川神学園のお昼。
チャイムが鳴ると生徒たちは学食に行ったり、お弁当を持ってくる。
「大和ー、お昼行こうぜ。」
「おぉ、行くか。」
大和は岳人と一緒に学食に行こうとした時、2-Fのドアが開く。
「あ、大和クン!」
燕が現れる。
2-Fの男子生徒は「おお!」と叫ぶ。
「燕先輩!2-Fに用でも?俺が何でも聞きますよ⁉︎」
岳人は燕の前で男らしさを演じながら察する。
「実は大和クンに用があって…。」
「え、大和…に?」
燕は大和の方へ行き手を掴む。
これを見た男子達は「大和ふざけんな‼︎」という顔をしている。
「一緒にお昼にしよ。大和クンの分のお弁当作ったの。行こ♡」
と手を引っ張って燕と大和はこの場を去った。
そして男子達は思ったことを口に吐き出した。
「「「大和ー‼︎‼︎ふざけんなー‼︎‼︎」」」
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屋上。
「はーい、どうぞ。」
「頂きます。」
大和の分のお弁当にはやっぱり納豆が入っていた。
とてもヘルシーだったためすぐに完食してしまった。
「ありがと燕さん、とっても美味しかったよ。」
「よかったー。大和クンが喜んでくれて♡」
「燕さんの料理に喜ぶのは当たり前ですよ。」
「大和クンったら…。あ、そうだ、お話があるんだった。」
「お話?」
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「撮影のスカウト?」
「昨日の帰りに声かけられて、名刺も貰ったんだ。」
名刺を見ると知らない事務所の名前が書いてあった。
大和は名刺を見た途端に怪しいと判断する。
「燕さん、知らない事務所の撮影なんか怪しいと思うから関わらない方がいいよ。」
「そうかなぁ。んー…でも大和クンがそう言うなら名刺捨てるね。」
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下校時間。
「結局福本は無断欠席か、何を考えてるんだあの馬鹿は!」
「ざわ…ざわ…。」
確かにヨンパチの無断欠席は珍しかった。
「ヨンパチどうしたんだ?俺様の携帯にも連絡は無ぇし。」
「…。」
大和は何か悪い予感がすると感じた。
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「やぁ、燕ちゃーん。」
「あ、どうも。」
昨日の帰りにスカウトしようとしたおじさんがまた燕に話しかける。
「撮影の件について考えてくれた?」
「あ、そのことなんですが、お断りしますね。」
といい、その場を去ろうとしたが。
「そっか…。じゃあ燕ちゃんのこんな姿見せてもいいかなぁ…?」
おじさんのスマホから大和と燕が教室でえっちなことしている動画を燕に見せる。
「え…!ど、どうして…⁉︎」
「こんなの見せられたら納豆小町の影響も大きく変わるんじゃない…?とんでもないことが起こることは間違いないよ?彼氏だって大会社の息子だからもしかして…。」
弱みを握らせニヤけるおじさん。
燕は仕方なく。
「…わかりました。」
と言ってしまった。
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撮影会の舞台は何故か上半身裸の男達が集まっていた。
「何…?これ…?」
「それじゃあ燕ちゃんはこれに着替えてね。待ってるよ〜。」
ニヤニヤしながら水着を渡すおじさん。
周りの男達もニヤけてる。
視線が気持ち悪かった。
「何これ⁉︎露出過ぎるよ!」
もちろん渡された水着はエロい。
明らかに燕はエロい撮影会と分かった。
だけど逃げられない。逃げたら大和にも影響が出る。
それだけは嫌だ。
「き、着替えてきました…。」
「おお〜。いいね〜燕ちゃ〜ん。」
燕のいやらしい姿を見て男達の下半身は凄く膨れ上がっていた。
うち1人はカメラのシャッターを連続で撮る。
「じゃあ早速撮影するかな燕ちゃん‼︎」
「きゃっ!」
「はぁ…はぁ…。たまらんなぁ〜。」
「いやっ!触らないで‼︎」
「んじゃあ力づくで撮影に協力してもうかなー!」
「「「待ってました監督‼︎」」」
と言い男達はパンツを脱ぎ出す。
『嫌だ…、嫌だ…!助けて…、大和クン‼︎‼︎』
「さぁ〜て始めますかね〜。おい、カメラマン!もっと近くにスタンバイ!」
「へーい。」
カメラマンは監督の元へ行こうとする。
すると。
「燕さん…!」
「え…?大和ク…きゃあ‼︎」
カメラマンは隙を見て燕をその場から離れさせようとした。
「おいカメラマン‼︎どういうつもりだ‼︎」
「カメラマン?俺はー。」
「お、お前は…‼︎」
「どうもキモいおじさん達。燕さんの彼氏です。」
「き、貴様〜!どうやってここに⁉︎」
「感だよ。感。」
と言い燕に長袖のシャツを被せた。
「これ着なよ。恥ずかしいでしょ。」
「や、大和クン…。ありがと…♡」
「邪魔をするじゃあお前をここに帰すわけにはいかないな‼︎」
全裸の男達は大和達を囲み武器を持つ。
「燕さん、ここは遠慮なく暴れよう。俺も武器の一つぐらい持ってるから。」
「うん!」
「やっちまえっ‼︎‼︎」
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「ご協力感謝します!」
キモいおじさん達は大和と燕にボコボコにされ、その警察の通報により逮捕された。
監督は大和を思いっきり睨んでいた。
「はぁ…。燕さん、大丈夫?」
「大和クンありがとう…。怖かったよ…。」
燕は大和に優しく抱きしめる。
大和の胸でごめんねと何度も口ずさんでいた。
「謝らなくてもいいよ。燕さんが他の人にやられるなんて絶対嫌だよ。」
「もう気をつけるからね…。」
「ところでそこに隠れてる奴!」
「ひぃ‼︎」
「お前、こんな所で何してんだ?ヨンパチ‼︎」
「や、大和!違うんだ!あんな仕事をするなんて知らなかったんだよ‼︎辞めようとしても怖くて辞められなくて、とにかくこれは…!」
「俺はその事は見なかった事にしてやるよ。」
「ちょっ!大和クン⁉︎」
「や、大和〜!わかってくれたか〜‼︎」
「その代わり梅先生にはこのことの話は聞いてるから。」
「え?どういう事?」
「なるほど…無断欠席の理由はそういう意味だったんだな…。」
いつの間にかヨンパチの背後に梅先生が立っていた。
間違いなく怖い目をしている。
「お前には今から地獄の特別授業を受けてもらうからな‼︎」
「ぎゃーーーー‼︎‼︎」
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「燕さん、結構えっちな水着を着て…。」
「ひやっ!シャツの中余り見ないでよ…。」
「助けたんだからいいじゃん。」
「む〜。でもいいよ、大和クンなら…。」
燕さんの家では甘い夜になった。