「ただいまー」
時刻は夕方すぎ、俺は屋敷へと帰宅した。俺に帰ってくる返事はない。まだ、アクアやダクネスは帰ってきていないのだろうか。俺は自室で装備を外し、台所へと赴く。そして、今ある食材の在庫を確認し、今夜の献立を決める。
「肉じゃがでいっか」
俺は、包丁でじゃがいもの皮を剥きながら、そう呟いた。次に他の野菜を切り、肉を炒める。そして、食材をぶっこんで、煮る。その間に、俺は米を研いで、釜を火にかける。全ての作業が終わった頃には、窓から見える景色は暗くなっていた。
「あいつら遅いな……」
俺は、火を止めて料理を放置する。そして、自室で刀と、鎧の手入れを始める。俺の愛用装備だ。せっかくだから、鍛冶スキルも使って、細かい所も整備するとしよう。そうして、俺は整備に熱中し、気が付けば、かなりの時間が過ぎ去っていた。
俺は手入れした装備を自室に置き、リビングに向かう。時計を見ると、時刻は夜9時過ぎを指していた。俺は、放置していた料理を温め直す。そして、テーブルにおいた皿に盛りつけた。
「先に食うか」
俺は、はしを手に持ち……そこで手を止めた。
「もう少し待つか」
恐らく、ダクネスはこの分だと、実家で過ごしているのだろう。アクアは、どこで遊び歩いているんだか……
俺はソファーに横たわりながら、無為の時間を過ごす。そして、時刻は、夜10時になろうとしていた。そんな時、聞き慣れた声が屋敷に響く。
「ただまー! カズマさーん、 はこんではこんでー!」
俺が溜息を吐きながら玄関へ向かうと、アクアが玄関マットの上で横たわっていた。顔が真っ赤である事から、どこかで飲んで来たのだろう。
「アクア、肩に掴まれ」
「ありがとねー」
上機嫌のアクアに肩を貸しながら、俺達はリビングに向かう。そして、ソファーに座らせ、俺もその横に腰を下した。
「アクア、今日はどこ行ってたんだ?」
「んふふー! アクシズ教徒の皆とね、宴会してたの!」
「そうかい」
アクアの言葉で全てを察する。本当に、宴会好きの駄女神である。
「アクア、飯作ってあるけど、食うか?」
「んー、いらなーい! 今、お腹いっぱいなの!」
「へいへい、それで、お前は風呂入らねえのか? いちよう、沸かしてあるぞ?」
「バカねぇカズマ! 私は女神よ! 一日くらいお風呂に入らなくても、私は清潔なのよ!」
「きったねー駄女神だな!」
恐らく、風呂に入るのが面倒なのだろう。本当に女神失格である。そして、アクアは俺にいきなり抱き着いてきた。うわ、酒くせぇ!
「カズマさん、一緒にお風呂入る? 今なら私が背中流してあげるわよ」
「もう間に合ってる。風呂入らねぇなら、さっさと寝ろ!」
「ええ? あの性欲魔人のカズマさんが拒否!?」
「うるせぇ!」
俺は喚く駄女神を引きずりながら、部屋へ運ぶ。そしてベッドに放り投げ、布団をかぶせた。
「カズマさんカズマさん。今日ってよく考えたら二人っきりじゃない? せっかくだし、昔のように、二人で寝ても……」
「おやすみー」
「ちょ、ちょっと!」
布団の中で騒ぐ駄女神を放置して、俺はリビングへ向かう。そして、冷め切った食事に手をつけた。もそもそと食事を続けながら、俺は謎の寂しさを感じた。おかしい、アクアやダクネスは最近あんな感じだ。もはや、日常の一場面である。何故、寂しさなんか……
『カズマ、もう遅いです。先に二人で食べちゃいましょう』
『カズマの料理は、やっぱり美味しいです!』
俺の脳裏にめぐみんの声が響いた。なるほど、そういう事か。
「めぐみんがいないのか……」
俺の声がむなしく部屋に響いた。
「カズマさん、起きてください。もう夜ですよ」
「んぉ……」
私の膝の上で眠っていたカズマさんを私は揺り起こす。カズマさんは怠そうに目を開け、立ち上がった。
「ほわぁ~ 随分と寝入ってしまったなぁ」
「やっぱり、疲れてるんじゃないですか? 今日も色々ありましたから」
私はそう言いながら、帰り支度を始める。この分だと、自炊は無理そうです。宿屋で夕食を取りましょう。そんな事を考えながら、私は衣服を着込んでいく。
そして、カズマさんも衣服を着終え、ベッドにどっかりと座った。私は、それを確認すると、ベッドのそばに置いてある鎧や籠手を手に取り、カズマさんに取り付けていく。そして、お互い帰宅の準備を完了させ、並んで宿を出た。
「今日は冷えるな」
「もうすぐ冬ですからね」
私達は、アクセルの街を並んで歩く。目的地は私の宿、自然と歩く速度が遅くなる。まだ離れたくないです。
「ほれ」
「なんですか?」
「見て分からないのか? 手を握ってやるよ。人肌は暖かいぞ~」
「もうっ!」
カズマさんがニヤニヤした顔でこちらに手を差し出してくる。私は反発しながらも、素直に手を取った。本当だ。人肌は暖かい。
その後は、お互い無言で歩く。そして、私の宿へついてしまった。私はカズマさんから手を放し、部屋の鍵を開ける。そして、部屋に入ろうとした所をカズマさんに止められた。
「なんですか? お別れのキスですか? それとも……」
「ゆんゆん」
「なんですか?」
「俺の家に来ないか?」
私は、いつになく真剣な様子のカズマさんに気圧される。家に来る……
明日は、カズマさんの屋敷に集合という事であろうか。
「もう一度言う。俺の屋敷に、しばらく泊まってくれないか?」
「ええ!? お泊りですか!?」
そっちでしたか! 私は突然の誘いに戸惑う。でも何故だろう。凄く嬉しい!
私は急いで、お泊りの準備をしようと部屋に入り……そこで動きが止まった。
なんだか、めぐみんに悪い気がする。
「カ、カズマさん? その、めぐみんが……」
「めぐみんは今屋敷にいないぞ」
カズマさんの言葉に私はハッとする。そうだ、今めぐみんは屋敷にいない。ちょっとくらい、いいのではないか? そんな思いが私の中でどんどん膨れ上がった。
「カズマさん、私お泊りします。準備するので待っていてください!」
「そ、そうか」
心なしか、カズマさんは嬉しそうな表情で応えた。
「カ、カズマさん。私、本当にお邪魔じゃないんですか!?」
「何を今更怖気づいてんだ。入れ入れ!」
「わ!? 押さないでください!」
場所はカズマさんの屋敷の玄関前、私はカズマさんに押されて、屋敷へと入った。何やら、とても緊張します。
「お、お邪魔します……」
「アホ! 今日から、ここはお前の家だ。ただいまと言え!」
「でも……」
「でもじゃない! はい、“ただいま!”」
「た、ただいま!」
「よろしい!」
何やら上機嫌のカズマさんに腕を引かれて、そのままリビングに連れていかれた。屋敷は真っ暗であり、誰も帰ってきてはいないようだ。
「うっし、ゆんゆん! 晩飯は俺が作る。もちろん、手伝えよ?」
「了解です!」
荷物を置き、私達は夕食の準備を始めました。献立はポークソテーにサラダと、非常に簡単なものです。てきぱきと作業をこなすカズマさんを見ながら、私は気を引き締める。お料理は私も得意です。料理スキル持ちとはいえ、負けるわけには行きません!
そして料理を終え、私はテーブルに並べて行きます。カズマさんはそれを満足そうに見つめた後、椅子に座りました。
「ゆんゆん、食うぞ!」
「え? アクアさんとダクネスさんは……」
「ほっとけほっとけ! さぁ食うぞ~」
「ふふっ、カズマさんがそう言うなら、そうしましょうか」
そして、私達は食事を開始しました。二人で作った料理を一緒に食べるというのは、なんだか新鮮で、ついつい頬が緩んでしまいます。それに、カズマさんは一目で分かる程、上機嫌です。私と過ごす時間を楽しんでくれているのでしょうか。
その後、食事を終えた私達は、一緒に洗い物を片付け、食後は暖炉のソファーで隣り合って座り、明日の予定や、他愛もない世間話をしました。こうしていると、なんだか夫婦みたいです。
そして、しばらく時間がたった頃、屋敷に聞き覚えのある声が響きました。
『ただまー』
「ゆんゆん、アクアのご帰還だ。行くぞ」
「あ、はい!」
私はカズマさんの背中を追って、玄関へ行きました。そこには、酔いつぶれたアクアさんが転がっていました。
「んへへ、カズマ……ってなんでゆんゆんがいるの!? カズマ、まさか女を連れ込んだの!?」
「ち、違いますアクアさん! ちょっとの間お世話になろうかと……」
「うっさいわねこの泥棒猫! カズマさんはね、ちょっと気がある素振りをするだけで落ちるちょろいんなの! そんなカズマさんに取り入ってあんたは何を……!」
「黙れ、駄女神!」
「いたいっ! ちょ、ちょっとカズマ! 説明しなさいよ!」
「わかった! わかったから、胸倉掴んでゆするな!」
そして、私達はリビングへ向かいました。ダイニングテーブルにはカズマさんと仏頂面のアクアさんが座っています。そんな二人に、私はお茶を用意していました。
「あの、どうぞ」
「ありがとう、ゆんゆん」
「ふんっ!」
二人は私がいれた紅茶を素直に受け取り、口にした。
「お、ゆんゆんはお茶を入れるのもうまいんだな」
「ありがとうございます!」
カズマさんに褒められました! いつか部屋に来るであろう友達のために、私は以前、必死にお茶入れの練習をしていました。それが、功を奏したのでしょう。
しかし、アクアさんは、仏頂面で紅茶を見つめています。美味しくなかったのでしょうか。
「お湯なんですけど」
「ええ!? そんなはずは……って本当にお湯になってます! なんで!?」
「カズマ、みてみてー! この子ったら私にとっても、陰湿な嫌がらせをしてきたんですけど! ほら、帰りない! 性根の悪い泥棒猫は、さっさとお家に帰りなさい!」
「ち、違います! 私、陰湿なんかじゃありません!」
「うっさいわね! ハウス! 悪い泥棒猫はハウ……いたいっ!」
「お前の持ちネタはいいから、俺の話を聞け駄女神!」
それから、騒ぐアクアさんを宥め、カズマさんが説明を始めました。曰く、人手が足りない今、屋敷を維持するのは大変である、そこで、安全な宿を求めていた私を屋敷に住まわせ、代わりに家事手伝ってもらう事にしたと。カズマさん、よくそんな嘘が速攻で思いつきましたね……
「なんだか、納得行かないんですけど……」
「そう言うな、クリスだってこんな事あったよな。それに、ゆんゆんはお前にとっても友達だろ?」
「むぐぐ……ったく、しょうがないわねぇ」
「いいんですか、アクアさん!?」
「ちょっとだけよ! 働かなかったら、すぐ追い出すからね!」
「分かってます!」
「アクア、それはお前を追い出していいって事か?」
「カズマさん。バカ言ってると、ぶっ飛ばしますよ」
こうして、私はアクアさんに、屋敷滞在の許可を得ました。少し覚悟していましたが、大した軋轢もなく同意してもらえたのは、僥倖です。
「全く、私はめぐみんがいない間に、こました女を屋敷に連れ込んで、好き放題しようとしてるんじゃないかと、最初は思ったのよ?」
「ソンナワケナイデショ、アクアサン」
「カズマさん! なんでカタコトになってるんですか!」
「ふぅ……」
私は、現在、屋敷の一室のベッドで横になっていました。あの突発会議の後、私はアクアさんと一緒にお風呂に入りました。そしてカズマさんに、俺はやる事があるから、さっさと寝ろと言われて、素直に床に就く事にしました。
そして、堪え切れないほどの幸福感に体をよじらせました。そう、私はこれから、カズマさんと一日中一緒にいられるのです。正に、夢にまで見た、憧れのシチュエーションです。
もしかしたら、カズマさんの事ですから、夜這いをしてくるかもしれません。ダメです、隣にアクアさんがいるんですよ。……なんだか興奮してきました。
結局、その日はカズマさんが私の前に姿を現す事はありませんでした。
「カズマさん、朝ですよ」
「んぉ……」
翌朝、私は寝ているカズマさんを揺り起こしました。時刻は朝8時、気持ちの良い日差しと、小鳥のさえずる音が外から聞こえます。
「ああ、ゆんゆんか、おはよう」
「おはようございます!」
私は、カズマさんが起きたのを確認すると、アクアさんを起こすために、次の部屋へ行こうとしました。その時、カズマさんに呼び止められました。
「待て、ゆんゆん」
「なんですか」
「これを着けろ」
そう言って、カズマさんは、白い布切れ、エプロンドレスを渡してきました。私は特に疑問も持たずに、それを着用します。
「おお! やっぱ紅魔族ローブってこれを着けるだけで、メイド服に早変わりだな!」
「そういう事ですか……」
確かにその通りかもしれません。まぁ、そこまで変な恰好でもないし、カズマさんも喜んでいるようなので良しとしましょう。
「じゃあ、私は今からアクアさんを……」
「それは俺がやるから、朝食作ってくれ」
「わ、わかりました」
私はカズマさんの声に従い、台所へ向かい朝食を作り始めました。朝なので、簡単なもので良いでしょう。ベーコンに卵……
「ひゃああああああ!?」
「どうしたゆんゆん」
「どうしたじゃないです! アクアさんは? というより、なんで私のお尻を撫でてるんですか!」
「気にするな!」
「気にしますよ!」
私の反論に構わず、カズマさんはお尻を撫で続けます。なんだか、私も諦めがついて来ました。セクハラが本当に好きなんですね……
「もう好きにしてください……」
「なら遠慮なく」
「そこは、遠慮しましょうよ……ってなんでパンツ脱がすんですか!?」
「いいから、いいから」
「よくありません!」
私の抵抗むなしく、カズマさんは私からパンツを剥ぎ取りました。彼は、私から奪った下着をポケットに入れると、こちらをジロジロ舐めまわすように見て来ました。
「パンツ返してください! というか、そんなに見つめないでください……」
「いーや見る。にしても、ゆんゆんのアソコは、いつ見てもツルツルで可愛いなぁ」
「き、気にしてるんですから、そんな事言わないでください!」
「ほーん、ゆんゆんも、まだまだ子供だなぁー」
「子供じゃないです! もう結婚だって出来ます!」
「そういうとこが、子供っぽいんだよ」
「むぐぐ……!」
私が頬を膨らましていると、今度は私に無理矢理、別の下着を履かせてきました。ノーパン状態じゃなくなるのはありがたいですが、何故か、お尻の部分が少しだけスースーします。とてつもなく嫌な予感がします。
「ゆんゆん、今日からお前は俺専用のメイドだ! しっかりとしつけてやる!」
「……はあ、メイドですか」
「分かったら、朝食作りの続き!」
「わかりました、カズマさん」
「名前で呼ばない! ご主人様だオラァ!」
「か、かしこまりました、ご主人様! だからお尻たたかないで!」
カズマさんが私のご主人様になってしまいました。とても最低な事をされているのに、内心少し嬉しく思っている自分が非常に情けない。
「ご主人様! その、そろそろ手を……ひゃん!?」
「どうした?」
「どうしたじゃないです! 朝から変な所に指を入れないでください!」
先程の違和感の正体に気付きました。この下着、お尻の一部分に穴が開いているようです。
「ん……やぁ……!」
「お尻で感じるなんて、エッチな子になったなー」
「カズ……ご主人様のせいです! それにエッチじゃないです!」
私は快楽に負けないように、気を引き締めて朝食作りを再開しました。なんだか、不潔です。そして、私が目玉焼きを作り始めた時、カズマさんがお尻から指を引き抜き、代わりに指一本より少し太い何かを入れてきました。驚いて振り返ると、私に尻尾が生えていました。意味が分かりません……
「ご主人様、それは……?」
「尻尾」
「そんなのわかってます! 何故そんな……!」
「あ、言い忘れてたけど、正確には、“俺専用犬耳メイド”になってもらうからな! はいこれ」
カズマさんが、私に犬耳のついたホワイトブリムを手渡してきました。もう色々と諦めました。私はそれを手に取り、身に着けました。
「ご主人様、似合ってますか?」
「ああ、似合ってる! 超可愛い!」
「あ……」
カズマさんに頭を撫でられました。ダ、ダメです。全て受け入れて、許してしまいます……
その時、何かが焦げるような臭いがしました。どうやら、先ほどの目玉焼きを焦がしてしまったようです。
「ゆんゆん、失敗したメイドには、お仕置きだ!」
「ご、ご主人様!? アクアさん起きてきますよ!?」
「大丈夫、どうせ昼まで起きてこねぇ」
「ひぃ! でも、この姿を見られたら……!」
体を震わせる私をカズマさんが、再び優しく撫でました。
「ゆんゆん、今日から屋敷ではその姿で過ごしてもらう。無論アクアとダクネスの前でもだ」
「あ……え……?」
「安心しろ、アクアはアホだし、ダクネスは世間知らずのお嬢様だ。簡単に言い包める事が可能だ」
「……信じてますよ、ご主人様」
「任せろ、じゃあお仕置きだ! 胸で奉仕してもらおうか!」
「かしこまりました……ご主人様」
カズマさんがこちらへ向けて、ズボンから性器を取り出す。私はそれを恭しく手に取った。
「どうですか? 気持ちいいですか?」
「おおう……あったけぇ……」
私は、カズマさんの性器を胸にはさみこんで、上下に揺すっていました。カズマさんは満足気な表情を浮かべていますが、これって結構難しいです。
「ゆんゆん、動かしにくいだろ? そんな時は、自分の唾を使うんだ」
「かしこまりました、ご主人様、やってみます。んぁ……」
「おふっ! よいぞ……! よいぞ……!」
カズマさんの性器と私の胸が、唾液で濡れて怪しく光りました。なんだか、私までエッチな気分になってきました。そして、滑りの良くなった胸で、カズマさんの性器を激しく揺らします。
「おほっ、おふっ! 気持ちいぞ、ゆんゆん!」
「そうですか。もっと気持ちよくなってくださいね、ご主人様」
「おお……! ゆんゆん、そのままチンポを舐めろ!」
「はい、ご主人様」
私は、胸の間から顔覗かせる性器に、舌を這わせました。苦みを感じます。どうやら、先走りの汁がいっぱい出ているようです。ちゃんと、感じてくれているんですね。
「ん……あむ……ん……じゅる……」
「そうだ、もっと胸の締め付けを強くしろ!」
「ふぁい……ちゅ……ん……じゅる……」
「ああっ……! くっ……!」
カズマさんが気持ちよさそうな声を上げました。性器もビクビク脈動しています。そろそろですね。私は、胸を更に強く押し付け、亀頭を……!
「カズマ、おはよー」
「お、アクアか。今日は早いな」
「んへへー! 今日はね、朝からウィズの店行くの!」
「そうか、そうか」
カズマさんは何故普通に受け答えできるのでしょう。私は心臓が止まるかと思いました。それに、今も息を止めるのに必死です。
幸い台所が盾になっているため、リビングからはカズマさんの上半身しか見えていないはずです。私の存在がバレる事はないでしょう。でも、アクアさんがもしこちらに来たら、全て終わりです。
そんな時、固まっている私の顔に、カズマさんが性器を押しつけて来ました。ダメです! バレちゃいます! そんな唇に強く押し付けられたら……!
「んぶぅ!?」
「……? カズマ、何か聞こえなかった?」
「空耳だろ。飯作るから、座ってろ」
「はーい」
「んぐっ! ん……んぶぅ!」
カズマさんは本当に最低です。速く終わらせないと、アクアさんに気付かれてしまう!
私は吸い付く強さを強化しました。
「ん……! ん……!」
「おふっ! ア、アクア! そういえば、ゆんゆんが凄い恰好してたぞ!」
「はぁ? いきなり何よ。ヒゲメガネでも付けてたの?」
「いや、犬耳メイドの恰好してた」
「ええ……あの子、大人しそうなのに痴女だったの?」
「んふぅ!? ん……!」
カズマさんはこの後どう言い訳するのでしょう。一歩間違えば全てバレてしまいます!
「単に、ゆんゆんの趣味らしいぞ? 突っ込んでやるなよ?」
「ふーん、まぁゆんゆんも、アレだもんね」
「そうだな、アレだもんな」
「んぶっ! んぶっ! んぶっ!」
アレってなんですか!? 凄く気になります! というより、カズマさんがいよいよ限界のようです。私の口の中で、よりいっそう膨らんで……!
「よーし、目玉焼き完成……う゛っ!」
「んんんんんぅ! ん……」
「カズマ、やっぱり何か聞こえない?」
「気のせい気のせい」
私は口の中で爆発したカズマさんの精液を必死に飲み込みました。少しでも、胸や顔に飛び散ればバレてしまいます。私はカズマさんの性器を一気に吸い、カズマさんにも汚れがつかないようにしました。
「ぷはっ……はぁ……はぁ……!」
「おいゆんゆん、アクアに朝食持ってってやれ」
「え……はい!」
私は慌てて立ち上がり、朝食に盛られた皿を手に取りました。う……尻尾のせいで歩きづらいです。
「あら、ゆんゆんったら、いつの間に……うわぁ」
「な、なんですかアクアさん!」
私は今、犬耳メイド状態です。恥ずかしすぎて、まともにアクアさんの顔を見れません。
「まぁ、ゆんゆんも頭のおかしい紅魔族の一人だもんね。深くは聞かないでおいてあげる」
「納得行きませんが、そうして頂けると、助かります!」
私の恰好に納得行く理由って、紅魔族だからなんですか!? 後、頭がおかしいのは、めぐみんだけです!
「にしても、良くできた尻尾ね……」
「ひゃああああ!? 触らないでください!」
「これ、どうやってくっついてるのかしら?」
「んぁ!? や、止めてぇ! 引っ張らないで!」
その後、なんとかアクア様を尻尾から引き離し、朝食をとり、意気揚々と出かけるアクアさんを見送りました。カズマさんは、そんな私をニヤニヤと見つめるだけでした。なんだか、とっても疲れました。
「おい、ゆんゆん! これから俺がメイドの何たるかを教えてやる! 特訓開始だ!」
「もう好きにしてください。カズマさん……」
「違う! ご主人様だと言ってるだろ!」
「ひぃ! やめてくださいご主人様! お尻叩かないで!」
「おいゆんゆん! パンツ見えたぞ! 失格!」
「ご主人様……このくるっと回る事に意味があるんですか?」
「当たり前だ! くるっと一回転した時、ふわっとスカートを翻し、下着が見えないギリギリのラインまで、生足やパンストを見せる、そして、あざとい笑顔を振りまいて、初めてメイドを名乗れるんだ!」
「それ絶対、歪んだ知識で……いたいいたいっ! だからお尻叩かないでください!」
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「笑顔が固い! やり直し!」
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「愛想笑いはすぐバレる! このままだと、メイドどころか友達すらできんぞ!」
「ご主人様、この玄関出たり入ったりって何の意味があるんですか!?」
「大ありだ! 俺の国じゃこれやんなきゃメイドじゃない! さん、はい!」
「お帰りなさいませ、ご主人様!」
「おおう!? 完璧! 完璧だ! 褒美に揉んでやろう!」
「あぁ! やぁ!? カズマさん、そんなに乱暴に揉まないで……!」
「“ご主人様”だって言ってるだろ!」
「ひぃ! ごめんな……んぅ! んんんっ!」
こうして、私の犬耳メイド生活が始まりました。カズマさんは、冒険に出ず、ひたすら特訓と称して四六時中セクハラを行ってきます。そして、3時間に1回は“奉仕”させられました。でも、やめられないんです。良くできた時は、カズマさんが褒めてくれて……
「ん……ん……んぅ……」
「んぉ……朝か」
俺は非常に気持ちよく目が覚めた。朝日がまぶしい。そして、その気持ちよさは、今も下半身で続いている。
「んぁ……れろっ……じゅるっ……」
「偉いぞゆんゆん、一週間で朝勃ちフェラが完全に身についたな」
「ん……ぷはっ! ご主人様、もっと褒めてください」
「あーえらい、えらい」
「んへへっ……んぅ……ん……」
ゆんゆんは相当ヤバイ子だ。どんなセクハラでも、後で少し謝ったり、褒めたりすれば簡単に許してくれる。もはや、ちょろいという次元を超えている。これは、俺が相手だから、このような反応なのだろうか。ちょっと不安になってくる。
「おおーもっと深くだ」
「ん……ん……んぶぅ!」
「おほっ!」
まぁ、他の男をの事が考えられないほど堕とそう。俺はそんなことをぼんやり、考えながら、ゆんゆんの頭を押さえつける。そして、喉の奥深くで射精した。
今日も一日が始まる。朝食を作るゆんゆんにセクハラしてから、アクアを起こす。そして、アクアに隠れながら、“奉仕”をさせる。そんな充実した毎日だ。
「ご主人様、冒険に出ないんですか?」
「んー、後、一週間は休むかな」
「毎日それ言ってますよね……」
「今回はガチだよ。さて、俺は買い物行ってくるから、屋敷で待ってろよ」
「ご主人様、私を置いていくんですか?」
ゆんゆんが泣きそうな目で、抱き着いてくる。ちょっと、依存度高めすぎたかな……
「安心しろ。お前への褒美を買ってきてやる」
「……本当ですか? 私の見ていない所で女遊びとかしませんか?」
「本当だって! つーか目が怖いぞゆんゆん!」
俺は逃げるように屋敷をを出ようとする。しかし、ゆんゆんが、抱き着いて離れない。
「ご主人様……いえ、カズマさん、どこに行くんですか?」
俺は離れようとしない、ゆんゆんに観念して答えた。
「ペ、ペットショップ……」
うーむ、執筆速度が尋常じゃないな
これを仕事に生かせないものか……