※この作品はR-18です。

東方憑依録   作:レシプロ至上主義者

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閑話 夜雀とバツイチ

 夜の帳が降りた中、食欲をそそる匂いとぼんやりとした明かりを放つ屋台。ミスティアの屋台である。いつもは妖怪や妖怪と張り合える人間が訪れ、満席となるそこには客はいない。

 まあ客が居ないのは俺が追い払ったからなんだが。鳥の鳴き声しか聞こえない暗闇の中からぬっと男が現れる。ややくたびれた和服を数枚重ねて着込み、やややつれた顔に無精ひげを生やしているためか二十代後半から三十代前半くらいに見える。

 「すみません、夜雀の屋台ってここであってます?」

 暗い印象を与える外見に反して丁寧で優しい声だった。少なくとも声だけ聞けばこんな容貌の男性だとは思わないであろう。

 「そうだよー。……お客さん?」

 「ああ、最近知り合いからここのことを聞いてね。何でも美人の女将さんがいる屋台があるって」

 「あははっ、うまいこと言っても何もでないよ?」

 「そんなつもりじゃないですよ」

 今度は声に似つかわしい柔らかい笑みを浮かべながら軽口を叩く男。それに対して俺は定番の返事をする。

 ヤツメウナギを焼きながらカウンターに座った男の話し相手を務める。

 「……実はね、最近妻と別れたんだ」

 「そうなんだ。どうして?」

 「どうも僕に至らぬ点があったらしいんだけど……、結局話してはくれなかったね。分かれたあと事故にあったから聞くこともできない」

 「ふーん……」

 意外と重たい話だった。それなら雰囲気が暗かったのにも納得だが。

 「でもその人のこと、好きだったんでしょう?」

 「うん……」

 「なら、あなたのこと愛していたはずだよ。少なくとも憎んではいないと思う。だってあなたみたいな優しい人のことをそう簡単に嫌いになるわけないもの」

 「……ありがとう」

 俺が微笑むと男は儚げな笑みを浮かべる。そこで俺は気になっていた疑問を解消すべく男に問いかける。

 「今更聞くのは何だけど、どうして奥さんのこと話してくれたの?思い出すのもつらかったでしょうに」

 「……たぶん、君が妻に似ていたからかな。君の雰囲気がなんとなく妻と似ているんだ」

 「あら、ありがとう。嬉しいわ。あなたのような素敵な人の奥さんに似てるだなんて」

 そうして男と会話しながら酒と料理を出していると夜も更けて店を閉める頃になった。

 「そろそろお店閉めるから、残ったお酒も早く飲んじゃって」

 「うん……」

 意識があるのかすら怪しい状態の男の返事を聞きながら食器などを片づけていると背後に誰かの気配を感じた。振り返ると同時にそこに立っていた男に押し倒される。

 「わっ、えっ?どうし……」

 問いかける間もなく男の手によって着物をはだけられ胸部と秘部が暴き出される。男はミスティアの薄くも確かにある膨らみをぐにぐにと揉む。

 「ひゃうっ!?」

 「ふふ……相変わらず可愛い反応をするね。大好きだよ」

 どうやら奥さんと勘違いしているらしい。どうにか離れようと男の体を押すが男はささやかな抵抗を押しのけてぷっくりと膨らんだ乳首にしゃぶりつく。

 2つの突起を順番に、あるいは同時に舌でなぶられ、激しく吸われると痛みに似た気持ちよさが突起を中心に胸全体に広がっていく。

 「あぁ!あっ、あうん!んっ、あ!」

 「上は良い感じだ。次はこっちだね」

 男に与えられる快楽に翻弄されていると今度は秘所に吸い付いてきた。ミスティアの幼さが表れたそこは入り口をかき乱す侵入者を吐き出そうとするがそれを嘲笑うかのように男の舌は滲み出ていた愛液を舐め取りながらミスティアの閉ざされていたそこは優しい舌使いによって徐々に受け入れていく。

 「くっ、ああっ、だめっも、もう……」

 男の愛撫によって少しずつ蓄積された熱は煮えたぎり、なけなしの理性によって暴発は防がれていたが、男の舌がクリトリスを捉えるのと同時に脆い防壁は崩れ去った。

 「ああああっ!」

 熱が放出されるのに合わせて絶頂に至り、全身の筋肉をこわばらせた後、弛緩する。きっと顔と股は酷いことになってるだろうなと考えていると。

 「じゃあ、挿れるね」

 言うやいなや男は袴を脱いで取り出した逸物を勢いよくねじ込んだ。

 「がっ……ぎいっ」

 「んっ……きついね。最近ご無沙汰だったせいかな?」

 ここまで我慢してきたせいか、男の抜き差しには遠慮や気遣いが無かった。破瓜の血と愛液が尻を伝い、ミスティアの膣に対して巨大な肉棒は強引に拡張しながら膣壁の感触を堪能する。

 膣壁のスジが肉棒に絡みつき、処女のものとは思えないほど男を悦ばすために脈動する。それに対し男は子宮口への突きをもって応える。

 一度は吐き出された熱も再び腹の奥底に溜め込まれ、男の亀頭が膨らみ、待ちに待ったものを子宮で受け止めた瞬間、それは起こった。

 「――――ッ!!!」

 視界が白く染まり、快楽と浮遊感に身を委ねる。子宮の中にある精液の温かさを感じながらぼんやりとしていると胸に走った快楽信号によって現実に引き戻された。

 驚きながら男の顔を見ると変わらず優しげな笑みを浮かべていた。

 「まだへばらないでくれ、久しぶりなんだ。もっと愛し合おうじゃないか」

 男のここにはいない女への愛は、雰囲気が似ているだけの別の女に吐き出された。

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