部屋に入ってから四十分ほどで刺身の女体盛りが完成し、私たちは台の上に全裸で横になりながら権力者たちが集まっているホールに出されるのを待っていた。
魚が出荷される気分ってこうなのね。
「なんだかひんやりするわ」
「そりゃお刺身だし」
今更ながらになんでこんな依頼を受けたんだろうと悩み始めたけどここまで来たら最後までやるしかないけれど権力者って変態しかいないのかしら。
「それではお待たせしました! 今宵のメインイベント! 刺身の女体盛りでございます!」
そんな声が聞こえるとともに刺身が盛られた私たちがホールに運ばれていく。
チラッと視界の端に映ったのは高そうなネックレスだの指輪だのをした権力者の男たちがいやらしい笑みを浮かべながらお箸を持っている姿。
「今回ご用意したのは五つ! ですので一つにつき二人でございます! 堪能ください!」
男たちが早歩きで近づいてきて気に入った女の子の傍によっていく。
もちろん私のところにも二人がきた。
「ほほ~ぅ。これは中々に実っていますなぁ」
「そうですなぁ」
「ふふっ。どこからでも召し上がれ」
二人の男は迷っているけれどその顔のみっともなさときたら百人の女性に見せたら百人とも気持ち悪いと言いそうな顔をしている。
しかもあそこはガチガチに勃起済み。
「まずはこのサーモンに醤油をつけて」
「っっ」
「おや? 醤油が入っていないのかな? ここを捻れば出るのか」
「んぅっ……ぅっ……ぅぅぃ」
分かりきっている癖に男は醤油があることを確かめるためにお箸の先で乳首をツンツンと何回か突くと今度は乳首を挟み、右に左にくねらせる。
もう一人の男もニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら箸で弄る。
こんな小さな刺激でも私の乳首は反応し、徐々に硬くなっていく。
(ちょっ……これお刺身落としちゃダメだからっ……我慢しないと)
「おかしいですな」
「ふむ。もしかしたら吸わないと出ないかもしれませんな」
「えっ」
「「ちゅぅぅぅぅぅっ!」」
「んくぅっ!」
二人に強く乳首を吸い付かれ、一瞬腰が浮き上がりそうになってしまうほどの快感が走る。
乳首を吸い、そして舌で乳首をひとしきり嘗めるとまた吸い始める。
「んぅっ……くぁっ」
「ふむ。中々良いですな」
「ですな」
男たちはそう言いながら刺身を口に運んでいき、食していく。
一人分を二人で食べていくからドンドン量が減っていき、上半身に乗せられていた刺身はほぼ全て食べつくされ、残るは下半身だけとなった。
「さて、ではこちらのお刺身もいただきますか」
「ええ……おや? 何かお刺身の下に豆が一粒、ありますぞ?」
「あっ、んぅくぁっ! ぁぁっ! ダ、ダメッ! そ、そこはっ! あぁぁっ!」
「おぉ。どうやらこれは塩水を出すボタンですぞ」
「あぁぁぁっ! ダ、ダメッ! だっ、んくぁっ! んいぃぃっ!」
一人がぷっくりと膨れているクリトリスを摘み、お箸で弄り始めると強い快感が迸り、我慢できずに体を捩らせてしまう。
お刺身が床に落ちるけれどそんなこと男達にはどうでも良いことらしかった。
「あっ、あっあっあぁぁぅぁっ! んぁぁっ!」
「おぉぉっ! これは良いですなぁ! ドンドン塩水が出ますぞぉ! ぺろっ!」
「ひぁっ! ダ、ダメッ! んくぅぅあっ! ぁぁぁぁっんん!」
強く摘まれるとともに左右に動かされ、さらには愛液を分泌し始めているマンコを舌で舐められ、もう私は我慢なんて出来ずに喘ぎ声を出しているけどそれは他の人も同じだった。
お箸で敏感な部分を弄られ、声をあげたり、膣内をお箸でいじくりまわされたりしている。
「イ、イクゥゥッ!」
「そらそら! 派手にイッて愛液を出すがよい!」
「ひぁぁぁぁぁっんんぅぁぁっ! ダ、ダメェェェェェェェ!」
お箸なんてとうに捨てられ、手で何度もクリトリスをこねくり回された瞬間、一瞬で絶頂へと駆けのぼり、多量の愛液が噴き出す。
それを男たちは舌でなめとっていく。
(こ、こんなのもうただの乱交パーティー寸前じゃない!)
他の人達も私と同じように手で弄られていて中には指を入れられている人もいる。
と、その時、ベルの音が鳴り響く。
「終了でございます!」
「終わりか……だが中々良かったですね」
「そうですね。またしたいものです」
(まっぴらごめんよ!)
「お疲れ様でした。こちらが本日の報酬となります。ご確認ください」
「……すご」
最終的に貰った金額は入院費用なんて簡単に払えるくらいの値段だった。
(お金が貰えるのは嬉しいけどあれはもう嫌!)
おかしな依頼は二度と受けないと心に決めた私だった。