デブ男に取り入って2週間、萃香の自我を無力化しつつある。
そろそろ慧音の体に戻るか、新しい奴に憑依したいが、その前に今後の予定とルールを決めておこう。
まずルール。萃香のときにひやひやしたことは記憶に新しい。
同じことが起きないよう、会っても大丈夫なキャラと駄目なキャラを分けておこう。
まず五大老とそれクラスはアウト。萃香は何とかなったが、また成功するとは限らない。
精神に強力な攻撃手段を持つ悟り妖怪がいる地底、霊が集う故に対策が豊富な冥界、霊に絶対の優位性を有する地獄のキャラもやめておいたほうがいいだろう。霊体状態の強化をしてからじゃないと危険すぎる。
パチュリーの結界が怖い紅魔館、実力者が多い天狗の里もやめておこう。
と、なれば迷いの竹林、永遠亭、河童の集落、霧の湖にいるキャラか。それ以外は人里とその近くに来た奴を狙ってけば良い。
次は能力。何を目的として、優先して強化していくかだ。
憑依、特にそのアビリティの解放と強化は積極的に進めていきたい。
複製と感覚操作の強化はいらないだろう。今のままで充分だ。
こんなところか。予定を決めたところで萃香を『魂の残留』で登録する。
そして霊体化して外へ出た。
霊体化した俺は東方キャラを探していた。
人里で狙うキャラはもういない。外で新しい獲物を探すことにしたが、なかなか見つからない。
射命丸文あたりに出会えれば良かったんだが、それらしい影すら見当たらない。物欲センサーが働いているのだろうか?
……今日はもう中止にするか? いくら萃香の性交で能力が強化されたとはいえ、霊体でいるのは危険なのは変わらない。
……? あれは……比那名居天子?
視線の先には青髪美少女が居た。要石に乗ってフワフワ浮いている。
他に手頃な奴もいないし、取り憑くか。
予定はとりあえず人里に行ってから考えればいい。
憑依はあっさりと成功した。
夜の人里。その中でも暗い部分へ向かう。
昼の内に調べておいたこの場所にお目当ての店がある。
「ここか……」
見るからにボロい長屋。周囲の薄気味悪さも相まって、余程の貧乏人以外は近寄らないだろう。
だがこここそ人里の娼婦にとって憧れの場所。娼館夢心地。
ここで働く娼婦は様々な点からランク付けされ、ランクに応じて行為の内容に要望できる。
例えばランク3の娼婦がスカトロはやりたくないといえば、客はその娼婦とするときスカトロは禁止となる。
だからこそここにした。天子の容姿を持ってすれば俺の要望が通るだろうから。
俺は躊躇うことなく扉を開ける。
「いらっしゃい」
入った瞬間、老人が手元の帳簿に顔を向けながら、こちらを見もせずに声をかけてくる。
「……どっちだ?」
主語の欠けた言葉。その意味を知っている俺は答える。
「娼婦。要望は射精は膣内射精限定、リョナ・スカトロ・アナルプレイ禁止」
そこまで言ってようやく老人はこちらを見る。じろじろとこちらを観察して、1つ頷き鍵をこちらに放り投げる。
「札に書かれた番号の部屋に行きな。報酬はあとで交渉だ。最低限は払ってやる」
それだけ言うと、再び視線を帳簿に移す。
俺は札に書かれた5番の部屋に入る。部屋には外観からは想像できないほど清潔だ。
布団の傍に箱がある。娼婦専用と書かれた紙が貼られており、開けるとルールが書かれていた。
・客を取る娼婦は部屋の押入れにある娼婦用の服に着替えるか、裸で待つこと。
・客が事前に禁止した行為に及ぼうとした場合と過剰な暴力を振るった場合を除き客に暴力を振るってならない。
・事前に禁止されてない行為に及ぼうとしても例外を除き、拒否してはならない。
他にも細かい事はあるが、重要なのはこの3つだろう。
俺は服を脱ぎ捨てて全裸になる。服と帽子は押入れの中に入れておく。
部屋の隅に置かれた鏡の前に立つ。全裸の天子を視姦する。
陶器のような滑らかな肌。膨らみがほとんどない胸部。抱き締めたら折れそうな腰。撫で回したくなる桃尻。
子供っぽい体型だが、女の匂いが仄かに匂う未成熟な果実。
慧音のように大多数にウケはしないだろうが、ウケる人にはウケる。そういう体だ。
……事前にオナニーしとくか。さっさと本番に入りたいからな。
俺は両手で胸を揉む。
「はうっ」
貧乳は感度が良い、と聞くが本当なのだろう。萃香のときもそうだったし。
僅かな乳肉を揉み、乳首をコリコリとこねくり回す。愛液が外に溢れてきたら膣口に触れる。
クチュ。
粘っこい液体が指に絡まり、膣内への侵入を手助けする。
クチュクチュ。
右手で胸を揉みつつ、左手で膣をほぐす。
「ふ、ふうん。あっひいんっ」
イキそうになるが、我慢する。イクのは本番でだ。
胸を触って興奮を維持しつつ体勢を整えて客を待つ。
コンコンコン。
扉をノックする音がする。客だろう。
「どうぞ」
俺が入室を認めると男が2人入ってきた。
「へえ、天人様が娼婦やってるってのは本当か」
「大金払ったんだから、嘘だったら困るだろ」
好き勝手言いながら入ってくる。汚い格好をしているが、性欲は充分そうだ。
「いらっしゃい。楽しみましょう?」
俺は立ち上がり、左手でマンコをクパァと開きながら蟲惑的な声音で誘う。
男達は俺を四つん這いにし、背後と前に陣取る。
後ろの男が膣に指を突っ込む。事前にほぐしておいた膣は指を難なく受け入れる。
「ひぐっ」
「充分か」
「そっちは大丈夫そうだな」
「ああ、この女も待ってるようだし、さっさとやろう」
そう言うと2人は俺の膣と口に肉棒を挿入した。純潔が散った証である血が流れる。
「ふむううう!!?」
口でするのは初めてだが、苦いな。感覚操作で苦味を消しておこう。
「オラ、舐めろ!女の舌ってのはちんぽ舐めるためにあるんだよ!」
側頭部をつかまれながらちんぽを突っ込まれる。俺はおずおずと舌をちんぽに絡める。
「ほう、うまいな。こっちに経験はあるのか?」
そら元男だからな。どこが感じるかは知ってる。
全体を舐めまわし、裏筋をなぞり、先端をつつく。このひとつひとつにちんぽがピクンピクンと反応するから面白い。
「こっちも忘れんな」
「ふぐううう!?」
今まで大人しかった後ろの男がいきなりクリトリスを抓ってきた。突然の不意打ちにイッてしまう。
「そういえばお前、いじめられると喜ぶんだよな?」
「ふえ?」
そうだろうか? 天子のMは2次創作だったはずだが。
「そうゆう趣味ならお望みどうりにしてやるよ!」
パアン!
「ひゃわぁ?!!」
尻を叩かれた。まさか尻叩きを経験することになるとは思わなかった。
だがそれ以上に気になったことがある。
キュンッ。
尻を叩かれたとき、膣が締まったのだ。
喜んでる? この体が尻を叩かれて喜んでるのか?
「いま締まりが良くなったぞ。やっぱ変態か」
自身の性癖を明かされたようで顔を赤くしてしまう。
「こんなところに来てるんだから、まさかとは思ったがねぇ」
「なら気持ち良くしてやろうじゃないか」
ニヤニヤした笑みをしながら話し合う男2人。
パアン!
「ひいんっ!」
マンコにちんぽ突っ込まれるのに合わせて尻を叩いてきた。
「そろそろイキそうだ」
「俺もだ」
2人のペースが上がる。ラストスパートだろう。
パアン! パアン! パアン!
「オラ、どうだ変態!尻ぶっ叩かれて喜んでんだろ!」
前の男も俺の喉でちんぽをしごく。
「いい締りだ!この女は当たりだぜ!」
苦しいな。だがそろそろイケそうだ。
膣の締まりを強めて、舌で口の中のちんぽを押し返すようにして舐める。
そら、そろそろ、イクぞ。
「うおぉぉぉ!!1週間溜め込んだ子種汁を受け取れぇぇ!!
「……射る!」
「ッ~~~!!!」
ドビュッ!ドビュルドビュル!!
凄まじい量の精液が子宮と胃に流し込まれた。吐き出しそうになるが、こらえる。
「ふう、よかったぜ天人様」
「また来るぜ」
2人は部屋から出て行く。俺は絶頂後の余韻を味わいきった後、掃除をして次の客を待った。