ちょーっとヤりすぎな気もしますが……
お楽しみ頂ければ幸いです。
ヒロインXの雌孔へ亀頭の先端を当て、すでに漏れ出ていた愛液を潤滑油として徐々に埋没させていく。その感触は背中を震わせ、思いっきり腰を打ち出したいという欲求に駆られるほど強烈な快感──堪えるのも一苦労だ、気を抜けば本能の赴くままに彼女を貫いてしまいかねない。
昂り、荒ぶる本能を理性で強引に静めながら、努めて緩やかに、優しく腰を押し出していく。途中、異物が体内へと侵入してくる違和感のためか、ヒロインXが体を捻ってきた。その動きは肉棒を通して、全身へ鋭い快感を走らせる──
「……ん、っ……ぃ"……んんんっ……ッ!!」
痛覚があるのだろうか、組み敷くヒロインXの表情は苦悶に歪んでいる。痛み、違和感から逃げてしまう無意識下の行動だろう──無理は駄目だ、そう判断し押し出していた腰を止め、逆に引いてみた。すると、ヒロインXの牝孔へ隠れていた亀頭が顔を覗かせる。
そう、まずは、慣らすことから始めよう。
再び腰を、ゆっくりと押し出す。すると再び亀頭がヒロインXの牝孔、その入口を押し拡げ埋もれていく──あとは、この繰り返し。すこしだけ亀頭を埋めたら、腰を止める、すこしだけ待って、ゆっくりと引き抜く。何度も、何度も。
「……ん、っ……ぅ……ぃ、ん……ふ、ぅ……んんっ……ッ!!」
くちゅっ、くちゅっ、と音を立て、亀頭だけで何度も牝孔の入口を押し拡げる。緩慢で、もどかしい腰のストローク。動くたびに微弱な刺激が腰から駆け上がってくる、本能が気遣いを止め思いっきり腰を振れ、ヒロインXを犯せと訴えてくる。
だが、それは駄目だ、耐えなければならない。好きだと言ってくれた、慕ってくれた、そんな彼女を身勝手な欲望で蹂躙するのだけはいけない──せり上がってくる快感を、暴れ出しそうな本能を、理性だけで繋ぎ止める。
「……ぁ……し、しょぉ……」
「……ん、む……」
と、そこでタイミング良く、組み敷いて痛みに抗うヒロインXの隣で気をやっていたリリィとネロが目を覚ました。まだ先の手淫による絶頂の余韻が残っているのか、どこか二人の動きは緩慢。
しかし徐々にではあるが状況を呑み込めたらしい、妖しげな笑みを浮かべた二人は喘ぎ悶えるヒロインXの体へと絡み付いていく。四肢を回し、体へ顔を寄せ──
「……まったく、仕方のないやつめ。ここはマスターのために、一肌脱いでやるとしよう……光栄に思うが良い……」
「……ん、ぅ……わら、ひもぉ……おてつだ、ぃ……ひましゅ……」
そんな言葉と共に、二人はヒロインXの慎ましい乳房、その双丘へと口付ける。ちゅっ、ちゅっ、と吸い付くように唇を這わせ、時おり舌を覗かせ丹念に、未発達な乳房がねぶられる。
「……ん、っ……ぃ"……あぁ、んんんっ……ッ!!」
下半身、牝孔を肉棒で貫かれる感覚と、乳房を始めとして脇腹や腰を這い回る二つの唇、二つの舌による微弱な刺激がヒロインXの痛覚を砕く──同時に、理性と羞恥心も。
「……ぁ、んっ……ぅ、あぁ……あっ……こ、れぇ……ぞくぞ、くっ……す、りゅぅ……ぁ、あっ……ああぁ……あた、まっ……おかしく、なっ……ッ……あひぃっ……おねがっ、やめて……ぐだっ、さ……ッ!!」
ちゅっ、ちゅっ、とネロの舌がヒロインXの脇腹や腰を経由し下腹部を巡り、下へ下へと下りていく。それに対してリリィは乳房の中心、赤く勃起した乳首を舌でねぶった後、鎖骨や首筋を経由しヒロインXの頬を通り過ぎ耳元へと顔を寄せていく。
そんな二人の援護を得たおかげか、ひたすら亀頭のみで刺激していたヒロインXの牝孔、その入口の抵抗が緩んでいることに気付く。これならば、と思い──徐々に、徐々に、前後させていた腰を押し出していく。
みちみちっ、とヒロインXの
「……ん、ぃっ……っ……ぁ……」
どうやら、彼女もそれに気付いたようだ。甲高い喘ぎ声を発していた口を引き結んだかと思うと、帽子の鍔で見え隠れする彼女の瞳が揺れ──蚊が鳴くような、とても小さな声が、聞こえた。
──"ほしい"と
瞬間、腰を一気に押し出し、亀頭が感じていた引っ掛かり、ヒロインXが処女である証を強引に挿し貫いた。
「……ん、ぃ"……あ"ぁ"ぁ"っ……ぉ、あっ……ッ……ん、んっ……お、かしっ……いた、いのっ……なれて、りゅ……はずなのにぃ……こ、れ……むりっ……ぃたっ、ひ……のにぃ……きもち、よくて……ぁ、はぁっ……んんっ……しぁわ、せ……れっ……んっ、い"ぃ"……こんな、のぉ……こんな、のっ……しら、なっ……いぃ……ッ!!」
破瓜の痛み、膣内を突き進む肉棒が膣壁を擦るたびに訪れる強烈な快感、そして全身へ微弱な電流のように流れるネロとリリィの唇と舌の刺激、その全てがヒロインXの脳を犯し、焼き切った。
振り切れた理性は、もはや沸き上がってくる衝動と本能を押さえ付けることができなかった。ヒロインXは両手でシーツを固く握りしめ、全身を這うネロとリリィの唇、舌の感触に体を火照らせ、膣壁を掻き分け体の奥深くへ侵入してくる肉棒の熱と快感に酔いしれる。
「……ん"い"ぃ"ぃ"……っ……ぉ、ぱぃもぉ……ぉ、ぁ……おまん、こもぉ……ぐちゃぐちゃ、れっ……く、るぅ……くるっ、ちゃうぅ……おかひ、くっ……なりゅうぅっ……お、ぢるぅ……ッ……あひ、ぃっ……ましたぁ、にぃ……おと、ざれ……りゅうぅ……ッ!!」
狂おしいまでの絶叫がヒロインXの口から上がる、それと同時に亀頭が、とうとう彼女の最奥、子宮口を小突く──瞬間、頭の中で理性の糸が、ぷちんっ、と切れてしまったのを自覚した。
もう、衝動を止められない。空いていた両手でヒロインXの細く余分な肉の無い腰を掴むと、一度だけ腰を思いっきり打ち出し彼女の股間とぶつけ、子宮口へと亀頭を押し付けてから──その反動を利用して、一気に腰を引く。
「……お"ぁっ……ッ……ん、あ"ぁ"ぁ"あ"……ッ!!」
子宮を押し潰され、ヒロインXの背中が震えた。だが、次の瞬間、引き抜かれていく肉棒から叩き付けられる快感が彼女を絶頂へと引き上げる──すでに肥大化し固くなったカリが、膣から出ていく途中、盛大に膣壁を擦り上げていったのが原因だ。
「……ししょぉ……ぁ、んっ……ししょぉ、もぉ……わらひたひ、と……いっしょ、れすぅ……んんっ、いっしょ、にっ……ますたぁの、ものにっ……なりまひょぉ……」
ヒロインXの耳を、首筋を、頬を舐め上げキスの雨を降らせていたリリィが囁く。時おり漏れてくる矯声は自分で自分の性器、牝孔をほじることによって得た快感によるもの──ヒロインXの隣へ寝転がり一心不乱に自慰へ耽る彼女は、まさに発情期の牝獣。
「……そぉ、らっ……おま、へもぉ……よ、やっ……りりぃ、といっしょ、にぃ……ますたぁ、のっ……おちんちん、のっ……とりこ、にっ……ッ……そぉすれば、もっと……きもちよく、なれるやもしれん、ぞ……」
いつしかネロが、リリィと同じようにヒロインXへ顔を寄せていく。キスができるほどの距離で囁かれたネロの言葉、誘惑。今でさえ気を抜けば意識を失いそうなほどの快感に震えるヒロインXに、その言葉は甘く魅力的すぎた──完全に蕩けきった顔を隠そうともせず、さらなる快感を求め、ヒロインXの瞳が劣情に揺れる。
「……なりゅっ……なりゅうぅっ……わらひも、ますたぁのものになりゅうぅぅっ……ぉ、んっ……おちんちん、のぉっ……とりこになりゅうぅっ……おちんちん、しゅきぃっ……これなひ、とぉ……いきてけなひっ……ぁんっ……お、ぢるっ……おぢるっ……おぢ、たいぃ……おど、じっ……てえぇ……ッ!!」
リリィとネロの甘い誘惑の言葉、そして乱れに乱れ恥ずかしげもなく快感に体を震わせるヒロインXの矯声は、こちらの理性をも砕いてしまった──衝動のままに、欲望のままに、がっしりと掴んだヒロインXの腰を支点にして、激しく腰を振る。
ばちんっ、ばちんっ、と腰と股間がぶつかる肉打つ音を響かせ、噴き出してくる潮、掻き出された愛液が飛び散りベッドシーツを汚す。だが、そんなこと、もう気にしてはいられない──ぐぢゅっ、ぐぢゅっ、と肉棒が彼女の牝孔を出入りするたび突き抜けていく快感は強烈で、止めようなどとは微塵も思わない。
「……ん"あ"ぁ"ぁ"ぁ"っ……ごりごりっ、すごひいぃっ……わらひ、のっ……だいじな、ところっ……あひぃっ……でりゅっ……でちゃ、んっ……でりゅぅぅっ……んっ、んっ、んっ……あぁ、っ……おちんちん、いいぃっ……おちんちんいいぃっ……ッ!!」
気付けば、ヒロインXも自ら腰を振ろうとしている。がっちりと腰は固定されているから動きようがないが、懸命に背中を反らし、腰の打ち込みに応えようと身を捩らせていた──もはや、このには獣しか居ない、ただ快楽を求める発情した獣達しか。
「……んっ、ぁ……ししょぉっ……し、しょぉっ……いっしょ、にぃ……ッ!!」
「……うむっ、ぞんぶんにはてるがよい……そうそう、ますたぁのためにも、はてるときは、いく……と、いうのが……れいぎ、というものだぞ……」
「……は、いぃっ……もぉ、おか、しくっ……なっ、てりゅぅぅ……す、ごひっ……のぉ……くりゅうぅ……おぢ、るっ……おぢる、のおぉっ……お、おぉんっ……おちんちん、れっ……いぐっ……ますたぁ、のっ……ッ……おちん、ちんれっ……い、ぐっ……いぐっ、いぐ、いぐ、ぅ……ん"っ……ッ!!」
その声と共に、ヒロインXの膣壁が激しく伸縮し始めた。ぎゅぅっ、と肉棒を千切らん勢いで締め付けてくる膣壁を強引に掻き分け、擦り上げ──彼女の絶頂に合わせるよう、スパートをかけた。
ばちんっ、ばちんっ、ばちんっ、と素早く腰を彼女の股間へぶつけ盛大な肉音を立て、激しく肉棒で牝孔をほじる──途中、びくんっ、びくんっ、と肉棒が痙攣し玉袋から欲望が駆け巡っていくのを自覚する。
そして──
「……し、しょぉ……ぁ、んっ……し、しょぉっ……ッ!!」
──必死に自身を慰め、甲高い喘ぎを上げたリリィ
「……ん、ぅ……じつに、よい……よ、もっ……ぃくっ……ッ!!」
──悟られぬよう自慰をしながらも、平静を装っていたネロ
──そして、ヒロインXも
──同時に、絶頂を迎えた
「……ぃ、んんっ……いぐっ、い、ぐっ……ますたぁのっ…ぉ、あっ……おちんちん、れっ……いっっ、ぐうぅぅ……ッ!!」
瞬間、ぎゅぅっ、と膣壁が肉棒へ吸い付いてきた。それを見計らい、我慢に我慢を重ねた欲望を吐き出そうと、思いっきり腰をヒロインXの股間へ叩き付け──肉棒を、亀頭を子宮口へと押し付け、駆け巡ってきたソレを解き放った。
爆発させた欲望、亀頭の先端から噴き出た白濁、精液が容赦なくヒロインXの子宮へ注がれていく。痙攣に合わせて、びゅるっ、びゅるっ、と子宮内を白へ染めていく、蹂躙していくのを感じた。
──だが、まだ終わりじゃない
子宮を押し潰すほどに打ち出していた腰を、一気に引く。亀頭の先端へ吸い付いてきていた子宮口を強引に引き離し、ヒロインXの膣内を精液で白く染めながら──勢い良く、肉棒を牝孔から引き抜いた。
すると、まだまだ勢いの収まらない精液が、びゅーっ、と弧を画き降り注ぐ。顔を寄せていたリリィ、ネロ、ヒロインXの元へと。
「……ん、ぁ……くしゃぃ、のぉ……きたあぁ……」
──スンスンッ、と鼻を鳴らし悦に浸るリリィ
「……ぁ……れろっ……ん、ちゅ……ぁ、んむっ……」
──大きく開けた口内へ飛び込んできた精液を舌で転がすネロ
「……ぁ……ぅ、ぁ……ぁぁ……」
──浴びせられる精液を虚ろな瞳で見上げるヒロインX
精液を恍惚とした顔で受け止めた三人は生臭い獣臭に鼻孔を焼かれ、だらしなく開けた口の奥で顔を覗かせる舌で苦味を確かめ、汚され、染められても──誰一人、その表情に嫌悪感を浮かべることはなかった。
そして数秒の後、すべての精液を放ち終えたところで身を乗り出し顔を寄せる彼女達の鼻先へ肉棒を近付けていく。むぁっ、と獣臭が漂う肉棒が突き付けられると、誰からとも言わず、彼女達は舌を突き出し──
「……ますたぁ、のぉ……くしゃぃのぉ、すきぃ……れろっ……」
──片側を貪欲に、丹念に肉棒を舐め上げてくるリリィ
「……れろっ……んっ……ぺろっ……ぁっ……んっ……」
──ただただ、付着した精液を舌先で舐め取ってくるネロ
「……ッ……んっ……ぺろっ……っ……これ、が……ますたぁ、の……」
──控えめに、熱と形を確かめるように肉棒へ舌を這わすヒロインX
──彼女達が仲良く"お掃除"する光景を見下ろしながら
──達成感と、罪悪感と、かすかな期待を胸に抱く
──願わくば、これからの彼女達が仲良く、いがみ合うことのない
──確かな信頼関係が、築かれていることを
~後日談~
あの夜を境にネロ、リリィ、ヒロインXの関係が少しだけ変わった。劇的にではない、ほんの些細な、それこそ常日頃から彼女達を注意深く見ていなければ気付かないほどの小さな変化──それは、とても喜ばしい変化だった。
「赤、今日という今日は貴女を
「うむっ、そこまで言われては余も捨て置けぬぞ。余とてマスターに良くやったと褒めてもらったり、頭を撫でてもらいたい故な──代わりと言っては何だがリリィは貴様にやろう、これで全て解決ではないか」
「………ふえぇ……」
エントランスで睨み合うネロとヒロインX、そして二人の傍らで涙目になっているリリィを見付けた。それにしてもヒロインX、彼女はリリィのためにと言いながらも"マスターに頭を撫でてもらいたい"という本音がだだ漏れである。
さらに追い討ちとばかりにネロは、リリィを悩むことなく差し出した、即答である。仲裁しようとしていたはずのリリィはヒロインXとネロに即答で切り捨てられて涙目、いくらなんでも不憫すぎるだろう。
[こら、ケンカは止めなさい]
[仲良くしろ、って言ってるじゃないか……]
リリィを不憫に思い、代わりに仲裁へ入ることにした。このままでは、エントランスが本当の修羅場になってしまいそうだったから──逆に言えば、まだ今なら事態を収拾することができると思ったからだ。
ぎょっ、とした顔のヒロインXとネロを尻目にリリィへ近づくと、慰めの意味も含めて優しく頭を撫でてやる。するとリリィは「えへへぇ」と嬉しそうに紅潮した頬を緩ませた、くそぅ、可愛い。
「……むぅ……」
──頬を膨らませるネロ
「……ぐ、ぐぬぬ……」
──悔しげに唸るヒロインX
そう、嬉しい変化の意味は"コレ"だ。
最も大きな変化はヒロインXの優先順位が変わったこと、おかげで随分と彼女は扱いやすくなった。前まではセイバーを抹殺するだの、神を殺すだのと物騒極まりないことを口走る上に止めても聞かない、まるでブレーキが壊れた暴走列車を相手にしているような虚無感に苛まれていたにも関わらずだ。
対してネロも以前に比べてトゲが無くなったというか、丸くなったというか、簡単に言えばワガママが減った。
問題、というか少し厄介な変化が起きたのはリリィだ。ここ最近、妙に嬉しそう、浮かれているとも言える。おまけに、やたらと甘えてくるようになった、頭を撫でてやっている今のように──ともあれ、実害が無いので指摘してはいない。
「マスター、リリィばかりでは不公平だ、余も撫でよ」
「そうです、私にもなでなでを要求します……3時間くらい」
と、いつの間にかヒロインXとネロが詰め寄ってきていた。いかにも不満そうに頬を膨らませ、スネているような表情で見上げてくる二人。よしよし、良い感じに嫉妬してきた、ここまでくれば事態の収拾は完了したも同然。
──ヒロインXとネロ、二人の顔を交互に見比べ
──最後に努めて笑顔で言い放ってやる
──"ケンカする悪い子にはしてやらない"、と
するとヒロインXとネロは、顔を伏せ肩を震わせた。嗜虐心が刺激されるが、これ以上やってしまうと後が怖い。リリィから掌を浮かせると、反省した頃を見計らって二人の頭を撫でてやる──"ケンカ禁止"と付け加えて。
「……うむっ、善処する……」
「………………はい」
やや不満そうにしながらも、二人は素直に頷いてくれた。もっとも、この"ケンカ禁止"という約束の効力は長くて数日、早ければ数時間しか保たないのだが──まぁ、止まらないよりはマシと言えるので黙っておく。
──そして、この後、数時間に渡り三人へ
──滅茶苦茶なでなでさせられた
「保父さんかッ!!」と自分にツッコミ入れながら後日談を書いていた。アルトリア顔の娘達って、どうしてこうも頭を撫でてやりたくなるのだろう……獅子とは何だったのか……(遠い目)