ー板垣家ー
祝日の日に大和は板垣家に遊びに来ていた。
天使とゲームしたり、亜巳のお手伝いとかをしてお昼ご馳走になったりとあっという間に半日が終わる。
亜巳は昼間に仕事のヘルプ。
天使は勿論ゲーセンに行ってしまった。
当然、今家にいるのは辰子と大和だ。
「あれ?もう何時だ?」
「ん〜?今4時半くらいかな?」
2人はおやつに辰子手作りのメロンのパフェを食べていた。
ゆっくりしすぎたのか時間を忘れていた大和。
「ご馳走さま。そろそろお暇するよ。」
「え〜!帰っちゃうの?」
「いや、明日学校だし…。」
「一緒にお昼寝しようよ〜!」
そう言って大和に飛びつく辰子。
柔らかな感触が包み込んでくる。
「ちょっ!辰子さん!今昼寝したら夜眠れないって!」
「大丈夫だよ。ちょっと寝るだけだから。」
「ちょっとどころじゃないでしょ。っていうか本当に辰子さん生活リズム整えた方がいいよ?」
「亜巳姉にも同じこと言われたよ〜。大和君にも言われるなんて…。」
不貞腐れる表情を見せる辰子。
だが、大和が心配して言ってくれていることはわかっていた。
「でも、昼寝しなきゃ気が済まないよ〜‼︎大和君〜‼︎」
「うわあああっ!ここで可愛がり地獄車しないで!」
「やめてほしいならお昼寝が条件だよ〜。」
「そ、それはないって…。」
久々の辰子の技に少しふらつく大和。
けど必至にお昼寝を防ごうとしている。
「何がダメなの?お昼寝したくないの…?」
少し泣きべそをかきそうになる辰子。
しかし大和ははっきりと
「明日。学校があります。
最近辰子さんは授業中に寝てます。
梅先生に怒られてばっかりです。
面倒を見てるのは俺なので最も怒られるのは俺の方です。」
と分かりやすく説明した。
「それだったら大和君と一緒に授業受けようよ。授業中に大和君に抱きついてれは頑張れるし。」
「もっとダメだよ!」
「私の身体、悪くなりそうだよ⁈」
「いや、生活リズム崩れてる時点で身体悪くしてるよ?」
「大和君とお昼寝〜‼︎お昼寝したい!したい!」
とまた可愛いがり地獄車の技をかけた。
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10分後。
論争の結果。
「大和君、お昼寝しよ?」
「わかった。参ったよ、おいで。」
「わーい!ありがと〜大和君〜♡」
辰子の技に大和は虚ろ状態になり、髪もボサボサになっていた。
また抵抗すると技をかけられることを恐れたか白旗を上げ、結局寝ることになった。
しかし逆に大和は疲れてしまい結局夜の7時まで寝てしまった。
次の日当然大和と辰子は授業中に寝てしまい、大目玉を食らったとさ。