※この作品はR-18です。

白羽蘇芳という生き方   作:抱き枕50

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人外

「気がついた? これから素晴しい事が始まるの。林檎、小夜花ちゃんが目を覚ましたよ! 」

 

 苺姉が私を呼ぶ。それじゃ始めますか。ギリギリまでしなかったニトリルの手袋を嵌めて準備完了。苺姉は感触が好きらしく早くから嵌めていた。少しフェチの気が私より強いみたい。

 

「今行くから待ってて。苺姉は舌を噛ませない様に見ていて。何しろ長いからね」

 

「ラジャー」

 

「ちょっ、やめへ。くひぃをおもひゃにしないへ・・・・・・」

 

 苺姉が口の中に強制的に開かせる金物を入れた。先生が口腔外科から借りてきてくれたもので、出来の悪いプレイグッズとはモノが違う。これで万が一の舌の折損事故は避けられる。何しろ小夜花ちゃんの舌は蛇の様に変化してしまっている。果たして人の舌と同じに考えて良いか誰も判っていないから安全第一に行かないと。

 

「小夜花ちゃん少し辛抱してね。いいよ、オールグリーン。まずはお薬を苺姉、用意をして。小夜花ちゃん、身体が自由に動かせる前に見てもらいたい事が有るの」

 

「また、おもひゃにするの? 」

 

「違うよ。とっても良い事。ノープロブレムだよ。それじゃまずはお股開かせて頂戴、M字に脚を固定してっとね」

 

 四肢を自由にするのになんで拘束を? それはこれからする事のために必要だから。ズロースの様なダサい下着をハサミで切って脱がせると・・・・・・。体毛を損失したつるつるのオマンコがむき出しに。剃った抜いたというレベルじゃないエナメルの様な滑らかさ。その正面に鏡を設置し、上半身を背筋が伸ばす様に拘束されている小夜花ちゃんが自然にオマンコを凝視出来る様にした。

 

「なにほれ。こんなのいやー。ひろい・・・・・・もとのからはをかへして」

 

「こんなに綺麗なのに? 土手はつるつるで黒ずんでないし、びらびらもドピンクですごく綺麗じゃない? それにね・・・・・・」

 

 

 何もしてないのに割れ目からウインナーの様に飛び出しているむき出しのクリトリス。私は小夜花ちゃんの割れ目に指を入れてくぱっと開かせつつ舌でご挨拶。

 

「んー!」

 

 感じ方も大きさに比例する? 小夜花ちゃんはびっくりするぐらい大きな声をだして身悶える。とはいっても拘束されているからね。身体をくねらせるのが精一杯。

 

「クリちゃん・・・・・・こんなに大きいんだよ。何もしてないのに。それでまずはお薬を塗って」

 

 オペの時の看護師の様に苺姉が反応し、模型用の接着剤の様な蓋の内側に刷毛の付いたビンを苺姉が私に手渡す。

 

「それじゃいいものを塗ってあげる。苺姉カメラの用意はいい? なるったけ高画質でね」

 

「4K/60Pで記録するから、バッチリよ。こっちはいつでもOK 。林檎、まかせたよ」

 

 

「鬼。やめへ、ほらないで! 」

 

 小夜花ちゃんが自由の利かない口で抗議するものの私達は止めたりはしない。

 

 

「だーめ。これは先生の命令で私達には止める権限が無いんだ。小夜花ちゃん、学術資料として晒されても良い様に綺麗に撮ってあげるから安心して。顔にはモザイク入れるって先生から言質取ってあるから」

 

「ほんなことひゃないの。ほらないで! と、ひっへるの。いやー、いやよひて」

 

 苺姉から貰ったビン。中には赫いどろりとした液体が入っている。キャップを緩め刷毛に付いている余分な量を落としクリトリスに刷毛を滑らせた。塗って直ぐに色が抜けて透明になっていく。浸透した?

 

 

「あ、あ、あー。あが、あが・・・・・・」

 

「痛いの? 滲みるの? 我慢して。今だけだから刺激が苦痛なのは。これをしておくとこれからが楽になるんだって」

 

「あふい、いはい。たふけて・・・・・・」

 

「苺姉。アレ用意して」

 

「もう? 早くない? 先生は最低五分は待てと。先生! モニターしてるんでしょう? 判断して」

 

「先生良いでしょう? だってもう染み切ってしまってますよ? 先生! 」

 

 「・・・・・・・・・・・・・」

 

「先生! 」

 

「沙沙貴。進行を許可する。但しダイヤルは3迄だ。それ以上にはするな。まだ一度も試していないのだからな」

 

「はい。それでは留意して開始します」

 

 苺姉が、鉄道模型のスライダックの様な機械が載ったワゴンテーブルをベッドの横に。コンセントにプラグを挿してパイロットランプが付くのを二人で確認し先生に報告。

 

 一旦電源を落して小夜花ちゃんに使うプローブを箱から取り出して機械に接続する。先端にリングが付いている棒で・・・・・・そう、茶漉の枠だけの金属部分に樹脂の軸が付いているシンプルな作りだ。先生曰くかなり高価だというけど、門外漢の私にはとても信じられない。もう一度電源を入れると金属部分がブーンとうなる音を確認。マニュアルを見て正常な接続と判断した。

 

「それじゃ良く見ていて。良いことの始まり始まり・・・・・・」

 

 私が小夜花ちゃんのクリトリスを絵筆でいじり立たせ、それを中心にしてリング状のプローブを肌に当てた。

 

「苺姉、まずは2でお願い」

 

「らじゃ。録画は始まってるから。磁界の中でもレジがずれないっての良いね」

 

 じじくさい事を言う苺姉がダイヤルを回すと・・・・・・。

 

 

「ひー。ひゃーやめへ」

 

 絶叫する小夜花ちゃん。そしてリングを綿あめを作る様に肌からすーっと引き上げていくと・・・・・・。

 

「マジ? これって・・・・・・」

 

 驚く苺姉。私も目が点になった。聞いていたとはいえ目の前の事が信じられない。

 

 クリトリスが肥大し何と比較すればいいのだろう・・・・・・電池の・・・・・・そう単二の太さぐらいに。そして伸ばしていくと長さは電池二本ぐらいまで伸びていった。てっぺんは丸みを帯び制汗剤の普通サイズと言う感じ。男のペニスと異なりカリや裏筋は存在しない・・・・・・。

 

 表面はピンクのままで標準時と変わらないけれど、バラの棘? いやシャンプーブラシの様な円錐形の小突起が肥大したクリトリス全体を覆う。さらに引き上げると機械のエネルギーが途切れたのかプシュっとしぼんでいく。それでも元の大きさに縮むのではなくそこそこ大きいままだ。

 

「先生。しぼんじゃいました」

 

 

 即返事が有るものと身構えていたけど、暫しの間が空いて何だかいつもと違う声で返答が有った。

 

「その状態でトレーの上に有る、黒い粒の付いたベルトをクリトリスの根本に巻きなさい」

 

「根本の根本? 」

 

「くだらない事を言ってないで早く。小さくなりすぎるといろいろと厄介です。貴女達は私達の代理なのですから指示を守って下さい」

 

 苺姉に件の物を取って投げてもらった。腕時計のベルトの様なモノを未だ太いクリトリスの付け根に巻く。さっきの視覚情報から太さを調節し、巻き終わった事を天井のスピーカーに報告すると・・・・・・もう一度さっきと同じ事をしろと。そしてダイヤルは5に上げてと強い口調で。今度は何時もの先生の口調だった。

 

「小夜花ちゃん、もう一度するよ。苺姉ダイヤルは5でお願い」

 

口では5と言ったけれど指で4を示した。困惑する苺姉。5じゃなくて本当にいいの? という視線をジェスチャーで無言で説得。なんかさっきの見知らぬ声が気になって安全策を独断で取った。

 

「小夜花ちゃん? 」

 

 顔を見ながら話しかけたのだけど・・・・・・抗う気もないくらいにショックだったのか死人の様に無反応。取り乱すよりは助かるのは本音。私だったら・・・・・・。

 

「セットしたから・・・・・・。行くよ。先生、始めます! 」

 

 苺姉に手で返事をしてから。プローブを手に取り再び引き上げる。今度はしゃぼん玉を引き上げる様にゆっくり丁寧にしてみた。

 

「ひゃっ、さっきよりも・・・・・・極太! 」

 

 苺姉が素っ頓狂な声を。私も思わず嘘! と口走ってしまったほど。そう、太く且つ長くそして突起も密に立派に・・・・・・。太さは単一の電池。長さは二本半と言ったところだろうか。制汗剤の徳用サイズを少し短くした、そう部室で榊杏に苺姉が犯されたディルドウと同じくらいのモノが其処にそそり立っている。

 

 今度のは根本のベルトが効いている様でプローブを外しても萎んだりはしない。変わらずに凛として天を突いている。

 

 

「其処にローションやゼリー、グッズが色々と有るだろう? それで可愛がってやってくれ。やり方は沙沙貴にまかせるよ」

 

 躊躇する私。判ってしている事なんだけど、この凶悪なブツに手を出すのは・・・・・・。怖い。かつて見た父親のブツ程グロテスクじゃないけれどそれでも・・・・・・。

 

 

「林檎、代わって。私がするから」

 

 苺姉か私を手で排除しウインクを。小夜花ちゃんのそそり立つブツに口づけをした。舌でチロチロ舐めると・・・・・・。

 

「うーうーうー! 」

 

「へへ、まずはご挨拶。どう? 感じる? それじゃまずは推奨のミントフェラをするよ」

 

 苺姉がフリスクを口に含みバリバリ嚙み砕いていく。それを口に入れたまま小夜花ちゃんのそそり立つブツに貪り付く。生々しい光景。直視出来ない。思わず目を伏せてしまう・・・・・・。

 

「りんほ。みへなひゃはめ。つひにりんほもするんよ・・・・・・」

 

 苺姉の言葉に薄目を開けて見る。いや、その前に小夜花ちゃんが発した喘ぎ声が私の好奇心をマックスにしていたのが正解か。

 

「ひー。あー。あー! 」

 

 口枷でまともに声がでせない小夜花ちゃんだけど、嫌がっていないのはハッキリと判る。苺姉は舌を動かしブツを舐め廻し、顔全体を動かし先端から中腹までをしゃぶっている。時折、どう考えても口の中に収まらない状態まで思いっきり深く銜えたりも。どれ位の時間していたのだろうか?

 私の方をちらりと見てブツから口を離した。小夜花ちゃんはずっと喘ぎまくって最後は荒く息をするだけで半ば白目を剥いている状況。でも小夜花ちゃんの目は白目のところも幾らか赤いんだけどね。

 

「次は林檎の番だよ。大丈夫。小夜花ちゃんのコレ、男のと違って変なモノを噴き出したりしないから」

 

 苺姉が私の腕を摑み、小夜花ちゃんのブツのところに。間近に見るブツはとても口にできそうに無い。決して不潔だからと言うのではないのだけど、なんというか禍々しい感じがして。躊躇する私に苺姉が耳打ちを。

 

「アイスキャンデーのホットバージョンだと思いなさいな。私が清めておいたから大丈夫。男のと違ってオシッコ臭くないからいいよ」

 

「でも・・・・・・怖い」

 

「私、小夜花ちゃんに望まずに生まれ変わった事をポジティブに思って欲しい。私達や蘇芳ちゃんに関わっての今度の事を後悔させたくないんだ。私これからずっと小夜花ちゃんの面倒を見ようと思ってる。だから私の分身たる林檎も愛してあげて。もちろん、林檎は貴女の一番の蘇芳ちゃんをモノにしてよ。そうそうカウパーが出ないから唾液をしっかり出してね」

 

 そんな風に思っていたなんて・・・・・・。すっと心が軽くなる。憑かれる様にブツ、いや愛おしいシンボルを口に含んだ。苺姉がまぶしたミントの味が口の中に広がる。

 

熱い!

 

こんなにも熱い物なの? そして固い。でも表面の突起はシリコーンの様に柔らかい。苺姉の真似して舌でチロチロとくすぐる様に舐めると 、脈打つ様にビクンビクンと反応する。それがとても可愛い。

 

フェラチオを嫌いな男が居ないと言うし、女もこんな屈辱的な事をしたがると言うのもこの反応が愛おしいからなのだろうか。

 

 

「林檎、もっと口全体で愛してみて。私がしていたのを見ていたでしょう? 心を込めて奉仕すれば、小夜花ちゃんも応えてくれるわ。見て、あの恍惚とした顔を」

 

 言われるままに、見よう見まねでシンボルを愛でる。上目づかいで小夜花ちゃんを見やると私の一挙手一投足に反応して感じている。息を荒くし涎を垂らし・・・・・・。

 

「林檎、顔も良いけど、小夜花ちゃんのマンコ見てみ? 」

 

 そこは洪水の様に濡れていた。ヒクヒクと痙攣した様に性器全体が蠢いていた。ここを貝に例えるのが良く有るけれど今の小夜花ちゃんのオマンコは正にそれだった。

 

 

「林檎代わって頂戴。ここからは私の時間。これからの全てをそこで感じていて」

 

 強引にどかされた私。背を向けて口をぬぐっていたら苺姉にグイッと振り向かされ、間髪を入れずに強引にキスを。考える間も無く何かカプセルを飲まされてしまった。

 

「何をしたのよ。うそ・・・・・・。身体が動かない。口も・・・・・・らめ・・・・・・」

 

 即効性が強い薬にあっと言う間にノックアウト。抱えられ小夜花ちゃんのベッドの足先にある丸椅子に座らされた。

 

「林檎。これからする事そこで黙って見ていて頂戴。その薬、四肢や顎とかは動かなくなるけど、その代わりに耳や感覚の働きを強化し、脳はオーバークロックで動作する特別な薬なんだよ。先生聞いてますか、していいでしょう? 」

 

「ああ。好きにしろ。根本と二人で逝け。ここからはモニターを切っておいてやるから安心しろ。終わったらコールで知らせてくれ」

 

「ありがとうございます。先生。そして薬を調達してくれた方にも御礼申し上げます」

 

 

 天井のスピーカーに敬礼をする苺姉。暫し姿勢を崩さずそのままで居たけど、ノイズと共に通信が途絶えたのを確認したらしく行動を開始した。手始めに服を脱ぎ全裸になり全身にジェルを塗りたくる。保湿保温し且つ感じやすくなる成分が入っているらしい。

 

「小夜花ちゃんお待たせ。まずは、お口を自由にするよ」

 

 小夜花ちゃんに覆い被り乱暴に口枷を外し床に放り投げた。そしてぶつかるかの様な勢いで唇に吸いついていく。私から見えるのは苺姉の後ろ姿だけだが・・・・・・ドーピング状態の私の耳が二人のキスの音を目で見ている以上に的確に捉え続ける。舌を絡ませる音。吸引する音、荒い呼吸音。歯が擦れる音すら耳に入ってくる。

 

「小夜花ちゃん、唾液美味しい。なんだか癖になりそう。小夜花ちゃんはこういう拘束されているとトリップしちゃうんだよね。マンコが悦んで漏らしたみたいに濡れてるよ」

 

 

「うん。でもレザーよりは麻縄派なんだけど・・・・・・」

 

「そっか。そうだったね。それじゃ次はここを・・・・・・」

 

 

 苺姉はレザーの拘束具からくビリ出されているおっぱいを揉みまくってから舐めまくり、立ってきた乳首を執拗に責める。噛みが三割、舐めが七割ぐらいか。いや舐めか五割、吸うが二割に訂正。真っ白な肌なのに鬱血したおっぱいの所だけが真っ赤になっていて被虐感が強烈だ。

 

 

「あ、あ・・・・・・。いい・・・・・・。もっと噛んで! 吸って、しゃぶって・・・・・・」

 

「立場を弁えてくれない? これじゃ何か腹立つ」

 

「ごめんなさい。後で借りは返すから。苺ちゃんだって愉しんでるくせに。それにしても舌技が上手すぎるよ。おぼこい顔をしてるのに・・・・・・」

 

「おぼこい? つるつるだよ私。つーかクラス1のお姉さんなんだからテクニック云々は当たり前。経験値だって人並みに有るよ。林檎は知らないかもしれないけど。子供の頃大人しくて女の子みたいな男の子を玩具にしていた事が有ってね。少しは扱いを知ってる。精通も無い子だったな」

 

 ちょっ苺姉。おぼこいって言うのはかわいいって言う意味でお顔が凸凹って意味じゃないんだけど・・・・・・。それに林檎は知らないけどって、苺姉に変装してあの子を解放したのは私なんだよ? 気がついていると思ったけど、鈍いなあ。苺姉からあの子を忘れさせるのに、私がどんだけ苦労したのか・・・・・・。

 

 

「ひぃー! 許して・・・・・・」

 

「どう? 甘噛み、効いたでしょ。いい子にしてたらもっとしてあげるから・・・・・・。ダイヤル5にしてから大きさはともかく固さは4と違ってギンギンだね。いきなり5にしてたらヤバかったかも。林檎に感謝しなきゃ。それにしてもベルトが根本にくいこんじゃってて、見た目痛々しいよ。でもそれが良いんでしょ? 答えて小夜花。それに私の事をこれから様を付けて呼びな」

 

 わざと呼び捨てで呼ぶ苺姉。にしても小夜花ちゃんは苺姉が独断で再試行してダイヤルを上げてからは・・・・・・苺姉の繰り出す性技に恥も外聞も殴り捨ててあえぎっぱなし。

 

 最初はもろに悲鳴だったのに、今はなんとも艶っぽい。聴いている私も興奮がマックスに。しかし自由の利かない身体が私に逝かす事を許してくれない。

 

 ああ。誰でも良いから林檎にイヤらしい事をして!

 

 

「あん、ああ、いい。い、苺・・・・・・様。ク、クリトリスがカチカチで・・・・・・根本のベルトの所で千切れそうに痛いの。で、でもね今それがとってもいいの・・・・・・。あーん。もっと・・・・・・して。あのねしてもらいたいことが・・・・・・、その・・・・・・自分で・・・・・・」

 

「最後までちゃんと言ってよ。私林檎みたいに頭良くないからわかんない。言ってくれないとそのまま生殺しだよ? 小夜花はそれでいいの? 」

 

「良くない・・・・・・です。あのね・・・・・・身体の拘束を解いて」

 

 

「逃げる気? 」

 

 苺姉の声のトーンが変わった。さっきまで感じなかった怒気がこもっている。そして若干の悲しみも・・・・・・。

 

「違うの。苺様。自分でしてみたいの・・・・・・」

 

「自分で? 何を? 」

 

「じ、自分で銜えてみたいの。舐めてみたいの。私、身体柔らかいから解いてくれれば、出来ると思うの・・・・・・」

 

「ふーん。それなら解いてあげる。でもね・・・・・・」

 

 あえて続きを言わない苺姉。何を考えているのだろうか。顔さえ見ることができれば判ると思うけど・・・・・・。後ろ姿に無言では私にも皆目見当が出来ない。

 

 

「じゃ解くよ。うー苛つく! このDリングって奴はクソ解きにくいな。素手なら平気なのに・・・・・・」

 

 相当イライラしている様な口ぶり。乱暴に小夜花ちゃんを裏返しにして手首の拘束を外してからは二人でやり始めた。素手の小夜花ちゃんはさすがに早い。

 

 

「手錠持ってくるから其処で待ってな」

 

 苺姉が拘束具をかたして手錠を持ってくる間、小夜花ちゃんは逃げるでもなくひたすら自分でシンボルをいじりながらのオナニー。でも男がする様な力任せの手こきはしない。

 

 愛液をすくい取り手にまぶし、ニギニギするのが基本。真っ白で血管が透けている手、細くしなやかな指を絡ませ、そびえ立つシンボルを愛でる。愛液が銀の糸を引き、林立するスパイクに指を滑らせる様はとってもSFチックで・・・・・・。空山基さんが見たら絶対作品に反映すると思う。

 

 

「何? 気に入ったの? 小夜花」

 

「うん。男になりたいなんて思った事は無いのだけど、いざ生えてるのを見ると、深層ではこういうのは欲しかったのかなって」

 

「ふたなりに憧れてたり? 」

 

「それはあんまり無かった。私には縄が有ったから。縄が有れば私は女は思いのままに出来るからね。それに縄で肥後ズイキみたいに編めたし・・・・・・。でもこれからは・・・・・・」

 

「そっか小夜花は縛る人だったんだよね。蘇芳ちゃんを縛ったことある? 」

 

「有るっていえば有るけど、レクチャーするので軽くしただけ。蘇芳様を緊縛するのは恐れ多くて・・・・・・。それに蘇芳様には縛る人、縄氏になって欲しかったから。私、蘇芳様に縛られたかったの。それももう・・・・・・」

 

 

「そうなんだ。じゃ蘇芳ちゃんもいっぱしの縄氏に? 」

 

「どうかな。技術も基本だけだし、気持ち的にもまだそういう気には成っていないと思う。蘇芳様はその存在だけで圧倒できる人だから・・・・・・」

 

「だね。あの超美形の虫も殺さぬ深窓の令嬢も一皮むけば、レスラー裸足の暴力ゴリラ女だもんね。保健室の鍵を全部バールでぶっ飛ばした時は戦慄したよ」

 

 

「蘇芳様を悪く言わないで。アレは・・・・・・私達が悪かったの。まさかあんな事に・・・・・・あんな結末になるなんて・・・・・・」

 

 

 小夜花ちゃんの懺悔。流れ的に八代譲葉先輩の一件の事だろう。転入して直ぐの首締めの事では無いと思う。そっちは小夜花ちゃんの単独犯だから・・・・・・。

 

 

 アレ。

 

 小夜花ちゃんと関本さんが蘇芳ちゃん欲しさに仕掛けた事件で、結果的に蘇芳ちゃんは二度目の失恋に追い込まれた。

 

 恋人が早逝しどうしようもなくなった前と違い、二度目は正に事件。転入して来た関本ゆかり、根本小夜花の二人が暗躍し結果的に蘇芳ちゃんは恋人を寝取られてしまい、気高い恋人は罠に墜とされた。

 

 あらましを八代譲葉当人から知らされ、怒り心頭の蘇芳ちゃん。その不安定になった感情を仕掛けた二人に爆発させた。実例として殴る蹴るの制裁。その激しさに抵抗する気を消失させてから・・・・・・最後はサドっ気全開のレズレイプ。感情はどんどんエスカレートして周りの学院の先輩や先生、病院の人達等、何人もの人にぶつけて自分を保ち、相手の心に白羽蘇芳を浸食させて巣喰わせていった。

 

 変わってしまった蘇芳ちゃん。入院中の蘇芳ちゃんを想い、私が手紙をしたためた手渡した時とは随分変わってしまった。昔に戻る事が全て良しとは思わないけど、春頃の純な心を取り戻して欲しいなと思う。

 

 ああ、私が黒沼さんや譲葉先輩の前に蘇芳ちゃんと付き合えていたなら・・・・・・。仕方ない事だけど悔しい。

 

 

「それは今いいよ。終わった事をぐたぐた言わない。ねえ小夜花、今この状況を愉しもう。もー、猿みたいに弄るの止めて手を出して」

 

 がちゃりと手錠の掛かる音。資質の有る者は、こういう小道具てより深みにたどり着ける・・・・・・。

 

 

「これで今から私は苺様の奴隷。SM用のじゃ無くて、警察の本物の手錠ね。金属がひんやりして気持ちいい」

 

 顔にすりすりする音が聞こえる。このシチュエーションを愉しんでいる様だ。

 

「それじゃしてみて、小夜花」

 

「はい。苺様」

 

「さすがにバレエが上手なだけ有って身体柔らかいね。楽々届くじゃない。どう? 自分で自分の物を銜えるっていうのは」

 

 苺姉の問いかけには答えず、小夜花ちゃんは一心不乱にシンボルをしゃぶり続ける。じゅるる、唾液の音。っぱ、吸い込んで窪んだ口腔に空気が流れ込む音。にちゃにちゃ、空いている手でマンコを弄る音。ぬちょっ、お尻の穴に指を入れて広げる音。耳が鋭敏になった私には淫らな音が津波の様に襲ってくる。

 

「うわっ。小夜花って・・・・・・。淫乱にも程が有るわ。見ているだけで・・・・・・」

 

 苺姉が支給品のローターを持ち出して・・・・・・自慰をしはじめた。息を荒くして既に極みに近付いている。この異様な状況に皆がおかしくなってきている。それは私も・・・・・・。

 

 ああ、したい。弄りたい! 思いっきり手を使って・・・・・・。自慰、オナニー、マスターベーションしたい! でも四肢が動かせない。わずかに指が動かせるだけ。頭の中では恥知らずなエッチな林檎がいろんなことをしてるのに。現実は生殺し。狂ってしまいそう。いや狂えたならどんなに楽か。

 

 

「何時まで銜えてんの? 感想を聞いてんだよ私は。全く猿じゃないんだから・・・・・・。だらしない口からヘビの舌が出てるわよ。にしてもあり得ないぐらい卑猥ね」

 

 苺姉が身体を起こさせてシンボルを口から引き剥がした。もっと口汚く詰るのかと思ったのだけど・・・・・・。苺姉がした事は・・・・・・。

 

「小夜花、こっち見て」

 

 のしかかりながらのディープキス。それも慈愛に満ちて。小夜花ちゃんも前手錠に拘束された手を苺姉の頭後ろに回してがっしりとそれを受け入れている。

 

 くちゅくちゅと卑猥な音がするなか鼻をすする音が大きくなってきた。泣いている?

 

「苺様? 」

 

「心の汗だよ、クソなんで・・・・・・今・・・・・・」

 

 苺姉が小夜花ちゃんの顔を抱き、泣きながら髪の毛を全て失った小夜花ちゃんの頭を愛でる。

 

「髪・・・・・・だけど、私が何とかし・・・・・・するから。元に戻るまでは小夜花は私が守る。小夜花をからかう奴が居たら私が〆る! だから何時も一緒だよ小夜花」

 

 今度は小夜花ちゃんが号泣した。つられて苺姉も堰を切った様に泣く。涙も枯れた時、小夜花ちゃんが口を開く。

 

 

「お願いがあります。苺様の初めてを全部下さい」

 

「おいおい。小夜花も知っての通り、私は・・・・・・」

 

「私のこれは・・・・・・あんな安っぽい残念な玩具じゃないです。正真の身体の一部。これ以外は全部ノーカンですよ。それに・・・・・・お望みなら縄の味も・・・・・・ね」

 

 

「小夜花。いいのか? 筆卸が白羽じゃなくって」

 

「苺様が欲しいんです。苺様の女が欲しいの」

 

「小夜花、初奴。ああ、神様。あの時・・・・・・自殺を踏みとどませて下さって感謝します・・・・・・。小夜花、後悔させないから・・・・・・。頑張るからさ、今から一つになろう。こんな気持ちは初めて。これが本当の恋なのかな・・・・・・小夜花、私も小夜花が欲しい」

 

「恥ずかしいから止めて。それ以上言うと・・・・・・。私、本気になっちゃう。責任取って・・・・・・」

 

 

 二人のやりとりを聞いて私も泣いていた。悟られぬ様に無言を貫いて・・・・・・。小夜花ちゃんが無言になって再び激しいキスの音が部屋に響く。舌を甘噛みして互いの舌を傷つけ血を啜る。その血を互いに顔になすり付け笑う。そして・・・・・・始まった。

 

「最初は苺様が下になって」

 

 ゴソゴソとベッド上で身体を入れ換える二人。シンボルに白濁しねっとりした愛液を塗りまぶす音がする。

 

「やっぱり怖いわ。その大きさにこの固さ。そうだアレを使おう。最初に塗ったビン。あれは粘膜を柔軟にする秘薬なんだ。アレを私の此処に塗っておけば・・・・・・」

 

 苺姉があの薬を小夜花ちゃんの指に塗って、奥の奥まで指を挿入し塗って貰っているのが音で判る。ぬちゃぬちゃぐちょぐちょじゅるじゅる。指の音と共に苺姉があんあん喘ぐ。こんなかわいい声で啼くなんて・・・・・・。嫉妬の感情が沸き起こる。ああ。頭では理解しているのに、血がそれを許さないのだろうか・・・・・・。もし私がこうシチュエーションで蘇芳ちゃんと結ばれた時、苺姉はどういう感情を持つのだろうか?

 

 

「小夜花、もういいでしょ? 入れる前に逝っちゃうなんてイヤだよー。もう我慢できないの、ずぶっと入れて、奥まで突いて抉って。その棘棘で中を目茶苦茶にして」

 

 

「あらあら、お下品ですこと。ずっと黙って聞いておられる林檎様が悲しみますわ。でも苺様も女なのねとっても色っぽくて魅力的。教室の苺様は唯のお転婆っ子だけど、今私の下に居る苺様はすごくオンナしてる。愛液がどんどん出てきてますよ」

 

「ごちゃごちゃ言ってないでじらさないでー」

 

「折角褒めてるのに・・・・・・それじゃ入れますよ。もし痛くても我慢して下さいね。脚を抱えてっと」

 

「いっ、痛い。でもいい。もっと押し込んで。これが欲しかったの! 壊れるまで突いて! ああ、お腹の中が小夜花ちゃんの形になってるよぅ」

 

 苺姉が女の悦びをひたすら口にする。突かれる度に恥も外聞もなく。聞きたかったけど聴きたくない言葉の羅列・・・・・・。頭では逃げ出したい感情。なのに私の子宮は誰でも良いからしてくれる人、愛撫を欲しがっている。双子だからリンクしている? 血の契約をしたから? 二人のセックスが私を惑わせる。離反する頭と身体・・・・・・。

 

「逝くー! 」

 

「これで五回目ね、逝ったの。土手に刻んだ傷が5形になったわよ。苺様。指でこうするとSにも見えるわね。沙沙貴のS小夜花のS、スレイブの・・・・・・S、スネークのS。後で墨を入れてあげる。私を一生放さないって証に」

 

「小夜花がそれを望むならいいよ。私はもう小夜花無しじゃ居られないもの・・・・・・」

 

「苺様ったら・・・・・・それじゃ立場が逆。次は後ろでしてあげるから、私のこれをもう少し小さくして下さいな。このままだと入れられないし、もし入ったとしても苺様のお尻の穴を壊してしまうわ」

 

「だね。私もこの歳でストーマとかはイヤだし。小さくするからそれじゃもう一度横になって。林檎、手伝って・・・・・・。そうだ薬飲ましてたんだっけ。仕方ない一人でするか」

 

「大丈夫? ベルトを緩めると萎むみたいだけど、私自身ではここまで立たせる事が出来ないと思う。男の人は血で立たすのだと聞いたけど、私はどうなんだろうね・・・・・・。人外だから・・・・・・」

 

 人外の言葉が涙にかき消えていった。離れて支度をしていた苺姉はその言葉を聞き取っていなかったのだろう。突然の泣き声にどうしたと慌てて小夜花ちゃんの元に赴く。

 

「どうしたの。操作間違って痛くしちゃった? 」

 

「違うの。ただ・・・・・・」

 

「哀しくなって。だって私こんな身体になっちゃって。報いなのかしら。だとしたらゆかりもこんな風に変わってしまったのかしら・・・・・・」

 

「小夜花。そこまでにしよう。賢者の時間になってしまったのかな。お願いだから今は私の事だけ考えていて・・・・・・」

 

 屑っている小夜花ちゃんに苺姉がのしかかっていく。小夜花ちゃんの手錠をベッドの手摺りに絡ませバンザイの形に。プロセスの途中なんでシンボルは未だ大きいまま。小夜花ちゃんに馬乗りになってシンボルを手で導き、苺姉は自分の膣にあてがって腰を落す。

 

「あ、あ。奥までいっぱい。小夜花、貴女のモノが私の中で・・・・・・。ねえ、卑下しないで。小夜花は悩む事無いよ。私も気持ちいいし、小夜花もだよね? 」

 

「苺様、私もとろけそうなぐらいに気持ちいいです。もっと動いてくらさい。ぼんぼんして! 」

 

 苺姉が小夜花ちゃんの上で腰を振る。それもとても激しく。見えずとも判るくらいに感じられる。二人が突き合う度に喘ぎ声がシンクロして部屋の空気を震わせる。不思議な事にそれが感じにくくなってきた。しばらくすると激しく動く苺姉の姿がハッキリと見えてきた薬が切れてきた? たぶんそうなのだろう。耳が普通に戻り始め代わりに目が回復してきた。五感が元に戻り身体もぎごちなくも動く様に・・・・・・。

 

「苺様ー。もっともっとしてー。気持ちいいです。脳味噌がとろけちゃいます」

 

「わっ、私も小夜花のモノが子宮を圧迫して・・・・・・。こんなにいいの初めて。それにとげとげに私のマンコが絡みついて・・・・・・。二人で同時に逝こう、小夜花! 」

 

「一緒に・・・・・・。逝く!!!!!!!!! 」

 

 絶叫と共に二人が逝った。苺姉が失神した? 小夜花ちゃんの上から落ちそうになる。マンコが銜えているシンボルによって辛うじて踏みとどまっている。でも弛緩が緩めば落ちてしまうだろう。私はよろめきながら立ち上がり、苺姉を支えた。

 

「り、林檎? 私・・・・・・。酷いお姉ちゃんだよね。こんなの見せつけて。でも小夜花と私だけど・・・・・・」

 

「いいから。黙って! 」

 

 尚も話を続けようとする苺姉を唇を奪い黙らせる。なんだろう? 今迄と感触が違う。舌を絡ませ唾液を啜る。やる事は同じなのに。苺姉の意識が私に流れ込んでくる感じ。苺姉にも私の意識が流れている様な気がする。口を離し苺姉を抱き抱え、合体を解く。しかし貫くシンボルはマンコからなかなか抜けない。逝っても小さくならないからし、シンボルのとげとげが膣の中に絡みついてしまっているのもあるのだろう。全身が弛緩しているのにマンコだけが生きている・・・・・・。

 

「林檎、そんなに揺するとどんどん気持ち良くなっちゃう。根本のアレを緩めないと・・・・・・。それから私を持ち上げて抜いて・・・・・・」

 

「だね。待ってて」

 

 苺姉の身体から両手を離して、肩で体を支える。肩に載った苺姉の顔から涎が身体に掛かる。その熱さが不思議と心地良い。手をシンボルの根本に伸ばすと・・・・・・。

 

「熱! 」

 

 二人の肉、泡立つ愛液共に火傷しそうな熱さ。合体の解かれていない二人の肉に挟まれてなかなか解けない。

 

「林檎、は、早くして。林檎の指が私のクリちゃんに当たって・・・・・・。ああん。あんまり弄らないで・・・・・・」

 

「私もヌルヌルの指で其処を弄られると子宮が収縮して・・・・・・」

 

 小夜花ちゃんが言葉を切ったとたん熱い愛液が噴き出す。湯気の様に立ち上る淫臭に頭がクラクラしてしまう。それにしても耳元で囁く苺姉の声は超絶色っぽい。そうだ手袋。ニトリルの手袋をしていたのに気がついた。両手とも愛液でヌルヌルで手袋が外せない。何とか歯を使い引き裂きながら手袋を外して素手でもう一度チャレンジ。今度はするっと外せた。刹那萎むシンボル。それを苺姉の身体から引き抜く。萎んだそれはナマコの様で私が口でした時とは全然違った。

 

「苺姉、小夜花ちゃんの隣に寝てて」

 

 体勢が悪く半ば投げ出す様に壁と小夜花ちゃんの間に寝かせた。何だか夢遊病になっている様な苺姉。でもその顔は満ち足りていた。

 

「小夜花ちゃん、まだ続けるの? 後ろもするの? 」

 

「うん」

 

「こんな状態の苺姉とするの? 」

 

「うん。今日を逃したら出来なくなってしまうかもしれないから。だって林檎ちゃんだってこんな人外が未来永劫お姉ちゃんの彼女じゃイヤでしょ? 」

 

「私は・・・・・・。気にしないよ。だって苺姉の選んだ人なんだもの。榊先輩と違って小夜花ちゃんは、私とも血の契約をしたし、苺姉が小夜花ちゃんとセックスしてから、さっき苺姉とキスをした時に小夜花ちゃんの心を感じたんだよ。この感覚判るでしょ? 」

 

 そう言って小夜花ちゃんに吸いつく私。舌を甘噛みしながら舌を絡ませ唾液をそして傷ついた舌から血を啜る。小夜花ちゃんも私の舌を噛み血を飲み味わう。そして離れた。

 

「どう? 前に血を交換した時とは違うよね? 」

 

「うん。うまく言えないけど理解は出来てる。心が染みてくる。そうかこれが林檎ちゃんの想いなんだね。判ったよ。今日から家族だね。今更かもしれないけど不束者ですがよろしくね義妹ちゃん」

 

「うん。こちらこそ。お祝いにシンボルの設定してあげる。苺姉のお尻に合わせて。でもいいの? 」

 

「何? 私は言った通りにこれで苺様の初めてを貰う。苺様が貴女の事をどう思うかまだ判らないけどそれは変わりないわよ? 」

 

「そうじゃなくって・・・・・・。お浣腸とかで中を洗浄とかしてないから・・・・・・。その、ナニが・・・・・・汚れてしまうよ・・・・・・」

 

「何って? ん、あ、ふふ。そんな事を気にしてくれるなんて、実は経験者なの? 」

 

「違います。本で読んだ事が有って・・・・・・。それだけです」

 

「平気よ。トイレで拭く時、ドジッちゃって指が汚れたら指を洗うでしょう? それがナニに置き換わっただけ。終わったら普通に洗って綺麗にするわ。それに苺様ので汚れたってそれはそれで勲章かも」

 

 

「そうですか。そこまで言うならいいです。余計な事言っちゃってごめんなさい」

 

「いいのよ。耳年増なのね。蘇芳様もそういう所が有ったわ。書痴って似てるのかしら? 」

 

 笑顔で私を見る小夜花ちゃんだったけど、急にシリアスな顔になって私の腕をとり囁く。

 

 

「林檎ちゃんは、蘇芳様が求めてきたらどうするの? 蘇芳様は知っての通り何でも有りよ? ついて行ける? スカトロだって平気な口よ」

 

「そ、それは・・・・・・」

 

「一度スイッチが入ってしまうと、ブレーキなんてかからないから。私とゆかりがボコボコにされて容赦なく調教されたの見ていたのでしょう? 林檎ちゃんは蘇芳様の愛に応えられる? 受け入れるにしても行き着く先は・・・・・・。性器ピアスなんて当たり前。蘇芳様のあの大きな手でダブルフィスト。尿道拡張、肛門もかばがばにされて一生垂れ流し。無いとは思うけど四肢切断とか顔を含めて全身にタトゥーで人格を完全に破壊したり、フッカー事件みたいに箱女にされたり、人間便器にされて一生うんち喰わされたり。剰え性器除いてサイボーグに改造されてたり・・・・・・。それは冗談だけど」

 

「蘇芳ちゃんが一生私のモノになるのなら、ある程度は我慢する。ロボトミーや四肢切断はイヤだけど、恋人として私の感情、肉体を最低限を残してくれるなら・・・・・・。社会的に抹殺されても添い遂げたい」

 

「焼き印とか、ハンダゴテで人間メモ帳よって文字を刻まれたり、身体に爆弾を入れられて一日の半分はオナニーしないと子宮が吹き飛ぶとか、故意に病気に感染させられて身体が腐ったりしても? 腐敗した身体に湧いた蛆をタンパク質の補給よって無理矢理食べさせられても? インターネットで全世界に性奴隷として痴態を晒されても? 」

 

「さすがに其処までは鬼畜じゃないと思うけど・・・・・・。一生飼ってくれるなら。捨てないでくれるなら・・・・・・。行き着く先の死? 怖くないと言えば嘘になる。でも出来る事なら蘇芳様の手で殺されたい。直接手を下さなくても・・・・・・。見送ってくれるなら・・・・・・それでもいい。苺姉には悪いと思うけど」

 

「危険ね。そこまで依存しては・・・・・・何処かで歯止めを。苺様を悲しませないで。SMだって愛が有れば何をしてもされてもいいって訳じゃないの。其処は理解して」

 

「そうしないと私は・・・・・・。蘇芳ちゃんの物になれない。シカトされてハブられて、この先ずっと見てるだけはイヤ」

 

 そこまで口にすると、私は泣いた。体を震わせて・・・・・・。小夜花ちゃんと苺姉が私を抱きしめ慰める。苺姉は何も言わない。ただひたすら抱きしめるだけ。小夜花ちゃんは私が治まるのを待って口を開いた

 

「林檎ちゃん、蘇芳様はあり得ないぐらいの超弩Sだけど、裏腹に弩Mでもあると思うのよ。SとMは表裏一体だもの。私はその扉を開けなかったし、私自身がその扉を開かなくて良かったと今では思ってる。開いてしまったら最後、逆に蘇芳様の底知れぬ闇に取り込まれてミイラ取りがミイラになってしまったと思うから・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「でも林檎ちゃんがそっちに導くのを止めたりはしないわ。林檎ちゃんならうまくやれる気がするの。それでなんだけど、林檎ちゃんも苺様も縄を覚えてみない? 私が一から指導。肌に優しい縄のなめし方から身体を壊さない安全な縛り方、私が編み出したオリジナルテクニックで女にとって究極の快感を与えられるから・・・・・・蘇芳様も縄の味を知れば極端な事はしないと信じてる」

 

「うん。教えて。どれくらいでモノに出来る? 」

 

「夏休みから初めて,冬ぐらいかかるかな? これでもギリギリだと思う。最初は私が縛って身体で覚えてもらう所からスタートして、そして二人で役割を分担して実践。最後はそれを私が見極めて合否を。立派な免状を出してあげるわ」

 

「それじゃぁ履修の目標は姫初めでと言う事で頑張る」

 

「林檎がお正月なら私はクリスマスで! 」

 

「じゃ私はこれから大忙しね。落ち込んでなんて居られない! 」

 

 三人でハイタッチをしてハグをしていると、ドアがノックも無しに開いた。入ってきたのは槙先生と見知らぬ女性。連絡はまだしてないのに・・・・・・。

 

 

「なんでって顔だな。お前達三人にインプラントしてあるセンサーがアラート出してな・・・・・・。盛り上がってるところ悪いが、その話、誰にも話すな。仲間内で秘密厳守でやる分には私達は何も言わない。黙認してやる」

 

「そんな事なんで先生が干渉を? 」

 

「発言を許可してない、黙れ。一つだけお前達に忠告しておく。白木葉子には悟られるな。ばれる様な下手を打つ奴はラボに行って貰う」

 

「ラボ? 懲罰棟の事? 」

 

「そうだ。根本、お前ちょっと腕を出せ」

 

「はい、先生」

 

 小夜花ちゃんが腕を出したら、先生の連れの人が手を取り、二カ所お灸の様な物を乗せて火を点けた。

 

「熱い。何するの! 」

 

 振りほどこうと暴れる小夜花ちゃん。それでも連れの人は腕を放さない。見かねた私達が手を出そうとすると、先生が止めた。ゴッついサバイバルナイフを私達に向けて・・・・・・。

 

 

「もういいわ」

 

 無言だった人が口を開き小夜花ちゃんを突き放した。よろけて座り込む小夜花ちゃん。

 

「*******」

 

 何語だか判らない不思議な言葉を言うと小夜花ちゃんが頭を抑えて苦しみだした。

 

「もう、こんなに早く発動させる気はなかったのだけど仕方ないわ。人外になってしまった上に草のロックが外れかかる様な事をするなんて・・・・・・」

 

鬼の表情の見知らぬハーフっぽい女性。やってる事は姿に似合わず孫悟空を痛ぶる三蔵法師の様だ。小夜花ちゃんは本気で痛がっている。血の涙が出ているのが見えた。

 

 

「わ、判りました。お許しくださいませ。頭が割れてしまいます・・・・・・。わ、私は生涯秘密を守ります」

 

「いい心がけだけど、実践できる? この子達や白羽蘇芳とじゃれ合ってるうちは私達は何もしない。但し禁を犯したら判るよな? 根本小夜花! 」

 

「はい。貴女様にご迷惑をおかけしない事を誓います」

 

「よし。再度お前を封印をする。先生、人払いを」

 

「沙沙貴、お前達はこっちに入ってろ。なあに直ぐ済む」

 

「先生、小夜花ちゃんに酷い事しないで・・・・・・。小夜花ちゃんー! 」

 

「小夜花、小夜花! 」

 

 私と苺姉の願いは無視され、私達は先生と共に隣の部屋に押し込まれた。ナイフを片手に私達を牽制する先生。格闘技の経験者は伊達じゃない。どうにかしようにも全く隙が無い・・・・・・二人が連携しても音楽室の時の様には逃げられないだろう。

 

「お前達も今の記憶を消すから。根本が済んだらすぐに始める。心配するな、後遺症は出ないし、ここて今見た事、聞いた事だけを消すだけだよ。但し逃げるなら・・・・・・死んだ方がましと思える将来が待ってるぞ」

 

 

「嘘でしょ。そんな事が出来る訳ない。信じられないよそんな事。そ、それに私達に何か有ったら警察だって・・・・・・」

 

 先生は指をチッチッチッと横に動かして嗤う。何だろう何時もの先生じゃない。保健室に私達を拘束した時の狂気に満ちていた時とも何かが違う。マインドコントロールされているのだろうか?

 

「そこで一度記憶の処理を実施した検体を見ているのにか? 人外となった少女を見て抱いているのにか? 春から夏までにクラスから何人消えた? それに処置をするのはお前達生徒だけじゃないんだ。あっちももう始まった頃かな? 」

 

「一体何を企んでいるの? 先生は私達の味方なの? 」

 

「今は味方と思っていいぞ。ただそれは変わる事も有るだろう。人心は移ろいやすいモノだからな」

 

 私達が連れ込まれた扉が開いた。先生は話を切って私達を元の部屋に追い出す。部屋に戻るとタオルを顔に乗せた小夜花ちゃんがベッドの上に横たわっている。シンボルはすっかり小さくなっていて、さっきまでの男根然としたモノは何処にも無い。タオルの下にVRのゴーグル、スキンヘッドの頭に電極付きのヘッドギアが付けられているのに気付く。アレで記憶を?

 

 

「さてお嬢ちゃん方、直ぐに済ますから・・・・・・」

 

 声は優しいのだけど、その手に持っている注射器の邪悪なオーラが半端無い。逃げようと思ってもいい手が思い浮かばない。

 

「痛い! 」

 

 膝が鳩尾に・・・・・・。前のめりに崩れる私にのしかかり、手際良く注射器を首に差す。刹那朦朧となってしまう。

 

 後はされるがまま・・・・・・。さらなる薬を飲まされ電極付きのヘッドギアを付けさせられてから無造作に床に転がされた。最後にVRのゴーグル。目が閉じない? 何だろう視界が激しく歪み色が赤くなったり青くなったり黒くなったり。奇怪しくなっている。そして意識が有るまま・・・・・・バラバラに解体されて別の何かが組み込まれていく。そんな夢? の中に居た。

 

「林檎! 大丈夫か? 返事をして! ウォー、テメー、林檎に酷い事しやがって許せねえ。放しやがれ。放せって」

 

「今度は貴女が黙らせて頂戴。今ちょっと考え事がしたいから・・・・・・。さすがに双子だと虫の知らせ的にリンクするのかな? 養護教師としてどう思います? 処置したらヘッドギア同士をケーブルで繋いでみようかしらね」

 

「ゲホ、グェ・・・・・・」

 

 ああ。苺姉もやられたようだ。私のイメージに苺姉の黒い影が入ってきた。助けて・・・・・・お姉ちゃん・・・・・・。

 

 

「さてとこれで処理は終わったわ。後始末をお願いしますね。それにしても蘇芳さんに化けたのは楽しかった。ああいうトラディショナルな美人に対する扱いって全然違うんだもの」

 

「ドクター。何をおっしゃいますか。ドクターはその姿が一番魅力的ですよ。ブルネットのウエーブ髪と白衣が世界で一番似合います。美馬先生と鈴木先生は今何処ですか? 」

 

「世辞が上手いわねーキャロラインは。二人は地下よ。選別したナンバーズが相手をしているはず。変に能力をつけてしまった者は調教にて封印する。判ってくれるわね? 」

 

「はい。マイマスター、Dr.イルザ・バスキア様・・・・・・」

 

 

 

 

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