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俺は病室から出た後、真っ直ぐに自分の部屋へと向かった。
理由は黒歌がそこにいる可能性が一番高いと思ったからだ。
そう考えながら通路を歩いていると、正面からなぜか桶を持った黒歌が現れた。
俺を見た黒歌は最初自分は幻覚を見ているのではないかと目を擦るが、その後幻覚ではないことに気づき慌てた様子で駆け寄ってくる。
「ご主人様、もう動いても大丈夫なの!?」
そう言ってくる黒歌の顔は心配で居ても立っても居られないといった表情をしている。
そんな黒歌に対して、俺は頭の上に手を乗せて撫でながらこう言った。
「俺は夜兎だぜ、あの程度の傷じゃ死なねぇよ。」
「/////」
黒歌は俺に頭を撫でられて気持ち良さそうに顔を緩める。
そう言いながら俺は黒歌に笑いかけてすぐに自分の部屋へと歩き始めると、黒歌は後を付いてくる。
部屋に着くと、俺は鞄の中に必要なものを片っ端から詰め込んでいく。
それを見ていた黒歌はこう尋ねてくる。
「ご主人様、そんなに大荷物で何処かに行くのかにゃ?」
そう言ってくる黒歌に対して、俺は目的を伝える。
「俺は今日から日本に行くからお前も付いてこい。」
俺の目的を聞いた黒歌はこう返事を返してくる。
「もう、私はご主人様から離れないって決めてるにゃ。だから、付いていくにゃん。」
それを聞いた俺は黒歌にこう言った。
「じゃあ、お前が必要だと思うものを鞄に詰めておけ。」
俺はそう伝えると、とある場所へと電話を始める。
『はい、もしもし。こちら○○○○空港です。」
それは空港だった。
「あぁ、すみません。兵藤という者なのですが、日本行きの飛行機のチケットを予約したいのですが。」
『はい、かしこまりました。』
こうして、俺達は着々と日本に行くための準備を進めていったのだった。
数時間後
飛行機乗って俺達は日本にへとやってきた。
まぁ、俺にとっては帰ってきたってのが正しいだろうな。
すると、黒歌が俺にこう言ってくる。
「ご主人様、これからどうするのにゃ?」
黒歌の質問に対して、俺はこう言った。
「あぁ、まずは俺の家に向かう。その後に考えるさ。」
そう言い終わると、俺達は空港を後にするのだった。
???SIDE
とある場所のとある一室。
その部屋には紅髪ロングの女性と黒髪ポニーテールの女性が立っていた。
「部長、大公様よりはぐれ悪魔の討伐の命が来ましたわ。」
黒髪の女性がそう言うと、紅髪の女性はこう言った。
「そう、それじゃあ行きましょうか。」
紅髪の女性
がそう言うと黒髪の女性は頭を下げてこう言った。
「解りました、部長。」
黒髪の女性はそう言いながら笑顔であった。
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