「お宝ゲット!」
無事に五個目のお宝のゲットを確認し、現れた出口から外へと出ながら今日、回収した五つのお宝が入っている麻袋の中身を見て見るけどニヤニヤがとまらない。
以前、女の敵ともいえるダンジョンから体力を一瞬にして回復するお宝をゲットして以来、疲れ果てた時にはこれを使って体力を回復することで一日にいくつもダンジョンを回れるようになった。
まぁ、別のやり方で使うこともしばしばあるけどね。
「でもこれで五個か~……これ全部売ってお金に変えて高位のお宝を……その前に下着を何とかしないと」
結局、あの女の敵のダンジョンに潜入して以来、下着をまだ確保できておらず、着ている服の下は相変わらずノーパン・ノーブラという痴女丸出しの格好。
そりゃ私だって下着を着けたいわよ。だって女の子だもん。でも……な、なんというかノーパン・ノーブラで行動するときの快感というか興奮が癖になっちゃったっていうか。
それに人に会うこともほとんどないし、まぁ良いかなって……色々と危険なことはあるんだろうけど流石にあの時の様にスライムにイカされることは無いだろうし。
「それにしても……ダンジョン攻略の状況ってどうなってるんだろ」
最近、文明がちゃんと整っている場所に帰っていないということもあってお宝関係の情報は全然、分からないし、最近の流行りもよく分からない。
まぁ、流行りを知っておかないと死ぬわけじゃないし、生計を立てるのに必要な物でもないから気にしていないんだけど。
「それにしても……また胸、大きくなった?」
自分から見ても豊かに膨らんでいる胸を下から軽く持ち上げてみるが結構な重みを感じる。最近、下着を着けていないから分からないけど多分、閉められていないからその分、出てるだけだとは思うけど。
「もしもし」
「はい?」
後ろから声をかけられ、振り返るとそこには大量の薪を背中に抱えているお爺さんがいた。というかお爺さんが持ってる量、私でも持てる気しないんですけど。
「どうかしました?」
「あぁ、ちょっと道に迷ってしまってのぅ。この近くの村に行きたいんじゃが」
確かこの山の近くに小さな村はあったけどこのおじいちゃん、えらく方向音痴ね。村から山にある迷宮までの道って真逆よ? 流石にここから行くと一日かかるわね。
ま、私の目的地の町もその村の少し先にあるから良いんだけどね。
「良いですよ。私も村の先にある町に行きたいから。というか一日かかるけどいい?」
「そうなのか? 困ったのぅ」
「お急ぎなんですか?」
「冬用の薪を取りに来たんじゃがな」
あぁ、通りでこんなに多い薪を背負っているわけだ。というか歩いて一日かかる場所まで薪を取りに来るって中々凄い事よ。行き道は良いけど帰り道は重いし。
そんなことを思いながらも身の上の話しをしながらもお爺さんと村への道を歩いていく。
どうやらこのおじいちゃん、冬の為の薪を早い夏から集めているらしくて普段はお婆ちゃんと一緒らしいんだけどそのお婆ちゃんはぎっくり腰で動けないらしく、一人でやっているらしい。
それにしても流石は冬を越す分の薪を一回で取りに来るおじいちゃんね。急な坂だろうが想い薪を持っているのにすいすい上がってく。
「君はそんな若さでお宝を集めておるのか」
「ええ。両親もお宝集めで生計を立てていたから自然と私も」
「なるほどのぅ」
目的地の村まで残り半分に差し掛かったところで雲行きが怪しくなってきた。このまま雲が多くなると確実に雨が降るわね。出来れば夜までの雨は避けたい。
「今日はここで野宿できる場所を探しますか」
「ふむ。ならあそこはどうじゃ?」
そう言われ、おじいちゃんが指差している場所を見て見るとちょうど良い大きさの洞窟があった。
ナイスタイミング! これなら雨も凌げるし、ちょうど良い雨よけにもなるわね。いつもは雨に打たれて風邪をひいて一日休むっていうのがお決まりだったのに!
「でもよく見つけましたね」
「何年、この山にお世話になってると思っておるんじゃ」
「流石はお爺さん。じゃ、行きましょうか」
―――――――☆――――――――――
その日の晩、予測通りに土砂降りの雨が降り出してきて私とおじいちゃんは洞窟の中で雨水をためて飲みつつ、おじいちゃんの薪を借りて焚き火の傍に座っていた。
ノーパン・ノーブラだけど相手はおじいちゃんだろうし、一応、見えないようには気を付けているからまぁ、大丈夫でしょう。
「コップを借りてすまんのぅ」
「良いですよ。私は薪を貰ってますし」
これでも私は冒険家。だからちゃんと水を楽に飲めるように小さなコップ二つとお皿くらいはちゃんと常備しているし、食べられる木の実だって覚えた。
お宝探しはサバイバルに似ているし、迷宮に潜入しても一日じゃ攻略できない時もあって迷宮の中で一夜を過ごす、なんてこともあり得るし。まぁ、私の場合、そんなに危険な迷宮じゃないから良いんだけど。
そんなことを考えながら飲み干したコップを床に置こうとしたその時。
「ひゃぅっ」
「どうかしたのか?」
「い、いえ! 何も」
乳首と服が擦れたその時、強い快感が全身を迸った。慌ててお爺ちゃんに見えないように服の中を確認してみると何も興奮するようなことはしていないのに乳首が固く、立っていた。
今、一緒に居る人が若い男の人だったらそう言うこと想像してこうなることだってあるだろうけど一緒に居るのはおじいちゃん。そんな人とやってるところを想像するはずはない。
胸のことを意識したせいか今度はお股のほうも少し熱くなって気がする。
ど、どうしよう……こんな時は発散するのが良いんだろうけどここにはお爺ちゃんがいるし、外に出てやろうにも今は土砂降りの雨だし……。
「ぁぅぅ、ぃぃ」
足を組み替える際の服との擦れだけでも股から強めの快感が迸る。今すぐに全裸になって発散したいところだけどおじいちゃんがいる場所ではできないし、見つからないように発散するのだって無理。
ここまでになっちゃったら派手にイカないと絶対に満足しない……うぅ、なんでこうなっちゃうの? さっきまでは普通だったのにぃ……そ、そうだ。お爺ちゃんが寝静まってからなら。
こうしてお爺ちゃんが寝るまで我慢するという私のひそかな戦いが始まった。