※この作品はR-18です。

てぃーちんぐゆんゆん   作:ルイ提督

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※カズマだけでなく、ゆんゆんの鬼畜度が増しています。


二章 爛れた2ヶ月間
爛れた2ヶ月間:アクセル立ち入り禁止エリア編


「今から、私の部屋に来ませんか? そこで大切な話があります」

 

 めぐみんが俺に抱き着きながら、そんな事を言い放った。俺はというと、まさか本番への誘いかという期待と、ゆんゆんをこました事がバレたのか、という不安感が入り混じり、冷や汗を、ダラダラ流す。しかし、そんな俺の気持ちに反して、俺の口は速攻で言葉を返していた。

 

 

「喜んで」

 

 

 気が付いたら、俺達はめぐみんの部屋に来ていた。めぐみんは枕を抱きしめて、こちらをジッと見つめてくる。もしかしなくても、そういう事であろうか。しかし、俺にはゆんゆんが……!

 

 

 

 

 

 

 

「カズマ、私と一緒に里帰りしませんか?」

 

「はぁ?」

 

 はいはい、いつもの思わせぶりパターンね。知ってた知ってた。里帰りという事は紅魔の里だろう。まぁ、断る理由はないんだが。

 

「ちなみに何日くらい」

 

「2か月です」

 

「ほーん……って長すぎだろ!」

 

二か月!? それはいくらなんでも、長すぎでしょう、めぐみんさん。

 

「普通、里帰りって2週間くらいなもんじゃね?」

 

「私がアクセルに来てから、紅魔の里に帰ったのは数回しかありませんからね。ここでがっつり休みを取ろうかと」

 

「お前、毎日ぐうたら休んでるだろ!」

 

「フッ! カズマ、私は人類の最終兵器です。来るべき日が来るまで、私は動きません」

 

「そうかい……」

 

「カズマ、言っときますが、別の目的もあります。最近分かったのですが、両親は私の仕送りに手をつけていないようです。遠慮しているのか、プライドかは知りませんが、こめっこが苦しい生活を続けるのは許せません。私がしっかり、教育してきます」

 

「なるほどなー」

 

 良い家族じゃないか。ちょっと、俺も地球の家族が恋しくなってきた。結局、コイツみたいな親孝行はできなかったしな。

 

「で、カズマ、一緒に来ませんか?」

 

「うーん……」

 

 俺は考え込む。さすがに2ヶ月は長い。しかも、2ヶ月も紅魔の里で何もせず、ふらふらしてたら、里での俺の扱いは、無職、もしくは、めぐみんのヒモであろう。それに、俺の頭の中に、ゆんゆんの顔がチラつく。

 

「ゆんゆんは誘わないのか?」

 

「魔王討伐直後に誘いましたが、断られました。いつでも帰れるっていうのと、家に帰ってもする事がないという理由で」

 

「そうか、そうか……」

 

 ゆんゆんは、行かないのか。なんだか、行く気力が湧かない。ここは無難な妥協案でお茶を濁すか。

 

「めぐみん、さすがに2ヵ月は長い。だから、ラスト2週間は紅魔の里へ俺も行く。それじゃダメか?」

 

「むむ、2週間ですか……」

 

めぐみんは、額に手を当て、うんうん唸りだした。

 

「ダクネスは、最近屋敷に来てないですよね?」

 

「そうだな、実家大変らしいし」

 

「ふむん、それならばいいでしょう! カズマ、2週間は絶対来てくださいね!」

 

「分かった、分かった」

 

俺はとりあえず、納得してもらえた事に安堵しながら、めぐみん共々、ベッドに倒れ込んだ。

 

「カズマ、今日は一緒に寝ましょう?」

 

「そうすっか」

 

 俺はそう言ってめぐみんを抱きしめる。腕の中にすっぽり収まるめぐみんは、非常に抱き心地が良い。今日も色々あったな。ゆんゆんは、本当に釣りを楽しんでくれていたのだろうか。ああ、眠くなってきた。

 

「カ、カズマ、そろそろ私達も次の段階へと……」

 

 

 

 

 

 

 

「…すかー……」

 

「寝ましたよ、この男!」

 

 

 

 

 

 

翌朝、俺とめぐみんはアクセル中央広場に居た。

 

「めぐみん、ハンカチは持ったか? 忘れ物は、一人で本当に大丈夫か?」

 

「お母さんですか、あなたは!」

 

俺はめぐみんの手荷物をチェックしていく。よし、忘れ物はなさそうだ。

 

「めぐみん、なんなら、里まで護衛を……」

 

「大丈夫ですよ。事前に手紙で知らせて、アルカンレティアに迎えに来てもらってますから」

 

「大丈夫か? 迷わないか? 変な奴にホイホイついていったりしないか?」

 

「しつこいですね、あなたも!」

 

 

 そんな時、アルカンレティア行きのテレポート屋の声が響く。もう出発の時間が来たようだ。俺は鞄から包みを一つ取り出し、めぐみんに渡す。

 

「めぐみん、これ持ってけ。俺のお手製エビ弁当だ」

 

「あ、朝から作ってた奴ですね……ありがたく頂きましょう」

 

「素直でよろしい!」

 

 弁当を大事そうに鞄に入れためぐみんは、テレポート屋へ向けて歩き出した。2ヶ月か、なんだか寂しくなってきた。

 

「めぐみーん! 寂しくなったら、いつでも帰ってこいよー!」

 

「あなたこそ、寂しくなったら、いつでも来てください」

 

そんな事を言うめぐみんが、テレポートでここから消えるまで、俺は手を振り続けた。

 

 

 

 

 

 

 

「カズマさん、またセンチメンタルな日ですか?」

 

「そんなとこ、めぐみんが里帰りしちゃってなー」

 

「そういえば、そんな事を以前言ってましたね」

 

 俺とゆんゆんは、のんびりと会話をする。場所はカエル平原中心部の岩の上。今日も、新人冒険者救出クエストを受けていた。

 

「ゆんゆんは里帰りしなくて良かったのか?」

 

「私はテレポートがありますからね。実は、夜にこっそり帰ってたりするんです」

 

「なるほど……」

 

 テレポートは本当に優秀な魔法だ。今度、登録地を増やすためにも旅に出ても、いいかもな。そんな事を考えながら、俺は鞄から2つの包みを取り出し、片方をゆんゆんへと手渡した。

 

「ほれ、ゆんゆん。昨日のエビを使った弁当だ」

 

「わあ、ありがとうございます!」

 

 ゆんゆんは、弁当を嬉しそうに受け取る。そして、二人で、いただきますと合掌し、弁当の蓋を開けた。中身は、エビの唐揚げサンドイッチ、エビの素揚げ、エビマヨと正にエビ尽くしだ。ゆんゆんは、キラキラとした目をしながら嬉しそうに、エビ料理を頬張る。俺はそんな、ゆんゆんの姿に、非常に癒された。

 

「カズマさん、この料理は店で出しても、問題ないくらい美味しいです!」

 

「当たり前だ。俺は料理スキル持ちだからな。それと、ゆっくり食え、のど詰まらせるぞ?」

 

「り、料理スキル……まぁ、カズマさんですもんね。もう私、驚いたりしません!」

 

 そう言って食事を再開する、ゆんゆんの艶やかな黒髪を俺は撫でる。髪の触り心地は、今まで会った女性の中でも一番だ。俺に髪を撫でられたゆんゆんは、食事を止め、顔を真っ赤にして、目を瞑る。そして、ゆっくりと俺に顔を近づけて来た。キスしたいのか、コイツは。

 

「おいゆんゆん。髪にエビの尻尾ついてるぜ?」

 

「ええ!?」

 

 俺は、ゆんゆんのおさげに、くっついていたエビの尻尾を手で取り、カリッと口に含んだ。そんな俺を見て、ゆんゆんは、更に顔を赤くして俯く。狂った少女漫画みたいな事をして、この反応とは、本当にチョロすぎる。

俯くゆんゆんの顎を掴み、無理矢理顔を上に上げさせる。そして、俺もゆっくりと顔を近づけ……

 

 

『ひゃああああ! 誰か助けてええええ!』

 

 

「おいゆんゆん、行くぞ!」

 

「あ……」

 

「何、悲しそうな顔してんだよ! ゆんゆんもエッチな子になったなぁ!」

 

「エッチじゃないです!」

 

 二人で騒ぎながら、救出へ向かう。救出は難なく終了し、ギルドへ駆け出しを送り出した。このクエストは、なんだか駆け出し相手に俺TUEEEEEEしてるみたいで、少し気が滅入る。ただ、今回もゆんゆんに隠れてセクハラして分かった事がある。このクエストは、救出に恩を着せれば、“和姦”ができそうである。今度一人で受けるのも、いいかもしれない。

 

 「カズマさん! ギルドにクエストクリアの報告に行きましょう!」

 

 「へいへい」

 

 まぁ、ゆんゆんが俺の隣にいる限り、それは無理そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、じゃあ洗ってもらおうか!」

 

「はい……」

 

 ギルドにクエストクリアを報告後、私は宿に連れ込まれた。しかも、今回はいままでより、ワンランク上の宿、お風呂が個室についている宿でした。そして現在、私達はお風呂場にいます。カズマさんは、風呂椅子に腰かけ、堂々とこちらに背を向けています。

 

「じゃあカズマさん、頭洗いますね?」

 

「バッチコイ!」

 

 カズマさんの頭に、シャンプーをかけ、洗髪を開始する。カズマさんの茶色がかった黒髪が、私の手の中でうねる。なんだか、私もポカポカした気持ちになってきました。

 

「どこか、かゆい所はありますか?」

 

「ゆんゆんは物分かりがいいねー もっと強めでお願いします!」

 

「はい」

 

 先程より、指の力を強め、ゴシゴシと頭を洗います。鏡越しに、カズマさんが気持ちよさそうに目を閉じているのが分かりました。私は、シャワーでカズマさんの頭を洗い流し、洗髪を終了させます。次は体です。私は、常備されていたスポンジに手を伸ばし……

 

 

「分かってるだろ、ゆんゆん。お前の体で洗うんだ」

 

「……わかりました」

 

「あ、分かっちゃった? やっぱ、ゆんゆんはエッチだなぁ~」

 

「エッチじゃないです!」

 

 たまたま、『イナゴでも分かる男の喜ばせ方』なんて本を最近読んだだけです。そうです、私はエッチじゃありません! 

 そう自分に言い聞かせながら、私は自分の体にボディシャンプーを塗り込んでいく。そして、密かに自慢に思っている胸には、念入りにボディシャンプーをかけました。ここは、めぐみんにも負けません。

 

 「カズマさん、行きますよ?」

 

 「オナシャス!」

 

 何やら、滑舌の悪い声を上げたカズマさんの、背中に私は思いっきり抱き着きました。背中に、私の胸を痛いくらいに押し付け、手をカズマさんの腹筋や太ももに這わせます。

 

 「ん……あぅ! ど、どうですか、カズマさん?」

 

 「あ゛~気持ちいい! もうちょっと強めで」

 

 「はい」

 

 私は更にカズマさんを抱きしめ、体を揺するようにして、カズマさんの体を洗っていく。

 

 「おいゆんゆん! コリコリしたものが背中に当たってるぞ?」

 

「気のせいです。ん……はぁ……あぁ!」

 

 興奮で頭が真っ白になりながらも、私の手は貪欲にカズマさんを求めました。胸を背中に擦りつけ、手は無意識のうちに、カズマさんの性器へと伸びていました。

 

「ストップ」

 

「あ……」

 

 カズマさんが、私の手を止めました。少し自分の快楽を優先しすぎたでしょうか。そう落ち込む私の前に、カズマさんは振り返って仁王立ちしました。

 

「ゆんゆん、俺のチンポはお前の口で“掃除”するんだ。手は絶対に使うなよ」

 

「っ……!」

 

 私は気を取り直して、カズマさんの性器に向きあいました。そして、少し震えながら性器に舌を伸ばそうとした時、私は異変に気が付きました。

 

「カズマさん、これは何ですか……?」

 

「ただの、チンカスだ」

 

「ちんっ!?」

 

 そう、カズマさんの性器、主に亀頭の傘と付け根の部分に、白い恥垢がたくさんついていた。ダメです! こんなの不潔すぎます!

 

「カ、カズマさん! 清潔にするのはマナーですよ!」

 

「ゆんゆん、昨日言ったろ? 色々と“溜まってる”ってな」

 

「そんな事言ってもダメです!」

 

 拒絶の言葉を口にする私だが、顔は吸い寄せられるように、カズマさんの性器へ向かう。そして、私はその不潔な性器の匂いクンクンと嗅いだ。臭い! 最悪な臭いです。不快とも言える性器の臭いを、何十倍にも濃縮した雄の臭い。カズマさんの臭い……

何故でしょうか、私の下腹部が痛いくらいに疼きます。

 

 「カズマさん、自分で洗ってください!」

 

 「ゆんゆん、もう一回言うぞ?」

 

 「聞きません! 絶対聞きません!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「舐めろ」

 

「……はい」

 

 ズルイです。最低です。そんな事を言われたら、逆らえません。それに、命令に背けば、カズマさんは私の純潔を無理矢理奪うかもしれません。だから、仕方ない、仕方ないんです!

 

「ん……」

 

「そうだ、偉いぞゆんゆん」

 

 舌を伸ばす私の頭を、カズマさんは優しく撫でました。本当に、最低です。そして、私の震える舌先が、カズマさんの恥垢を捕らえました。濃厚な雄の臭いが、口と鼻いっぱいに広がります。

 

「んぁ……カズマさんは不潔です。最低です」

 

「そう言ってくれるな、お前のために、痒いのを我慢して、溜めこんだんだぞ」

 

「そんな事、頼んでいません。最低です。こんなチーズみたいに濃厚な恥垢、好きな人なんて、この世にいません」

 

「ゆんゆんは好きだろ?」

 

「…………」

 

 私は無言でカズマさんの恥垢を舐めとっていきます。そして、ゆっくりと咀嚼します。舌の上でザラつくそれは、飲みこむ事が中々できません。本当に不潔です。最低です。

 

「あ……」

 

「偉いぞゆんゆん。全部舐めとったな」

 

 嫌なはずだったのに、なくなってしまった事を残念に思ってしまいました。私は一体どうしてしまったんでしょうか? そんな時、カズマさんが私の唇に亀頭をあてがいました。

 

「ゆんゆん、“溜まってるんだ”抜いてくれ」

 

「ふふっ、分かりました」

 

 私は、綺麗になったカズマさんの性器を深く、咥えこみました。そして、ゆっくりとストロークを開始しました。

 

「ん……んぅ……」

 

「いいぞゆんゆん、舌もしっかり使うんだ」

 

 私は、カズマさんの言葉にうなずきます。私は、カズマさんの性器を咥えこみながら、亀頭を搾り取るように舌を這わせました。

 

「おおう!? ゆんゆん、完璧だ! やっぱり、ゆんゆんはエッチだな!」

 

「えっふぃふぁ、ふぁいれふ」

 

「何言ってるか、分からないぞ!」

 

 下卑た笑いを浮かべるカズマさんを、私は上目遣いで睨み付けました。私はエッチじゃないです。例えそうであっても、全部カズマさんのせいです!

 私は更に奥深くに、咥えこみ、ストロークも深くしました。カズマさんのくぐもった、そして、気持ちよさそうな声が部屋に響きました。

 

「ゆんゆん、出る! 出すからな! 全部飲めよ!」

 

「んぶっ! んぶっ! んぶっ……!」

 

 カズマさんの性器が、私の口内で更に膨張しました。イきそうなんですね。私はもっともっと深くに性器を咥えこみます。私の喉奥を、カズマさんの亀頭がゴツゴツとノックをしました。

 

「ああ…! くっ…う゛!」

 

「んぶうううううう……! ん……んぅ……!」

 

 カズマさんの性器が、私の中で爆発しました。勢いよく発射された精液はマグマのように熱く、私の喉を焦がしていきます。そして、喉に引っかかっていた、恥垢も洗い流していきました。

 

「んぁ……!」

 

「お~なんつーエロイ光景だ」

 

 私の口から勢いよく性器を引き抜いたカズマさんは、満面の笑みを浮かべていました。性器は私の唾液で、淫靡に光輝き、私の口からは唾液の糸が引いていました。

 

「偉いぞゆんゆん!」

 

「……………」

 

 カズマさんが私の頭を撫でます。私はそれを黙って受け止めました。そして、自分自身が少し怖くなりました。私はカズマさんに頭を撫でられたら、何をされても許してしまうんじゃないかと……

 その後、放心状態になっていた私を、カズマさんが風呂椅子に座らせました。そして耳元で囁きました。

 

「ゆんゆんも気持ちよくなるんだ」

 

「あぅ……」

 

 カズマさんが、以前の特訓の時のように、お尻に指を侵入させて来ました。あれ以来、何度か侵入を許してしまい、今ではカズマさんの指一本を難なく咥えこむように、なってしまいました。私は快感とも、不快感ともいえる、謎の感覚に体をよじらせます。

 そして、左手では、私の乳首を転がすように刺激します。先ほどまでの行為で限界まで固くなっていたそれを、カズマさんは揉みほぐしていきます。私の性器から愛液が滴るのを感じました。

 最後に、とどめとばかりに、カズマさんが私の首に吸い付きます。私はこの行為が、たまらなく好きなようです。私がカズマさんの物であると、刻み付けられるこの瞬間、とても幸せな気分になってしまいます。

カズマさんは、私に刻印を刻んだ後、首筋を舐め上げる。そして、耳元でそっと囁きました。

 

「ゆんゆん、イってしまえ」

 

「え……? あ、ああああ!」

 

 私は半端ではない快感に身を委ねながら、ビクビクと体を痙攣させました。私は遂に絶頂してしまいました。しかも、性器を直接触れられる事なく……

 そんな私の両足の太ももを、カズマさんは両手で持ち上げ、私の体を壁へ押し付けてきました。

 

 

 

「んんんんんんんぅー!」

 

「ひゃああああああ!?」

 

 突然の快感と衝撃に、私は目を白黒させました。そして、上手く動かない頭を何とか動かし、刺激があった場所に目を向けました。そして、目に入った光景に絶句しました。

カズマさんが、私が絶頂した時に出した愛液を啜っている……

 

「あ……あ……」

 

「ふいー満足、満足!」

 

笑みを浮かべるカズマさんを見ながら、私は意識を飛ばしました。

 

 

 

 

 

 

 

「カズマさん……?」

 

 私が目を覚ました時、カズマさんの姿はありませんでした。そして、場所も自分の宿のベッドの上でした。私は倦怠感の漂う体を動かし、カバンが置かれたテーブルに向かいました。そこには、「また明日」と書かれた置手紙がありました。

 

「また明日、カズマさん」

 

私は置手紙を綺麗にたたみ、私の大事なものを入れている箱に、入れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、翌日、私とカズマさんはギルドで隣り合って座っていました。机の上には、アクセルの街周辺の地図が広げられています。

 

「カズマさん、今日からは、ここに行きましょう!」

 

「いや、滅茶苦茶ヤバそうな表記なんですが、ココ」

 

 私が指し示す場所を見て、カズマさんは嫌そうな顔をしました。確かに地図上には、たくさんのドクロマークや、立ち入り禁止の表示があります。

 

「カズマさんなら、大丈夫です! ここは、“アクセル立ち入り禁止エリア”高レベル冒険者のみ、侵入を許された場所です!」

 

「高レベルねぇ……まあ、確かにそうだけど」

 

「カズマさん、ここは、駆け出しに適した生態系を保つために追いやったモンスターがひしめいている場所です。しかし、たまにあぶれたモンスターが、初心者領域に侵入する事があります。それを防ぐために、この区域のモンスターを漸減する事は、高レベル冒険者の義務なんです!」

 

「ふんふむ……」

 

カズマさんは、悩まし気に思案する。さすがにダメでしょうか……

 

「ちなみに、ゆんゆんは行った事あるか?」

 

「いえ、パーティで挑むのが推奨されてまして、私もまだ……」

 

 さすがに、一人じゃ厳しいと私自身、判断し、今までは、あぶれたモンスターの殲滅のみを行っていた。だから、私にとっても未知のエリアだ。ちょっと、気まずげに視線を逸らした私を、カズマさんがジッと見つめてきました。

 

「ゆんゆん、俺とお前なら行けそうか?」

 

「は、はい! 私達、二人なら奇襲をされても難なく対応できる力を持っています。だから、大丈夫です!」

 

「かーイマイチ信用できねぇが……やっちゃいますか?」

 

「やっちゃいましょうよ!」

 

 こうして、私達は固い握手を交わしました。目指すはアクセル立ち入り禁止エリア。今までより辛い戦いとなるでしょう。しかし、危機感よりも、これからの冒険へのドキドキ感、カズマさんが隣にいるという安心感の方が勝りました。

 そして、私達はギルドで食事を取り、件の場所へ足を進めました。そして、エリアの入り口で、私達は立ち止まりました。簡易的な木製の門、他は見渡す限りの素朴なフェンスに小さな堀、これではモンスターを完璧に封鎖できないのも納得です。

 

「ゆんゆん、気を引き締めて行けよ?」

 

「分かってます!」

 

 私達はお互いに喝を入れながら、門を開け侵入する。こうして、私達の冒険の日々が始まりました。

 

 

 

 

 

「ゆんゆん、敵感知に感あり、前方500mに反応50、集団の両側に付き添う反応が2、おそらく、初心者殺しの編成だ。詠唱して待機!」

 

「分かりました!」

 

「頼むぜゆんゆん、集団は任せるが、初心者殺しは俺が対処する」

 

「こちらこそ、頼みましたよ……“奉霊の時来たりて此へ集う、鴆の䄅属、幾千が放つ漆黒の炎”」

 

 カズマさんの言葉にうなずき、詠唱を開始する。そして、私が詠唱を終えたタイミングで、密集して無警戒に歩くゴブリンの集団が見えました。

 

「いけ!」

 

「“カラミティブラスト!”」

 

 私の短杖から放たれた光は、集団の上空で無数の火炎弾を形成させ、その無防備な集団へ降り注ぎました。

 

「お~こりゃ、見事な虐殺……」

 

「あはっ♪ これ、気持ちいいです!」

 

「おお、その笑顔はあかんぞゆんゆん……」

 

 私がコブリンの集団を消し飛ばし、得体の知れぬ快感に酔いしれている時、カズマさんが動きだしました。彼は物陰から挟撃してきた初心者殺しの片方を蹴り飛ばし、もう片方をすれ違い様に、刀で両断しました。

 

「なるほど、この世界の人がレベルを下げたくない理由がよーく分かった!」

 

 そう、言って蹴り飛ばした方に駆け寄り、首を一太刀で切り裂きました。カズマさんは、一仕事終えたとばかりに、刀を一振りし、刀に付着していた鮮血を飛ばしました。

 

「ふん、造作ない」

 

「カ、カッコイイ……!」

 

やっぱり敵を倒した後の決めセリフは、何か心に来るものがあります! 

 

「おい、ゆんゆん、敵反応が近くに2、潜伏で行くぞ」

 

「はい!」

 

 私はカズマさんの差し出した手に抱き着きながら、付き添いました。そして、いくらか歩いた時、大木のうろに、ちょろちょろと動き回る影がありました。

 

「わぁ! 可愛い!」

 

「ああ!? 不用意に近づくなバカ!」

 

 カズマさんの言葉を無視して、私はつい二匹の獣に抱き着いてしまいました。それは、黒くて小さな子猫。とても愛嬌があり、どことなく、ちょむすけに似ています。

 

「カズマさんカズマさん! 見てください、可愛い子猫ですよ!」

 

「子猫……あ、そういう事」

 

「どうしたんですか、カズマさん?」

 

「いんや、俺にも一匹抱かせてくれ」

 

「いいですよ!」

 

 私は、片方の子猫をカズマさんに手渡しました。子猫を受け取ったカズマさんは、それを優しく撫でました。やっぱり、カズマさんも、可愛いものに目がないみたいですね!

 

「みゃ~」

 

「お、可愛いなコイツ!」

 

「カズマさんも、そう思います!? ね、せっかくですし、持ち帰って二人で育て……」

 

「えいっ!」

 

「みゃ゛っ!?」

 

「へ……?」

 

 ゴキリという音と共に、子猫が耳に残るような嫌な声で鳴きました。それにしても、カズマさんが持つ子猫は、何故首が折れ曲がっているのでしょう。猫ちゃんが白目を向いて、口から血を吐いているじゃないですか。

 カズマさんは子猫ちゃんを興味なさげに、草むらに捨てると私に近づいて来ました。

 

「そっちも抱かせてくれないか、ゆんゆん?」

 

「あ……え……いや……」

 

「逃げるな。“スティール”」

 

私の腕から、暖かいほわほわが消失しました。一体どこに……?

 

「えいっ!」

 

「みゃ゛っ!?」

 

 ゴキリという音がした後、私の目の前に首の折れ曲がった子猫ちゃんが、投げ捨てられました。私は必死に子猫ちゃんの首を、元に戻そうとしました。でもダメです。動きません……

 

「ふん、造作ない」

 

「わああああああああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズマさんは鬼畜です……最低です……」

 

「おいコラ! 俺は謝らんぞ! アレは初心者殺しの子供だ、情け無用!」

 

「それは、そうですけど……」

 

 あの後、暴れる私をカズマさんは、強引に押さえつけ、街へとテレポートしました。そして、現在、私はギルドの机に突っ伏していました。

確かに、今思えば、アレは子猫ではなく、初心者殺しの幼獣でした。でも、躊躇なく首を折るなんて、やっぱり鬼畜だと思います。

 

「たく、しゃーねーなー」

 

 そういって、カズマさんが、私の頭を乱暴に撫でてきます。そんなんじゃ、私の心の中に溜まるどんよりは晴れません。もう少し、優しく撫でてください。

 

「ここは、気分を上げるぞ! 店員さん、ギルドの皆に一番高い酒を!」

 

「あ、はい! 分かりました!」

 

 店員さんが、カウンターへと駆けて行きました。そして、ギルドいる冒険者全員に、酒がふるまわれました。

 

 

「よっ! おだいじーん!」

 

「さすカズ!」

 

「ヒャッハー! 気前いいなぁ小僧!」

 

「おだいじーん!」

 

 

 

「はっはっは! もっと俺を称えろ!」

 

 私はギルドの皆から、喝采を浴びるカズマさんを半目で睨みました。

 

「おら、ゆんゆんも飲め! このカルーアミルクとかどうだ?」

 

「私、お酒弱くて……でも、甘くて美味しいですね」

 

「おう、飲め飲め」

 

 

 何やら、カズマさんが下卑た笑いを浮かべています。でも、このお酒は甘くて、本当に美味しいです。いくらでも飲めそうです。そして、私の記憶はここで飛びました。

 

 

 

 

 気が付いたら、また私の宿のベッドの上でした。何か体に違和感があります。鏡で自分の姿を確認すると、首にキスマークがいくつも、ついていました。そして、ドレッサーに、置手紙がありました。

 

『相手が俺で良かったな! 男と酒にもっと注意しろバカ!』

 

 私は溜息を吐きながら、以前のように置手紙を綺麗にたたみました。そして、違和感を感じる下着の中に手を伸ばして見ると、ぬちゃりとした感触がありました。手ですくって確認すると、それは見慣れた白濁でした。

 

「カズマさんは本当に最低です……そして、ヘタレです」

 

私は、その白濁をゆっくりと舐めとりました。

 

 

 

 

 そして、この日以降、私達は立ち入り禁止エリアで、モンスターを討伐し、いつもの宿へ通う毎日が始まりました。最近は、私がカズマさんに絶頂させられる回数が増えました。快楽を前にして、私はこれを拒む事ができません。また、お尻に入れられる指にも慣れ始めました。そうです、快感が不快感に勝り始めました。このまま続けると、とんでもない事が起こる気がするのですが……

 

 

 

 

「ゆんゆん、囲まれたみたいだ! 周囲の敵反応が一斉にこちらに来ている。俺が壁になるから、お前は氷結系上位魔法を詠唱して待機!」

 

「分かりました!」

 

 数十秒後、こちらを囲むようにして、一撃熊が現れました。そしてカズマさん、その熊達に次々とクリエイト・ウォーターを浴びせて行きました。

 

「こっち見ろオラァ! 薄汚いヒゲクマさんよぉ!」

 

『『『ガアアアアアアアアアッ!』』』

 

 水と罵声に怒ったのか、一撃熊は一斉にカズマさんに殺到しました。しかし、一頭だけ、私の方へ向かって来ます。ただ、私は呪文の詠唱を止めるなんてヘマはしません。だって、私には信頼できる仲間がいるのだから。

 

「狙撃!」

 

『グギャッ!』

 

 カズマさんが放った矢が当たり、一撃熊がその場で悶絶しました。どうやら、肛門に当たったようですね。深く同情します……

 そして、カズマさんが、こちらに手信号を送ってきました。私は軽くうなずき、目を閉じます。

 

「フラッシュ!」

 

 まぶた越しに、強い光を感じます。そして、カズマさんが、こちらに駆け寄って来る足音が聞こえました。

 

「ゆんゆん、やれ!」

 

 その声を聞き、私は目を開けました。目を開けると、私はフラッシュを浴びて、団子になってフラついている一撃熊に魔法を放ちました。

 

「“カースドクリスタルプリズン!”」

 

事前にクリエイト・ウォーターを浴びていた事もあり、非常に素早く氷の彫像と化していきました。このまま放置すれば、一撃熊は全員窒息死するでしょう。

 

「さすが、ゆんゆん! やっぱ、紅魔族はチートだな!」

 

 カズマさんが、そんな事を言いながら、近くで悶絶していた一撃熊の首を切り飛ばしました。あなたも“ちーと”だと思います。本当に……

 

「うっし、俺は肉の一部持って帰るから、今から解体を始める。ゆんゆんは休んでな」

 

「任せましたよ」

 

 カズマさんが鼻歌混じりにナイフで解体を始める様子を見ながら。私は素直に腰を降ろして休憩を開始しました。といっても、私も手持無沙汰です。せっかくですし、はらわたをポーションの材料として採取をしようと、私は立ち上がりました。

 その時、私の視界の隅に、小さな人影があるのを確認しました。カズマさんは、今も解体を続けています。こう見えて、カズマさんは敵感知などで常に索敵を行っています。放置しているという事は、敵対反応を発していないのでしょう。それに、あの人影はかなり弱々しい。私はそちらに向けて歩きだしました。

 

「なっ、どうしたの!?」

 

「ウゥ、イタイヨ……」

 

 その人影の正体は、怪我をした少女でした。10代にも満たない少女が何故こんな所に、と一瞬思いましたが、少女の苦しそうな顔を見て、そんな思いは消え去りました。

 

「カズマさーん! 怪我人です、ヒールしてくださーい!」

 

「はぁ? 今行くから待ってろ!」

 

 カズマさんがこちらに向かって駆け寄ってきました。それを確認し、私は少女の頭を優しく撫でました。

 

「今、お兄ちゃんが傷を治してくれるからね?」

 

「アリガトウ、オネエチャン……」

 

 少女の頭を撫で続けていると、私の隣にカズマさんが来たのが分かりました。何故か、刀を抜いて。

 

「カ、カズマさん……?」

 

「どけ、そいつを殺す」

 

「え、何を……」

 

 私が何か言う前に、カズマさんが少女に切り掛かりました。幸い、体に斬撃が当たらなかったようです。衣服が裂かれるのみでした。

 

「カズマさん! 気でも狂ったんですか!」

 

「黙れ、ほらこいつを触ってみな」

 

 カズマさんは切り裂いた少女の服を、投げ渡して来ました。何がしたいのでしょうか?

 私は仕方なく、少女の服を触ってみました。そして、気付いてしまったのです。服のように見えるものの素材が、葉っぱである事を。

 

「ゆんゆん、こいつが“安楽少女”だ! こいつを狩るのも、冒険者の義務だぞ!」

 

「・・・・・・・・・・」

 

 私は黙り込みました。安楽少女は、カズマさんとの食事中の会話で何度か聞きました。曰く少女に擬態し、人を捕らえるモンスターであると。これは退治すべきモンスターです。しかし、いざ相対してみると、その気力がなくなって行きました。

 そんな私をカズマさんが優しく撫でて来ました。

 

「ゆんゆん、俺がやる。別に無理して見る必要はない。後ろを向いて耳ふさいでろ」

 

「すいません、カズマさん。お願いします……」

 

私は、自分を情けなく思いながらも、安楽少女に背を向け、耳をふさぎました。

 

 

 

 

 

 

 

『お前ってよく見たら可愛いな。それに、本当に人間そっくりだ』

 

『……? ドウシテ、ズボンヌグノ?』

 

『黙れ、そら!』

 

『ンブッ!? ンンンンンゥ!??』

 

『おお、ちょっと冷たいが、完璧に、人間の口と一緒じゃねえか!』

 

『ンブッ! ンブッ! ンブッ! ンブッ!?』

 

『ヒャハッハッハ! 幼女の口マンコ犯してるみたいで最高じゃないか! オラァ! もっと深く咥えろ!』

 

『ンンンンンゥ!?』

 

『モンスターだから壊れてもいいからな! 無茶苦茶に突き込んでやる!』

 

『エグッ!? ンガッ! ングッ!』

 

『たまらねぇ! このまま出してやる! もっと深くだ!』

 

『グァッ! ンギッ! ンゴッ!?』

 

『受け取れ! う゛っ!』

 

『ングッ!? ンンンンンゥ!?』

 

『ヒャッハー!』

 

 

 

 

 

 

 おかしいですね。いつまでたっても、安楽少女の呻き声らしきものと、カズマさんの声が途絶えません。もしかして、殺すのに躊躇しているのでしょうか? 仕方ありません。私も覚悟を決めましょう。私は震えながら、後ろを振り返り……

 

 

 

「はっはっは! 貴様を今から俺の屋敷に送ってやる! そして、俺の精液と糞尿でお前を育ててやるよ!」

 

「やだやだやだやだやだやだ! 助けて! 誰か助けて!」

 

「おい糞モンスター! カタコトな喋り方はどうした!」

 

「痛い! 痛い痛い痛い! お尻叩かないで!」

 

「うるせえ! 貴様は正真正銘の俺専用肉便器に……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズマさん何をやっているんです?」

 

「ひょ!?」

 

 カズマさんが私を見て、固まりました。私は安楽少女の今の状態を見つめます。彼女は大泣きして地面にへたりこんでいました。そして、口からは、精液を垂れ流しています。恐らく、口を犯されたのでしょう。

 

「カズマさん、何をやったんですか?」

 

「そそそ、それはアレだよ! ちょっと珍しいモンスターだから生体調査を……!」

 

「そうですか」

 

 そんな時、私の足に何かが抱き着いてきました。私は、そちらに目線を向けます。どうやら、安楽少女のようですね。

 

「お姉ちゃん! 助けて! 助けてください!」

 

「……えい」

 

「きゃ! お姉ちゃん一体何を……?」

 

 私は安楽少女を蹴飛ばしました。そして、私の行動に驚いている彼女に、魔法を放ちました。

 

「“インフェルノ”」

 

「え? きゃあああああああああ!」

 

「ああ!? もったいねぇ!」

 

 

 私の魔法に焼かれ、安楽少女は消し炭になりました。カズマさんは、その様子を見て項垂れています。私は、安楽少女の灰を踏みにじりながら、カズマさんを抱き着きました。

 

「カズマさん、私以外、それも幼児体系のモンスターなんかに欲情しちゃダメですよ?」

 

「ひぃ!? すんませんでした!」

 

「いいんです。でも幼児体系はダメです。私だけを見てください」

 

「……すまん。今考えたら、とんでもない鬼畜行為をしてたな俺。生殺与奪の権利を俺が握ってるって、状況に酔ってしまった」

 

「いいんです。私が許してあげます。でも、もう一度言います。私以外に欲情しないでください。特に幼児体系なんてもっての他です」

 

「すまない、すまないゆんゆん……」

 

「いいんです、いいんです」

 

 私は、抱き着いて来るカズマさんの顔に強く胸を押し付けました。そして、頭を優しく撫でます。カズマさんは思った以上の鬼畜です。最低な人です。でも、私がそんなあなたを更生させてあげます。特に、幼児体系に欲情するなんて、人間の屑です。この後、その事を私の体を使って教え込みましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズマさん、私だけを見てください」

 

 

 

 

 

 

 

 




DVD付属のRPGはやりましたか?
正直、ダクネスとアクアが優秀すぎるので、めぐみんはそんなに、いら……ゲフンゲフン



アクア様の可愛さを伝えるために、二次創作始めたのに、ゆんゆんに負けそうです。
アクア様がメインヒロインの前作「このヒロインレース遅れた二人に逆転を!」
超オススメですよ!(露骨な宣伝)


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