「おはよう。随分と早起きしたのね、まだ外は暗いわよ。で、気分はどう? 」
「ここは・・・・・・何処? 」
「見ての通り保健室よ、譲葉。しゃんとしなさいな、今日はする事がいっぱいなんだから」
「ゆずりは? それって何? 」
「何って・・・・・・。自分の名前じゃないの。まさか・・・・・・そこまで忘れてしまったの? 」
「僕は、ゆずりはって言うの? お姉ちゃんは誰? ここの人? 」
「呆れた。こんなにも削ぐなんて・・・・・・随分と話が違うじゃないの! 」
目の前に居た金髪のとても綺麗なお姉ちゃんが血相を変えて部屋を出て行った。ベッドから体を起こし外を見る。外はまだ夜。明るい部屋と暗い外、窓のガラスが鏡の様になって人方を映す。
「これが僕? 」
そこに映っていたのは、アニメでもめったにお目にかからない様な、銀髪の少女だった。髪はとても長い。体を起こしているのに先端はベッドの上でとぐろを巻いている。僕と言うのは、普通おとこの子の事。なのに・・・・・・あらためて手を見る。細くしなやかな女の指がそこに有った。胸に手をやると豊満な膨らみが・・・・・・。思わず揉みしだいてしまう。
「本物だよ? なにこれ・・・・・・お母さんより大きいよ・・・・・・。男じゃない・・・・・・やっぱり女だよ、僕・・・・・・」
ハッと思い、体を倒して布団を掛けて潜り込む。何故って? パンツの下を確認するために。パジャマをずり下げ指を潜り込ませて弄ると・・・・・・。おちんちんは付いてなかった。やっぱり、僕は女だ。つるつるのまんこ。そして割れ目の先端にある飛び出た突起。そこに何かが付いている。鉄っぽい感触だ。弄っていると突起がどんどん大きくなってくる。そして身体に電気が走る様な感覚。不快なものではなく、とても気持ちいい。いつまでも弄っていたくなる様な・・・・・・思わず口から声が出る。
「あん。いい・・・・・・。う、はぁはぁ・・・・・・気持ちいいよう。指が止まらない、止まらないよう・・・・・・お母さん、お姉さん、気持ちいいよう」
指は割れ目の奥から滲みだしてきた変な汁でぐしょぐしょに。熱くネットリとしてぬちゃぬちゃと音を醸しだす。そしてその水分で指がふやけるほどに・・・・・・。指をきつく締まった割れ目の奥に滑らせた時、軽く意識が飛んだ。と同時に股間が生暖かくなっていく・・・・・・。
「しまった。お漏らし・・・・・・」
慌てて布団をはねのけ、ベッドを飛び下りた。床にへたり込むと床の冷たさがなんとも心地良い。パジャマの下はびしょびしょ。子供じゃないのに。シーツの上の黄色の水たまり。小さい頃のお母さんの怒った顔が急に頭を過る。すると涙が・・・・・・。ワンワン泣きだしてしまう僕。
「あらあら。どうしたの八代さん。また派手に失禁したのね。それにしても記憶が消えすぎたのって、何の副作用かしら。想定外の変なものが体内に蓄積されていたって事かしら? 」
「ドクター。そんな無責任な事を言わないで。私の事まで忘れてるなんて酷すぎます。話が違います! 」
大人の女の声とさっきまで居た女の子の声が耳に飛び込む。間近で見られてしまっているこの恥ずかしい様を。
「よしよし、もう泣かない。取り敢えずおしめ当てましょうね、お嬢ちゃん。お嬢ちゃんは病気のお子ちゃまなんだから、叱ったりしないわ」
「本当に? 叩いたりしない? 僕、病気なの? 」
「しないわ。でも言うことを聞かなかったらダメよ。お嬢ちゃんは軽い病気にかかってるの。お医者さんのお姉さんの言うことを聞いてれば絶対治るから」
「うん。お姉さんの言う事聞くから。叱らないで。約束だよ」
金髪のお姉さんと指切りをして約束をした。おでこにキスのオマケも・・・・・・。
「じゃそこのお医者様のお姉さんの言う事良く聞いて。いい子にしていればご褒美をくれるわよ、きっと。私は貴女の描いた世界地図の後始末をしてくるから」
「せっ、世界地図? 」
まずは金髪の子が僕のおしっこにまみれたシーツを取り替えてくれた。そしてお医者様のお姉さんが体を拭きながら僕の身体を診る。聴診器をあちこちに当てて。一通りそれをしたら次は目にライトを当て、喉に変なものを入れたりと。良くできましたと医者のお姉さんが話しかけてくれて診察終了。やっと落ち着けた。
「ご褒美欲しい? 」
「うん! 」
「それじゃとっても甘いアメをあげるわ。でもその前にシーツを取り替えてくれたお姉ちゃんにお礼を言って」
「金髪のお姉ちゃん。シーツを取り替えてくれてありがとう。もう二度としないから、叱らないで下さい」
金髪のお姉ちゃんにぺこりと頭を下げると、髪の毛がばさっと前に垂れる。お姉ちゃんはそれを見て自分の髪止めを外し、前髪を止めてくれた。それから僕に新しい下着とパジャマを着せてまたベッドに寝る様に誘導。
「ありがとう、やさしい綺麗なお姉ちゃん」
そう言うと今度は唇にキスを返してくれた。白い肌を赤く染めての真顔でのキス。お姉さんがとても色っぽく見え、心臓がバクバクした。そんな僕を知って知らずかカーテンを閉めて二人が出て行く。姿は見えないけれど、話し声は良く聞こえる。
「譲葉・・・・・・。これがあの譲葉なの? 容姿は大人なのに」
「ああ。軽い記憶障害とその絡みで相応の幼児退行が出ているな。でも、これは治るよ。僕っ子の記憶が残ってるし、お前を拒絶したりしてないし。但し小御門、お前がずっと一緒にリハビリすればだけどな。お前以外は不適だ」
「それは願ったりです。私が居なくては生きられない様に仕向けますから。で、こんなでも譲葉のお腹の子は平気なんですか? 」
「おそらくな。心は退行している様だけれど、肉体は元のままだからな。ただ精密検査をしていない今の段階では確定した事は言えないよ。これからの事だけど、お前も妊娠しているんだから。揃って産むためには小御門も向こうに行かないとダメだぞ? お前達の妊娠は普通の、神が遣わしたものじゃない。二人、お腹の子は共鳴する。お前達二人が長く離れると双方がキメラになる可能性は極めて高い」
「産まれるまでは一緒に。そのつもりです。このお腹の子達、愛の結果を、新しい命を手に出来るなら、どんな禁でも犯す覚悟です。渡欧の準備はしていますから・・・・・・」
アメくん美味しいな。それにしてもこの人達は一体何を話しているんだろう? 僕はまだ子供なのに、お腹の子供って? 僕に新しい弟? 妹? 妹が欲しいなぁ、あの金髪のお姉さんみたいな・・・・・・。あれ? 何だろうとても眠くなってきた・・・・・・。
「それでなんだけど、八代は今日のうちに連れ出した方が良い。白木が感づく前に。パスポートとかは手元にあるんだろう? 」
「ええ。荷物はまとめてありますね。ただ、それはイグニスの中のロッカーに有って、そこの鍵は白木さんが持っています」
「そうか。それなら私の手駒が対応できる。それにしてもここまで記憶を失うとは計算できなかった。白木とは話をとことんさせてから、納得させて送り出す予定だったのに」
「本当ですよ。その不始末を私がかぶらなきゃいけなくなってしまった。私の後継も決めなきゃいけないのに、白木さんとうまくいかないと行くのが遅くなってしまうかも」
「まあそう言うな。今病院で起きてる事に比べたら大した事じゃないよ。八代は薬が効いているようだし、この機を・・・・・・。さてとアイツに動いてもらうか、夜が明ける前に。私は少し疲れたから部屋で少し休むよ。何しろ年寄りだからな」
「見た目はとてもお若いのにね。判りました。それでは美味しい血肉でお回復を」
「マユったら・・・・・・。こんなに寝顔が可愛いなんて! 忘れてたわ」
もうすぐ夜明け。窓の外が白み始めている。私はお花摘みに行くために目を覚ました。私の横には熟睡しているマユが居る。その顔は激しかった夜のまぐわいを全く感じさせない。無垢な少女のようにとても愛らしい。夜のマユはとても激しく私を愛した。今までの空白を埋めるように。それとこれからの離別の為。
「まだ中に感覚が残ってる。あんなに太いモノを使うんだもの。相対だからマユにもあれが入ったんだわ。マユもこんな感覚が有るのかしら 」
そう話しかけながら、マユの髪を弄る。また尿意が・・・・・・名残惜しいけど部屋を出てお手洗いに。廊下は北側なのでまだ暗い。廊下の明かりはぽつりぽつりと有るだけなので、怖がりの私には・・・・・・。何とかお手洗いにたどり着く。その代償としてあり得ない位の冷や汗をパジャマに吸わせた。
「立花・・・・・・」
突然の私を呼び止める声。呼びかけられて身体が硬直する。恐怖で振り向く事が出来ない、そ、それでもからくり人形のように首を後ろに回すと・・・・・・。
「どうしたのそんなに引きつった顔をして。私よどうしたの顔を忘れたって言うの? 」
「萩野さん・・・・・・」
良かった、幽霊でも宇宙人でも無かった。安心した瞬間、脱力してへたり込む。と同時に失禁。ああ、またしてしまった。いつもなら夜はおむつのお世話になるんだけど、今日はマユとしていたから、下着は六尺だけ・・・・・・。
「立花、どうしたのまた失禁? どうしておむつをしてないの? ほら脱いで。着替えを持ってくるから」
いつもならさん付けなのに今日は呼び捨て。違和感が有る。そんな感情を知ってか知らずか萩野さんは、手慣れた手つきで手早く私を裸に剥いた。下だけで良いと懇願したのに、こんなに汗をかいているのでは・・・・・・と、全裸に。萩野さんのハンカチでおまんこのおしっこを拭い、次に身体の汗を拭き取る。身体が乾くと夏の早朝なのだけど不思議と寒くはない。手持ち無沙汰の私は、洗面台の鏡にヌードを写し、グラビアモデルよろしくポーズを取ったりして時間を潰す。大きくなってきたけれど未だBカップな私、だっちゅうののポーズをとっても今一決まらない。
「大きい人は、自分で自分の乳首舐められるって言うけど本当かな・・・・・・」
手でオッパイを掴んで伸ばして見ても痛いだけでちっとも届かない。
「立花、何してるのよ。オッパイなんか弄って。これ、着替え」
「これは・・・・・・」
「今の立花にぴったりのレザーのビスチェと新素材のベッドブーツ。ロングのサテングローブに革の首輪と。それに・・・・・・ディルドゥとアナルプラグ」
ビスチェ、いやビスチェ風のスレイブスキンと言った方が良いものだ。白色で胸の所は大きくくり抜かれ、ゴールドの細い鎖が縦に下がっている。そこだけはどことなく中東風な仕上げ。
ウエスト部分はコルセットの様に紐で締め上げてホックで固定する様になっていて、腰骨から下の所はガーター風になっているデザイン。腰骨の下、性器を隠す部分は何も無い。もちろん普通にはショーツをと併用するわけだけど。、私達は・・・・・・。
腕には花嫁がするようなロングの白サテンの手袋。この手袋自体はとっても好き。花菱の女は大抵これを付けて写真を撮っていて、昔から憧れていた。ビスチェとこの組み合わせは本来悪くはないと思うけど、私が・・・・・・というのはイヤだ。幼さを感じる私の小さい胸では似合わないから・・・・・・。
それより問題はディルドウ。アナルプラグはどうって事無いけど、あのディルドウは・・・・・・。マユと使った相対のよりも長く一回り太い。しかもゴツゴツいぼだらけ。入れたが最後抜けなくなってしまいにお腹を突き破られそうだ。一瞬夏にタイツかと思ったのは白のベッドブーツ。ラバー風だけどひんやりしていて伸縮性に富み、伝線などしないというなんとも不思議な素材。足の裏の所は厚くなっていてそのまま歩いても問題無さそうだった。
「嫌よ、こんなの。萩野さん、何時もの下着を頂戴・・・・・・。痛っ!」
洗面台に受け取った着替えを置いたと同時に走る熱い感覚。電撃? いや鞭だ・・・・・・。そうだこの痛みは一本鞭特有のもの。音だけ立派なバラ鞭とは違う。
「痛い・・・・・・。何をするの? 鞭は止めて。私が一体何をしたって言うの? 」
「判っていたつもりでも、やっぱりむかつく。最後だと思っていたから許したのに・・・・・・私よりあの女が良いの? 立花を捨てるって言うのに? 匂坂の臭いを私が消す。覚悟して」
今度は乱れ打ち。背中お尻と腿に火が付きが燃えている様に痛みが。汗が傷に滲みて心が折れる。
「止めて。もう止めて、お願いします。許してください、許して・・・・・・」
洗面台に突っ伏し許しを請う。鞭が止まった。顔を上げ鏡を見ると萩野さん、涙を流しながらとりつかれている様な顔で突っ立っていた。
「立花。私の気持ち判る? 」
「こんな事しなくたって、私は貴女の事・・・・・・」
そこまで言うと膝裏を脚で小突かれ床に崩れ落ちた。真っ赤に晴れ上がったお尻に石で出来た床が当たって悶絶声が出るのは腕を噛んで抑えた。冷たいから良いかと思ったけど、血が滲んだお尻にはダメだった。慌てて向きを変えてお尻を上にしてうずくまる。
「ねえ立花、まだ続ける? これからずっと言うことを聞いてくれる? 私も立花の言う事を聞くよ? それともいっその事・・・・・・」
首を刎ねる手の動き・・・・・・。
「殺す気なの・・・・・・」
本気に思えた。嫉妬の感情の行き着く先はやはり・・・・・・。
「貴女次第よ、立花。貴女を殺したら私も死ぬ。一人にはしない、一人は嫌」
「酷い事しない? 約束してくれる? なら・・・・・・」
「約束するわ。女子力を上げる為に、少し立花の身体を弄るけど、私も一緒にするから安心して。一人にはしないから」
「うん」
「じゃ、お尻に薬を塗ってあげる。ダリア先生から頂いた効果抜群のものよ。痛みは直ぐに消えるから。傷は少しかかるけど」
萩野さんがお尻に薬を塗っていく。なんだろう傷の痛みもそうだけど、心が変化していく・・・・・・。
「痛み、消えたわ、ありがとう。でも傷をつけたのは貴女じゃないの・・・・・・。お礼は変よね」
「そう。そこに気付く当り、まだまだね。薬の本分までもう少しかかるか。」
「萩野さん、何か言った? 」
「ううん。独り言よ。ほら、これでもう平気よ。ねえ、立花見て、私もあれを着てるのよ。立花を思って、お風呂出て皆に見つからない様にこっそり着て、自分で慰めてたの・・・・・・」
萩野さんが、パジャマを脱いでいく。まずは下半身から。見えてきたのはベッドブーツ。白色の光沢の有る素材がほっそりとした脚にマッチしている。ショーツは付けていない。次に上半身。私に持ってきたのとお揃いのビスチェを身につけている。くり抜かれたところからむにゅっとオッパイが飛び出してる。私よりも大きく羨ましい。両方の乳首には周りにクォーツのリングが付けられていてゴールドの鎖と相まって妖しく光っている
「良いでしょう? 煽情的で。立花も着て。これで校内を散歩するの。もちろん、これだけじゃないわ。ディルドウもプラグも前と後ろに入れてよ。もちろん私も。入れたままこの格好で腰を振って一緒に歩くの。想像するだけで・・・・・・ ダメ、我慢出来無いわ」
うっとりして指を挿入する萩野さん。その酔った顔は私を惑わせる。
「そんな事無理よ。部屋の中でなら良いけど、校内を散歩なんて・・・・・・」
「どうして? 今なら誰も見てないわよ? それにこのくらいの露出じゃ見られたところで、どうって事無いって。工事の人はまだ来てないし、見るのは、うちの生徒、教員、職員、食堂のおばちゃんくらいの者よ」
「どうって事あります! そんな姿を見られたら、もう此処に、学院に居られない」
「こんなの大した事じゃ無いわよ。私がダリア先生や片喰先生にされた事に比べたら・・・・・・。私なんて授業中の廊下で・・・・・・、全裸で後ろ手に縛られて歩かされたのよ。ディルドウ、ローターは勿論の事、お浣腸も二リットルも入れられて。それだけならともかく、ダストシュートに排泄よ。シスターのお話、ノートを取る音を聞きながら。逝ってしまった・・・・・・。まあそれはともかく、これから貴女の生活は変わっていくの。この分野でも貴女が引っ張っていくのよ。先生や先輩にいいように玩具にされるんじゃなくて。皆を導いていくの! 級長の立花がリーダーシップを取って。秩序のあるそして多様な性の悦びを切り開くの」
「なんで・・・・・・私なのよ。級長だからって・・・・・・」
「今は皆、バラバラにこういう楽しみをしている。私もそうだし、立花さんも、石蕗さん達も。でも、このままじゃダメ、些細な垣根を取り払わないと、私達は魔女に呑み込まれるわよ」
「魔女? 」
「蘇芳さんの一派よ。既に先生方を取り込んでいるし、上級生に顔が利くのを良い事に着々とシンパを増やしてる。心酔する女生徒を奴隷にしてる噂も有るし。クラスにも魔女の手に堕ちた子、何人も居るじゃない。特にアミティエの子・・・・・・」
「蘇芳さんの事を、悪く言わないで。いくら萩野さんだって言って良い事が有るわ! 」
「悪く言いたくない立花の気持ちは判るわ。かつて同室のアミティエだったしね。入学してからの大事なお友達だって事も理解してる。でも、嘘じゃないのよ? 立花さんだって魔女の元で関本さんを交えてイヤらしい事したでしょう? 私は立花だけで良いけど、魔女はそうじゃないわ。ニカイアの会を乗っ取り、理事を抱き込み全校を支配下に置くつもりよ」
「それは邪推よ。蘇芳さんはそんな子じゃないわ。大体話が大きすぎよ,誇張しすぎ」
「憧れは目を曇らせるって訳ね。まあいいわ。今はこれ以上蘇芳さんの事は言わない。でも立花はもっと自分を出さないと。もっと性に、快感に素直になるべきなの。そんな貴女を羨んでも蔑んだりする子は居ないわよ」
「でも、露出は抵抗があるわ・・・・・・過去のトラウマが。花菱の家での・・・・・・」
「仕方ないわね。少し譲歩。丸見えがイヤなんでしょう。なら模造紙を巻いてスカート風にしてあげる。でもスリットは入れるし裾はミニよ。刺激が足りないなら裾をハサミでカットして短くしていくから。そうそう濡れすぎると簡単に破けるから程々にね。胸の所は彩色してパッと見、裸だって判らない様にするから」
「一人じゃ嫌。萩野さんも、同じになるならそれで良い・・・・・・」
「じゃ、決まり。立花は匂坂さんの持ってるリキテックスを持ってきて。餞別に一式を貰ったでしょう? 色は白。40秒で用意しなかったらこの話は無しで、立花にはペナルティ。そうねーお尻を高く掲げて四つ足で歩いてもらうかな? で、私は模造紙を用意するから。糊とハサミを用意して立花の部屋に行くわ。ほら支度して」
萩野さんの目がいつになく鋭い。ペナルティをちらつかされて、自室に急いで戻る。イギリスに行くからこれを私と想ってと貰ったマユの画材の箱を開けて、リキテックスの白を持ち出した。白ならならビスチェと同化して目立たないと思った。ゴールドとも合うし。筆とお皿を用意していると、萩野さんが来た。
「用意できた? じゃ塗りましょう」
水に溶かして筆で塗る。ネットリとした筆の感触が乳首を刺激する。なんとも怪しい快感。自分でしてるから手加減が効くけど、人にされていたら・・・・・・。簡単に逝ってしまいそう。それは萩野さんも同じ様で顔が上気しているのが判る。お互い三角ビキニの様に塗りを仕上げた。萩野さんの飛び出た乳首に萩野さん自身で外していたリングの飾りを戻してお胸は終了。
「じゃ、今度はこれよ」
私を四つん這いにさせて、ディルドウの挿入。すでにぐちゃぐちゃのオマンコにするっと入っていく。ううっ、太い・・・・・・。キチキチだわ。ふう。なんとか・・・・・・。ある程度の柔軟性が有るけどこれ・・・・・・。こんなの入れて歩けるのかしら? 萩野さんがわざとらしくピストン運動させてくる。奥をぐいぐい突かれるたびに、みっともない声が出てしまう。
「もうこんなに感じてるなんて淫乱な級長さんだこと。まだ序の口なのよ? 」
「もう、ダメ。許して・・・・・・」
「こんなところで逝かせないわ。それにしても立花は調教しがいが有るわ。短期間でこれだけ開発されちゃうなんて、やはりあの人の見立ては・・・・・・」
「あん、止めないで。もっとして・・・・・・」
「じゃ、止める」
「いけず・・・・・・」
萩野さんは私をひとしきり弄んだ後、溢れ出た愛液を指ですくいとり、お尻の穴に塗りたくる。その間私は、言われもしないのにアナルプラグを手に取り、舌でベトベトに仕上げている。
「もう良いわよ貸しなさい」
言われるままにプラグを手渡した。次の瞬間お尻の穴に挿入。そんなにほぐしてはいないけど、痛みは無くぬるっと入っていく。この違和感、私大好き。なんと言うか、ジワーと来る快感。キッチリ収まったプラグの先に猫の尻尾の様な物が繋がれた。
「今度は私ね。立花・・・・・・入れて。この太いのを奥まで・・・・・・。子宮が壊れるくらいに押し入れて! 」
萩野さんがディルドウを私によこした。私は仰向けになり、萩野さんは私を跨いだ。段々と腰を落していく。私の顔の前には萩野さんのオマンコ。私以上に濡れている。そして熱い。
「早くー入れてー」
萩野さんに手渡されたディルドウを割れ目に押し込む。体勢の為か膣圧があり、思いの外力が要った。グイッて奥、子宮口に当たった時、よろけ私の上にしゃがみ込む。私のおでこにディルドウのお尻の部分が当り、更にグイッと子宮を突き上げた。刹那喘ぎ声をあげ、私の顔に愛液をジュワっと勢いよく噴出した。
「萩野さん痛いよ。重いよ・・・・・・。それに熱いわ、潮っておしっこなの? しょっぱい・・・・・・」
「ご、ごめんね。突き上げが凄くて・・・・・・。潮って多分おしっこだと思うわ。私も立花みたいな・・・・・・。今四つん這いになるから、今度は後ろに」
腰を上げる時、太いディルドウが性器に刺さっているのが丸見え。これは今私と同じ。私にはそれに加えてお尻の穴にもプラグの付いた尻尾・・・・・・。私にされたのと同じ様に、お尻の穴に愛液をまぶしていく。その間、同じ様にプラグを舐めてもらう。
「入れて。じらさないで・・・・・・」
あまりにもお尻の穴が煽情的で、ヒクヒクする様を見ていたかったのだ。でも催促されたんでは仕方ない。プラグを挿入した。
「ああ、良いわ。この感じみっちりした感じがたまらない・・・・・・」
入れるとまた愛液がダラダラ出てくる。私の同じA感覚派の萩野さんならではだ。プラグに尻尾を付けると今度は・・・・・・。
「落ちるといけないから、これで固定よ、立花」
ゴム管を股縄の様にして、ディルドウを固定。二人で交互に締め上げ端を股の付け根の脚に巻き、歩くとディルドウがオマンコを抉る様にした。これで歩いてる姿を思うだけで、ううん誰かが見て後ろ指指す様をイメージすると失神してしまいそう。
「それじゃスカートを作るよ」
その言葉が現実に引き戻す。萩野さんが白の模造紙を床に置き、ハサミでカットし巧みに折っていく。所々針の要らないホチキスで止めていき、3Mのメンディングテープでウエストの所を補強し擦れても痛く無い様に仕上げていく。するとあっと言う間に、立派のプリーツスカートの出来上がり。形を立体に維持するために横と後ろに何カ所がスリットが入れてある。
「すごーい。上手。器用なのね。ただ腰に紙を巻いて終わりかと思ってた・・・・・・」
「立花に着せるんだもの、変なのは作らないわよ。一応丈は、膝上の二十センチにしておくけど・・・・・・」
「けど? 」
「途中でどんどんカットしていくから」
「え、えー。これだって十分短いわ。だって尻尾が見えちゃう。これ以上短いとディルドウが・・・・・・」
「立花ディルドウがどうするの? 」
「見えちゃう・・・・・・」
「でも、カットしなくても多分結果は一緒よ。立花みたいな恥知らずだと濡れてふやけて千切れてしまうから。これ、片喰先生が好きなプレイだったの。先輩に潮を吹く人が居て、良くされていたわ。立ち上がる湯気、紙が溶けるみたいに千切れていって。それを見ると先生、フェイズが進んで覚醒するんだ。あの端正な顔が狂人みたいになって、一瞬で空気が変わるの・・・・・・」
「あの片喰先生が・・・・・・」
「立花の場合は失禁して同じ事になりそうねー。もう溜まってきたんじゃないの」
「酷い。もうしないわよ。しないわ。多分・・・・・・」
二人で見合い、鏡に映して見る。なんだかお揃いで照れる。これから露出に出るというのに、なんだろう、とてもリラックスしてきた。
「存外悪くないでしょう? 立花」
「ええ。これなら、外を歩いてもいいわね」
「じゃ行くわよ。立花! 」
部屋を出て、廊下を歩く。ベッドブーツは足音を消す。窓の外は黒からコバルトに変わり始めた。未だ静かな時の中、二人の少女の切なくも色っぽい息づかいと、紙スカートの擦れる音が暗い廊下を支配する。
「はぁ、はぁ、はぁ、あん」
「何よ立花、もう逝きそうなの? だらしないわ、まだ部屋を出たばかりよ」
「だって、ディルドウが・・・・・・。端の所を・・・・・・脚に巻いてあるから、踏み出すたびにズンと突き上げるし、中を抉る様にくねるし、クリに当たるところについてるブラシが刺激を・・・・・・」
「まだ、スイッチを入れて動かしてもいないのに・・・・・・。これじゃ先が思いやられるわ。くねりなんて階段だとこんなものじゃないんだからね? 」
「だってぇ。ここ学院の廊下なのよ。普段制服でシャンとして歩くのに・・・・・・。今私はこんなに恥ずかしくイヤらしい姿で歩いてる。あん、乳首が立ってきて目立っちゃう。少しで良いから休ませて。もう辛いの正気を保つのが・・・・・・」
オマンコから止め処なく流れる愛液。白いベッドブーツに幾筋もの筋を付けるラバー風なのに吸湿性が有り、足跡になったりはしない。しかし紙で出来たスカートは裾の辺りが溶けて千切れ、よりミニになってる。萩野さんのスカートはまだ最初の形をしている。私って底無しの淫乱なのかしら・・・・・・。
「仕方ないわね。ここで勝手に逝かれたら困るから、階段の手摺りに仰向けに寄り掛かりなさい。スカート一旦外しって。そうそんな感じに腰を乗せて。手摺りに背を付けて手を伸ばしてしっかりと手摺りを握りなさい。無理なら手袋を手すりに括るから。一つ言っておくと身体が滑り落ちるとディルドウが子宮にめり込むわよ」
痛そう。でも味わいたい様な・・・・・・。それを想像するだけで愛液がとろり・・・・・・。白濁した本気汁が割れ目に溜まる。
「ごめんなさいね。私ばかり感じちゃって。でもこんなポーズ、おまんこはむき出しだし、普通より乳首が目立って恥ずかしい・・・・・・。
「そうねいい感じに立ってきたわね。立花はクリも大きいけど乳首もまた立派。将来はピアスをタンデムで四つは付けられそう。それはさておき今良いものを付けてあげるわ」
「なに、痛いのはイヤよ」
「甘えるなぁ! 多少の痛みはスパイスよ。さっきの鞭だって良かったでしょう? 」
「うん・・・・・・。少しだったら我慢する」
「我慢ね。そのうちもっとっておねだりするようになるのに・・・・・・。これをつけるのよ」
それはアクリルの名札だった。普段は使わないけど、校外から講師や出張の歯科、美容室、カウンセラーが来る時に使うもの。私のフルネームと役職が彫り込まれている。一年時は黄色、進級するたびに色は変わる。でも何か違和感が有る。学院からの支給品は、安全ピンなのにこれは・・・・・・。
「そうそこのネジで乳首を挟む様に閉めるの。風紀委員に支給される特別製のを流用したの。立花さんとの友情の印。いや愛情ね」
「痴情でしょう? 」
「そうね。痴情が正解かも。名札、私も付けるわ。で、今まで私の左の乳首に付いていたこれなんだけど、この外したリング、立花の右の乳首に付けて。こっちのはバネだからうまく合わせてね」
右の乳首にリング。左の乳首に名札。これでお揃い、淫乱な女の正装。萩野さんが私を手摺りから下ろしてスカートを巻く。そして、ディルドウのスイッチを弱く入れた。
「うそ、止めて。私ダメになっちゃう。反則よ」
「こんな程度でなに音を上げてるのよ。十分休んだでしょうに。これはペナルティよ」
「萩野さんのサド。悪魔、鬼! 私だけは嫌、萩野さんも・・・・・・。入れてょぅ。一緒に・・・・・・」
「じゃ私もスイッチ入れるから。一緒に階段昇りましょう。手を出して立花」
萩野さんの手を取り、古い階段を喘ぎながら上る。ディルドウがおまんこでくねり、子宮を突く。クリに当たる部分は振動してクリを刺激し続ける。頭が快感に汚染されていく。もうそれだけが頭を、私を支配していく。少しだけ残った理性が、気付かれてはいけないと反応し、少しでも声を抑えるために空いている手で口を覆う。
萩野さんも同じ事をしている。お互い全身に汗まみれ。紙スカートのウエストの所に貼ったメンディングテープが無ければスカートはとうに落ちていってしまったに違いない。
「あと、もう少しよ。立花。あぁ、もう逝く、逝っちゃう。気持ちいいよう、はぁはぁ、おまんこが、お尻の穴が熱いよう。おまんこが痙攣してるよぅ」
「萩野さんも、逝きましょう、そう一緒に・・・・・・。あぁ、私も逝きそう。頭が真っ白。もう、逝く事だけしか考えられない。いやーダメ。このままだとおしっこが出ちゃう、出ちゃうよ・・・・・・」
「我慢するのよ、階段上がった横が被服室だから。そこまで我慢して。そこなら、そこならバケツが有るから」
階段を上がりきるところで二人は倒れた。立って居られないほどの快感に負けた。四つん這いのままドアの横のはきだしの戸を開けて被服室になだれ込む。掃除用具入れの横にあるバケツを投げる萩野さん。私は一も二もなくそれに跨がった。ジョーッと金のバケツを黄金の水流が叩く音が部屋の中に響きわたる。この解放感。私は気をやりまだがっていたバケツごと後ろにれた。自分出したおしっこにまみれ失神してしまった。
「気がついた? 」
「私、バケツごと倒れて・・・・・・」
「そうよ後始末大変だったんだから。床は拭いて、立花の身体は私が舐めて綺麗にしたのよ。舌が疲れちゃったわ。全身にかかってるんだもの、立花のしーしー」
「ごめんなさい・・・・・・私、本当に緩くて・・・・・・何か有るとどうしても出ちゃうの」
「いいのよ。そんなに卑下しなくて。そういうの込みで立花の事が好きなんだもの。おしっこ美味しかったよ。なんだろうコクがあるけど切れが有るって感じで」
「なによーそれ。ビールのコマーシャル? 苦いの私のおしっこ」
「苦くはないわ。本当に美味でした。苦かったのは、うんちの方」
「嘘・・・・・・。わ、私漏らしたの? うんちを? ここで今? ホントなの? 死にたい・・・・・・」
「漏らしてないわ、安心して。失禁してから綺麗にする時、ゴム管解いてディルドウを抜いて綺麗にしたの。その時プラグを抜いたら少し付いててそれを舐めたのよ。立花のだもん、汚くなんて無いから。気持ち悪い? こんな私」
「そうなんだ。それで・・・・・・。私、蘇芳さんにも舐められた事が有るの、うんちを」
「え・・・・・・」
「蘇芳さんに私のお尻の穴を指でほぐしてもらった事が有って、その時指を何本か入れてくれて・・・・・・。そうしたら私のうんちが蘇芳さんの指の爪の所に入ってしまっていてそれを・・・・・・笑顔で綺麗に舌で舐め取って」
「立花、貴女そんな事してたの! あの魔女と」
「蘇芳さんも美味しいって言ってくれて・・・・・・不思議な高揚とした気持ちに・・・・・・」
「立花、なに惚気たみたいに話すのよ。私を前に酷いじゃない? 」
「ど、どうしたのよ。そんなに怒って。蘇芳さんの話をしたのがそんなに嫌だった? 謝るから機嫌直してよ」
「じゃ今ここでうんちして見せて。プラグに当たるんだから、直腸まで来てるんでしょう? 」
「えっ、それはちょっと・・・・・・」
「ほらさっさと乗って頂戴。教卓の上でするないて背徳的でいいじゃない。早くしなさい。笞を打たれたいの? 」
萩野さんは手に裁縫用の竹尺を持ち、私のお尻をグリグリと小突く。教卓に乗り黒板に背を向けてしゃがむと。私の髪の毛を摑み乱暴に唇を奪う。舌を絡ませ唾液をすすりあうと、萩野さんが誰にも知らないピュアな立花を見せてと囁いた。逡巡の末決断を下す。
「うん。貴女になら・・・・・・」
しゃがんだまま足を動かして黒板の方に顔を向け、黒板の方ににじり寄り身体を教卓の端にしてお尻が真ん中に来る様にする。
「うれしい。立花が初めて人の前でする、う・ん・ち。かぶりつきで見てあげる。ううん、見させて。誰にも見せた事無い立花を見たいの」
そんな言葉が麻薬になった。萩野さんの懇願を受け止める私。でも気張っても中々出ない。そこに滞留しているそれは間違いないのだけど・・・・・・。
「出ないの? 立花、ほぐしてあげるね」
言い終わらない内に、私の穴に萩野さんの指が。一本、二本と侵入してくねり始める。慣れている? いや匠の技? 何にしても上手。関本さんたちが下手とは言わないけど、次元が違う。先生方に厳しく調教されていただけの事は有る。たちまち便意を催す。
「で、出るわ。指、指を抜いて! 見て、見ないで、嗅がないで・・・・・・」
おかしい、うんちの音がしない。振り向くと極太の固いうんちを掌に受けていた。そして顔を寄せて臭いを嗅ぎうっとりとしている萩野さん。近寄せすぎて鼻にうんちが・・・・・・少し付いてしまっている。
「立花、これ貰っていい? 」
「萩野さんがしたいならそうして。もしかしたら・・・・・・そ、それ食べるの? 」
「うん。少しだけ。ここのエノキが残ってるところ。食べるのは身体にいいとは思えないから。親愛の印として。蘇芳さんには負けたくない。そうそう、私の出したものは先生方の間で人気だったのよ? 」
「私にも食べろって事? 変態! 萩野さん、貴女どうしようも無いくらいの変態ね。この学院、生徒も教師も皆変態よ。生徒に当たり前の様に手を出すし、する事はアブノーマルなセックス。生徒は生徒同士でマニアックにセックス。萩野さんも規律を正し導く風紀委員なのに食便する超変態、私も皆の模範たる級長なのにうんちを食させても平気な変態・・・・・・。私達狂ってるよね」
「立花、いいじゃない。一度っきりの人生だもん。此処にいる間は自分に正直に生きようよ。どうせ卒業したら親の言いなりの人生が決まってるんだから。で、お願いが有るんだけど・・・・・・良い? 」
「何でも聞いてあげるけど、先にそれの後始末をしないとね」
「そうそう、ペットのうんちはキッチリ持ち帰らないと」
「ペットなの? 私・・・・・・」
「私だ、開けろ」
エレベータを降りエントランスで眼底の血管と声紋でロックを解除する。
「お帰りなさいませ、ご主人様。お食事を先になさいますか、それとも入浴を先になさいますか? 」
別荘の最上階。屋上の塔屋の所に有る私の自宅。外からは見えない造りだ。此処に来るのに直通のエレベーターを使うしかない。階段では来られない造り。非常時? それはちゃんと考慮している。無問題だ。
何しろ私は疎まれている。スキルの裏返しだから納得はしているとはいえセキュリティーの問題は少々ウザく思うこの頃だ。出迎えはメイドのチーフと侍女が五人。他に料理担当が二人。それと人モドキがいくつか付く。侍女が私にとりつき、服を脱がせ身支度を整える。これで外の私とおさらばだ。
「チーフ、今日は先に風呂に入る。そうだな食事は肉にしろ。種類は問わない。そうだな食後にワインを貰おうか。あとは任せる」
「承知しました。お任せ下さい。ご期待に沿うものをご用意いたします」
「今日の牝は誰と誰だ? 」
「五十四号と百十三号とDNNを二匹で御座居ます」
「そうか、風呂に呼んでおけ。今日は可愛がってやるからと伝えておけ」
「かしこまりました。侍女も一人ご同席宜しいでしょうか」
「なんだ? セキュリティの問題でも有るのか? 」
チーフがこう言うのは珍しい事だ。何か有るのだろう。
「五十四号の事ですが、今度学院に来る転入生の身内の様です。ファビアナと言う子が五十四号の娘の様でして、密かにコンタクトを画策、今の所はまだ成功していないようですが。万が一ですけれど洗脳が戻ったりしますと・・・・・・。その事でご主人様に何かが有ってはと・・・・・・」
そんな事か。心配症だなチーフは。
「大丈夫。但し、同席してくれると助かる。チーフ、君を指名する」
「私で宜しいのですか? 」
「もちろんだ。他にチーフは居ないだろう。それとも不満か? 」
「滅相も御座居ません。望外のご指名、謹んでお受け致します。不束者ですがよろしくお願いします」
「それじゃ頼む。色々ゆっくりと話を聞かせてくれ」
全裸で廊下を歩き、後ろを侍女が続く。私の存在はここでは絶対だ神と同じ。安心して後ろを許せる。侍女は私が創りあげた最高のバイオサイボーグ。決して外に出したりはしない。外に出したらそれこそ驚天動地。外より二十年は進んでいる自負がある。此処には人の未来が有るのだ。
「そうだ写真をくれないか、ファビアナのだ」
「これです。こちらが簡単なプロフィールになります。詳細なものが必要でしたら食後にお持ちします」
突飛の事でも直ぐに結果を出してくる。私の作品は完璧。ストレスフリーだ。下がらせてから写真を見る。この女か。
「まだ子供だな、でも仕込み甲斐がありそうな良い作りをしている」
資料に目を通すと、すでにスパイ活動をしているらしい。不正なアクセスがここに有ったそうだ。入ったばかりの人間が指示が有ったとしても本当の入り口を見つけられるわけが無い。
白木一派が動いているんだろう。全く白木も食えない奴だな。承知の上で泳がしていると言うのに。この分だと転入生は全員刺客かもしれないか。まあ、歯向かう奴はどうなるか思い知るだろう。ちょうど新しい駒が要るしな。アイツが帰ってくることだし!