※この作品はR-18です。

Non title   作:杏呑

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2話の前の話かな…?


初めての学校。

「ざわ…ざわ…。」

 

今日は2-Fに転校生が来るという。

女と聞いて男子達は興奮していた。

 

「く〜っ!どんな子が来るんだ〜?」

 

「可愛けりゃなんでもいいぜ!」

 

「ふん、くだらん。可愛いのが存在するのは2次元だけだ。」

 

と、妄想していた。

 

「大和、どうしたの?」

 

「いや、何だか胸騒ぎがするんだ…。」

 

「?」

 

一子には理解が出来なかった。

 

ガララ…。

 

「お前達!席に着け!」

 

梅先生がキリッと生徒に注意し、朝の挨拶が始まった。

 

「えー。皆んなも知っていると思うが、転校生を紹介する。入ってこい!」

 

「は〜い。」

 

「「「「‼︎‼︎‼︎」」」」

 

その転校生に皆んな固まった。

 

「転校生の板垣辰子で〜す。よろしくね。」

 

ヒソヒソ…。

 

『あの人、カーニバルで騒ぎ起こした仲間じゃあ…!』

 

『どういうことだよ…⁉︎』

 

「何故あのメロン女が…!」

 

京は辰子に恨んだが、本人は気づいてはいない。

 

「あっ!」

 

「辰子。お前のー…ってどこに行く!」

 

辰子は晴れた顔で彼に近寄った。

 

「大和君!」

 

「や、やぁ…。」

 

「大和く〜ん‼︎会いたかった〜‼︎‼︎」

 

ぎゅっ!

 

「うわっぷ!く、苦しいー!」

 

「「「「えーーーー‼︎‼︎‼︎」」」」

 

皆んなはびっくりしていた。(特に京は殺しの目をしている。)大和に馴れ馴れしく抱きついているなんて風間ファミリーだって思っても見なかっただろう。

 

「これからはずっと一緒だね♡」

 

「ちょっ!辰子さん、皆んな見てるよ!」

 

『特に京が一番怖い‼︎』

 

「あの女許さない…。あの女許さない…。あの女許さない…。あの女許さない…。あの女許さない…。あの女ー…」

 

京の恨みの声に委員長はとても怯えていた。

 

「ち、チカちゃん…!み、京ちゃんが…。怖いです…。」

 

「こういうのは見ちゃダメだよ‼︎」

 

パァン!

 

「お前達!静かにせんか‼︎」

 

梅先生がムチを叩き、注意をはらう。

 

「えー辰子。お前の席だがな、まだ机と椅子を用意出来ていないんだ。だから大和‼︎」

 

「は、はい⁈」

 

「お前が辰子の面倒を見ろ。そして、学校を案内するように!狭いかもしれんが席は大和と一緒の席に座れ。」

 

するとヨンパチが。

 

「先生!何で大和ばっかりいい思いしなきゃならないんですか!大和のこんな光景を見ているとこっちの身が持ちません‼︎」

 

京も立ち上がり。

 

「先生!席を早く準備すべきです!でないと私がこの転校生を殺してしまいそうです!」

 

「黙らんか!福本はさっさとエロを捨てろ!京も転校生が気になるんじゃ、大和に相談しろ!以上!」

 

「大和君、私一緒の席で嬉しい〜。」

 

「はぁ…朝から疲れるわ…。」

 

これが辰子が初めての学校生活の始まりだった。

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