※この作品はR-18です。

骸の島『ヘロドトスの骸』   作:トウトウ@脳缶

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ポーラースター計画 フロッグマン

被験体346-1 初期型リザードマン
能力 重力制御
能力の使用には触媒が必要
範囲は狭く自分の体を飛ばすのが精一杯
現在、使用可能触媒の共通点を調査中
-ナオ·ヒメノ-

※脱走し脅威となっています早急な処分が必要


消えた肖像
タイガーライト


急がなければ、この辺りでSystems Corpの連中が何かを企んでいる

奇妙なマスクで口元を覆う兵隊をかき集めて何のつもりだ?

30人はいるだろうか、アタシを探している訳でもなさそうだ。

隠れて近付き聞き耳をたてる

嫌いな小さい体はこういう時に役に立つ

ヘロドトスがどうとか言っている、新兵器か?

なにを企んでいるのか知らないが止めよう

これ以上奴らに好き勝手させてはいけない、絶対に...

 

腰に巻いた白いベルトに手をかける

「ショータイムだ...」

「変身...」

オレンジの光を放つバックルを押す

オレンジ色に光る魔方陣が前方に現れ、それを歩いて通る

すると自分の体が白にオレンジの差し色が入った戦闘服に包まれ

頭が虎の意匠がされ赤い長羽を尾のようについたフルフェイスヘルメットに覆われる

腰に剣が二本あることを確かめる、その内の一本"ジャック"を引き抜く

 

重力の方向を変えビルの外壁を登り、外壁を走って奴らに近付き

そこから飛び降りる、下にいた一人にジャックを突き立てる

声と血が噴水の様に上がる、ジャックを引き抜き、重力を遮断、宙に浮く

 

浮いたあと近くの兵に重力の向きを変え、吸い込まれるように飛び蹴りを放つ

スーツで強化され、能力で加速した蹴りはさらに当たり所が悪かったのか兵の頭がネジ切れる

いまさらそんなこと気にしない、再び浮き上がり他の兵の首に蹴りかかる

銃弾を掻い潜りながら蹴っては弾むように浮き、また蹴りを繰り返す

暫く奴らの首を狩りながら跳ね回り怒号と血飛沫が飛び交う中に降りる

ジャックを振り回し、辺りの兵を切り捨てる

下がろうとする兵に向かって重力を出し、道を滑る様に近付き

ジャックで切り伏せる、奴らの群れから一際大きいヤツが出てきた

大きな剣の様な物を背負っている

 

確かアイツはリザードマン·ポセイドンだ

ポセイドンが剣を降りおす、それを一歩横にズレてかわし

もう一本の剣"アリス"を引き抜き、ハサミのようにポセイドンの首を鋏む

ポセイドンがこちらに剣先を向けようとする

 

私は能力とスーツの力でポセイドンの首を無理矢理、半ば潰す様に切り落とす

首が落ちた向こうから赤く光る三つの目が二組見えた

確かリザードマン·ゼウスだったか、アイツは貫通力が高い銃を持っている

重力を上に向け、飛ぶ、一つの大きな銃声が響き

ポセイドンの骸に大穴が2つ空いて臓物が飛び散る

(前より性能が上がった?)

二発目が来る前に脚の辺りからスモークを出し、下に叩きつける

煙に飛び込む、アイツの目でも見えない筈だ

奴らの拠点からくすねてよかった

煙が晴れる前に対策をならなければ

辺りを手探りしながら見渡す、足にポセイドンの首と剣が当たる

ジャックを仕舞いポセイドンの大きな剣を拾う

煙が薄くなってきた...

うっすらと三つ目の光が見えた瞬間、重力操作で強引に勢いを着けた大剣を投げる

一体の顔にそれが突き刺さり、火花を撒き散らして倒れる

雑兵の拳銃を拾いながら煙から滑り出る

 

ゼウスの銃口が見えた、ゆっくりと一瞬が引き延ばされたように時が遅い

緊張のせいか興奮のせいかそれともスーツの効果かは判らなかった

拳銃の銃口とゼウスの持つ狙撃銃の銃口が重なる寸前に引き金を引いた

 

ゼウスの銃が火花を上げて裂ける

肩を擦りながら滑り、アリスを刺し、それを支点にゼウスに向きを変える

怯むゼウスの目を一つ拳銃で撃って潰し駆け寄る

目を押さえたゼウスの残り2つの眼がこちらを向く

アリスを引き抜き、斬りかかる

ゼウスが腕を前に出す、それを切り落とすしながら拳銃を落とし、ジャックを抜く

ジャックがゼウスの頭蓋骨染みた頭の半分辺りまで食い込む

 

火花と脳液、血液を噴き、倒れる

ゼウスの頭からジャックを引き抜く

 

辺りを見ると死体だけだ、何人か逃がしたようだ

追いかけよう、逃がさない

 

 

奴らが行った方にいくと誰かが戦っている

男が二人

一人はホワイトシャツに黒いパーカー、緑系のズボン、

目につく顔に貼り付いた絵の具じみた赤い跡と緑眼

 

そいつが相手の首を掻き切る

そいつの周りにはさっき逃げていった奴らの死骸と妙な格好の死体が二つ

 

重力を弄って上に上がりソイツに蹴りを放つ

ソイツが跳ねるように下がる

 

「こんどは誰だ?」

「悪の敵さ...」

「随分来るのが遅かったんじゃないか?英雄さん」

「ヒーローは遅れて来るモノなのさ...」

「アタシに着いてこれるかなッ!」

 

なかなか強そうだ、ジャックを引き抜き、ハイスピードで滑り寄る

 




ジャック 
白い柄にオレンジの刃が付いた剣、細く薄く貫通力がある
光はエネルギーをまとっているため

アリス
ジャックと同型の剣
これといった違いはない
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