インフィニット・ストラトス ~世界改編でやりたい放題・寝取りハーレム~ 作:雨ざらしの鷲
感想で書いた一夏くんは次回出てきます。
遅筆なうえに展開が遅くて申し訳ないです。
8月中旬の某日。夏の夜に祭囃子と人の喧騒が響く。
神社の周りには提灯に覆われた電灯がついて風情のある明かりを灯している。
祭りを楽しもうと、篠ノ之神社には大勢の人が集まってにぎわっていた。
そしてそのにぎやかな喧噪の隅に、一人一人が目を引く、超ハイレベルな美少女たちの集団が。
「あ~!こっちこっち~!」
周囲の男どもから遠巻きに注目を浴びている浴衣の美少女集団、その一人の金の髪の美少女がこちらに気づいて嬉しそうに手を振っている。その子のリアクションでほかの女の子たちも俺に気づいて嬉しそうに顔を綻ばせた。周りの男どもはあの美少女集団に手を振られているモテモテの男の敵に嫉妬がこもった視線を向けてきやがった。
「おまたせ、みんな」
「遅いわよっ、まったく……、えへへ……♪」
俺が合流したことで、小柄で明るい鈴がいじけるように文句を言いながらも俺の腕に抱き着いてはにかむ。
鈴の浴衣は黄色を基調として、足元に近づくにつれて緑へとグラデーションがかかっている。帯の色はピンク色で、活発で可愛らしい鈴らしさが現れている。
俺が普段と違う格好で可愛さを出す鈴の頭を撫でてやると、鈴ははにゃーんと顔を綻ばせてくっついてくる。周囲の男どもの嫉妬の視線が心地よい。
「これが日本のお祭りなんだね、僕初めてだから楽しみだなっ♪」
金の髪を揺らして人好きする笑顔を俺に向けるシャルの浴衣は微かに青味がかった白の浴衣で青い朝顔の模様が清楚な可愛さを演出している。鈴に負けず劣らずの美少女に上目遣いに笑顔を向けられる俺への羨みの視線が一層強くなった。おお、怖い怖い。
「お祭りお祭り~♪ 楽しいな~♪」
「うむ、清野様とこうして祭りを楽しめるとは、感無量だ」
ブカブカの袖が余ったオレンジの浴衣を着て本音がほにゃほにゃと柔らかい笑みを浮かべる。かわいい。好き。
その後ろではラウラが腕を組みクールな笑みを浮かべている。態度はクールだが、髪型はシャルにでもやってもらったのか、いつもと違いツインテールで可愛らしく、そして着ている浴衣は膝上10cmの黒のミニスカ浴衣で綺麗な白い脚がエロい。
「ね~え、ご・主・人・様♥ おねーさんと簪ちゃんの浴衣はどうかしら?ムラムラしちゃう?」
「ちょ、ちょっと……!お姉ちゃん……!」
簪と刀奈はおそろいの桜色の浴衣で、胸元を広げていたずらっぽく笑う刀奈を簪が恥ずかしがって止めている。後ろでは、大人びた深緑色の浴衣を着た虚がほほえましく見守っている。
「ああ。ムラムラする。刀奈はノーブラか?」
「え、ええ。そっちの方が綺麗っていうし……、それに、ご主人様も好きでしょ?」
お姉さんぶろうとしているのに、恥じらいを完全に隠せていない刀奈は声を小さくしながら答える。
「ちなみに」と刀奈は小さく前置きをして続ける。
「もちろん簪ちゃんもノーブラよ。可愛い妹がダイタンになって、お姉さんビックリ♪」
「お姉ちゃん!!うぅ……もう……」
「大丈夫だよ~かんちゃん。私もおそろいだから~♪」
「こら、本音もお嬢様も、はしたないですよ」
「お姉ちゃんもおそろいのくせに~」
「だ、だからっ、それがはしたないとっ……!」
更識姉妹は布仏姉妹も交えて盛り上がる。すっかり仲良しでいいねえ。また今度、姉妹まとめて召し上がろうか。
「あ、あの……清野様……」
ラウラの脚や刀奈の胸元を舐め回すように眺めていると、鈴が抱き着いていないほうの腕の袖を引っ張られた。視線を向けると、紺青色の浴衣を身にまとったセシリアが恥ずかしそうな顔で俺の袖を摘まんでいた。
綺麗な金の髪に白い肌が相変わらず色っぽくてかわいい。青い花を模した髪留めで髪を束ねていて普段と違う可愛らしい印象がする。
「その……、チェルシーと一緒に選んだ浴衣なのですが……、わ、わたくしに……似合っているでしょうか……?」
「っ……」
「お~?まさくん、顔赤い~」
セシリアはおずおずと上目遣いに俺の顔をうかがって首をかしげて訪ねてくる。その可愛い仕草だけで世の男はころっと落ちてしまうだろう。俺もつい、見惚れてしまった。
「……ああ、すっげえ似合ってる。さすが、『俺の』セシリアだな!」
「!!は、はいっ♪ わたくしは清野様だけのものですわっ!」
俺は周りの男どもに思い知らせるように、『俺の』セシリアであることを強調して赤みが買ったセシリアの頬を撫でてやる。セシリアの表情が目に見えて明るくなり、嬉しそうに俺に抱き着いてきた。セシリアの胸が腕に押し付けられて柔らかい感触がする。ここまで嬉しそうに俺にひっつくなんて、従順でいい女だ。最近いっそう積極的になってるセシリアは可愛いな。
「ああ、ここにいたのか、みんな」
「あら、箒」
祭り会場の片隅で甘ったるい空間を形成する俺たちのところに巫女服を纏った箒が現れる。
さらなる美少女の登場に男どもの大半もついに心折れて目を背けた。
「みんな、今日は来てくれてありがとう」
「箒も、今日は舞を披露するんでしょ?楽しみにしてるからね!」
「箒さんの晴れ姿、期待してますわ!」
「い、いや、私の舞なんて、そんな……」
今日の祭りで箒は篠ノ之神社に伝わる神楽舞だとかを披露することになっている。だから箒は巫女服を着て待機している。
俺たちだけでなく、この祭りに来ている地元の人たちもみんな箒の舞を楽しみにしているようだ。かくいう俺も巫女服姿の箒の華麗な舞なんて期待してしまう。
箒は、照れもあるのか謙遜している。
「俺も楽しみだなあ。箒の舞」
「え!?ほ、本当か!?」
「ああ。きっと綺麗なんだろうな。箒」
「うっ、そ、そんな……」
「箒のきれいな舞、俺のために見せてほしいな」
「勝のために……」
俺は箒のやる気を引き出すために囁き続ける。
「………俺のために舞ってくれたら、後でご褒美をあげるよ」
「!!……わ、わかった……。頑張る、頑張るぞ……」
(やる気になってくれたな)
「さて、それじゃあそれまで俺たちは祭りを楽しむか。また後でな、箒」
「う、うむっ」
「頑張んなさいよ」
「しののん、ふぁいと~」
「ご褒美……」
箒も俺のためにやる気になってくれた。
さて、箒の出番までは浴衣を着た皆を愛でて楽しむとしようか。
「きゃ」
「あ……♥」
俺は腕に引っ付いたセシリアと鈴の肩を抱く。二人とも嬉しそうな声を上げて俺に体をゆだねてくる。二人とも良い匂いがしてドキドキしてくる。
「あ~、いいな~、二人とも」
「せっしー、なんか積極的~」
「そ、そうでしょうか?」
「う~ん……、確かに……。セシリア、何かあった?」
「な、なにも、ございませんわっ……!おほほ……」
俺に抱かれる二人に本音たちが羨ましそうに声を上げる。これは俺の腕は今日一日忙しくなりそうだな。
俺はセシリアの尻を撫でながら、祭りを楽しむ。
「お、射的だ」
両手に華を楽しみながら歩き回ると射的の屋台が出ている。
入学してからISの授業で銃を持つこともあるからつい、気になって目が行った。
「あ、あの、清野様……、もしよろしければ、わたくしと一緒に遊びませんか?」
つい射的に興味を向けた俺にセシリアが控えめに提案をする。せっかくの祭りだ。女の子が一緒に遊びたいって言っているんだから断る理由もない。
「おお、いいぞ。なんなら勝負するか?」
「は、はいっ!胸をお借りしますわ!」
「あっ!あたしも混ぜなさいよっ」
「あら、射撃では鈴さんには負けませんわよ」
「もう勝利宣言なんていい度胸じゃない。ぎゃふんと言わせてあげるわ!勝も、あたしのカッコイイ所見せてあげるわ!」
セシリアは俺が誘いに乗ってくれたことで上機嫌になる。張り合うように鈴も参戦して盛り上がってきた。
店主に金を払い、コルクの詰まった銃を手に持つ。たまには能力とかなしに純粋に楽しむことにする。
「頑張ってください、清野様!」
「お手並み拝見させてもらうわ」
台に肘をつき、まずはお菓子に狙いを定める。セシリアも鈴も俺の一発目を期待をもって見つめる。
(……!ここだ!)
深呼吸をして集中し、お菓子の箱の隅を狙い撃つ。引き金を引き、コルクの弾が発射される。
パンッ!!
ボスッ……
「………」
俺の弾丸は見事にお菓子の箱をスルーして逸れ、店の幕に当たって地面へと落ちた。二発目、三発目もだ。
……誰か何か言え、恥ずかしい。
「……、お、惜しかったですわ!清野様!い、今のは練習ですわ!練習!」
「………」
セシリアのフォローがかえって辛い。どうせ俺は才能ないですよ。改めて改変なしでの自分の無能っぷりにがっかりする。
「んじゃ、次はあたしの番ねっ」
鈴は銃を構えると、片目を閉じて集中する。揺れるツインテールが可愛い。
「えいっ!」
鈴が引き金を引き弾が飛び出る。鈴の弾丸は俺のへなちょこ弾と違って、ちゃんと狙ったキャラメルの箱へ当たり、揺らす。
「もういっちょ!」
鈴の二発目、三発目が再び箱に当たりキャラメルを落とす。
「どうよ!」
「へえ、やるじゃん」
「当然よ、当然!あたしだって代表候補生なんだから!」
鈴は嬉しそうに笑って俺にウインクをした。悔しい以上に可愛かったので頭を撫でてやる。
「えへへ……、って、子供かあたしは!」
「おおっと。嫌だったか?ごめんごめん」
「あ、いや、別に嫌じゃないけど……むしろ嬉しいというか……」
店主のおっちゃんからキャラメルを受け取った鈴は嬉しそうに俺にされるがまま頭を撫でられる。小っちゃくてかわいい。
「むぅ……、清野様!次はわたくしの番ですわ!」
「あっ、何すんのよ!」
「り、鈴さんばかりずるいですわっ」
鈴にばかりか待っていたせいでセシリアが少しむくれて、俺を鈴から引きはがす。
セシリアは俺にいいところを見せようと張り切って銃を持つ。
「清野様!わたくしの射撃をご覧くださいまし!」
「あ~あ、すっかり熱くなってる」
「……なんか、最近セシリアってあんたのことになるとすぐムキになるわね」
「いや~、モテる男はつらいな~」
「……本当よ、ばか」
セシリアが目の前にいるっていうのに、鈴と良い雰囲気になってしまった。鈴は俺の腕に抱き着いて体重を預ける。
「言っておくけど、セシリアもあたしも、凄いドキドキしてるんだからね」
鈴は小さくそう呟き、無言になる。鈴の髪から甘い匂いが漂う。
「……ここですわ!!」
セシリアが狙いを定め、引き金を引く。セシリアは弾を打ってすぐさまリロードをしてコルク弾が連射され、大きいクマのぬいぐるみが落ちる。
「や、やりましたわっ!清野様!鈴さんより大きいのを落としましたわ!」
セシリアは骨を取ってきた犬みたいに大はしゃぎで手に入れた景品を見せる。
「…って、鈴さん!目を離した隙に清野様と何かいいムードになっていません!?」
「別にいいでしょ。あたしだって、その…、勝の愛人なんだからっ」
「わ、わたくしだって……!清野様、わたくし清野様のために頑張りましたわぁ」
「……やっぱりなんか最近積極的ねぇ」
褒めて褒めてと言わんばかりにぬいぐるみを押し付けてくるセシリア。
クマのぬいぐるみなんて俺には似合わないから要らないんだが。
「あ~、よくやったぞ、セシリア。やっぱ射撃と言えばセシリアだなぁ」
「は、はいっ!」
セシリアの期待する目に負けて、頭を撫でてやる。セシリアは目を閉じて嬉しそうに堪能している。なんか、いけないことをしている気分だ。まだ今日は性的なことはしてないのに。
「んんっ……!あっ……♥」
(……頭撫でてるだけなのに、なんかムラムラしてきた)
頭を撫でているだけなのにセシリアは身をよじってエロい吐息を吐き出した。店のおっちゃんもなんかいけないものを見たかのように目を逸らしだした。鈴は引いてる。
なんか、最近のセシリアは変だ。
「あ~、キャラメルだ~」
「……何、これ?」
「本音」
変な空気に包まれた屋台に何も知らない本音と簪が入ってくる。
「あ、まさくんも一緒に綿菓子食べようよぉ♪ はい、あ~ん♪」
「あ、あ~ん」
「あ……」
これ幸いと俺はセシリアを撫でるのをいったんやめ、本音に差し出された綿菓子へと口をつける。セシリアは名残惜しそうに声を漏らした。
本音は狙ってやったのか、そうでないのかわからないが、自身が口をつけて欠けた部分を俺の方に差し出す。俺は喜んで本音の食べかけの部分に口をつけた。
「ん……、うまい」
「えへへ~♪」
口に含んだ瞬間、綿菓子は溶けて甘さが口に広がる。本音の食べかけだと思うと殊更においしく感じる。
「ねえねえ、まさくん。お返しにあの飴ほしいな~」
本音は袖の余った浴衣で包まれた手で俺の服を摘まみ、可愛らしく景品のレモンキャンディーを指さす。
「よし、本音のために俺がとってやる」
「わ~い♪ まさくん、かっこいい~♪ 大好き~♪」
このまま俺だけ何も取れないのもカッコ悪い。それに可愛い本音が俺を頼ってくれたんだ。やる気が出てきた。
俺は追加料金を払い、再トライする。
…………結論から言うと、俺に才能はないのがわかったので、おとなしくチートにたよってやりたい放題して解決することにした。
「お~、やった~♪ ありがとう、まさくん♥」
結局、チートに頼った俺と、そのことを知らずに甘えてきてくれる本音。本音を撫でて落ち込んだ心を癒す。
「わは~♪ まさくんにもらったキャンディー、味わって食べるね~♪」
本音のおっとりした声を聴いているとほっこりして癒される。やっぱり本音は最高だ。
(くそ、やっぱチート使わないと俺はこんなもんか。あ~あ、こりゃこの後のお楽しみで発散するしかないな)
世界を支配した俺だが、素の才能は周りの才媛の美少女たちとは比較するのもおこがましい。
それでもチート能力のおかげで完璧でいられている。今日はこの後、この能力を使って楽しむ。どんな人間だろうと、俺の能力の前には無力だ。
さて、箒の出番もそろそろだろう。
(これから俺と箒の仲を見てもらいたいからな、ちゃんと俺の手の平で踊って、来てくれよ?負け犬一夏くん)
次回、箒メイン回でいったん夏休みは終了して、この作品のメインである学園生活に戻る予定です。
その中で亡国企業やアーキタイプブレイカーのキャラも登場させたいです。