言い訳するならばいい加減忘れられてそうな黒幕の件を解決したかったからです。
終わったら美鈴をやるつもりです、はい。
新たに入った娼婦のおかげで温かくなっていく自身の懐に笑みを浮かべながら、俺は天子の体で妖怪の山への工作の進捗具合を確認するため訪れた。
「うん、まあこんなもんか」
歩き回って確認したところ白狼天狗の洗脳はほぼ完了。あと2人ほど人員を追加すれば1ヶ月程度で終わるだろう。妖怪の山の天狗にちょうどいいのが2人いるので憑依して参加させることにする。
蛇足だが、文を通じて見なかったのは自分の足で歩き回って見たくなった気まぐれである。もはや俺の脅威たりえる相手が限られてる以上、そこまで警戒する必要がなくなったからこそ許された気まぐれだった。
このあとはここ最近忙しかったのでのんびりするつもりである。と、別の山に移りぶらぶらしていたら山小屋を見つけた。日差しも時間も昼寝にちょうどよさそうだし、寝るか。
…………? 両手首が縛られているように動かない。それに全身がやけに涼しい。まるで全裸のように。それに体を何かが這い回っており、敏感な部分に触れる度に甘い声を漏らしそうになる。
「んっ……」
眼を覚ますと俺は全裸で両手をそれぞれ別の柱に縛り付けられていた。目の前には柄の悪そうな男が意地の悪い笑みを浮かべながら天子の体を愛撫していた。
すでにピンクの突起は硬くなっており、下の口はよだれをだらだらと垂らしながら男のそれを欲していた。男からはヒクつく後ろの穴も確認できるだろう。男はすでに臨戦態勢の肉棒を取り出している。
「え?!ちょ、ちょっと?!!あんただ、んあああああぁぁぁ!!!!」
こちらの問いに答えることなく男は肉棒を天子の秘所に合わせ、挿入した。亀頭に愛液が絡みついて進入を手助けし、じゅぷりじゅぷりと厭らしい音を立てながら肉棒は勢いよく最奥まで到達する。
膣をみっちりと占有する肉棒は入り口ギリギリまで引くと、最奥まで一気に入るのを繰り返す。それは膣全体には高温の、子宮口からはほっかりとした温かみのある快感を生み出す。
「うう、寝込みを襲われるなんて……。ああっ、くっ……でもあんたの粗末なもんじゃ、ああう、私をイかせるなんて、うぐっ、無理ね」
膨らみがプルンプルンと柔らかく揺れるのを観賞しつつ、気丈に言い返す。まあ実際、この男のブツはたいしたことは無い。これまで相手をしてきた男にはもっとでかいものをもった男はいくらでもいた。
俺の言葉に男は思わず背中がのけ反るほどの激しいピストン運動で応えた。肉棒と膣壁が勢いよく擦れて、絶頂へと押上げる。お互いの腰を密着した状態で強く肉棒を叩き付けられると娼婦として使い込まれた天子の膣は肉棒への締め付けを一段と強くすると同時に射精させるべくうごめく。
先に達したのは男のほうだった。
「ふあああぁぁぁっ……。ふ、ふん、粗チンのうえに早漏チンポのくせに私を犯そうだなんて百年早いのよ」
精液を受け止めたことで生まれた心地よい快楽に浸っていたかったが、イけなかったことにたいする八つ当たりを優先した。が男は余裕の態度を崩さない。
「……?何よその態度。私をイかせられなかったくせしてなまい?!」
そこで気がつく。男の肉棒がいまだ硬いままのことに、そして快感が中途半端に残ってしまったせいでこの男でもイかせられることに。
「あ、ぎい!どう、してあんっあんたはあうん、そんな、に余裕な、のよっ?!」
男は子宮にまで入りそうなくらいな勢いで肉棒を叩き付けてくる。膣壁を強く擦られ、生殺しに近い状態から強い快楽を与えられたためイきそうになる。
「も、もう我慢……でき、ない!イクゥ、イクゥッ!」
男のつぼを的確に刺激してくる膣に男もいい加減限界だったらしい。徐々に腰を振る速度を上げて子宮口を的確に突いてくる。
「っ!!!ああ、イク!イグウぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
二度目の射精によって待ち望んだ絶頂を迎える。二度目で許容量限界を迎そうな天子の子宮は流れ込む精液を飲む混みつつ、膣をぴっちり締めて逃がさない。
男にちらりと視線を向けると目が合う。肉棒はまだまだ元気、ヤるきはお互いある。
「「…………」」
どちらからともなく、腰を振り始めた。
「これでおとなしくなってくれれば良いんですけどね」
六角二胡を持った少女は疲れた表情でそう呟く。
「まったくあのスキマ妖怪のせいで本来の予定から大幅な変更を強いられましたが、ここまでです。そろそろ彼には力を返して貰わないと」
そこで少女は年相応の華やかな笑みを浮かべる・
「ふふっようやく目的を達成できる。闇に葬られそうだった私は博霊の巫女と白黒の魔女を降し、あるべき地位に収まるのです」
少女、冴月麟は笑っていた。もう不安などないように。
………………それはどうかな?