あの男たちに捕まってひたすら犯され続けていた一件から数日、私は久しぶりに自分の本拠地に戻ってカリンさんのマッサージを受けていた。
「アイリちゃんがレイズに移っちゃったからもう暇だったのよ?」
「そう言いつつ、前に入った男の子を食べているそうじゃないですか」
「まあね。中々良い味に仕上がってきているわ」
久しぶりに彼の顔を見たんだけどオドオドしていたあの時の雰囲気は一変し、今はまるで歴戦の勇者が纏っているかのようなオーラがあった。エッチな方向でね。
「どれくらいこの街にいるの?」
「三日位ですかね」
「じゃあさ、ちょっと頼まれごと、いい?」
「良いですけど……どんな物なんですか?」
「それはね」
――――☆――――
「おう! そこの可愛い嬢ちゃん! 飲み物持ってきてくれ!」
「は~い! ただいま~」
カリンさんからの頼まれごと――――それはカリンさんのお友達が風邪で休むという事なのでその穴を埋めるための日雇いのバニーガールのお仕事。
その場所は私の拠点の隣の町にある大きなカジノ。ここは違法なカジノとかじゃなくてちゃんと許可を貰っているいわば公営のカジノ。
賭けの対象は色々あって心理戦が重要なポーカーとかもあるんだけど一番簡単かつ借金のリスクが少ないのがコイントスの表裏をあてる賭け。
これはいわば運試しだから今日の運勢を図るためにする人もいるらしい。
「お待たせしました~」
「姉ちゃん! 良いおっぱいしてんな~! 色んな男に揉まれてんな?」
「も~。おじさまったら~」
「俺は分かんだよ~。今までいろんな女を抱いてきたからな」
「ごゆっくりどうぞ~」
ここにはカジノのほかにもお酒が飲めるバーもあるからこういった酔っぱらったお客の相手とかも仕事の中に含まれるらしい。
まぁ、カジノにお酒はつきものよね。酔っぱらった客程大きな賭けをするんだし。
「アイリちゃん、今日はありがとうね~」
「いえいえ。こっちもお小遣い稼ぎが出来ますし」
「まぁ、ここのお客さんはちゃんとした人が多いからあまり気をつけなくていいし、倍率も高いし」
カジノに行ったことはないから分からないけれど大体、飲んだくれだったり意地汚い金持ちとかが多いイメージがあるけどここはそんなことはないらしい。
その証拠に結構際どいバニースーツを着ていてもチラチラ見てきたりするだけでこっちには来ないし、絡んできたとしても可愛いもの。
「アイリちゃんって普段、何してるの?」
「お宝探ししてますよ」
「へぇ~。お宝探しって危ないって聞くけど凄いのね」
それを聞いて思わず苦笑いを浮かべてしまう。確かにお宝探しを生活の糧にしている人達――主に女性は結構危ない目に遭っている。
犯されたり、レイプされたり、凌辱されたり、強姦されたり……まぁ、そういうことを逆に利用して危機を脱する凄腕の人もいるけどね。
そんなことを考えていると向こうの方から凄い表情の人がこっちに向かってくる。
「マネージャー? どうかしたんですか?」
「た、大変なんだよ……ハァ……あ、あの人が来た」
マネージャーのその一言で私と喋っていた人の表情も一気に変わった。言葉で言い表すならば「最悪」
「あの人って?」
「うちのカジノで唯一、女の子たちに平気で手を出す人の事よ。こっちとしては健全なカジノで売ってるから追い出したいんだけど……超上客なのよね」
「毎回、凄まじい額を落としてくれているからこっちとしてはもてなすしかないんだ」
なるほど。そういう人もいるのね……待って。まさかカリンさんのお友達の人、”あの人”が来るから風邪だって偽って休んだんじゃ……。
「どうしよう。あの人を上手く扱えるのはリサちゃんだけのに今日に限って風邪でお休みだし……そこでアイリちゃん、お願いがあるんだけど」
まぁ、そう来るとは思っていたわ。日雇いの私なら多少、失敗したとしてもすぐにとんずらかけるし、日雇いなんですっていうことで相手にも説明できるしね。
さらに言えば今、私はレイズを拠点にしているし。
「良いですよ。今日一日だけですし」
「ほんと!? バイト代は弾むからさ。じゃあこっちに」
マネージャーが歩いていく方についていくと今まであんなにたくさんいたお客さんが徐々に減ってきて明らかに限定された人しか入れないような空間へと入っていく。
そこを通るのはバニースーツを着た女性なんだけど向こうにいた人たちと比べるとちょっと違う。
「上客をもてなすVIPルームがあってね。その人はその部屋に居るんだ」
「ということは完全個室なんですか?」
「まあね。完全個室、しかも何の監視の目も無い部屋だからさ」
通りで嫌がる訳よ……完全個室、しかも監視の目も無い部屋で綺麗なバニーガールの女の子と一緒にいるとよこしまな気持ちを抱いてしまうのが男の性。
「ここだよ。じゃ、お願いね」
「はい」
マネージャーに言われた部屋の扉を開け、中に入るとハゲ散らかした一人の男の人がいるんだけど近くにテーブルには札束が散乱している。
こりゃ、凄い客だわ。
「ん? リサちゃんじゃないのか」
「はい。リサさんは今日は風邪でお休みなんです」
と言ったところで一つ、ヤバイことに気付く。私は完全なる素人だからこういうことは全くできない。つまりこの部屋ではそういうことをするという事。
「まぁいい。君もリサちゃんに負けないくらいに良い体じゃないか。座りなさい」
「は、はい」
そう言われ、おじさんの隣に座ろうとした瞬間、思わず目を見開いてしまう。既におじさんのあそこが勃起していてズボンを押し上げていた。
隣に座るや否やおじさんの手が私の後ろを回り、胸をぺちぺちと軽く叩き始める。
「おぉ、これは良い弾力だ。随分と揉まれているようだな」
「ふっ、んぅ」
そう言いながら胸全体を優し目に揉まれ始める。まさかアルバイトでも男に犯されるなんて思わなかったけれど今は我慢しなくちゃいけない。
大人しい私を見たおじさんは胸の谷間に手を突っ込むと片方のおっぱいを鷲掴みにし、バニースーツから私のおっぱいを取り出し、乳首をコリコリし始める。
「んっ……ふっぅ……ぅっ」
「乳首も中々に良い。もっと堪能したいがまずは私を気持ちよくさせてくれ」
「は、はいっ」
おじさんに乳首をコリコリされながらズボンのチャックをゆっくり下ろし、パンツの隙間からおじさんの一物を取り出すけれど少しサイズが小さい。
よく見ると少しどころか結構小さい。フル勃起でこのサイズは中々に小さい。
「どうだ? 私の自慢の一物は」
「え、ええ。とっても素敵です」
乳首をコリコリされていることを一瞬、忘れるくらいに呆気にとられながらも何とかそう言うけど正直、このおじさんとの気持ちいいエッチは期待できない。
とりあえず勃起しているおじさんの一物を撫でてあげるとビクッと震える。
既に先走り汁がいっぱい出ていてそれが潤滑油になって指が滑る。
「お、おぉっ。な、中々にっ、上手いじゃないか」
「ありがとうございます」
周りを撫でた後、今度は亀頭に人差し指の腹を置き、親指の腹をカリに当てて二つを同時に撫でてあげるとさらにおじさんの体がビクつく。
ラストスパートをかけようとしたその時、おじさんが私の腕をつかむ。
「君、服を脱いでくれ」
「は、はぁ」
おじさんの要望に応え、バニーガールコスチュームを脱ぎ捨てると今度はお尻をこっちに向けてくれと言われ、向けるとおじさんの股間周辺がお尻に当たる。
……え? 嘘でしょ。
「ぁぁ~。やはり若い女の子の中は温かい」
「んぅあ! ひぁぁっ! お、おじさんのが入ってくるぅ」
「どうしてほしいのかね? 言ってみなさい」
「そ、そんなぁ……動いて下さぁぁぃぃぃぃ!」
と、まぁ普段通りの喘ぎ声をあげているんだけど実はこれ全部演技。おじさんの一物はどうやらこの状態がフル勃起らしく、サイズは小さい。
一応、おじさんは腰を動かしているんだけど全くと言って良いほど気持ちよくない。
まぁ、超が付く上客だから楽しませないと、ね。
「あんっ! んぁうぁっ、ひぁぁっ!」
「最高だ! 君の体は最高だよ!」
「嬉しいですぅぅツ! んふぁっ!」
喘ぎ声を演じているとおじさんのピストンが早まった。どうやらおじさんは短小なうえに少々、早漏な様子。
「ぅぅぅっ! だ、出すぞ!」
「んぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
必死に外に声が漏れないように我慢しているのを演じるとおじさんが射精し、私の中に白濁液を吐きだすけれど正直、私は全く気持ちよくない。
まだ、これならクリトリスを弄ってもらったり、オナニーした方が良いわ。
「ハァッ……ハァッ……最高だったよ」
「ありがとうっ、ございますぅ」
その後、おじさんは大量のお金を置いて満足して帰っていった。
あとで話を聞くとここのカジノで働いている女の子は皆、あのおじさんの相手をしたんだけれどエッチに満足できなくて不満だったらしい。
で、その中でもリサさんが不満を出さずに演じきれていたということで扱いが上手かったみたい。
「はぁ……不完全燃焼だわ……ま、お金は貰ったし、いいか」