※この作品はR-18です。

てぃーちんぐゆんゆん   作:ルイ提督

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ほのぼのとした日常編


四章 ほのぼのとした日常
バニルの忠告とダクネスへのお仕置き


 紅魔の里に来て、2週間とちょっと、俺は再度ゆんゆんの家に訪れていた。テーブルの向かい側には、満面の笑みを浮かべる親父さんがいる。ゆんゆんは、お母様と料理中だ。少し心細い。

 

「ゆんゆんさんのお義父様、これが署名台帳です」

 

「うむ、確かに受け取った」

 

 親父さんは、俺から台帳を受け取ると、パラパラと中身を確認する。そして、満足気に頷いた。

 

「署名も全部ある。ご苦労だったな」

 

「有難うございます。私自身、紅魔族の方達に快く受け入れられて……」

 

「そう、かしこまるな! 一部は買収で手に入れているのは、こちらも知っている」

 

「うぐっ! やはり、お分かりでしたか……」

 

 結構、盛大にやったからなあ。もしかして、やり直しだろうか。心証は少し悪くなるのは仕方がないと割り切っていたんだが……

 

「いや、金だけを貰っても、里のものは動かない。君の真剣さや、本気さを感じ取ったからこそ、買収に応じてくれたんだ。誇りに思っていい!」

 

「そ、そうですか」

 

「うむ! それに、君が考案した観光資源、里の物だけでなく、外部から来た人間にも好評なようだ。まさか、この時点で里に貢献してくれるとは思わなかったよ!」

 

「少しでも、里のためになったなら、感無量です」

 

 俺は安堵した。あの縁占いは、日本にあった神社を参考にしたものだ。出だしも好調のようで、里の自営業者達からも一定の評価を受けている。このまま、新たな観光資源として根付いてもらいたいものだ。

 

「それで、いつ式をあげるのだね?」

 

「およそ、一年後ですね。この間に商人の勉強や、身辺整理を済ませたいと思います」

 

「そうかそうか! 娘を頼んだぞ! カズマ君!」

 

「はい、絶対に不幸にはさせません」

 

「よっしゃ! その意気だ!」

 

 親父さんに肩をバンバン叩かれながら、俺は改めて。結婚するという事を実感し始めた。そして、しばらく談笑しているうちに、ゆんゆんと、お母さまが料理を持って現れる。おお、霜降り赤ガニだ。ゆんゆん、家は裕福だって言ってたしなぁ……

 

「それじゃあカズマ君、一緒に食べて親睦を深めようじゃないか!」

 

「喜んで頂きます」

 

 それから、ゆんゆんの家族に囲まれながら夕食を頂いた。これから、長いお付き合いになる方々だ。そう考えると、何だか不思議な気分だ。そして、横にいるゆんゆんは、嬉しそうに俺の事を両親や弟達に語っている。弟さん達は、俺の事を睨んできた。はっはっは、姉ちゃんはもう俺の女だ。ドヤ顔で視線を送ると、奴らは居間から、逃げ出した。ははっざまあ!

 

 

 

こうして、俺は紅魔の里の最後の夜をゆっくりと過ごした。

 

 

 

翌日、里の広場で俺達は見送りに来ためぐみんの家族と、別れを惜しんでいた。

 

 

「ううっ……娘よ、すまないな……」

 

「めぐみん、お金はもう十分よ。後は、あなたの好きに使いなさい」

 

「言われなくてもそうします。ちゃんと、こめっこに栄養のあるものを食べさせてくださいね?」

 

 めぐみんは、両親にグチグチと文句を言いだした。でも、両親はそれを嬉しそうに聞く。めぐみんの顔も笑顔だ。

 

「アクアお姉ちゃん、ばいばい! また来てね!」

 

「うん、こめっこちゃん! まためぐみんと一緒に来るわ。また今度ね!」

 

「洗濯板もばいばい!」

 

「ちょっと待ってこめっこちゃん!? もしかして、それはあたしの事なの!? あ、こら! 待ちなさい!」

 

 女神コンビはどうやらこめっこと物凄く仲良くなったようだ。なんだかんだで、あの二人は面倒見が良い奴らだしな。

 そして、俺にも見送りをする奴がいた。みんなは気づいていないが、俺は気づいてしまった。遠くの民家の屋根の上から、こちらに手をぶんぶん振るあるえの姿に。

 

「どうしたんですか、カズマさん?」

 

「いや、なんでもないさ」

 

 俺は彼女に僅かに手を振った後、背を向ける。そんな俺の横に、ゆんゆんが並び立った。近くで感じるこいつの体温は実に心地いい。ちょっと後ろめたい気分だ。

 

 

 

「さーてお前ら! さっさと帰るぞ、俺達の街に!」

 

 

 

 

 

 

 そして、俺達はアクセルへと帰還する。いつも通りの日常の始まりだ。だが、仲間たちには結婚の事を伝えていない。その事が気がかりだ。まぁ少しずつ伝えていこう。まだ焦る時じゃない。俺は問題を後回しにしながら、再びアクセルの街での冒険者生活へと身を投じた。

 そして一週間が経過した頃、俺はゆんゆんの提案により、ウィズ魔法具店へ行くことになった。店に入ると、おなじみの仮面悪魔が俺達の前に踊り出た。

 

「いらっしゃい! 色んな意味で絶頂にいる鬼畜男と、スケベネタ種族!」

 

「いきなりの挨拶だな!」

 

「そうです! バニルさん私、ス、スケベなんかじゃないです!」

 

「何を言っておる! 小僧を喜ばすために、里の服屋に、様々なコスプレ衣装を――」

 

「わああああああああーっ!」

 

笑うバニルに掴みかかるゆんゆんを尻目に、俺はウィズの元へ向かった。

 

「よっ、久しぶりだな、ウィズ!」

 

「はい、いらっしゃい。今日はお二人でどうしたんですか?」

 

「それなんだがな、実は……」

 

「カズマさん、私が伝えます!」

 

「おおう、やけにやる気だな」

 

 バニルにあしらわれて、荒い息をを吐いているゆんゆんが、俺の隣に立つ。ちなみに、バニルは、ウィズの隣の床から、ニョキニョキと生えてきた。やっぱりこいつ、なんでもありだな。

 

「ウィズさん、バニルさん、今日は大事な事を伝えに来たんです!」

 

「大事な話……なんでしょうか?」

 

「ふむ、言うがよい」

 

 

二人の返事を聞いたゆんゆんは俺の腕に抱き着きながら、ドヤ顔で言い放った!

 

 

 

 

 

 

「私達、結婚します!」

 

 

 

 

 

「うええええええええええええええええっ!?」

 

「知ってた」

 

 バニルが落ち着いているのに、対してウィズは驚嘆の声を上げる。まぁ、予想通りの光景だ。ウィズはあたふたと、体を動かしてテーブルの上のポーションを何本か落として割った後、憤怒の表情で俺に掴みかかってきた。

 

「カズマさん、最低です! 純真な、ゆんゆんさんを騙して楽しいんですか!?」

 

「おいこら、失礼な奴だな! 騙してねぇし、両者合意だっつの!」

 

「ありえませんありえませんありえません!」

 

「ちょっと、ウィズさん! カズマさんに一体何を……きゃっ!?」

 

ウィズは、ゆんゆんをバニルの方に投げ飛ばし、ついでに俺を地面に引き倒した。ちょっと、勘違いがすぎませんかね、このリッチー!

 

「カズマさん、ゆんゆんさんは騙せても、私の目はごまかせませんよ!」

 

「ちょっと待てウィズ! 俺は真剣にゆんゆんの事をだなぁ……!」

 

「バニルさんが言ってました! あなたは、将来ハーレム王になるって! そんな人にゆんゆんさんは、任せられません! このっこのっ!」

 

「ちょ……まっ……蹴るな! 蹴るなっての!」

 

 いい加減ムカついてきた。俺を蹴飛ばすウィズの足を掴む。そして、俺は懐からポーションを取り出し、ウィズへ投げつけた。

 

「カズマさん、リッチーの私に凡百の魔法薬や聖水は効かなああああああああああああっ!?」

 

「おい小僧! 貧乏店主が成仏しかけてるぞ! この聖水はいったいいいいいいいっ!?」

 

「カ、カズマさん!? ウィズさんとバニルさんが消えかかってるですけど!?」

 

「ふん、知るか!」

 

 俺はのたうち回る二人を無視して、近くの椅子にどっかりと座る。ゆんゆんは、聖水を中和させようと、中級水魔法を二人に浴びせていた。バニルはともかく、ウィズにはいいお灸になっただろう。そして、しばらく経った後、俺の前になんとか復活したウィズが正座させられていた。

 

「おいウィズ、お前の勝手な早とちりで、こっちは貴重な聖水を無駄にしたんだぞ? そこんところ分かってんの?」

 

「ひぃ!? すみませんすみません! 私の早とちりでした!」

 

「ウィズさん、さすがにさっきの反応は私も傷つきます……」

 

「ご、ごめんなさい! そんなつもりじゃなかったのー!」

 

 ウィズが泣きながら、ゆんゆんにしがみ付いた。まったく、ウィズでこの反応なら、めぐみん達に話した時は、もっと大変な目に会うだろう。憂鬱になってきた。

 

「おい小僧、さっきの聖水はなんだ!? 大悪魔の吾輩が後ちょっとで残機毎消滅する所だったぞ!?」

 

「企業秘密だ」

 

「ふん、吾輩は見通す悪魔で……真っ白な光で何もみえん……また女神関係か……」

 

 バニルは、残念そうに肩を落とした後、俺の肩に手を回してきた。ちょっと、気持ちわりい。

 

「小僧、店の奥に来い。二人だけで話したい事がある」

 

「分かった……」

 

 いつになく、真剣な様子のバニルを見て、俺は素直に店の奥へと足を運んだ。ウィズはドヤ顔のゆんゆんに、惚気話をされて疲弊している。しばらくあの二人は放っておいても大丈夫だろう。店の奥の部屋は、何やら薄気味悪いもの所狭しに置いてある。そして、バニルがボソボソと何かの呪文を唱えた。

 

「おいバニル、その呪文はなんだ?」

 

「なーに、ちょっとこの部屋を外界から隔絶させる魔法だ。あの二人にも聞かせたくはない内容だからな」

 

「こえー事いうな……」

 

 そして、バニルが俺に向き直る。こいつが話してくる事といったら、やはり見通した未来の事だろう。

 

「さて小僧、お主の未来を見通したのだが……」

 

「やっぱりか。破滅の相でも出てるか?」

 

「いや、その逆、全く先が見通せないんだ。ただ、行動次第で、多様な分岐がある事は何となく分かる」

 

「別に、見通せないなら、それでいいんだが。正直、未来を知るのは、あまりおもしろくない」

 

 俺の言葉にバニルは不適な笑みを浮かべた。非常に腹立つ顔だが、コイツには過去何度か助けてもらっている恩人だ。こいつの忠告を聞いて損はない。

 

「よくいった小僧! そもそも、吾輩が見通す未来は、“何もしなければこうなるぞ”という、忠告にすぎない。吾輩の見通した未来を知った時点で、すでに違う道を歩む事になる。そんな未来にならないよう、もしくはなるように行動を起こした事が結果的に、別の未来につながる事になる。そういう意味では、吾輩の予言など、全く信用ならないものだ」

 

「急にどうしたバニル? お前がそんな事いうなんて……」

 

「小僧、よく聞け! お前は今、分岐点にいる。そして、吾輩が見通せないほどの存在が複数未来に絡んでくる事は確かだ。あのポンコツ女神以外にも、神、悪魔、邪神、人を超えた人、実に様々なものがお前の未来に関わっている」

 

 何やら、不穏な単語も聞こえるが、その忠告は正しいのは確かだと俺は思った。少なくとも、俺の未来にはアクア以外に、エリス様が関わるのは絶対だろうしな。

 

「小僧に、具体的な忠告はできん! しかし、神や悪魔と付き合う上での注意点だけを教えておこう!」

 

「注意点?」

 

「そうだ! いいか小僧、おとぎ話などで良くあるように、神と悪魔は、人と“契約”を結ぶ事で様々な事象を引き起こす。力を与えられる事もあれば、逆に魂を捕らわれて、永遠に弄ばれる事もある。だから安易に“契約”はするな! これが吾輩からの忠告だ!」

 

 バニルの言葉に俺は苦笑する。言葉巧みに人と契約し、魂を奪い取る悪魔が、こんな忠告をするとは……

 

「分かった、肝に命じておく」

 

「うむ、ネタ種族……吾輩の友人を悲しませるなよ?」

 

「分かってらぁ!」

 

「うむ、時に小僧! 最近悪徳貴族に人気の商品「偽嘘発見器」は欲しくないか? なんと、所有者の任意のタイミングでチンチン鳴らせる優れものだ! 嘘まみれのお主には、色々と有効活用できそうな……!」

 

「いらんわ!」

 

 

 

 

 

 こうして、俺達の秘密の会話は終わりとなった。最後に、変な商品をオススメされたが、まったくもって失礼である。俺は正直……正直モノデスヨ! それにしても“契約”か、ありがちな設定だな。まぁ、知っておいて損はない情報だろう。

 

 

そして俺達が秘密会議を終えて店内に戻ると、ウィズが何故か号泣していた。

 

 

「ウィズさんはまだ結婚しないんですか? というか、リッチーって子供できるんですか? 後、実年齢は何歳なんですか?」

 

「やめ、やめてぇ! そんな答えにくい質問しないで! それと、私は20歳です! 本当、本当ですよ!」

 

「あ、はい……」

 

「その哀れみの視線はやめてください! ゆんゆんさんの裏切り者!」

 

 キャーキャー騒ぐ二人を見ながら、俺は安堵した。ゆんゆんにも、めぐみん以外に、ちゃんと友達がいるんだなぁ……

 

そして、俺を見つけたゆんゆんは、ウィズに見せつけるように抱き着いてきた。

 

「という事で、ウィズさん、カズマさんは結婚詐欺、財産狙い、売春宿に私を売り飛ばすなんて事、考えてませんから! だから祝福してください!」

 

「でも、カズマさんですし……」

 

「おいウィズ! また特製の聖水ぶっかけるぞ!」

 

「ひぃ!? それだけはご勘弁を!」

 

 ペコペコ謝るウィズを見ながら、俺は嘆息する。鬼畜でクズである事は、もう否定はしないが、ゆんゆんを不幸にはさせない。それが俺の覚悟だ。

 

「行き遅れ店主よ、小僧が妙な所で誠実なのは、今まで付き合ってきて理解しているはずだ。素直に祝福してやるがいい」

 

「うう、バニルさんに諭されるなんて……でも、そうですね。お二人とも、幸せになってくださいね」

 

「ふふっ、素直にそういえば良かったんです! ウィズさんもいいヒトが見つかるといいですね!」

 

「ゆんゆんさん、ぞれは素で言っているのですか!? 嫌味ですよそれ!」

 

 

またもキャーキャー騒ぎ出した二人を放置し、俺は店のドアに手をかけた。

 

 

「それじゃあバニル、また買うものがあったら、寄らせてもらうよ」

 

「吾輩も貴様なら歓迎しよう! またのご来店を!」

 

 店を出てしばらく歩くと、ゆんゆんが慌てて追いかけて来た。そして、自然と俺の腕を取る。最初に比べたら、随分と積極的になったもんだ。

 

「よし、ゆんゆん! 今日もクエスト受けて、終わったら宿でリフレッシュだ!」

 

「はい、カズマさん!」

 

 笑顔で応じる、ゆんゆんを見ながら俺は思った。俺の嫁さんは、くっそ可愛いと。そして、この笑顔を曇らせたくないとも思った。でも、他の女でちょっと遊ぶくらいは許してね! そんな、クズみたいな事を考えながら、俺はゆんゆんとの日常を再開した。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 そんな充実した日々であるが、屋敷の中は、以前より雰囲気が違う。一見、普通通りなのだが、俺は常に誰かに見張られているような、誰かの視線を良く感じる。めぐみんは、以前に比べてスキンシップが増えている。このまま、襲ってしまおうと何度も思ったが、謎の嫌な予感と、ゆんゆんに出しまくって賢者モードを維持し、何とか耐えきった。

 そして、アクアは、俺の前で、挙動不審な姿を取るようになった。こちらもやたら、抱き着いてきたり、何かと理由をつけては、俺に顔を押し付けてくる事が多くなった。まぁ、これだけなら可愛いものなので、猫可愛がりにしている。この時、俺は不覚にも欲情してしまったが、鋼の精神で耐えた。

 唯一変わらないのは、ダクネスくらいである。めぐみんとアクアには、一体何があったのだろうか? まぁ、気にするだけ無駄ともいえよう。そのうち飽きるだろう。

 

 

 とはいっても、充実した日々である事には変わりない。時刻は深夜にさしかかる頃、俺はベッドで横になっていた。今日はとっても楽しかったね、明日はもっと楽しくなるよ、ちょむすけ。そんな事をうすらぼんやりと、考えながら自然と目蓋が落ちかけた時、俺の部屋にノックもなしに侵入してきた奴がいた。

 

「カズマ、まだ寝ていないか?」

 

「……お前か、ダクネス」

 

 入って来たのは、大きめのガウンで体をスッポリと隠したダクネスだ。彼女は起きている俺を確認すると、顔を真っ赤にさせながらも俺が寝るベッドへと腰かけた。

 

「その、カズマ……そろそろたまってるんじゃないか?」

 

「はぁ? って、そうか。そういう事か……」

 

 俺は真っ赤なダクネスを見ながら納得した。こいつは、以前のメイド調教が抜けきっていないようだ。俺が毎晩、“奉仕”させていた事を引きずっているのだろう。しかし、俺も結婚するのだし、浮気は……

 そういえば、俺の悪評を広めたお仕置きが、まだだったな。これからやる事は、お仕置きだ! 浮気じゃない! ついでにダクネスとなら、ゆんゆんは怒るだろうが、許してはくれそうという打算もある。

 

「その前にダクネス、王城では何をしてきた?」

 

「ああ、王城ではアイリス様の護衛をやらされたよ。護衛という名目で、様々なパーティや晩餐会に連れ回されたがな。アイリス様と、私に拠ってくる貴族を追い払うのは、本当に大変だったよ……」

 

「なるほどな」

 

 俺は、辟易した表情のダクネスを見ながら、納得した。アイリスは、ダクネスにちょっとした嫌がらせをしたようだ。だが、ぬるい。こんなのはお仕置きじゃない。

 

「ダクネス、俺は王都の旅行中に、お前の家が意図的に、俺の評判を下げていると感じたが、そこの所、どう思う?」

 

「うぐっ! やはり、気付いたか。でもなカズマ、あれは、別にアイリス様達にお前の悪評を広めるのが目的ではなく、高度な政治的判断で……!」

 

「詳しい事はいい、それより、評判を下げる工作を行った事は認めるのか?」

 

俺の言葉で、ダクネスは言い訳をやめ、素直に頭を下げてきた。

 

「すまない、私の利害のために行った事だ。ダスティネス家ではなく、私個人の責任だ。罰はいくらでも受けよう」

 

「そうかそうか、じゃあお仕置きだな!」

 

「ん……! そうだ、私が身を持って償おう! はぁ……はぁ……!」

 

 やばめの表情を浮かべて、息を荒くするダクネスの前で、俺はズボンを一気に脱いだ。そして、すでに臨戦態勢となっている性器を見せつける。

 

「ダクネス、お前は今日からメイド以下の存在、俺の奴隷になってもらう。いっとくが、お前がどうなろうと責任はとらんぞ?」

 

「んんっ!? カズマはクズ野郎だな! だがこれは罰だ、仕方ない、仕方ない事だ! 私の責任、罰なんだ!」

 

 そう言いながら、ダクネスは纏っていたガウンを一気にぱさりと脱ぐ。そして、俺はガウンの下から現れた光景に感心した。

 

「さすがは、お色気担当のダクネス。もの凄くエロイぞ、俺好みだ!」

 

「そ、そうか! これは、お前が好きそうだから、王都で仕立ててきたんだ……」

 

 顔を真っ赤にして俯くダクネスを、俺はじっくりと見る。ダクネスの腰と胸は、上品なリバーレースで作られた、漆黒のウエストニッパーに包まれている。しかし、レースの部分以外はスケスケだ。ダクネスの純白の肌、漆黒の下着により映える。そして、同じく、漆黒のショーツとニーハイが、ガーターベルトで吊られている。実に俺好みなエロ下着、スリーインワンだ。

 俺は、ダクネスの姿を堪能した後、ベッドに横たわる。そして、ダクネスの手を引いて、強引に俺の上に乗せ、四つん這いにさせる。俗に言う、シックスナインの体勢だ。

 

「ダクネス、舐めろ!」

 

「はい……んぅ……!」

 

「うむうむ……」

 

 ダクネスの生温かい口内に、俺のガチガチになったペニスが侵入する。実は、ダクネスにフェラチオをさせるのは初めてだったりする。彼女はどんなフェラチオをしてくれるのだろうか。そんな事を考えながら、俺はフェラを堪能する。

 

「うむ……うぐっ……ん……んっ……!」

 

「おお、いいぞダクネス、いい感じだ」

 

 ダクネスのフェラテクニックは実にお粗末だが、初期のゆんゆんのように、ひたすら精液を搾り取ろうと乱暴に頭を動かしている。そこそこの快感と、俺のペニスを求めるダクネスの姿に俺は満足感を得る。そして、俺はダクネスの腹に手を這わせた。

 

「ダクネス、腹筋割れてるぞ」

 

「んんっ……!? むぐっ……ん……んぁ……! カズマ、こんな時にその事を言わないでくれ……」

 

「落ち着け、割れているっていっても、うっすらとラインが分かる程度じゃないか。俺はこういう健康的なお腹は大好きだぞ。それに、肌触りもいい。柔らかさもある」

 

「あう……そうか……それならいい……」

 

 嬉しそうな声で呟くダクネスは、非常に可愛い。もじもじと体を動かすダクネスを見て、俺は目の前で揺れる情欲を誘うダクネスの尻を引っ掴み、力強く揉んだ。

 

「ん……カズマは私の尻が好きなのか?」

 

「当たり前だろ! メイド調教の時、散々ここに擦りつけて、ぶっかけてやっただろうが!」

 

「うう……そういえばそうだったな……」

 

「今更、恥ずかしがるなよ」

 

 俺はダクネスの尻を揉みながら、手で引いて顔に押し付けるようにさせる。俺の顔一面に、ダクネスの尻と秘所が広がる。そして、俺はダクネスの秘所を、ショーツ越しに舐めた。

 

「ひぅっ!? カズマ、そこは……あうっ!」

 

「んじゅっ……いいから、お前は俺のを舐めろ」

 

「わ、わかった……んむっ……んっ!? んひっ……!」

 

 シルクの生地越しに、ダクネスの秘所が熱くなっていくのを感じる。それに、俺の唾液以外でも、ショーツが濡れ始めた。さすがはダクネス、といったところか。俺は指でショーツをずらすと、愛液で濡れた膣口と、充血したクリトリスが目に入る。そして、間髪入れずに、膣口に舌を差し込んだ。

 

「ん……じゅるっ……うむっ……じゅるるっ!」

 

「やぁ! カズマ、吸わないで……吸わないで……あんっ……!」

 

 そして、膣の愛液を吸い出しながら、右手でクリストスを摘まむ。その瞬間、ダクネスの体がビクリと跳ね、膣口から愛液の流れ出る量が増える。慣らしはすでに自慰で済ませているのだろう。さすがはエロ担当だ。

 

「あう……ひぐっ……! んっ……んんんんんんんっ!」

 

「んじゅっ……おっと、軽くイッたか。敏感だな……れろっ…!」

 

「んひぃ!? カズマ、まだ快感が続いてるから、連続はやめっ……あうううううっ!」

 

「んっ……んっ……」

 

 俺は舌でダクネスの秘所を愛撫し続け、何度も絶頂させる。ダクネスといえば、ひたすら嬌声をあげ、俺のモノも咥えずよがるだけだ。これは減点だ。お仕置き増加決定。

 

「ひゃうっ……! イク……イクッ! ひゃあん……!」

 

「んぐっ……たく、そっちばっか気持ちよくなりやがって」

 

「だって……だってぇ……!」

 

 体を痙攣させるダクネスの下から俺は脱し、四つん這いのダクネスの腰を掴み、膣口に俺のペニスを押し当てた。

 

「カ、カズマ、本当にするのか!? 責任取ってくれるのか!?」

 

「責任? お前は俺の奴隷なんだぞ。そんなものはない」

 

「さ、最低だぞカズマ! 私にだって拒否権はあるんだぞ!」

 

 俺は暴れだしたダクネスの首を掴み、強引にベッドに押し付ける。そして、もう片方の手で、ダクネスの尻を強く叩いた。バチンといういい音がなる。やはりダクネスの尻は最高だ。

 

「カズマ……その、初めてだから優しく……!」

 

「ふんっ、やはりお前は、根の部分はララティーナお嬢様なんだな!」

 

「お嬢様と呼ぶなぁ……!」

 

「安心しろララティーナ、奴隷と言っても、愛玩奴隷だ。お前が望む限りは、可愛がってやる。それに、セックスに恐怖心を持たれては、慣らすのが面倒だ。優しくしてやる」

 

「ん……愛玩奴隷か……ふふっ、この私がカズマの奴隷……カズマの……私を貫いてくれ!」

 

 向こうから懇願してきたなら仕方がない。それなら、ダクネスのアソコを頂くとしよう。俺は首から手を放し、ダクネスの頭を安心させるように撫でる。そして、ゆっくりと挿入した。

 

「ぐっ……はいって……きたあ……!」

 

「おふっ……いいぞ! 気持ちいいぞ、ダクネス!」

 

「んぁっ! そうか、気持ちいいか……」

 

 シーツを強く掴み、痛みを耐えるダクネスを更に優しく撫でる。ダクネスの膣は、俺のペニスを優しく包み込むように収縮する。強烈な締め付けはないものの、ねっとりとした熱と柔らかな膣壁に包まれるのも、非常に気持ちのよいものだ。

そして、結合部からは、僅かに血がにじむ。さすがクルセイダー、痛みに強いのか、ゆんゆんやクリス程の暴れ方はしない。

 

「カズマ、動いても大丈夫だぞ……」

 

「無理はしないで欲しいが、俺はまだ1回も射精してないしな! そらっ!」

 

「あう゛っ! くっ……今度からここも鍛えるか……」

 

「やめろよ、ナニを引きちぎられるのは勘弁だからな! それっ!」

 

「あぐっ……お腹の中にカズマが……!」

 

 俺はゆっくりとピストンを開始し、ダクネスの体を堪能する。そして、途中で正常位へ移行し、セクシーな下着姿を視姦しながら、はりのある巨乳を揉みしだく。ダクネスは時折、苦悶の声を上げるものの、その都度、唇を吸い、手で胸と首筋を愛撫する。そうすると、蕩けた表情で向こうから腰を動かし始めた。やはり、ダクネスは可愛くてエロイな……

 

「可愛い、ダクネス、お前は可愛いな」

 

「んぁっ!? こ、こら! 思ってもない事言うな……この私が可愛いなんて……!」

 

「いや、お前は可愛い。お前とセックスできるなんて、俺は幸せ者だよ」

 

「ひゃうっ!? おおおおおおまっ、何を言って……んむっ……!」

 

 真っ赤になって悶えるダクネスの唇を優しく吸う。ダクネスは変態だ。でも、パーティメンバーの中で一番女の子らしい奴だ。だから、乱暴に犯したいのを我慢して優しくしてやる。初めてのが良い思い出となるように。ま、奴隷扱いとかで台無しだけどな!

 

「ん……ダクネス、ちょっと痛くしていいか?」

 

「やっ……ひゃう……んぁ……! いいぞ……お前の好きにしてくれ!」

 

「なら遠慮なく……んぐっ!」

 

「ひぎゅっ!? ああっ……そんな所噛むな……あう……いた……いた気持ちい……!」

 

「んぐっ……んぐっ……!」

 

 挿入するたびに淫らに揺れるダクネスのおっぱいは俺の性的欲求を増幅させる。淡い桜色の乳首は見ていて食べたいと思うほどだ。だから、俺はダクネスの乳首に噛みつく。コリコリとした食感で、痺れに似た快感が脳内に巻き起こる。恍惚とした表情を浮かべるダクネスの前で、俺はそこ噛み、チュウチュウと吸った。勿論、その間も腰を絶えず振りまくる。ダクネスの膣がグネグネと動き、俺のペニスに合うように形を変える様子が実感できた。

 

「んぐっ……おうっ……そろそろ出そうだダクネス! どこにかけられたい!?」

 

「そんないきなり……! かけるのは勿体ないし、そのまま膣内で出していいのだぞ! んぁっ……!」

 

「ふざけんな痴女ネス! いきなり妊娠なんかさせるか! お前しばらく俺の奴隷なんだよ! ああ、出る! くっ……ぐっ……!」

 

「そうだ! 私はお前の奴隷だ! だから、私でたっぷり射精してくれ!」

 

「ああっ……ううっ……う゛っ!」

 

「ひゃうんっ……あああっ! カズマ、私で射精してくれたんだな……!」

 

 勢いよくペニスを引き抜き、ダクネスの顔に盛大に射精する。ビュルビュルという音とともに吐き出された精液が、ダクネスの顔を白濁に染めてゆく。実に芸術的に顔射をする事ができた。ダクネスは惚けた表情で、顔についたプルプルの精液に指を這わせ、口元へ運ぶ。ダクネスの赤い舌が、口の周りの精液をペロリと舐めとった。

 

「ふふっ、カズマ、いっぱい出たな……んぅ……」

 

「お前、精液舐めるのに抵抗ないのな。さすがエロ担当!」

 

「バカ言え! 好きな男の精液だからこそ、舐めれるんだ! んむっ……!」

 

「そ、そうか……」

 

 なんだか、今更になって凄い罪悪感を覚え始めた。ゆんゆん、ダクネス両方に申し訳なく感じる。でも、最上級の美女相手に性欲をぶつけられるのは最高で……!

 

「カズマ、汚れてるだろ? あむっ……むぐっ……んぅ……」

 

「おう……実にいいぞ、ダクネス!」

 

まぁ、気持ちいいからいっか! そうやって自分を納得させながら、俺はダクネスのお掃除フェラを、腕を組みながら堪能する。なんだか、男としてやりきった気分だ。

 

 そんな時、俺は部屋に違和感を覚えた。何やら、どこかから視線を感じるのだ。俺は、キョロキョロと部屋を見回すと、特に異常は……いや、壁から小さく光が漏れているのを見つけた。この部屋の明かりは、ベッドサイドのスタンドライトのみであり、非常に薄暗い。だからこそ、俺はその光に気付いたのだ。

 ダクネスの頭を一撫でし、口内からペニスを引き抜く。そして、唾液で濡れたペニスをダクネスの頬に擦りつけた後、俺はその光の漏れる壁の一部分、壁にいつのまにか開いていた小さな、本当に小さな穴に足を向ける。

 すると、穴から漏れていた光がふっと消えた。そういえば、月は綺麗に輝いている。隣の部屋の月光がこちらに漏れたのだろうか。そう考えながら、俺はなんとなしに穴を除きこんだ。

 

 

 

 

穴の向こう側は、血のような赤い輝きに包まれていた。

 

 

 

 

「っ……!? 隣の部屋は空き室のはずだよな、隣の部屋の壁紙って赤だったか? いやそんなはずは……」

 

「どうしたんだカズマ、壁なんかに張り付いて?」

 

よたよたとした足取りで、ダクネスが近づいてきた。そして、俺がさっきまでのぞき込んでいた穴を見る。

 

「ふむ、隣の部屋まで穴が貫通してるな。後で壁紙でもはっておけ」

 

「いや、お前、穴の向こうを見て何も思わないのか?」

 

「ん? 隣の部屋が見えるだけじゃないか」

 

「そんなはずは……って本当だ……」

 

 俺は再度、穴をのぞきこんだ。そこには、客室として空けてある、隣の部屋の光景が広がっていた。月明かりを受けて、ぼんやりとベッドやタンスなどの調度品が見てとれる。勿論、壁紙は赤ではなない。さっきの赤一色の光景、あれはなんだったのだろうか……

 

「カズマ、お前も疲れてるのでは……あうっ!」

 

「こらっ! お前も無理すんな!」

 

 

倒れ込むダクネスを抱き留め、お姫様抱っこで持つ。

 

 

「ララティーナお嬢様、このまま部屋まで送りますよ」

 

「そうか……ふふっ、たのんだぞカズマ」

 

 まぁ、さっきのは何かの錯覚だろう。そう考えながら、満面の笑みを浮かべて俺に腕を回すお嬢様を、自室へと送り届けた。

 

 

 

 

 そして、翌日から俺は再び肉欲に満ちた日々を送った。昼間はゆんゆんを抱き、屋敷ではダクネスを犯しまくる。毎日、金玉がカラになるまで出しまくった。そんな生活を続けていたのだが、なんだか屋敷を取り巻く違和感に気付いた。

 

 最近、やたらと俺の私物、特に下着がピカピカなのだ。言い方を変えれば、何故か新品にすり替わっている。誰かが、俺の下着を盗み、それを新品に変えたのは明白だ。そして、盗んだ奴にバカがいたのだろう。見覚えのないトランクスまで、俺の衣装棚に混ざっている。こんなの、すぐバレるぞ。

 俺の下着を盗むような酔狂な奴は、この屋敷内にしかいない。おそらく、変態のダクネスか、最近うちに現れる事が多くなったクリスだろう。エリス様や、ダクネスが、俺の汚い下着を盗んで、ナニをしているか知らないが、実害はないので放っておこう。

 

 

 

また、もう一つの変化なのだが……

 

 

 

「カズマー! 朝だよ、起きて起きてー!」

 

「わぶっ!? 朝から何なんだよお前は!」

 

 何故かアクアが俺を起こすようになった。しかも、時間帯は朝五時頃、最近夜更かしな俺にとっては、非常に迷惑だ。

 しかし、アクアはそんなのお構いなしと、俺から布団を引き剥がす。そして、飛びつくように俺の胸に抱き着いて来た。おまけに鼻をすんすんと鳴らしながら、俺の匂いを嗅いでいく。

 

「臭い! 臭い臭い臭い臭い臭い臭い! カズマったら、本当に臭いわ! 今日もヒドイ臭いよ!」

 

「そう言いながら、お前は、なんでキツク抱きしめてくるんだよ! というか、変なとこ嗅ぐな! 犬かお前は!」

 

「ちっがうわよヒキニート! これはね、邪悪な臭いを発するカズマさんを女神である私が、浄化する立派な行為なの! いいから、黙ってみてなさい! ふみゅっ……!」

 

 そういって、アクアは俺の匂いを嗅ぎながら、体を擦りつけてくる。うざったいのだが、アクアの柔らかい感触に負けて、毎朝やられっぱなしだ。

 

「ああ、もう寝かせろっての!」

 

「きゃっ!? カ、カズマさん、その……!」

 

 俺はしおらしい態度のアクアを抱きしめながら、再び布団をかける。本当にこの時間帯はきついのだ。俺は腕の中でモゾモゾと動くアクアの柔らかさと、良い匂いを堪能しながら、すぐに意識を落とした。そして、俺が八時頃に覚醒すると、腕の中の温もりは消えている。あいつは何をしたいのだろうか。そう思いながら、俺は唾液でカピカピになった口元を拭った。

 

 

 

 

 このように、アクアの謎の行動が増えた。そして、屋敷にいる間はやたらと、ひっついてくる。健気な態度なので、怒るに怒れず、好きなようにさせている。

 

 だが、アクアが一番おかしな行動を取るのは、俺が外出から帰ってきた時だ。俺が玄関を開けると、どこからともなく飛んできて、俺の胸に飛び込んでくる。

 

「臭い! カズマさん、とっても臭い!」

 

「毎回それだな! いいからどけ、駄女神!」

 

「やだ! やだやだやだ! 臭い、臭いの! うぐっ……カズマさん臭いの……! ひっぐ……!」

 

「分かった! 分かったから泣くな! 落ち着けアクア!」

 

 俺は、胸の中で泣き出したアクアをあやす。どうも最近、泣き虫だったアクアが、より泣くようになった。いや、情緒不安定になったというべきだろうか。うざったいウソ泣きなら放っておくのだが、本気で涙を流している。泣くアクアというのは庇護欲を誘い、俺の平常心を乱す。

 

「ほら、臭いらしいから、俺は風呂に入る。リビングで大人しくしとけ!」

 

「私が洗ってあげよっか?」

 

「いらねーよ! ほら、どいたどいた!」

 

 さっきまでと打って変わって、満面の笑みを浮かべるアクアを押しのける。なんだかんだで、こいつのワガママを許してしまう自分が、少し情けない。

 そして、押しのけたアクアが、俺の背中へと抱き着いてきた。豊かな双丘が俺の背に当たるのを感じる。そして、首越しに、アクア特有の甘い良い匂いが漂ってくる。まったく、コイツにいったいどんな変化があったのだろうか。

 

 

 

 

すっごく可愛い……

 

 

 

はっ!? 俺は何を考えて……!

 

 

「ねぇねぇ、カズマさんカズマさん」

 

「どうした、アクア?」

 

 

 

 

 

 

 

「私、ずっと一緒にいるからね」

 

 

 

 

 

 

 

何故か、背筋にゾクリとした悪感が走った。

 

 

 

 

 




次回、アクア様のターン
アクア様とダクネスは書いてても癒される……

バニルの見通す未来は、私の中ではゼノブレイド方式です。
確定未来ではなく、行動次第で未来は変えれるという解釈です。

ダクネスにゼノブレのバンカー持たせたら強そう(小並)
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