※この作品はR-18です。

Non title   作:杏呑

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試合の内容は省略されてます。


ブルー&バレー

「大和君、これ何?」

 

辰子が大和の腕を抱きつきながら聞いた。

 

「これ…、ビーチバレーの試合のチラシだよ。えーと何々?参加者募集中!優勝者には特別休暇と賞金⁉︎」

 

「わぁー!いいなー!休み取れるの?優勝したら大和君と2人きりで休めるんだー。」

 

このイベントは川神鉄心が提供したらしい。

どういう訳かはわからないが。

 

「何で学園長がこんなのを出したんだろ…。何か企んでるとか…。」

 

「ねぇねぇ大和君。あれ。すごい行列だよ。」

 

行列の先にはビーチバレーの試合の参加所だった。

絶対優勝してやるー‼︎という声が何回も響く。

 

「大和君参加しよー?休暇とって一緒にいたいよー。」

 

「ええーっ…?」

 

ー大会当日ー

 

「何やかんやで参加しちゃった…。」

 

「えへへ〜。頑張ろうね。」

 

ビーチバレー大会の参加は約50人程のペアがいる。

 

「えー、それでは川神学園のビーチバレー大会を行う。」

 

「うおおおー‼︎‼︎」

 

鉄心の声で参加者はやる気満々だった。

 

「大会の説明をする。試合はワンマッチ。参加者は必ず水着を着用すること。技は使ってはならない。以上のことじゃ。参加者は配られたトーナメント表を見て試合に出場するこじゃ。」

 

配られたトーナメント表を見ると百代や京達、2-S達も参加していた。

 

「これは荒い試合になりそうだな…。」

 

広い海岸沿いにはバレー5コート用意していた。

試合が始まると歓声が湧く。

 

「うひょー!水着姿がたまらん!」

 

「この子の水着、セクシーだな…!」

 

「試合に参加した甲斐があった。」

 

大和は「何しに来たんだよ…。」と思った。

 

その後、大和ペアはチームワークを生かし勝ち進んだ。

 

「やったね〜!大和君。」

 

「ちょっと辰子さん!むぐっ!」

 

試合に勝つと辰子が大和にぎゅっと抱きしめる。

負けたチームは。

 

「ま、まさか…。負けるとは…!」

 

「申し訳ございません…。お嬢様…。」

 

マルギッテがクリスを慰めていた。

 

「直江大和に板垣辰子…!チームワークが整っていて全く点が取れなかった…!」

 

「大和に負けるとは…!何だか悔しい!」

 

クリスは半泣きしていた。

 

「大和君、絶対優勝しようね♡」

 

「んー!苦しいー!」

 

辰子が大和を抱きしめる姿を見ると男子達は嫉妬していた。

辰子の胸が大和の顔に蹲っている状態だったため。

 

「くそー‼︎羨まし過ぎるー‼︎」

 

「板垣辰子…!絶対許さない!けど、戦えないのが悔しい!」

 

京も嫉妬していた。由紀江と組んでいたが、百代と燕チームに負けたばかりだった。

 

試合は決勝に進んだ。

大和チームは、百代チームと戦うことになった。

 

準決勝の試合は大和チームは弁慶、義経ペアに勝ち、百代チームは英雄、あずみペアに勝利した。

 

「大和!ついに私と戦うことになったな…!手加減はしないぞ!」

 

「よろしくねん。大和クン。」

 

「よ…。よろしく。」

 

決勝が始まった。

観客席には百代ファンが大声で応援していた。

大和チームは完全にアウェーだった。

 

「行くぞ!大和!」

 

百代がサーブをし、辰子がボールを拾い高くボールを上げた。

 

「辰子さん!頼む!」

 

大和はトスをし、辰子はレシーブを打った。

その威力はかなり強かった。

 

「くっ!かなり強いね。」

 

燕がうまくブロッカーを生かし、百代にトスを回した。

 

「ナイス!燕!決めろ!」

 

百代がボールを整えてトスをする。

燕が高く飛び、レシーブをかけようとする。

 

「それ!」

 

「「あっ!」」

 

何とレシーブをするかと思いきやドロップをかけてきた。

大和はコート手前に飛び出したが遅かった。

 

ピー‼︎

 

うおおおー‼︎と歓声が湧いた。

 

「大和君、大丈夫だよ。必ず勝てる。」

 

「そうだね。」

 

2人は手を叩き、集中をする。

レシーブもするも、百代や燕がしつこくブロックする。

大和や辰子も負けじと強いレシーブをブロックした。

中々良いプレーが続くため観客も興奮していた。

 

「辰子さん、お願い!」

 

「うん‼︎」

 

辰子がレシーブをかけようとした時だった。

 

(辰子さん!真ん中を狙って!)

 

大和が小声でレシーブの指示をした。

 

「なっ中途半端な所をくそ!」

 

百代が飛び込んでブロックをしたが、ボールが高く緩いパスを敵に回してしまった。

 

「そこだあ‼︎」

 

大和が放ったレシーブは見事に入った。

後、一点で大和チームが勝利する。

 

「モモ先輩!頑張って‼︎」

 

「大和めー‼︎負けろ負けろー‼︎」

 

大和チームが有利になるとブーイングが始まった。

しかし2人の耳には野次の声は入っていない。

 

「絶対勝ってやるからな!大和!」

 

「どっからでも来い‼︎」

 

百代がサーブを打ったー…

 

 

 

 

「ピー‼︎試合終了!勝者、大和、辰子ペア!」

 

「やったー‼︎大和君!大勝利だよ!」

 

「ぎゃっ‼︎た、辰子さん!皆んな見てるから!」

 

ブー‼︎‼︎

 

2人の勝利とイチャつきに観客は大ブーイングだった。(特に男子達が。)

百代と燕も不機嫌そうだった。

 

「辰子め…!弟にくっ付き過ぎだろ!」

 

「あっ!モモちゃん…!」

 

燕は辰子が大和にキスするのを見てしまった。

 

「たっ、辰子め…!許さん!」

 

「そうだ!もう我慢出来ない!」

 

京がコートに乱入してきた。

その後どんどんと男子達も乱入する。

 

「やっやばい!逃げよう!」

 

「待ちやがれーーーー‼︎‼︎‼︎」

 

大会は終わったものの、今度は追いかけっこが始まったのであった。

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