。
「(ぁっ、そっちも―――?)」
俺は平均的なサイズのおっぱいに手を伸ばす。パン生地をこねるように、手のひら全体を使って柔肉を揉み解していく。
胸一番の性感帯である乳首を避けるといった細かいことはしない。代わりに激しくもしない。
じんわりととろ火で煮込むように、快楽を蓄積させていく。
やがて腰の動きは、単純な出し入れではなくどこか一点にこすりつけるような動きに変わっていた。
今までずっとキスしていた俺は、久しぶりに口を離して問いかける。
「どうですか、自分のいいところ分かってきましたか?」
覇気を使っているので、はやてさんの内心は分かっている。はやてさんが腰を動かしている時も、俺は指を微調整して『良い場所』を探っていたのだ。そこを見つけてへこへこしていたんだよな。
声をかけられたことで動きを止めてしまっている。そっけない態度を装おうとしているが、内心では早く腰を動かしたくてたまらなくなっている。
「このまま気持ちよくなりましょうか」
「ん、うん……」
恥ずかしそうに頷いたはやてさんは、自分から唇を重ねてくる。キスをしたい、のではなく口を塞いでいれば恥ずかしい声を出さなくて済むと思っているからか。
フェイトさん然り、意外にもティアーユ先生もそうだったが、本人の気質もそうなのか、どちらかというと主導権を握りたがる傾向があった。
それは大人としての理性と、年上の矜持だろう。1、2歳ならともかく一回りも離れた相手にされるがままというのは心が我慢できない部分がある。俺はそう思っている。
だが、そんなものは意味がないのだ。
俺のチートは戦闘面だけではない。誰に対しても適したサイズになるチンポ、性欲が尽きない限り勃たせ続けられる持続力。加えて何人もの女の子との経験。覇気の力で相手の抱いている感情がぼんやりとわかるようにもなった。
多少年上だとか1,2回経験があるとか、そんなものは関係がなかった。
「っ! っっっ! っっっっ~~~~っ!!」
はやてさんの腰が震える。ぴゅるっと、透明の液体が噴き出し、指の付け根までべとべとになった。
同時に床にへたり込むはやてさん。
「大丈夫ですか、はやてさん?」
「う、うん……」
荒い息を吐き出しているはやてさんに手を差し伸べる。さらに耳元で。
「自分で腰へこへこ動かして、気持ち良くなれましたか?」
「っ、違っ、ちょぉ、力が抜けただけで……!」
などと言い訳して来るが、たった今法悦の空を飛んだのは疑いようのない事実だ。わざわざ指摘はしないけどね。
「―――ひ、卑怯やん、こんなの」
「え?」
「私だけこんな、一方的にされて、イ―――」
その先は飲み込んだはやてさん。
「それは……」
そうかな?
「さっきも言いましたけど、別にルールがあるわけじゃありませんよ? 俺のチンポはこうして出てますし、手も自由だったんですから反撃すればよかったのでは?」
びんびんに勃起したペニスを見せつけるように振る。
「そ、れは……(自分でおちんちん触ったことすらないのに、そんな余裕あるわけないやん!)」
「恥ずかしがってもしょうがないですよ。俺達は今、セックスしようとしてるんですから。お互い、気持ち良くなることを考えましょう」
「そ、そやね。き、気持ち良く……」
恥じらいを全部捨てて欲しいとは思わないけどね。それにはやてさんは2回目。他人におマンコほじられてるのに、ちんぽに何かしろなんて難しい注文だ。
恋人ではないはやてさんが俺に求めているのは愛情を確認し合うセックスでなく、気持ちの良いセックス。ならば経験者である俺がしっかりとリードしなきゃだよな。
「はやてさん、こちらに」
手を引いて立たせ、ベッドに誘導する。そしてそっと押し倒した。
「ぁ……っ」
「すみません、はやてさん」
言いながらおマンコの入り口を指先でくすぐる。
「あっ、くぅ、しょう、くん……っ」
「それじゃあはやてさん、入れますね」
「う、うん……」
治療の名目があったあの時とは違う、気持ち良くなるための生セックスだ。
まだ少し恐怖が見える顔に何度もキスを落としながら、乳首をイジめて緊張をほぐしながら、ゆっくりと挿入する。
「あ~、やっば~……っ」
「あ、ああぁ……っ!!」
人生で2回目、同じチンポを受け入れたきつきつマンコ。腫れあがった亀頭で掘削しながら奥へ奥へ。子宮口まで到達する。
ヒダの1枚1枚がしっかりと絡みついている。あれしか弄っていないのにドロドロになった膣内ははやてさんの行為への期待を示していた。
いつものことながら子宮口にジャストフィットするペニス。貫かれたはやてさんは身体を弓なりに反らし、口を両手で塞いでいた。
「(や、ばっ、翔君の、マッサージのせいじゃなかったんや、お、ほっ、入れられただけ、やのに、声、漏れそっ)」
俺はその手を退けて口を開く。
「はやてさん」
「はっ、はひっ、な、なんや? ぁっ!?」
「はやてさんの中、すごく気持ち良いです。俺のチンポがめっちゃ硬くなってるのもわかりますよね?」
ほら、と言いながら腰をグラインドさせる。引き攣ったような吐息を漏らしながらはやてさんは何度も首肯した。
「我慢せずに声を出してくださいよ。せっかくセックスしてるに、我慢してちゃもったいないです。今は六課の事とか明日の作戦の事なんて考えるのやめましょうよ」
今はただ快楽を求めるオスとメス。余分なノイズなど必要ないのだ。
別にここでイキ散らして潮を吹こうがどんなオホ声を晒そうが、それはこの部屋だけの秘密。今はそういう時間なんだ。どんな痴態を晒そうと今後の関係に影響が出ることはない。
職場での顔とベッドでの顔が違っても、何も恥ずかしい事ではない。
が、ここまで言ってもはやてさんは素直になってくれなかった。
仕方なく俺は腰振りを開始した。はやてさんのお手本になるように自分の気持ちをしっかりと言葉にしながら。
「っぁ~……っ、ヤバいですよ、はやてさんのマンコ。俺のチンポにすっごい食いついてきます。腰振るの大変だ……っ」
青筋浮かべる長い肉竿がずりずりと引き出され、亀頭がマンコから抜けると思われた瞬間、またずぶずぶと中に戻っていく。
素直に男汁を絞ろうとするはやてさんのマンコは、めちゃめちゃ俺のチンポを煽ってきた。若干白濁した愛液はローションになって反り返った肉棒をコーティング、おマンコによる搾精マッサージの手助けをしている。
相手が何人もの女の子を食い散らかしてきたヤリチンチンポとはつゆ知らず、経験2回目の新人マンコはせっせと絡みついてくる。
そのおかげで、幸丸から精液が昇ってくるのを感じる。
その衝動に逆らわず、俺ははやてさんの胎内で子種をぶっ放した。
「うあ~~……っ、出る、出る……っ、おおお……っ」
「あう゛~~~っっ!?!?!??」
「うあ、締ま、って……っ、うう……っ!」
全ての精液を子宮に流し込み終わると、そこには汗だくになって荒い息を整えているはやてさんがいた。
「俺、1回射精しましたけど、はやてさんはどうですか? 良かったですか?」
「はっ、はっ、はっ、はぁっ」
「はやてさん?」
「よっ、よかったっ! しょうくんの硬くて太いのっ、私のアソコ、拡げてっ、おくトントンされるのが、すごく……っ」
「気持ちよくなってくれたなら良かったです。時間いっぱい、素直に気持ちよくなりましょうね」
「~~~~っっ!! あっ、あっあっあっあっ、しょうくっ、あっ……!」
俺のチンポはまだまだ固い。
挿入したまま腰振りを再開すると、はやてさんは一回目よりも素直に喘ぎ始めた。中出ししたザーメンが結合部から洩れるもの気にせず、俺は腰振りを続ける。
上司と部下と言っためんどくさいことを考えず、ただ気持ちよくなるために行うセックス。
そう言えば俺も、始めるときははやてさんに2回目も求めるようにしてやる、なんて考えてたっけ? 今となってはそれもどうでも良い。2回目ではなくこのセックスで最高に気持ちよくなることを考えるんだ。
「あ~~~、はやてさん、そろそろ出そうです……っ!!」
「だし、てぇ……っ、私のナカでびゅーびゅーしてっ……!!」
「あ、う、ぐ……っ」
お望み通り、子宮口に向けて青臭い精液をぶっかけた。白濁を吐き出す鈴口を子宮口に押し付け、ぐりぐりと抉じ開けようとする。
「う゛~~~~っっ、あ゛う゛~~~~っっ」
ポルチオを刺激されたことではやてさんが唸っているが、それは気持ち良さに素直になった結果らしい。
そんな感じで素直になったはやてさんと時間いっぱいまでセックスに励み、合計4回子宮をタプタプにするまで射精するのだった。