※この作品はR-18です。

Non title   作:杏呑

22 / 53
大和と燕。
他のキャラは出ません。


黒髮の看病

「はぁ…。中々出来ないよ…。」

 

神奈川の山中で燕が修行をしていた。

新しい平蜘蛛が開発され、それの特訓をしていた。

技を決めるのがとても難しく、汗を沢山かくばかりだった。

 

「燕さん。少し休みます?これ、スポーツドリンクです。」

 

「あ、ありがと大和クン♡」

 

大和は燕のアシスタントとして修行について来ている。

大和はわざわざ山中に降りて買い出しに行って来た。

 

「新しい平蜘蛛は慣れました?」

 

「全然だめ。扱うのが難しすぎるよ。普段の技だって中々決まらないし。」

 

「それでかなりの汗をいっぱいかいてるってことですか。」

 

「あ、あんまり見ないで…。」

 

休憩10分後に燕は立ち上がり、また平蜘蛛の特訓をし始めた。

 

だか、そこで悲劇が訪れる。

 

「はっ‼︎」

 

「……あれ?」

 

「は、波動が来ない…⁉︎」

 

すると大和が平蜘蛛に近づき「壊れたのかな?」と波動口を様子を見る。

 

「や、大和クン危ないよ!」

 

その時だった。

 

バァーーーーン‼︎‼︎ととてつもない波動を大和は受けてしまった。

 

「大和クン‼︎‼︎」

 

燕は大和に駆けつける。

大和は相当な重症を負っている。

 

「しっかりして‼︎大和クン!大和クン‼︎」

 

大和の意識がない。

燕は大和を担ぎ急いで病院へと向かった。

 

ーーーー

 

『………。あれ…。どうしたんだろ俺…。』

 

大和が目を覚ますと入院していた。

平蜘蛛をまともに受けたことは覚えてもいない。

 

「あ、大和クン‼︎⁉︎」

 

「あれ?燕さん…。どうしたの…?」

 

大和の意識が戻ると燕は大和に抱きつく。

 

「大和クン…!良かったぁ…。意識戻って…!」

 

「つ、燕さん…⁉︎どうしたの急に⁉︎」

 

「平蜘蛛の波動をまともに受けたんだよ⁉︎意識戻って来なくて…。このまま目を覚まさなかったら…!」

 

そう話すと燕は半泣き状態になる。

 

「そっか…。ごめんね。心配かけて…。」

 

と燕の頭を撫でて泣き止ませた。

 

「…。私の方こそごめんなさい…。本当にごめんなさい…!」

 

ーーーー

 

「大和君!入院してるって聞いて!」

 

「ひ、久信さん!」

 

「大丈夫かい?本当にすまなかった!僕の発明した平蜘蛛のせいで…!」

 

久信はとても申し訳ないように土下座をし始めた。

 

「いや、そんな土下座なんてやめて下さい!」

 

「おとん!そのことはもう謝ったから…。私にも責任あるし…!」

 

「とんでもない!元々平蜘蛛を開発した僕の方が責任重大だぁ!なんてお詫びをすれば…!」

 

「いや、もう十分気持ちはわかりましたから…!」

 

大和の入院している部屋はとても騒がしかった。

 

ーーーー

 

ー夜ー

 

「この様子だと、一週間で退院出来ますよ。」

 

「そうですか、ありがとうございます。」

 

看護婦さんが優しく大和に接していた。

 

「ではゆっくり休んで下さいね。」

 

「はい、ありがとうございました。」

 

「む〜…。」

 

燕がなぜが不機嫌な顔をしていた。

 

「燕さんどうしたの?」

 

「大和クン…。看護婦さんにデレデレだったね。」

 

「な、何のことです?」

 

「いやらしい目で見てたでしょ!」

 

「そ、そんなこと…!まぁそりゃ燕さんより胸結構デカかったし、ちょっと触れた時は柔らか過ぎたし…。美人すぎるし…。」

 

「もー‼︎大和クンのバカ‼︎」

 

「あ!燕さん!」

 

燕は怒ってしまったのか部屋を出てしまった。

大和は流石に怒って帰ってしまったのかと思ってしまった。

 

「はぁ…。燕さん怒ってるだろうな。言い過ぎたかな…。」

 

するとベッドの周りのカーテンが開く。

そこにはナースの燕の姿が。

 

「や、大和クン…。」

 

「つ、燕さん⁉︎どうしたのその格好?ってかどっからそのナースコスを持ってきたの⁉︎」

 

「細かいことはいいの!い、一週間…。」

 

「一週間?」

 

「私が大和クンの看病してあげるから…!」

 

燕が頰を赤らめて言うと大和は

 

「本当に?じゃあ…!」

 

「きゃあ!ちょっ…大和クン…!」

 

ベッドに引きづりぎゅっと抱きしめる。

 

「やぁん♡ちょっと身体中触らないでよ…!きゃっ♡」

 

「いいの、今はこうさせて。」

 

「もうバカ…。でもいいよ。一週間はずっと一緒だから…♡」

 

退院するまでは甘い日々が続いたのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。