題名で誰が出演するかはバレバレだと思いますが、誰かと誰かとの3P開始でございまする……期待せず、ゆっくり見ていってね!(白目)
散り乱れる白百合と薔薇(1)
エントランスを訪れたのは白いドレスのような服を纏った黒いリボンの少女、彼女はクラス、セイバー。真名は、アルトリア・リリィ。騎士王へ至るアルトリアという人物の可能性の一つ、王となるべく学び、鍛えることを選定の剣によって定められた英霊の一人である。
そんなリリィは、エントランスを訪れるなり忙しなく首を巡らせ辺りを見回している。落ち着きなく、どこか不安そうな表情だ──その表情は、目当ての人物を見つけても変わらない。
「あ、あの──ネロさん」
「ん、リリィか? 余に話とは珍しいな……」
リリィが探していた人物は、エントランスの一角で読書に耽っていた少女。彼女は名前を呼ばれると、書物へと落としていた視線を上げた。赤いドレス、透けるスカートという特徴的な衣服に身を包む少女、彼女はリリィと同じくセイバー、我等が皇帝陛下ことネロ・クラウディウス。
「じ、実は折り入って相談がありまして──」
「余に相談とな? うむっ、聞いてやろうではないか──」
「え、えっと──」
──歯切れ悪く、どこか困惑の表情を浮かべると
──リリィは、少しずつ語りだした
◆ ◆ ◆
間もなく就寝という頃合い、寝る準備を整えようとベッドシーツを直していた時、ふと来客を告げるインターフォンが鳴った。もう深夜になろうという時間、こんな夜更けに誰が来たのだろうと頭へ疑問符を浮かべてしまう。
軽い音と共に扉を開くと、その向こうには──
「おお、夜分にすまぬな、マスター」
「……こ、こんばんは……っ………」
ネロとリリィが立っていた、なんとも珍しい組み合わせだ。
こんな時間にどうしたのだろう、という疑問が浮かんだが、立ち話もなんだからと部屋へ招き入れる。ネロは普段と変わらない表情と立ち振舞いだが──そんなネロの背へ隠れるようにして部屋へと入ってきたリリィの方は、どこか様子がおかしい。
俯いたまま、それでいて頬を上気させ顔を赤く染めているリリィには落ち着きがない様子。下方から顔を覗き込もうとしても、リリィは必死に目を合わせまいと首を振り回してしまう──な、なんでさ?
「マスター、話がある──大事な話故、心して聞くがよい」
苦笑を浮かべながら、ネロが間に入ってきた。やっぱり何か事情があるのだろう、ならばマスターとして聞かなければならい。快く承知した──すると「うむっ」と頷いたネロが、彼女の背中へ隠れるリリィへ視線を移しながら口を開く。
───
──────
─────────
ネロから事情を聞くこと十数分、彼女が言う相談したいことの要点を纏めると──発端は、リリィによるもの。王になるために必要な知識や心構え、王として必要な技能を身に付けたい、とネロは相談されたそうだ。
リリィいわく、
そこでリリィが最初に声を掛けたのが、不本意ではあるものの不名誉な悪名を歴史に残してしまった皇帝、つまりはネロだったのだ。見本となるべき王ではなく、煌々たる覇道の裏側を──華々しいだけの歴史ではなく、もっと薄汚れた部分や語られなかった事実を求めたが故に。
「──で、ここからが本題なのだが……おい、これ以上は余が言うては意味がなかろう、さっさと腹を括らぬか……ッ!!」
「うむむ」と額に指を当て唸っていたネロが、自身の背中へ隠れていたリリィを引っ張る。すると慌てながらもネロの隣へ立ったリリィが──頬を朱にそめながら、見上げてきた。だが、彼女を見つめていると、何やら困惑した表情を浮かべているリリィに視線を外される──
数秒の沈黙、だが、いきなりリリィが逸らしていた視線を戻すと──いきなり、抱き付いてきた。彼女の細い腕が背中へ回り、胸元を密着させ、額を擦り付けてくる。
そして──
「わ、私、マスターの、こと……す、好きでしゅ……ッ……ッ!!」
しゅ? も、ものすごい噛み方だな。
後ろで控えていたネロも、リリィの噛み方が面白かったのだろう。ぶはっ、と息を吹き出すと顔を明後日の方へ向け、掌で口元を覆い笑いを噛み殺そうとしている──が、「ぷくくっ」と漏れてる漏れてる、めっちゃ漏れてる。
で、とんでもない噛み方をしたリリィはといえば、耳を赤くして胸元へ顔を覗き埋めてくるだけ。「う"う"ぅ」と唸り声が聞こえてくるけど、たぶん羞恥によるものだろう。
とはいえ、その言葉の深意というか、いきなりの告白には驚いた。泣かれても困るし、とリリィの頭へ手を回してやり撫でながら──この状況とリリィの奇行、その原因について問い掛けようとネロへ視線を移す。
「ん、コホンッ、つまりな──」
さらに詳しい話をネロから聞いて納得した。
どうやら、ネロがリリィへ色々と教えていく過程で、ついつい情事の話になってしまったらしい。英雄色を好むと言うし、伝わる話では近親相姦も珍しくないらしい。つまり話題が情事に移ってしまうのは、必然といえば必然なのだ──
つまるところ、ネロはリリィへ教えてしまったらしい。"王として生きるならば好みでない男や女と同禽することも必要になるし、決して断れぬ相手から求められることもあるだろう"と──それを聞いた時のリリィは、世界の終わりを見たような表情だったという。
「ここまで言えば、もう話の核心を理解できよう?」
王を目指しているリリィは事実を知った、知ってしまった。それは彼女の純粋な心を澱ませ、王になると決めた決意に二の足を踏ませてしまうほどの驚き。だが彼女は、同時に"あること"を決意した。
──良くも悪くも、今のリリィは王ではない
──故に心が揺れる、少女としての在り方に引っ張られる
そう、王たる前の彼女は、まだ年端もいかない少女。
だからこそ、想ってしまう。願ってしまう──
「私は、マスターのことが好きです。だから、私が王になる前に……いえ、王となる決意のために……私の初めてを、捧げたいんです。どうか、私を……ッ……抱いて、下さいませんか?」
胸元へ頬を寄せながら、リリィが見上げてきた。気恥ずかしそうに頬を赤くしながらも、切なそうで、不安げな表情。その言動は、こちらの心臓を跳ねさせると同時に、密着した彼女の肢体を嫌でも意識させてしまう。
柔らかく暖かいリリィの体、程よい大きさの乳房が押し当てられ、か細く折れてしまいそうな腕を回し、必死に抱き付いてくる感覚──それは抗えることのできない誘惑、むしろ拒める者など居るはずがない。
──分かった、と胸元で震えるリリィへ囁いてやる
「うむっ、これにて一件落着。では──」
すると、今まで沈黙を保っていたネロが歩み寄ってきて──
──リリィと同じように、抱き付いてきた
「……ッ……ネ、ネロさん……ッ!?」
「んふふっ、どうせなら余も仲間に入れよ。もちろん、タダとは言わぬぞ──リリィよ、うまくいけばマスターを虜にできるやもしれぬ性技、知りたくはないか、ん?」
その豊満な乳房を押し付けてきながら、ふふふっ、と不敵に口の端を持ち上げるネロ。その表情は何というか、彼女が"暴虐"と言われる原因の一端を垣間見た気がした。まったく、リリィがそんな甘言に首を縦に振るわけが──
「ぜ、是非ッ!! 教えて下さい、先生ッ!!」
──あるぇー?
「うむっ──ふふっ、今夜は眠れると思うでないぞ、マスター?」
「……ね、寝かせ……ません、よ?」
──どうしてこうなった、と思わなくはないが
──密着するネロとリリィ、二人の肢体を感じて
──下半身に熱が巡っていくのを、止めることはできなかった
◆ ◆ ◆
明かりの落ちた部屋の中、着ていた衣服を剥ぎ取られベッドの上へ座らされると、これまた一糸纏わぬ姿となったネロが放り出した下半身へのしかかってくる。途中、彼女の滑らかな頬や髪がが内股を撫でていき、ゾクゾクと背筋が震えてしまう。
そんな彼女が顔を寄せていく先には、すでに固くなり始めていた、そそりたつ肉棒。びくんっ、びくんっ、と跳ねるソレを見たネロは恍惚とした表情を浮かべ──躊躇うことなく、口付けてきた。
「……んっ……ちゅ、っ……んん……れろっ……ッ……ん、ちゅ……れろっ……ぺろっ……ん、んぁっ……ちゅ……ちゅっ……ふ、ぅっ……ん、ぁ……ッ……ぇ、あ……れろっ……」
唇が先端に触れたかと思えば、間髪入れず舌が亀頭を這い回る。円を描き、線を描き、たっぷりと舌へ乗せた唾液を塗り付けるように。その快感は耐えがたく、不本意にも腰を跳ねさせてしまうほど。
這い上がってくる快感に耐えていると、いつしかリリィが体を寄せてきていた。下半身へ乗り肉棒を口で愛撫しているネロの邪魔にならぬよう、ベッドの上で膝立ちになった彼女は体を密着させ──熱に犯されたように目を茫然と揺らし、顔を寄せてくる。
「愛して、ます──私の、マスター」
視界いっぱいにリリィの整った顔が見えた頃、唇が重ねられる。それと同時に密着する彼女の細い肢体、程よい大きさの乳房を肩口へ感じた。控えめな、唇を当てるだけのキスは初々しくて──逆に、興奮を煽ってくる。
「……んっ……ちゅ……ちゅっ、ん……んん……ッ……」
悪戯心で舌を覗かせてやると密着していたリリィは背中を反らせ逃げようとするが、彼女の腰へ腕を回し逃げられないようにしてやった。逃げ場を奪い、舌で彼女の唇をノックすること数回──恐る恐るではあるものの、彼女も応えてくれる。
舌先同士を触れ合わせ、先端へ付着していた唾液を混ぜる。ザラザラとした舌先同士が擦れるたびに混ぜられた唾液をが、ぴちゃっ、ぴちゃっ、と音を立てた。その音は、興奮の呼び水──ずるっ、と一気に彼女の口内へ、舌を捩じ込んでやる。すると昂った彼女の体は素直すぎるほど本能に従い、激しく舌を絡めてきた。
「……んっ……ぁ……ちゅ、っ……ん……れろっ……ぅ、ます……たぁ……ちゅっ……ぺろっ……ぁ、ん……じゅるっ……ちゅぅ……れろっ……っ……れろっ……」
リリィと激しく舌を絡め唾液を交換している途中、不意に凄まじい快感が下半身から巡ってきた。そちらへ意識を向けると、亀頭が柔らかいモノに包まれる感覚──リリィの口内を蹂躙しながら目だけで下半身を見下ろすと、ネロが肉棒の先端、亀頭を口内へ呑み込んだのが見える。
「……んっ、んっ、っんぅ……じゅる、ん……じゅるる……ッ……ぷはっ……っ……可愛い顔しとるくせに……なかなか凶悪な一物を持っておるではないか……良い、実に良い……嬉しい誤算、というやつだなっ……」
クスクス、と悪戯っぽい笑みを浮かべながら、ネロが上目遣いに見上げてくる。漏れ出てきた先走りと彼女の唾液でドロドロになった肉棒へ頬擦りする彼女は、どこか恍惚とした表情。その様は皇帝には程遠く、まるでどこかの娼婦を思わせるほどに淫らだった。
リリィとのキスで、ネロの口淫で、あっという間に理性が半壊していき、興奮は高まる一方だ。堪えようと思っても、下半身と口からゾクゾクと快感が走ってくる。甘い痺れに翻弄されていく理性は肉棒の先端から先走りを漏らし──昂っていく本能はリリィの口内を蠢く舌の動きを活発にさせていく。
──リリィの口内を舌でねぶり、しゃぶりつく
「……ん、んんっ……ちゅ……ぁむっ……っ……れろっ……ちゅぅっ……ずずっ……んっ……ぇ、あ……ぺろっ……ちゅる、っ……んんっ……ッ!!」
──腰を浮かせ、ネロの内頬へ亀頭を擦り付ける
「……ん、むぅっ……じゅるっ……ず、ずっ……じゅるる……んんっ……ぷ、ぁ……ぉ、ぐっ……ん、んっ、んん……はっ、ぁ……ちゅるっ……じゅっ……じゅるる、んっ……ん、ん、ん、んんんっ……ッ!!」
ネロの口内へ呑み込まれた肉棒が、大きく跳ねる。すると彼女は射精の予兆を察知したのか、スパートを掛けるように素早く、強く肉棒へ吸い付きながら頭を前後へ振り始める。すると、じゅぼっ、じゅぼっ、と彼女の口内で溜められた唾液を肉棒が混ぜるたびに卑猥な音が響く──
その口淫は凄まじい快感をもって、下半身を蠢いていた欲望の塊を押し流していく。その反動で腰が跳ねてしまうが、ネロは構わずグロテスクな肉棒すべてを呑み込みサオへ舌を絡ませてきた。
「……じゅるっ……じゅっ、じゅるっ……んんっ……んっ……ん、んっ、ん、じゅる、ん、ぅ……ッ……んん、っんんんん……ッ!!」
──絶頂と共に玉袋から、欲望の塊が駆け巡っていく
──腰が抜けるほどの快感に押し流されていった欲望は
──ネロの喉奥で、文字通り爆発した
亀頭の先端から、欲望が迸っていくのが分かる。噴水のように、びゅーっ、と勢いよく噴き出した精液は容赦なくネロの口内を、舌上を、喉を白く染めていく。
粘性を帯びた異物が喉へ絡んでいるのに、口内で生臭いケモノのニオイの体液が暴れているというのに、ネロの顔に嫌悪感は微塵もなかった。むしろ、それを恍惚の表情で受け止め──最後の一滴まで出し尽くせ、と言わんばかりに吸い付いてくる始末。
「……ん、ぐぅ……っ……ん、くっ……んっ……んんっ……んく……じゅる、っ……ぢゅぅっ……ちゅ、ぅん……んくっ……ッ……んん、っ……じゅるるるっ……じゅる……」
そんな彼女の表情通り、肉棒から噴き出した精液、そのほとんどをネロは飲み干していた。彼女の口内へ残っているのは射精を終えた肉棒の中へ残っていた最後の一絞り、最後の最後まで溜まっていた濃厚な精液のみ。
その快感に腰が抜けてしまい、リリィと口付けるのを忘れていたのを思い出す。どこか切なそうな、物欲しそうな表情の彼女を視界へ収めながらも体が言うことを聞かない。強烈な倦怠感のままにリリィから腕を放し、背中からベッドへと倒れ込んでしまった。柔らかい布団の感触を背中へ感じながら、朦朧としていく意識と視界。
──どこか霞が掛かった視界、夢見心地のまま二人へ目を向けると
「……んっ、ぁ……ちゅっ……じゅる、んっ……ちゅっ……れろっ……ちゅぅ……ろう、ひゃ……ましゅ、たぁ……の……せぇし……の……っ……んちゅ……あ、じ……はっ……」
「……ん、ぅっ……じゅる……どりょどりょ、れぇ……ぁ、ん……しゅご、ひ……にぉひ……れす……じゅる、っ……れも、ひや、ら……な、ひっ……ちゅ……んんっ……じゅる……れろっ……」
彼女達、ネロとリリィは口付けを交わしていた。それだけではなく、先ほど肉棒から吐き出されたばかりの精液を、口内で共有しているではないか。たまに覗く二人の真っ赤な舌へ、時おり白が混ざっているのは──どちらも呑み込むことなく、ひたすらに味わっているからだろう。
目を逸らすことも、声を掛けることもできない。
──それほどまで、その姿は淫靡で、卑猥で、とても美しかった
余談だけど、溜めるのつらたん
(何を、とは言ってないからセーフ)