[優しく犯す]
→[激しく犯す]
見せ付けられた秘部へと吸い込まれていくなか、ふと思い至った。このまま流されるというのもいいが、やはり彼女が啼く声も聞いてみたい、と。
「どうしたの? はやく来なさい、欲望のままに、ね」
彼女の指が、自らの意思で秘部の入口を拡げる。糸を引く愛液が淡い光に照らされ、指に触れると、くちゅっ、と卑猥に音を立てた。
徐々にベッドへ近づき、体を上げ、広げられた脚の間へ体を持っていくと、思惑通りにコトが運べているのが嬉しいのかジャンヌ・オルタは黒く笑みを浮かべる。だが、その余裕の表情は一気に変わった。
秘部へ顔を押し当て、割れ目を目掛けて舌を這わせた瞬間。
「──ッ──ちょ、違──ぁんッ!!」
彼女の股間へ顔を埋めると、甘い雌の臭いが鼻についた。それでも構わず唇を用いて割れ目へ、ヒダへ、陰核へとしゃぶりつく。じゅるじゅる、と息を吸い込む度に唾液と愛液が鳴る。
予想外の事態に、ジャンヌ・オルタは今、何をされているのか瞬時には理解できなかった。ただ下半身から、自身の秘部から感じる感覚が背中をゾクゾクと震わせるだけ。こんな感覚は知らない、とベッドの上で身動ぎし逃亡を図るが──
「やめ、ぁ──んんぅ、──はぁん──」
彼女の細い腰を掴み、顔の押し当てを強めてやる。それだけで拘束され逃げることも叶わない、あとは彼女にされたことを仕返すだけ。執拗に、丹念に、体が昂りを求めるまで、秘部をねぶり倒す。
べちゃべちゃ、くちゅっくちゅっ、わざと卑猥な水音を立てながら秘部へと唇を当て、ヒダを吸い、舌をもって入口をほじる。その度に、面白いほどに彼女は腰をビクンッ、と跳ねさせた。
抵抗のつもりなのか、秘部から顔を離させようと頭を押してくる腕。だが、その力は弱々しく、離そうとしているのか、さらに強く押し付けようとしているのか、見た目では分からない。
「───ッ────ッ──ッ!!」
ふと気付けば、先ほどまで彼女が上げていた喘声は聞こえなくなっていた。変わりに、苦しそうな荒い呼吸音と、くぐもった声が聞こえてくる。
その理由は、自分の二の腕へ噛み付き、意思とは関係なく漏れてくる喘ぎ声を押し殺そうとしていたからだ。顔を背け、必死に声を押さえようと努める彼女の姿は新鮮で、嗜虐心を刺激する。
彼女の強く閉じられた目元、目尻には涙が見て取れる。秘部を通して走る電流のような快感が背筋を震わせ、抗えぬ感覚に翻弄された腰は力を入れ耐えようとしているが、抵抗もむなしくビクンッ、ビクンッと跳ね続けていた。
「──こッ──ッ──ころ、ひて、やりゅ──ッ!!」
唇と舌で愛撫している最中、上目遣いで様子を伺っていたのがバレたらしい。腕へ噛みついたまま、怨嗟の声を呟いてきた。しかし頬を紅潮させ、下半身を好き勝手になぶられ続けて体を跳ねさせてしまい、甘く高い喘声を必死に押し殺すことしかできない彼女の瞳へ覇気はない。
どうせ容赦する気などないのだ、さらに腰を強く固定し舌で割れ目の入口を押し拡げ、中へと埋没させていく。それに気付いたのか彼女が抵抗の意思を見せるが、もう遅い。ぐちゅっ、という生々しい音と共に、舌が彼女の秘部を、内部の膣壁を擦り上げた。
「──ッ──ひぎゅ、──ん、んんんッ───ッ!!」
瞬間、彼女は仰向けのまま大きく背筋を反らし、腰を大きく跳ねさせた。だらだらと、舌で強引に押し拡げた割れ目から愛液が溢れてくる。それと唾液を混ぜた潤滑油によって、彼女の体内へ舌を捩じ込んでいく。
ぐちゅっ、ぐちゅり、と音を立て膣壁を舌のザラついた部分で擦る度、侵入してきた異物を拒もうと周囲の膣壁からの圧迫は強まってくる。負けじと舌へ力を込め、締め付けてくる膣壁を押し返す。
「んんッ、──ぅあ──んんッ──あんッ──ッ!!」
もはや彼女は、自分の二の腕へ噛み付き喘ぎ声を押し殺すことさえ出来なくなっていた。代わりに腕を顔の前へやることで、自分の顔を出来る限り見られぬようにするのが精一杯。
自分の思い通りに動かない体、秘部から侵入してくる舌という異物の感触、秘部を通して絶え間なく襲ってくる強烈な快楽の波、それはジャンヌ・オルタの理性を徐々に剥ぎ取り昂らせていく。
きゅ、きゅっ、と舌を締め付ける膣壁が不規則に痙攣を始める。すでに溢れた愛液はシーツへ大きなシミを作るほど、気を抜けば溺れてしまいそうだ。
「──ん、ぃ──も、やめ──ろぉ──ッ!!」
必死の制止、しかし止めない。顔を、口元を、これまで以上の力で秘部へと押し付ける。鼻先と充血し真っ赤になった陰核がぶつかり、伸ばしていた舌はさらに膣の奥深くへと侵入した。
ぞわっ、とジャンヌ・オルタの背筋へ寒気が走った。これまで以上に自分の中へ入ってくる舌と、鼻先に潰される陰核の刺激で彼女の肢体は一気に昂り絶頂を求め始めた。
「んあァ──ッ──そ、こ──ら、めぇ──来るぅ──ッ!!」
おそらく無意識なのだろうが、彼女は自身の秘部を押し付けてきた。意思とは裏腹に快楽を求め始めた体は、快感の荒波が絶頂を運んでくるのを予感し強張らせる。
舌が出入りする度、膣壁を擦る度、溢れる愛液は量を増やしていく。両脚の爪先はピンと伸び切り、掌は引き裂かんばかりにシーツを握りしめる。
そこに居るのは、もう先ほどまで強気に出ていたジャンヌ・オルタではない。蕩けた表情を浮かべ、快楽により弛緩した唇からは唾液を垂らし、体中で快感を得ようとする一匹の雌。
──そして、その時は訪れる
あらん限りの力をもって鼻先で陰核を潰し、膣壁を掻き分け届くところまで舌を突き入れた瞬間、ぷしゅっ、と彼女の秘部から勢いよく潮が噴き出した。
「──ぁ、──んんっ──いッ──ああぁぁあぁッ!!」
不規則に締まる膣壁が舌を押し潰されるのを感じながら、噴き出した潮を飲み下していく。すると、絶頂を迎えて腰をビクンッ、ビクンッと何度も跳ねさせていた彼女だったが、唐突に全身が弛緩していくのを感じた。
頭の左右から圧迫を続けていた両脚は力なく放り投げられ、シーツを握りしめていた手や、顔を隠すために掲げられたいた腕にも力は込められていない。
絶頂の余韻か、まだ微かに痙攣を続ける彼女の体。荒い息を吐く度に揺れる、いまだ下着で隠された乳房。そんな弱り果てた彼女の姿を確認し、秘部から顔を離す。すると、にちゃぁ、と糸を引いた愛液、または唾液が重力に引かれぷつりと切れる。
「──は、─ッ─はぁ、はぁ──はっ──」
顔を離しても、彼女に反応は見られない。離したことさえ、気付いていないのかもしれない。
舌で強引に、好き勝手に彼女を蹂躙した興奮、行為の果てに絶頂を迎え弱々しい姿を見せる彼女。その事実は、さらなる欲求の呼び水。
──彼女を犯したい、蹂躙したい
──いまだ弱々しい彼女を、懇願してくるほどに責め立てたい
──今すぐにも、彼女の
その欲求のままに力なく放り投げられた彼女の脚を広げ体を捩じ込むと、秘部へと腰を近付け、もう完全に復活していた肉棒の先端を当てがった。
「ふぁ? え、ちょ──待って、今は敏感に──ッ!!」
そこまでされては、さすがに絶頂の余韻へ浸っていた彼女も、何をされようとしているのか気付いたようだ。今さら脚を閉じようとしても、押し退けようとしても、逃げようとしても、それは無意味。ドロドロに蕩けた秘部と亀頭が触れ合うだけでも、粘液の感触と熱で果ててしまいそう。
制止の言葉など無視し、一気に腰を秘部めがけて叩きつけた。
「──あぁあッ──んぐッ、──ッ──ひぃッ!!」
ぐちゅり、という生々しい音と共に亀頭を秘部へと埋没させていく。左右からの圧迫などものともせず、奥へ奥へと強引に押し込んでいく。すると絡み付く愛液と膣内の熱さが肉棒を襲い、ゾクゾクと背中へ突き抜けていった。
途中、何か固いものにぶつかった気がしたが、お構いなしに腰を前へ前へと押し出していく。すると破瓜によるものか、秘部から愛液と混ざり桃色の体液が筋を引いてきた。
「──いたっ──やめ、──おね、が──ッ!!」
体の奥から走ってくる痛みに耐えかねたジャンヌ・オルタの顔が歪み、頬を涙で濡らし、懇願するような瞳で見上げてくる。だが、それは興奮を煽るだけ。支配していく、蹂躙していくという優越感。それは肉体的な快楽とは違った別種の快感となって、背筋をゾクゾクと震わせる。
そして、ついに、亀頭が彼女の膣内、最奥へと到達する。充血し固くなった亀頭がぶつかるコリコリとした感触、それはおそらく子宮口。
「───ぐっ──うぅッ──ッ──はあ、──はぁッ──!!」
ようやく止まった異物の挿入感と、破瓜から来る激痛。それを恥も外聞もなく、顔をぐちゃぐちゃに汚しながら、荒い呼吸を繰り返しことで耐えるジャンヌ・オルタ。
だが、まだ終わりではない。突き出した腰を、今度は徐々に引いていく。カリが締め付けてくる膣壁を擦ると、中へ埋もれた肉棒を離すまいと吸い付いてくる刺激は圧倒的だった。
「────ぁ、──動、く──なァッ!!」
これには、彼女も対応に困る。痛みに耐えようとすれば体は強張り、図らずも肉棒を締め付ける膣圧を強めてしまう。しかし力を抜けば痛みと快楽に身を委ねてしまい、それこそ彼女自身、どうなってしまうか分からない。
苦悩する彼女へ、考える時間は与えない。
肉棒は粘液にまみれていたおかげか抵抗も少なく、半ばまで引き抜かれ止まる。だが停滞も数秒、再び腰を強引に前へと倒し肉棒を秘部へと戻していく。
──あとは、ただ、ひたすらにそれを繰り返すだけ
腰を引き、肉棒を半ばまで引き抜く。
強引に腰を押し出し、出したばかりの肉棒を埋没させていく。
この動作を、何度も、何度も、ゆっくりと。
回数を重ねる度に蓄積されていく快感、秘部の中を往復し続ける肉棒は緩やかな刺激に痙攣の回数を増やす。互いが互いを高め合い、昂らせ、絶頂へ向けて走り始める。
「──ぁ──ッ──く、ぅ──ン──んん──ッ!!」
次第に彼女も、痛覚は薄れてきたようだ。膣内へ肉棒を捩じ込んだ直後とは違う声音。痛みだけではなく、違った感覚によって漏れてしまう高い声質へ変わっていく。
だが、それを認めたくないのか、唇を引き結んだ彼女は腕を顔の前で交差させ抵抗の意を示す。その行動はさして効果がない、むしろ逆効果であることを知らぬまま。
迫り来る射精への欲求は、さらに強い快感を求め無意識に腰の動きを早めていく。じゅぷっ、じゅぷっ、と音を立てる結合部は体液が弾け、白く濁った糸を引きシーツを汚す。
「──んっ──んぅ、ッ──ん──ッ!!」
早くなっていく腰のストロークに合わせて、喘ぎ声を噛み殺す熱い吐息が聞こえ始める。気になったのは、今の彼女の表情。どのように顔を歪ませているのか、見たくて堪らない。交差された腕、その手首を掴み強引に引き離そうと力を込める。
「──ッ──や、やめ──ッ──んっ──見る、なぁ──」
本人は睨んでいるつもりなのだろうが、瞳に力が感じれない。むしろ焦点の合わない瞳は涙ぐんでおり、引き結びたい唇は弛緩しているのか閉じきらず端から唾液を垂らす、と酷い有り様。
嗜虐心と支配欲のままに、ジャンヌ・オルタの頭へ手を回し固定してから唇を奪う。閉まり切らない唇から舌を口内へ侵入させるのは容易く、熱い吐息を間近に浴びながら舌を絡めていく。
戸惑いながらも絡めた舌を味わっていた彼女の両手が、首へと巻き付いてきた。互いが互いを求め合うように体は密着し、唾液を交換していく。
「──んぅ、ぁむ──ちゅ、──ふぁ──ッ──あんッ──ッ」
昂りは、限界間近。
キスに集中するために止めていた腰が、再び前後運動を再開する。より強く、より激しく、上の口と下の口を責め立てた。水音に加えギシッ、ギシッ、とベッドが軋む音も大きくなっていく。
膣奥の子宮口へ、亀頭で何度もノックする。コリコリとした感触の入口へ亀頭が擦り付けられる度に、互いはビクビクと体を痙攣させていた。
「──んあぁ──ッ──んちゅ、ぁん──ぁ──ひぅッ──あ、あぁん──く、んぅぅッ──ッ!!」
せり上がってくる射精感と共に、膣壁を擦る肉棒が徐々に固さと太さを増していく。射精の前兆だ。
──彼女の細く長い両脚が、腰へと絡み付いてきた
動きが制限されても、腰の動きは止まらない。首へ回された腕で頭は固定され、両脚を絡めた腰は後退と離脱を許さない。もはや射精までは、秒読み段階。いつ爆発してもおかしくない。
──なのに
「──あぁ、気持ち、いい──アナタのが、んちゅ──出た、り──ぁ──入ったり───い、─嫌なの──にィ──ッ──やぁ、怖い──すごいの、が──く、くッ──りゅうぅ──ッ!!」
彼女は羞恥のタガが外れたのか、唇を離し快楽の大波に煽られる不安、快感を恥ずかしげもなく喘声と共に叫ぶ。その言葉が、どれだけこちらを昂らせるかを知らぬまま。
「──あ、ッ──やァ──も、おかしくな、りゅ──ころひ、たいの──にィ──こん、なの──覚え、たら──も、戻れ──な、ひ──ッ!!」
膣壁は中へと埋まる肉棒を引き千切らんばかりにキュッ、キュッ、と不規則に締まり、最奥の子宮口は口を開け欲望のままに放たれるであろう迸りに備えていた。もう彼女は、受け入れ態勢にある。あとは、ただ、快楽と欲望の赴くままに──
「あ、あぁあぁッ──激し、ィ──こ、壊れ、りゅ──うう、んッ──来て、──出し、てぇ──びゅびゅ、って──アナタの、が──欲し──ッ!!」
膣の中で肥大化した肉棒が、ビクンッと大きく跳ねた。もう耐えられない、背中から登ってくる絶頂と射精感を予期したと同時に──ずりゅ、と力の限り腰を秘部へ押し付けた。
瞬間、亀頭が口を開けた子宮を叩くと──
「──あ、──来る、来るゥ──すごい、のォ──い、くゥん──イ、ク──あ、ああぁあぁぁぁぁッ!!」
同時に、絶頂を迎えた。
──亀頭から、勢いよく精液が迸る
──注がれる精液を溢さぬよう、子宮は伸縮を繰り返す
ドクンッ、ドクンッ、と脈打つ肉棒。痙攣の度に噴き出す精液が子宮の中へと溜まっていくのを感じるジャンヌ・オルタは恍惚の表情を浮かべ、続けて何度も訪れる緩やかな絶頂に何度も身を震わせていた。
「──ぁ──あ、あぁ──いっぱい、出てりゅ。あつ、くてぇッ、ドロドロでぇ。も、入らな、ひ──あン、む──れろ──ちゅ──」
体を密着させ、精液を子宮へ注ぎ終えるまで二人は舌を絡め合い余韻に浸る。貪るようなキスではなく、ついばむような、緩やかな口付け。
──唇が触れ合う度に幸福感、充実感が
──二人の胸中へと訪れる
──そんな、一夜の夢
◆ ◆ ◆
「─────ケダモノ」
シーツで体を隠したジャンヌ・オルタが、非難するように睨み付けてきた。どちらが先に誘ってきたんだ、と言いたいところだが、我を忘れてしまったのは事実。否定しようにも否定し切れないのは辛いものがある。
「あ、そうだ、対価は命だったわね──」
言われて、思い出した。
いっそバッサリやってくれ、と合掌。
しかし、反応はない。チラッと彼女を盗み見ると、かすかに頬を染めながらシーツで口元を隠し黙ったまま。だが、こちらの視線に気付いた彼女は──
「ま、今回は貸しにしといてあげるわ。次で返してちょうだい」
と、呟いた。
しかし、"次"というのは──
「ええ、せいぜい私の機嫌を損なわないよう善処なさい。もし少しでも苛ついたら、容赦なく"斬り落とす"から──」
黒い笑みを浮かべる彼女は、それ以上答えない。"何を"斬り落とすつもりなのかは、考えない方が良さそうだ。むしろ察したとしても全力で分からないフリをしろ、その方が身のためだ、と全神経が警笛を鳴らしていた。
触らぬオルタに祟りなし、だ。くわばらくわばら。
~END~
爆死しましたが何か?(八つ当たり)
【以下、メタい話】
実は他にも色々とやりたいこととかあったんですが、スタートが微妙すぎたんでこんな形に。自業自得ですね申し訳ありません………その絡みもあって犯す啼かすとか言っときながら最後は純愛じゃねーかしね、って書きながら自分にツッコミ入れてしまいました。
おまけにキャラがブレすぎて酷い、最後辺りジャンヌ・オルタのセリフ入れてる時に思ったのが「誰だよコイツ」。
初めてR―18書いてみましたが、色々と難しいっす。
次回からはW聖女の3Pに挑戦予定…が、がんばりゅ(白目)