※この作品はR-18です。

崖の上で待つ人   作:白浜 真砂

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第2話

「あ…っ、ん、あぁ……!」

 

 夜の帳が降りた渓谷の岩影に、押し殺した喘ぎ声が微かにこだまする。

 岩の縁に生えている赤い花をつけた低木の影に隠れる様に横たわったアラマンダの上にゲルトが覆い被さり、何度も口づけを交わしながらスペシャルブレイサーの胸当ての留め具を外して左右に押し広げ、まろび出た乳房が手防具を外した彼の武骨な手によって愛撫される度に形を変えていく。

 

 アラマンダの白い肌と胸にある覚者の証が月明かりに照らされて薄闇の中に浮かび上がり、それが騎士団長である自分を忘れ一人の雄になったゲルトの情欲を更に掻き立てる。

 アラマンダもまた覚者である自分を忘れ、肌を上気させて羞じらいながらも恋しく思っていたゲルトの愛撫に身を委ね、激しく口づけながら愛撫の快感に身を震わせて、合わせた唇の隙間から熱い吐息を漏らす。

 

「……ん……やぁ…っ、駄目……。恥ずかしいから…あまり、見ないで……。」

「……見かけによらず、うぶなんだな。」

「……っ、くぅっ……!や、ああっ……!」

「普段から男を誘う様な格好をしているのに、いざとなるとこんなに可憐に羞じらうとは……。ふふ、けしからん奴だ。」

 

 ゲルトがアラマンダの桃色に色づいついる乳首を摘まみながら胸の谷間にある覚者の証に口づけると、彼女の体がぴくりと震えて甘い声をあげる。

 

「あぁ……っ、やぁ…!変な声…出ちゃう……。」

「感じているのか?……貴殿の愛らしい声が、谷間に響いているぞ。」

 

 そう言いつつゲルトは切なげに喘ぐアラマンダの胸の感触を楽しむ様に揉みしだきながら片方の乳首を指先で優しく擦り、もう片方の乳首に舌を這わせた。

 

「そんな……っ、ひゃ、ああぁ……!な、何だかいつもの団長さんと、全然……違う人みたい………。」

「当然だ。……ずっと焦がれていた貴殿を組み敷き、その身体を我が物に出来るのだからな。平静にしてなど居られる訳がないだろう。………貴殿が誘ってきたんだぞ?今更止めてくれと言われても止まれんよ。」

 

 しきりに羞じらうアラマンダを欲望の宿る目で見据え、ゲルトは彼女の胸を弄ぶ様に捏ねあげながら乳首に吸い付くと、アラマンダはのけぞる様に反応しながらゲルトの頭をしがみつく様に掻き抱いた。

 

「あああっ……!ち、乳首…そんなにしたら、声…抑えられない……っ、あぁん!舐めちゃ…だめぇ……!」

 

 口にした言葉とは裏腹にゲルトの顔を自らの胸に窒息させかねない程押し付け、胎内が疼くのを感じながら彼の愛撫に翻弄される。

 その間にも両方の乳首を責めながらゲルトは空いている手でアラマンダの下腹部を探り、ゴッデスぺティコートの中へ手を差し入れてコケティッシュバックス越しに熱く濡れる秘部に触れた。

 

「はぁっ……!そ、そこは……っ!」

 

 節くれ立った指が愛液で濡れぼそる秘裂をなぞり、彼女の女芯を軽く愛撫する。指先が敏感な豆に触れる度にアラマンダの体がビクビクと反応して、無意識のうちにエメラルド色の瞳に涙が滲む。

 

「ああぁっ、嫌あっ!そこ、か…感じ過ぎちゃうからぁ……っ!」

 

 愛液で濡れ尽くして秘所に張り付いている防具の股布を横にずらし、ゲルトの太い指がアラマンダの膣口に浅く入り込んでそこをゆっくりとかき混ぜる。

 

「きゃあああっ……!だっ、団長さんの、指がぁっ………!やぁあっ、それ…駄目……っ!」

 

 溢れる蜜で滑る女芯を親指で刺激しながら内部を責めると指の動きに反応した膣がきつく締まり、入り口の近くにある、丁度女芯の裏側にある部分を挿入した指の腹で引っ掻く横に弄るとアラマンダの腰が跳ねる様に動いた。

 

「はうう……そ、それ凄い……っ!……うう……っ、あ、ああっ、いっ、イク、イっちゃう………っ!くぅ……、あっ!はあああぁあ………っ!!」

 

 乳首を音を立てて吸われながらもう片方の乳首を摘まみ上げられ、膣壁を激しく擦られてアラマンダは腰をガクガクと揺らしながら秘所から熱い液体を断続的に飛ばし、一際高く嬌声を上げて果てた。

 

「…はぁ……はぁ……。こ、こんなの反則……っ!……一人で……するのと、全然…違う……。」

 

 絶頂を迎えてぐったりと脱力したアラマンダがそう呟くと、秘部を責めるのを止め体を離したゲルトが未だ興奮でぎらつく視線を彼女に向けた。

 

「ほう……貴殿はいつも一人でこの様な事をしているのか。」

「……い、いつもじゃないですよ……?たまに、貴方と………するのを、想像して………。」

「盛大に潮を吹きながら気をやっていては、説得力に欠けるのだがな。………ともかく、これだけ濡れていたら充分だろう。今度は、私も……楽しませてもらうぞ。」

 

 そう言いながらゲルトは自らの脚ウェアの中から怒張した性器を取り出すと、アラマンダの脚を寛げてその間にある陰穴に当てがった。

 

「あっ……は、入ってくる……!あの、ちょっと……団長さん?……もっと…ゆっくり、優しく………。」

「む……きついな。だが一度達している上、こんなに濡れているのだから問題はないだろう。………覚悟はいいか?一気にいくぞ!」

 

 先端を挿入した途端に不安そうに顔を強張らせるアラマンダの目を見つめながらゲルトは彼女の腰を掴み、力に任せて一気に突き入れた。

 

「えっ!?や、ああっ!い……痛っ、痛い!嫌あっ!……だっ、団長さん………っ、駄目えっ!痛ぁ……っ、痛いぃぃーー…………っ!!」

 

 熱く濡れてはいるが狭い膣内をゲルトの勃起しきった肉棒で、まるで蹂躙する様に奥まで捩じ込んだ刹那、アラマンダは苦痛に顔を歪め、大粒の涙を溢す。

 

「……もしや、初めてだったのか………?」

 

 挿入と同時に苦痛を訴える彼女の苦悶に満ちた表情と涙を見たゲルトが驚きながら問いかけると、アラマンダは苦しそうに眉根を寄せ、涙を流し続けながらうなずいた。

 

「……だ…だんちょ……さん………お腹、苦し……っ、息……でき、な………っ!」

「大丈夫か?……体を楽にして、焦らずに少しずつ呼吸をするんだ。」

「……ん……。はぁ………ふぅ………。もう……っ、団長さん、酷いじゃない。ゆっくり優しくって言ったのに……。」

「すまなかった。……まさか貴殿が、その………処女だとは思わなくてな。……しかし、何故前もって私に言わなかったのだ?」

「……だって私が処女だって知っていたら、多分……してくれなかったでしょう?」

 

 狼狽えながらもアラマンダの頬に流れる涙の筋を拭い優しく抱き締めるゲルトの背中に腕を回し、アラマンダは破瓜の痛みに耐えながらぎこちなく微笑んだ。

 

「私なら大丈夫。……それよりも貴方を受け入れる事が出来て、凄く嬉しいの。……だから、ちゃんと最後まで………して下さいね?」

「……わかった。だが、痛かったらすぐ言うんだぞ。」

「…うん。……ねぇ、キス……して………?」

 

 エメラルド色の瞳に涙を滲ませながら懇願するアラマンダの髪を軽く撫で、ゲルトは彼女の薄く開いた唇に唇を重ねて舌を割り入れる。

 口内で舌を絡ませ、歯列をなぞる度に処女を破ったばかりの蜜壺が少しずつ反応し始め、狭い膣を更に収縮させながら愛液を分泌させ、まるで先程苦痛を与えたもので更に蝕んで欲しいと言わんばかりに彼の肉棒に絡みつく。

 深く口づけながらゲルトの腰が緩やかな抽送を始めると、愛液に混じった鮮血が繋がった部分から溢れ出した。

 

「んっ……ふ、うぅっ………!むぅ……っ!」

「……奥まで挿れても、根元までは入り切らないか……。全く……男を惑わせる様ななりをしているのに、貴殿のここは………まるで少女の様だな。」

「……はぁ………っ、だ、団長さん……。もしかして、あの………処女だと、迷惑……でしたか?」

 

 上目遣いの目を潤ませながら不安そうに聞いてくるアラマンダに、ゲルトは苦笑いしながら彼女の頭を優しく撫でた。

 

「そんな事はないぞ。……むしろ本当に貴殿の純潔を、こんな親父が奪っても良かったのかと思う位だ。」

「そんな………!私の初めては、団長さんが貰ってくれたらって……ずっと、思っていたの。だから……痛かったけれど、今、貴方とひとつになれて……凄く幸せな気持ちなんです。それに、もうそんなに痛くないから……。

 ………と言うか、痛くなくなったら……あ、貴方のが擦れて、凄く……気持ちいいの……。だから…………もっと、して…欲しい………。」

 

 恥ずかしさのあまり視線を逸らしながら呟いたアラマンダの言葉に膣内の肉棒が反応し、大きさと硬さを増したもので先程潮を吹かせた場所を刺激する。

 

「あ……っ、そ、そこ……いい……っ!ああっ!団長さん……っ、団長さぁんっ!」

 

 徐々に速く激しくなっていく膣内を掻き乱す様な動きにアラマンダの胎内が甘く痺れ、突き動かされる度に彼女の体が本能のままにゲルトの肉棒を呑み込み、取り込もうとするかの様に食い締める。

 破瓜の痛みに強張っていた体が性交の快楽に馴染み、ゲルトの大きさと形に押し広げられた膣も、先程までは半分くらいしか入らなかったものが、いつの間にか彼の肉棒を根元まで全て受け入れられるまでになっていた。

 

「クッ……は、果てる……!外へ、出すぞ………!」

 

 激しく抽送を繰り返していたゲルトが絶頂の兆しを察し、秘裂から肉棒を引き抜こうとした所をアラマンダが咄嗟に自らの脚を彼の腰に絡ませて互いの体を密着させる。

 

「駄目っ!……このまま、奥に貴方のを…頂戴………っ!」

「だが、それでは貴殿に…………!」

 

 いきなり脚を絡ませて彼を逃すまいとするアラマンダに戸惑うゲルトに向かって、彼女はどこか寂しげな笑顔を見せた。

 

「……覚者は己の時を刻む心臓を白竜に預けている。故に覚者の時間はその時から止まっている。…………これは、何も年を取らないという意味だけではないわ。……私には、もう月のものさえ来る事はないの。………だから、お願い。………貴方の精を、私の中に欲しいの………!」

 

 その言葉に、ゲルトはハッとした表情を浮かべてアラマンダを見つめる。

 

「……覚者になるという事は、そういうものだと言われたわ。白竜を護る為に力を授かる代わりに、人として当たり前の事が出来なくなる。……白竜と共に悠久の時を生きる代わりに、普通の人間としての……恋をして結ばれ、子を成し次代を繋ぐという生の営みを捨て去らなければいけないと………。」

 

 そう言うとアラマンダはエメラルド色の瞳を臥せ、しがみつく様にゲルトを抱き締めた。

 

「覚者になった事を後悔している訳じゃないの。ただ………今は貴方の温もりを感じさせて。今だけでも貴方を一人占めにして………貴方だけのものになりたいの。」

 

 彼女の内と外から同時に熱い抱擁を受け、自分を欲する言葉を耳元で囁かれたゲルトはアラマンダの背に腕を回し、そっと抱き合った。

 

「……本当に、いいのか?」

「ええ。……例え貴方に弄ばれる事になったとしても、私は後悔しないわ。だから…………っ!?」

 

 彼の耳元で囁くアラマンダの言葉を遮る様に、ゲルトは不意に彼女の内にある肉棒を、子宮口へ叩きつける様に突き上げる。

 

「あ……っ、ふ、深い……っ!そんな、奥………っ!!」

「……アラマンダ……私のものになるのなら、その目のやり場に困る装備をどうにかするのだな。……私は他の者に、貴殿の柔肌を見せたくはないのだ………。」

 

 アラマンダの耳元にゲルトの囁きが響き、彼女は名前を呼ばれて反射的に胎内に甘い疼きを感じつつ、顔を上げて嬉しそうに微笑みながら彼を見つめた。

 

「……っ、わ、わかったわ……!あっ、貴方が…そう言うのなら……っ、ん、ああっ……!私……っ、ああぁっ、やぁん!奥……き、気持ちいい………っ!」

 

 アラマンダを抱き締めたまま激しく深く抽送を繰り返しながら、ゲルトは厳しい、だが愛おしそうな眼差しを彼女に向けた。

 

「私は既に若くはない。それに加えて覚者である貴殿は、これから白竜と共に何百年と生き続ける事になるだろう。……貴殿程の者が、そう簡単に死ぬ訳がないからな。」

 

 女陰を激しく責め立てながらも落ち着いた口調で語りかけるゲルトの言葉に、アラマンダは快楽に融かされた様な潤んだ瞳で理性を必死に保ち、耳を傾ける。

 

「……貴殿はまだ覚者になって日が浅いから分からないかも知れないが、私と貴殿との時間はあまりにも違うのだ。……恐らく貴殿にとっては、私が老いて死ぬまでの時間も瞬く間だろう。………それでも、いいのか?」

 

 彼の剛直によって抉り突きを女の急所に受け続けながらそう問いかけられて、アラマンダは呼吸を乱し、抑え切れない嬌声を上げ続けながらもゲルトの目を切なげに見つめてかぶりを振った。

 

「……時間なんて、関係ない……っ!私は……ああっ!………貴方が…好き……。ただ、それだけ、なの……っ!……それに……じ、時間が…ないのなら、尚更……貴方との時間を、大切に………っ!し、したい、の……。

 ……例え……すぐに、別れる時が……来ると、しても………長く生き続ける……私の心の、中にぃっ………あ、貴方が、ずっと……居て欲しい、から………っ!!」

 

 息を切らせながら胸の内を吐露する彼女の瞳から大粒の涙が溢れ、スペシャルブレイサーからあらわになった豊かな胸に落ちる。

 胸の谷間にある傷の上にも涙が流れ落ち、そこに無いはずの心臓が締め付けられる様に苦しくなってアラマンダは堪らずゲルトの首に腕を回し、唇に口づけた。

 

 まるで溺れたものが空気を求める様な必死さで唇を吸い、口内に舌を入れて貪る様にキスをする。

 彼女の求めるままに激しく口づけながらもゲルトの腰は変わらずにアラマンダの蜜穴を責め続け、二人の間で二つの水音が卑猥に響く。

 口内で二人の唾液が混ざり合い、溜まったそれを恍惚とした表情をしたアラマンダが喉を鳴らして飲み干すと、互いの口元から糸を引きながら唇を離した。

 

「……貴殿にそこまで言われては、私も覚悟を決めるしかないな……。」

 

 ゲルトは苦笑しながらそう呟くとアラマンダの腰を両手で鷲掴みにして、更に激しい動きで肉棒を突き入れた。

 

「くううぅっ……あ、あううっ……!だ…っ、駄目……!もう、い……っ、イク、イっちゃうの………!」

「ああ、遠慮なく達するといい。……私も、そろそろ貴殿の中に……ッ!………望み通り、子種を出すぞ。」

「ほ…本当に……?嬉しい……!団長さんの、精子が……私の、中に………!?ああっ!か、考えただけで…私……っ、私ぃっ………!はぁあっ!も、もう……我慢出来ないの……っ!あああっ、いっ、イクうぅっ!……貴方に、気持ちいいところ……突かれて……っ!ああんっ!イっちゃ………っ、ひあっ?!あっ!ああああああっ!イク…っ、イクううぅぅうーー………っ!!」

「……ッ!出るぞ………!」

 

 絶頂を迎えたアラマンダの体が戦慄き、腰に絡めた脚を更に締め付けて互いの体を密着させる。

 膣内が強く締まり、奥へと引き込む様に動くのとほぼ同時にアラマンダの奥でゲルトの男根が脈打ち、先端を子宮口に押し付けながら彼女の子宮に直接注ぎ込む様な勢いで大量の精を放った。

 

「………っ、あ、熱い……!凄いわ……!団長さんの精子が、沢山入ってくる……っ!……もし、私が覚者じゃなかったら……貴方の……子供を、孕んでしまうのかしら………?」

 

 そう呟くと、アラマンダは嬉しそうにはにかみながら、いまだに放出し続ける精の感触に陶酔した様に微笑んだ。

 

「……久しぶりだったから、思いの他大量に出てしまったな……。」

 

 荒く息をつきながら照れた様に笑うゲルトにアラマンダも笑顔を返し、首に回した腕で彼の頭を引き寄せて軽く口づけた。

 

「ふふふっ、素敵ですよ?……貴方にこんなに激しく抱いてもらえて……私の体で気持ち良くなってくれて……凄く嬉しい………。」

 

 唇を離した後、顔と顔が触れ合う程の距離で、アラマンダは赤面しながら上目遣いで熱くゲルトを見つめる。

 

「……でも、本当に……貴方のものになっても、いいの?……私は、誰に何を言われても平気だけど………あの詰め所での出来事で立てた志を、私のせいで無に帰しかねないのなら……私は………。」

 

 二十数年前ドリード監視塔がある日突然魔物の奇襲を受け、その場に居合わせた若かりし頃のゲルトは辛くも生き延びたものの多くの同胞を失い、その悲劇を繰り返すまいという思いから努力を重ね騎士団長にまで登り詰めたという経緯を、そしてアラマンダ自身がその現場に何度も向かい、変わり果てた彼の同胞だったものが瓦礫の中から起き上がり、大群となって襲いかかってくるのを幾度となく斬り捨ててきた事を思い出して、彼女は悲しげに睫毛を臥せた。

 

「その様な心配は無用だ。……言っただろう?覚悟を決めると。」

 

 そう言うとゲルトはアラマンダの髪を優しく撫で、密着させている体を抱き締めた。

 

「……だが、理不尽かも知れないが……やはりお互いの立場上、この事は内密にしなければならない。無論、頻繁に逢う訳にもいかないし……この様に愛し合う事もそうは無いだろう。……それでも私のものになってくれると言うのなら、この命が尽きるまで……いや、この命が尽きても、私の心は………貴殿だけのものだ。」

 

 その言葉にアラマンダもゲルトの体を強く抱き締め、幸福感で胸がいっぱいになるのを感じながら小さく頷いた。

 

「ええ、勿論………貴方のものになったとしても、人目を忍んで逢うしかないのは分かっているわ。騎士団長である貴方が覚者と関係を持ったという事が分かってしまったら、貴方の部下に示しがつかないものね。……それでも、私は……貴方のものになって貴方に愛されるのなら、それくらいの事なんて何でもないわ。……ああ、でも後で神殿に戻ったら、早速ポーンに追加でクラフトの依頼をしないといけないわね……。」

 

 そう言ってアラマンダは、クスクスと笑いながらゲルトの耳元に唇をつけた。

 

「……でもその前に、私の中でまだ硬いままの逞しいもので、もっと可愛がって下さい。……この先いつ逢えるのかも分からないのなら尚更、貴方のものだという事を私の胎内に刻み込んで………貴方の愛の証を、沢山注ぎ込んで欲しいの………。」

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