青の映写室 作:かめりあ
恋をするのは自由だ、と誰かが言っていた。いい世の中になったもので、身分違いの恋は禁断の関係に当てはまらないのがいまの世界。
そんな自由の時代なのに、おまけに小学校も卒業していないのに、わたしはおもいっきり禁断の初恋をしてしまった。
わたしは、血の繋がったおじさんに、恋をしている。
◆
「ただいま」
「おう、おかえり慕」
学校から帰ってくると、仕事をしていたおじさんがパソコンから顔を上げておかえりを言ってくれる。迎えてくれる人がいるっていいな。おかえりを聞くたびに胸がどきどきする。
「食卓におやつあるぞ」
「うん、ありがと」
おじさんの言う通り、食卓にはおやつがあった。つぶつぶドリアンジュースと…ちょっといいお店のチョコレイト。
チョコレイトだ。おなかの下のほうが、きゅんっとなって、耳が燃えるように熱くなる。
わたしとおじさんの、誰にも言えない秘密。おやつのチョコレイトは、えっちの合図。
◆
食卓の椅子をひとつ引き出して、食卓を背にセットする。大丈夫。今日はスカートだから、着替える必要はない。
「おじさん、準備できたよ」
「…今いくよ」
椅子に深く腰掛けて、おじさんを呼ぶ。おじさんはすぐに仕事を終わらせてこっちに来る。
「慕、あーんして」
「あーん」
大きく口を開けたわたしの舌に、おじさんが封を切ったチョコレイトを載せる。
「ん、そのままね」
「うん」
口を閉じて、おじさんの眼をじっと見つめる。けっこうにがくてちょっぴり甘い、大人の味が舌に広がる。
この瞬間が、わたしは一番好きだ。胸のどきどきはとまらないし、体温もどんどんあがっていく。
「…そろそろいいかな。慕、ちょうだい」
「…んっ」
おじさんのカサついた唇にくちづける。お互いの舌を絡ませて、わたしの舌の上でとろけたチョコレイトを唾液ごとおじさんの舌に載せる。
「ん……っ、んぅ…っ、んん…」
チョコレイトの味が消えて、おじさんの味しかしなくなってくる。お互いの唾液で口のまわりはべたべただけど、気にしない。
◆
おじさんの前でショーツをおろすのは恥ずかしいけど、おじさんの手でショーツを降ろされるのはもっと恥ずかしい。何度やっても慣れなくて、いつも顔を覆ってしまう。
「よいしょ、っと…もういいよ慕、座って」
「うん…」
椅子に深く腰掛けて、脚を大きく開き両脇の肘掛けに引っかける。左の膝に残したままのショーツが自然と目につき、いまからえっちするんだ…と実感が湧いてくる。
「まず消毒しとかなきゃな…」
露わになったわたしのそれを、おじさんがウェットティッシュでさっと拭く。アルコール消毒特有のひんやりする感覚に、おなかの下のほうがまた、きゅんっとなる。
「じゃあいくよ、慕…」
「うん…」
おじさんがわたしの開いた脚の間に頭を突っ込み、わたしのそれに舌を這わせる。生ぬるい温かさをもったおじさんの舌が、わたしの気持ちいいところを微妙に外して這い回る。
「ひゃっ、あっ…おじさっ、そこじゃっ、にゃっ…んっ、ちがっ…」
少し右、少し下。ポイントを外されるたび、わたしは焦らされてますます欲しくなってしまう。
「おじさっ、あ、したっ、したぁ…んんっ、みっ、えっ、ちがうのっ…」
おなかの下のほうのきゅんきゅんはもうおさまらない。おくのほうからどんどんあふれてきて、頭がだんだんチリチリしてくる。
「慕、指入れるぞ」
「んぇ…?」
言うなり、おじさんがわたしのそれに指を1本もぐり込ませた。おなかがひときわ強く、きゅーんっとなる。
「うぉっ、吸い付く…慕、気持ちいいか?」
「んっ…」
「よし、じゃあもう1本いくよ」
おじさんは指をもう1本わたしのそれに入れ、2本をそろえておくのほうをかき回しはじめた。
「ひゃあああっ、ああっ、あっ、あーっ」
頭に電流が走った。まるで電気ショックを受けたかのように、からだが勝手にびくびくと跳ねる。
なかをぐちゅぐちゅとかき回しながら、おじさんはついにわたしのポイントに舌を這わせる。
きゅんきゅんとビリビリが増幅して、頭のなかでなにかが弾ける。
「んあっ、あっ、ああああっ、あーーーーーっ!!!!!!」
◆
椅子の背もたれを前に椅子の上で膝立ちし、そのまま上体をたおす。ちょうど背もたれにつかまって、お尻を突き出す格好になる。
「もういいよ、おじさん…おじさん?」
「ん、ああごめんよ、ちょっと考え事してた」
「もう!」
「そうだ、これを置いておこう」
そういって、おじさんは食卓の上に鏡を置いた。ちょうどわたしの顔がうつるようになっている。
「この格好だとえっちな慕の顔を見られないからね」
いつもそんなにすごい顔をしているんだろうか。顔が熱くなる。鏡の中のわたしも真っ赤になっている。
「じゃあ、挿れるよ」
「うん…」
「…ごめん慕、もうちょっと脚開いてくれ」
「…こう?」
「ん、おっけ」
すっ、と軽く息を吸って、止める。おじさんがゆっくりと押し入ってくる。
「く…きつ」
「んん…ぁっ」
おなかが押し広げられる感覚は、何度しても慣れない。異物感というかなんというか、すごくゾクッとする。
「よい…しょっと」
「ふ…ぅっ、んぁ」
「よし、入った。…動くぞ」
おくにある気持ちいいところに、おじさんのが軽く当たって思わず声が出る。おじさんは突き出したわたしのお尻を軽く掴んで、ゆっくりと腰を動かしはじめた。
◆
ずっ、ぱちゅっ、やらしい音が静かな部屋に響く。おじさんとわたし、繋がったふたりだけの静寂につつまれた世界。
ずっと、このままだったらいいのにな。朦朧とする意識の片隅で、そんなことを考えてみたり。
「ごめん慕…もう」
「ん、いいよ。中に出して、おじさん」
「うっ…あ!」
パチン!頭のヒューズが飛んだ。おじさんの精液がおなかの奥に、トクトク注がれるのがわかる。鏡にうつる私の顔は、とっても幸せな顔。
◆
お楽しみの後は、掃除をしなければならない。精液と愛液にまみれたおじさんのを舐める。アイスキャンディーを舐めるように、丁寧に。
仕上げにおじさんのを口の中に収めて、ゆっくりと吸い上げると、おじさんは優しくわたしの髪をすいてくれる。
「かわいいよ、慕」
「おじさん、愛してるよ」
「ああ、俺もだよ慕」
「えへへ、じゃあ晩ごはん作ってくるね」
「おう、仕事して待ってるわ」
後半グダっててすみません。
多分今後も投稿間隔かなり開きます。