※この作品はR-18です。

兵藤一誠は夜兎族   作:鬼塚虎吉

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投稿が遅れて申し訳ないです‼

そして、今回の話の内容につきましても謝罪させていただきたいと思います。

今回の話はエロではありません。

前回、エロに向かうような感じを振りまきましたこと心よりお詫び申し上げます。


第5話

黒歌の面接を終えた後、俺は番傘を持って本部の会議室にへと召集された。

 

理由は賞金首である黒歌を自分の傘下に組み入れたことだろうな。

 

会議室に入ると、そこには本部の幹部全員が揃っていた。

 

「一誠、貴様がこの場に呼ばれた理由が解るか?」

 

そう言ってくるのは神晃と肩を並べる幹部の一人、夜王鳳仙。

 

「はぐれ悪魔であり俺達にとっての賞金首の黒歌を俺の元に組み入れた事か?」

 

それを言った瞬間、会議室の空気が変わった。

 

それはハゲと鳳仙以外の幹部連中の殺気が俺に集中し、重圧が圧し掛かってくる。

 

普通の奴ならいろんなモンをぶちまけて気を失っちまうだろうが、俺達夜兎はそれに対して歓喜を上げる。

 

俺は幹部全員に対して、番傘を突き立てながらこう言った。

 

「文句があるってんなら俺を屈させてからほざきやがれ‼」

 

その言葉を聞いたハゲと鳳仙以外の幹部共は俺に襲い掛かってきた。

 

だがよぉ、戦線から遠ざかった腰抜けに現役の夜兎の傭兵が殺せるのかよ?

 

答えは否、逆に俺が番傘を10秒も掛からずに腰抜け共を喰らってやった。

 

会議室が大量の血が流れていながらハゲと鳳仙は眉一つ動かさずにいた。

 

「歴戦の兎の幹部共も老いればこの程度かよ。殺気だけはいっちょまえみたいだったがな…。まぁ、あんたらを除いてだがな…。」

 

俺は血の滴っている番傘を肩にへと担ぎ、そう言った。

 

すると、ハゲがこう言ってきやがった。

 

「全く、お前はこんなに汚しやがって…。掃除のおばちゃんに苦労させんな‼」

 

それを聞いた俺は思わず吹き出してしまう。

 

「アハハハハッ、死んだ幹部達よりも掃除のおばちゃんの気苦労の心配かよ‼確かに生ごみは掃除するの大変だよな‼」

 

笑いながらそう言うと、鳳仙がこう言ってくる。

 

「過去の栄光にすがる馬鹿共などとうに切り捨てておるわ。だが、失った穴は埋めなければならん。」

 

鳳仙はそう言いながら俺の方を見てくる。

 

奴の言いたいことは解る、俺に団長をやらせる気なのだろう。

 

「一誠、貴様は本日をもって夜兎第一師団団長とする。」

 

鳳仙の言葉に対して俺は敬礼をしながら笑みをこぼす。

 

「了解だぜ、鳳仙の旦那。」

 

俺はそう言い終わると、会議室を出る。

 

すると、会議室の前で愉しくてしょうがなそうに笑っている神威が立っていた。

 

「大出世じゃん、おめでとう。」

 

凶悪な笑みを浮かべている神威に対して、俺はこう言った。

 

「神威、俺はいい加減お前とも決着をつけたいと思ってんだよ。」

 

俺はそれを言いきった瞬間、膝を折ってしゃがみ込む。

 

すると、しゃがんだ先には俺の顔に向かって神威の蹴りが放たれていた。

 

俺は蹴りに向かって頭突きを放って威力を半減させる。

 

そして、俺は片足となっている神威に足払いをしてバランスを崩す。

 

だが、神威はそれを意を返さずに片足だけで飛び上がる。

 

そして、回転をして威力を倍増させた踵落としを決めてくるが、俺はそれを右拳のアッパーカット一発で相殺する。

 

踵落としとアッパーカットが激突した際には床には亀裂が走り、崩れてしまった。

 

この時、俺達は全力で殺しあえる事に歓喜に打ちひしがれていた。

 

そう、俺達は今愉しすぎて笑っている。

 

「愉しいな、神威‼」

 

「あぁ、イッセー‼」

 

俺達は互いの名を呼びながら血飛沫をあげながら殴り合う.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを見ている者が三人いた。

 

一人は星海坊主と呼ばれる神晃、一人は夜王と称されし鳳仙、最後の一人はイッセーが主であるが故に第一師団にへと入団したはぐれ悪魔にして猫魈の黒歌である。

 

「…ご主人様。」

 

黒歌が微かで悲しそうな声でイッセーのことを呼ぶ。

 

だが、声が小さいのかイッセーに黒歌の声は聞こえなかった。

 

すると、神晃が黒歌にこう言った。

 

「お前さん、あいつの今の顔が何だか分かるか?」

 

神晃の言葉に対して、黒歌はイッセーの顔を見た後にこくりと頷きながらこう答える。

 

「あの顔はご主人様以外にも何回も見た事があるにゃ、あれは血肉に餓え修羅に堕ちた獣の顔。」

 

黒歌の言葉に対して、鳳仙が顎を撫でながら口を開く。

 

「フン、そこまで奴の本質を解っていながら仕えるとは貴様も中々酔狂なものだな。」

 

そう言ってくる鳳仙を睨む黒歌。

 

だが、ここで鳳仙に手を出せば自分は一瞬にして肉塊となってしまう事を直感で感じてしまった。

 

自分の主人を馬鹿にされて黙っているしかない黒歌は拳を握り締める。

 

「{ご主人様、ごめんなさい。ご主人様の事を馬鹿にする奴に制裁を出来ない駄目な部下で…。}」

 

黒歌はそう頭でイッセーに謝罪の言葉を述べていると、一際大きな破壊音が響いた。

 

黒歌がその音の発信源に目を向けると、そこには…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッセーは神威の右の腹を貫き、神威はイッセーの左の腹を抉っていた。




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