聖女だから安直に処女喪失描写あり、苦手な方はご注意下さい。
→[優しく犯す]
[激しく犯す]
吸い込まれるように彼女へと近付いていく途中、ふと思った。流されるまま、欲望のままに体を重ねていいのだろうか、と。答えは否。彼女に言葉を伝えていない、想いを明かしていない。
ベッドへ乗り彼女の目の前まで来ると、間近に黒い微笑みが見える。何を企んでいるのかは分からないが、いま優先すべきは彼女の思惑ではない。ジャンヌ・オルタの肩へ手を添え、倒れ込む勢いのままに相手を押し倒す。
ベッドへ押し倒され仰向けになった彼女は、何が起こっているのか分からずキョトンとした表情。そんな彼女へと覆い被さり、体を密着させ、顔を耳元へと寄せていくと──想いを、口にした。
[好きだよ]
[愛してる]
「はァ? アナタ、何を言って──ひぅッ!!」
彼女からの答えは待たない。言葉を遮るように、目の前にある形の良い耳へ軽く歯を立てる。するとその感覚に驚いたのか、密着している彼女の体がビクンッ、と大きく跳ねた。
甘噛みによる緩やかな刺激、それは直接的な快楽とは別種のもの。慣れない快感が体へ走る度に、ふるふると、彼女の体は小動物のように震えてしまう。強気で口汚い彼女が見せた弱々しい姿は、とても愛しく思えた。
髪の匂いなのか、彼女の匂いなのかは分からない。まるで花のような匂いを鼻先に感じながら、彼女の耳と、その周囲へ唇を這わしていく。耳の裏、頬、首筋、鎖骨へと唇を滑らせ、向かう先は彼女の豊満な乳房。
「──んッ──ぁ──はぁ、はぁ──」
体中へ唇を通し与えられる微弱な快感、くすぐったさから身を捻ることで逃避しようとするジャンヌ・オルタ。しかし体を密着させ、上から組み敷かれているせいで上手く逃げられない。
それどころか体を捻ったことによって、彼女の豊満な乳房を包んでいた下着がズレてしまう。おそらく、背中側にあったホックが、動いた時にシーツへ引っ掛かり外れてしまったのだろう。偶然に助けられながら、逃げようとする彼女を追い詰めるために、乳房へと唇を這わす。
「──────んッ」
柔らかい弾力に、唇が弾かれる。顔を埋めれば埋めるほど、弾力で強く反発してくる乳房の柔らかな感触。それを口先だけで確かめていると、ふと気付く。ドクンッ、ドクンッ、と早鐘を打つ彼女の心臓の音に。興奮しているのか、期待しているのか、それは彼女にしか分からない。
卑猥に形を歪ませる乳房を登頂していると、ふと頂上部で自己主張を始める乳首が見える。すでに充血し、ぷっくらと膨らんでいるそれを、口にふくんだ。
「───ぁ──ひゃぁん──ッ!!」
瞬間、甲高い喘声が上がる。が、その声に最も驚いた様子を見せたのは、他ならぬ彼女自身。不意打ちで訪れた快感へ、過敏に反応した結果。もう油断はしない、と強い意思を感じる瞳で睨み付けてくるが──
「──ひ──ッ──ぁぐ──んんっ─うッ、ん──ッ!!」
乳首を唇で擦る度に、舌先で突く度に、硬い歯で甘く噛み付く度に、彼女の意思とは裏腹に漏れ出てくる喘声。快楽によって制御できない、と彼女は悟り代わりに口元を掌で覆って、漏れ出てきそうな喘声を無理やり飲み込もうとしている。
それは、嫌だ。彼女が上げる喘声を、もっと聞きたい。快楽に翻弄される表情を、もっと見たい。少し強引に口元を覆っていた彼女の手を取り払う、その時かすかな抵抗を感じたが、戻させるわけにはいかない。掌を重ね、指を絡めてやる。
「──やっ──ひぅ──ぁん──やめ、んんッ!!」
懸命に身を捩り逃げようとするが、指を絡めた掌と密着させた体がそれを許さない。むしろ体が捻られる度に、下半身の肉棒と彼女の腹部が擦れ興奮が高まっていく。
心は絡み合う指に囚われ、耳は甲高い喘声に犯され、密着させた体が熱と快感を共有する。図らずも、互いが互いを昂らせていく。そう、彼女も少しずつだが理性が瓦解しつつある。
──快楽を求めてしまう体は火照り
──さらなる快感を、さらなる快楽を
乳房から口を離すと、ぷっくりと充血した乳首が外気に触れピクッ、と震えた。唾液でテラテラと光っている様は卑猥で、見惚れてしまいそう。だが、それを堪えて顔を上げると、彼女の顔を覗き込んだ。
「──はぁ──ぁ──ん──な、何──?」
トロンとした、どこか蕩けるような顔。荒く呼吸する唇はかすかに開かれ、熱い吐息を吐き出す。色素の薄い肌、その頬が朱に染まっている。なかば無意識のうちに、空いていた手を伸ばし彼女の頬を撫でる。
すべすべしている彼女の頬は、とても触り心地が良い。朱に染まっているせいか、かすかに熱を帯びているのが分かった。
「──なに、よ──何のつもりなのよ、これ──」
そう言いながらも、彼女は頬を撫でる手を重ねてくる。払い退けられるかとも思ったが、その反応は予想外だった。自分の心臓が、早鐘を打ってしまうのを自覚した。ゴクリ、と唾液を飲んで鳴った喉が妙に大きく聞こえた気がする。
顔を寄せていく、すると彼女は意図に気付いたようだ。一度だけ視線を逸らす、が、思い直したかのように伏せると、最後に瞳は閉じられた。これは、同意の証。
頬へ手を添え、顔を寄せ、唇を重ねた。
「──ッ──んぅ──ぁ──ちゅ──」
薄く開いた唇へ、優しく噛み付いてみる。すると同じように、ジャンヌ・オルタは重ねた唇を律儀に噛み返してきてくれた。求められたという事実に、心が踊った。ついばむように唇を重ねる度ちゅっ、ちゅっ、と音が鳴る。
堪らなくなり、舌を出して唇をなぞってみた。最初はビクッと体を揺らしたものの、抵抗はない。むしろ、彼女も薄く開けた唇から舌を出してきて触れ合わせる。
舌先と舌先がぶつかり、ぴちゃ、と唾液が跳ねる水音が響く。もはや互いに理性というタガは外れてしまっていた、求めるがままに舌は絡められ、求められるがまま舌への愛撫を受け入れる。
「──んぁ──む、ん──ちゅ──はん──ぁ──れろっ──」
背中へ、彼女の腕が回される。口付けにより呼吸が難しくなり、苦しさから逃れようとしたのだろう。だが、それでは互いに止まらない、止められない。舌と舌が絡められ、唾液を混ぜ合い、吐息を交換し、興奮のままに昂りへと身を任せる。
そして、どちらとも言わず唇が離れると、舌と舌を繋いでいた唾液の糸がぷつりと切れる。熱に侵された思考、理性を失い本能が鎌首をもたげ、瞳を交わらせた。瞳は、これから行われる行為への期待に揺れる。
密着していた体を離し、ベッドへ座ると衣服を脱ぎ捨てた。それを見た彼女も恐る恐るベッドへ座ると、下着を外し、脱ぎ去っていく。
「──み、見ないで、よ──気持ち、悪い──」
一糸纏わぬ姿になった彼女が、腕を胸の前で交差させる。先程まで愛撫していた乳首は腕に隠されてしまったが、彼女の豊満な乳房までは隠せるはずもなく。羞恥に頬を染めながら顔を背け、自分の体を抱くような格好の彼女は嗜虐心がそそられる。
身を寄せ彼女の背中へ手を回してやり、優しくベッドへと寝かせてやる。一つになりたいという欲求に背を押されるまま、彼女の膝へ手を置く。徐々に開かれていく脚、露になっていく彼女の大事な部分。
先の口淫、乳房への愛撫によって、すでに彼女の受け入れ態勢は整っていたようだ。秘部の周囲は愛液によって濡れそぼっており、割れ目は彼女の呼吸と呼応し入口を開閉させる度に、とろっと新たな愛液を垂らし続けている。
「だ、だから──見るなって言ってんでしょ──」
少し凝視し過ぎてしまったようだ、ジャンヌ・オルタに咎めるような視線を向けられてしまった。気を取り直し、開ききった彼女の脚の間へと体を入れる。そして、もうすっかり戦闘状態になっている肉棒を、割れ目になぞり擦り付けた。瞬間、裏スジへ愛液と柔らかい肉の感触が熱を伝えてくると、背中へゾクッと快感が走った。
抗い難い快感は脳髄を焼き、今すぐにも彼女の
「──ひぃ──んん──ッ───ぁ」
その時、ふとジャンヌ・オルタは何か言いたそうに口を開いた。切なそうで、悲しそうで、不安そうな表情。気になったので行為を中断し顔を覗き込んでみるも、彼女は口を開くだけで言葉は出さない、そして最後には顔を背けてしまった。
なんだろう、何を言いたかったのだろう、疑問は鎖となって心へ絡み付いてくる。どうしても、さっき彼女が言い澱んだ言葉を聞きたい。思い至ったら、あとは実行するのみ。
彼女の秘部へと押し付けていた肉棒、その亀頭から裏スジにかけて愛液を塗りたくると一度離す。今度はサオ部分をあてがい、ゆっくりと腰を上下させ割れ目をなぞっていく、互いの性器の形を確めるように。
「──ふぁ──んッ──ぁん──ぅ、んん──」
摩擦する二人の性器、擦られる割れ目と、起立した肉棒。くちゅっ、くちゅっ、と音を立てながら擦り合わされる度、緩やかな快感が二人を襲う。ゾクゾクと背筋は無意識のうちに震え、摩擦箇所は火傷しそうなほど熱く、興奮に呼吸は荒くなる。
──ゆっくり、ゆっくり性器を擦り合わせる
──何度も、何度も、緩やかな快感を彼女へ押し付ける
その時、彼女の体が何度もビクンッ、ビクンッ、と跳ね始めたのに気付く。顔を苦悶と不安に歪ませ、両手で自分の頬を挟んで迫り来る何かに耐えているようだ。少しずつ蓄積されていった快感の波は度重なる刺激で大波へと形を変え、振り回されるまま理性と体が制御不能に陥ってしまったのだろう
「──ひぅ──んんっ──ぁん、っ──や、ぁ──おか、ひ──おかひくな、りゅぅ──ッ!!」
下半身からの快感と、彼女の言葉にゾクゾクと背筋が震える。顔を真っ赤に染め今にも泣き出しそうな彼女は、緩やかな、もどかしい性器への刺激に耐えかね荒い呼吸と甲高い喘声を上げる。
まだ、まだ、もっと彼女を狂わせたい。強気で口汚い彼女の弱々しい姿を、泣き顔を、懇願してくる様を見たい。欲求を強引に理性で蓋をし、ゆっくり、緩慢とした腰の上下運動で性器を擦り続けた。
「──やあぁ──それ──えぐっ──ら、めぇ──くちゅ、くちゅっ──って──ひぅッ──する、の──やらあぁ──ッ!!」
その甲斐あってか、とうとう彼女の理性は完全に崩壊した。涙を溢れさせ、緩やかな快感に我慢できないと甲高い声で主張する。顔の前で腕を交差させ見られないようにしてはいるが、脱力している今の彼女には叶わない。隙間から見えた彼女の顔は涙と唾液で、無惨なほどに汚れていた。
おそらく無意識だろうが、彼女も腰を落とし、肉棒へと割れ目を擦り付けてくる。膣の奥からせりあがってくる快感が、肉棒を求め制御不能になった体を突き動かしたのだろう。卑猥に捻って、肉棒をくわえようと先端を探すように蠢く腰を掴む。ここで挿れてしまっては、元も子もない。
──快楽を欲する体、溶けていく理性
──腰を掴まれ、緩やかな摩擦から抜け出れない
──もはや彼女は、自分が何を言っているのか自覚できない
「も、むりィ──ほし──のォ──くちゅくちゅ、やぁ──なかァ──ひれ、て──かきまわ、ひ──て──よぉ──ッ!!」
欲望のまま、求めるままにジャンヌ・オルタは声を張り上げた。その言葉は、互いの理性を完膚なきまでに破砕する。望んでいた、期待していた懇願。涙混じりに快感を求めてくる彼女の言葉に突き動かされるまま──
──割れ目に隠れた秘部へ
──亀頭を、滑り込ませた
瞬間、ぞぞっ、と寒気が腰へ走る。溢れる愛液と周りの膣壁を掻き分ける感触、それを肉棒越しに感じで一気に興奮が高まった。止まらない、止められないまま、肉棒をさらに奥へ、奥へと突き入れる。
「──ふあぁぁ、はい──っ、てぇ──ッ!!」
異物が性器が侵入してくる感覚、制御できない体が膣を脈動させ、肉棒を締め付けてしまう。その度に、ビクンッ、ビクンッ、と彼女の全身が痙攣し、ベッドの上で何度も跳ね上がる。
その時、彼女の
「ひっぎ──う"ぅ"──ぁ──い、っ──たぁ──ッ!!」
瞬間、彼女の泣き顔が激痛に歪む。
同時に、腰へ違和感を感じ結合部を見下ろすと──
──つつっ、と割れ目から赤い筋が流れ出てきた
──肉棒を伝ってくるそれは
──重力に引かれ、ぽたっ、ぽたっ、と
──シーツへ真っ赤な花を咲かせた
その様を見て、血の気が引いた。いまだに顔を苦悶に歪める彼女、割れ目から漏れる赤い筋、それは一つの事実へ直結する。そう、彼女は、"初めて"だったのだ。初めて胎内へ男を受け入れた証が、現実を突き付ける。
腰を引こうとした、その時、彼女の手が胸板を叩いてくる。
「──くぅ、ん──ぬ、ぬいた、ら──ほんと、に──ころす、から──ッ!!」
きっ、と涙を浮かべながら睨みつけてくるジャンヌ・オルタ。その言葉は、きっと本気だ。そう察してしまっては、引こうとしていた腰を止めるしかない。だが胎内から伝わる激痛が彼女を襲っているかと思うと、心配になってくる。
数秒ほど、互いに動きを止めた。彼女の荒く短い呼吸が部屋へ響くなか、眼下の彼女の様子を窺うと──
「んっ──もぉ──そんな、かお──しないで──」
彼女の掌が、頬を撫でていく。激痛に耐え、無理やり微笑もうとしている。それほど、心配そうな表情を浮かべてしまっていたのだろうか。激痛で泣きわめきたいのは彼女のはず、なのに沸き上がってくる罪悪感を察して気遣われてしまった。肉欲に支配されていたことを、恥じたくなる。同時に彼女を、とても愛しく感じた。
「──も──だいじょ、ぶ──だから──その──ッ───うごいて? 」
歯切れ悪く、ぼそぼそと口の中だけで求めてくる。頬へ添えられた手を取り、再び指を絡ませ、停滞させていた肉棒を腰ごと前へと突き出していく。
ずりゅ、と愛液で滑った肉棒が、膣壁を擦りながら奥へと突き進む。伸縮を繰り返す膣壁が蠢く度に、愛液にまみれた亀頭が動く度に、頭を殴られるような快感が襲ってくる。
と、ついに肉棒が最奥へと到達したようだ。柔らかい膣壁を掻き分け辿り着いた子宮口、少し固い感触が先端を通して伝えてくる。
「──ひぅ──んッ──あぁ──ッ──おく、きたぁ──」
お互いが身動ぎする度に肉棒の先端が子宮口を引っ掻き、コリコリとした感触が心地よい感覚を伝えてくる。もう奥には行けない、となると次は、肉棒を引き抜くしかない。
腰を引くと、入れる時とは違った感覚に震えてしまう。締め付けてくる膣壁をカリが引っ掛け、擦れる度にゾクッと腰や背中へ電流のような快感が走ってきた。
「──んんぅ──ッ──ひ─っん──くぅ──ぅんッ──」
まだ痛みがあるのか、彼女の表情に快感は見られない。どうすれば涙を流しながらも肉棒の出し入れを受け入れる彼女を楽にできるか、と考えると、一つの結論に達する。痛覚を越える、破瓜の痛みを忘れるほどの快楽を与えてやればいい、と。
──ゆっくり、腰を前後へと揺らす
──馴染ませるように、少しずつ
──何度も、何度も、彼女の
次第に彼女へ、変化が訪れてきた。食い縛られていた口元は緩み、口の端からはかすかに唾液の筋が見える。時おり体、腰がビクンッ、と跳ね上がる。瞳は徐々に覇気を失っていき、蕩けたように揺れる。
「──んっ──ぁん──ぁ──ッ──も──だいじょ、ぶ──だからぁ──もっと──はげしっ──く──ぐちゅぐちゅ、て──してぇ──ッ!!」
彼女の腕が肩口へと添えられる、先ほどまでの苦痛に歪んでいた表情は掻き消え、どこか物憂げで、懇願するように見上げてきた。強がりに見えなくもなかったが、緩やかな快感に自制が利かなかったのも事実。
せめて、と思い上半身を落とし彼女の背中と首筋へ手を回し抱きしめてやる。するとジャンヌ・オルタは驚いたように目を点にしたが、こちらの思惑を察してか微笑み背中へ腕を回し返してくれた。
上半身で体温を共有しながら、言われるがまま腰のストロークを早めていく。先ほどまではなかった肉と肉がぶつかるパンッ、パンッ、という音が大きく響き、時おり結合部から体液が弾けるぐちゅっ、ぐちゅっ、と生々しい音が混ざる。
「──んんッ──ひぅ──ぁ──ふぁ──はッ、ん──んぅ、ん──あ、や──きも、ち──いっ──よぉ──ッ!!」
抱き合ったことで甲高く、悲鳴にも似た彼女の声が、吐息に混じり耳元で聞こえる。破瓜の痛みは、すでにない。いま彼女の体を支配しているのは、下半身から這い上がってくる快感のみ。
肉棒が膣壁を掻き分け入り込んでくる度に甘い痺れが脳を叩き、子宮口をノックされる度に体の奥が疼き、引き抜かれカリが膣壁を擦る度に意識を持っていかれそうな錯覚に陥る。
抱きしめる彼女の体がビクンッ、ビクンッ、と痙攣しているのが分った。その反応は肉棒によって与えている快感によるもの、自分が彼女の体を翻弄していると思うと興奮が抑えれない。
「──あぁん──ぐちゅぐちゅ、ッてぇ──ひぁ──これ──しゅご、ひ──んんぅ──あたま─ッ──まっ、しろ──にィ──ば、ばかに──なりゅぅ──ッ!!」
腰の打ち付けが、無意識のうちに強くなっていく。ドロドロに溶けた蜜の熱が、膣壁の圧迫と相成って肉棒を焼く。熱と摩擦による快感が腰を、背中を突き抜ける度に
すると、ずりゅっ、ずりゅっ、と膣壁が肉棒を求め不規則に伸縮を繰り返し始めた。それは、絶頂への秒読み。もう長くは保たないだろう、お互いに。
「──やっ──ら、め──くる──く、りゅうぅ──はぁ、んん──お、っき──の、がぁ──やらっ──こわ、ひ──やあぁ──ッ!!」
彼女の長くしなやかな両脚が、腰へと回された。覆い被さった体は腕と足によって固定され、もう離れることはできない。求められるまま、求めるまま、本能に従い互いに腰を打ち付けあった。
膣内の肉棒が、ビクンッと跳ねる。腰の奥からせり上がってくる射精への欲求を限界間近の理性で堪え、ラストスパートとばかりに勢いよく腰を何度も打ち出した。
「──ぁ──あぁ、ん──ひぅ、っ──んん──ぁ──しゅ、きぃ──らし、てぇ──あ、あちゅ、いの──あ、なた──のぉ──ひっ、ぱい──なか、へ──びゅびゅっ、れ─ッ──ほ、し──ッ!!」
もう、限界だった。涙声で懇願してくる彼女の言葉に、残っていた理性が粉砕された。沸き上がってくる衝動と、解き放ちたいという欲求のままに──力いっぱい、腰を押し付けた。
ずりゅんっ、と勢いよく突き入れた肉棒が、最奥の子宮口をえぐる。すると、凄まじい快感がジャンヌ・オルタを襲った。苦悶に表情を歪め、ぞわっ、と背筋に走る寒気と共に、昂りは頂点を突き抜けた。
「──ひぅ──ん、やっ──ぁ、い──イク、ぅ──んんっ──イッ──イッくうぅ──うン──ひぁ──んぃ──ぁ、ん──ッ──ああぁぁあぁッ!!」
きゅうっ、と彼女の絶頂に呼応して膣壁が締まる。
──瞬間、子宮口とキスをしていた亀頭から
──白く、ドロドロとした、精液が迸る
ドクンッ、ドクンッ、と肉棒が痙攣する度に、先端から迸った精液が子宮へと注がれていく。射精感と解放感が体を駆け巡る度に視界は明滅し、飛びそうになる意識を気力だけで繋ぎ止める。
「──ぁ──ん、ぅ──あぁ──で、て──りゅ──あつ、い──のぉ──びゅびゅっ、て──お、く──いっぱい──ッ──ふあぁ──」
大きな絶頂の余韻に浸りながら、彼女は小刻みに何度も体を跳ねさせる。子宮へ注がれる精液に意識を向ける度に訪れる快楽は、彼女の体を駆け巡りビクンッ、ビクンッと軽い絶頂を幾度となく与えてきた。
数秒ほど続いた、長い長い射精が終わる。
いまだに彼女の膣壁は精液を欲し伸縮を繰り返していたが、全てを出し切った肉棒は痙攣するだけ。荒い呼吸音だけが響くなか、ふと真横にあった彼女の頬へと口付ける。
「──んぅ──ん──しゅ、きぃ──ん、ちゅ──」
恍惚とした表情の彼女が、それに気付き唇を寄せてきた。先の行為のような激しさはなく、ゆったりとした動作で、ついばむように口付け合う。
──余韻に浸りながらキスを交わす
──長い、長い時間を
──緩やかな快感と充実感に身を任せた
◆ ◆ ◆
行為の後、どうして処女のくせに無理して誘ってきたのか聞いてみた。すると彼女の思惑、その全容を理解した。手淫や口淫、誘ってくるような口上も全ては強がりと演技によるもの。手淫と口淫で昂っているところを挑発し、押し倒され処女を奪われたという既成事実を作りたかったんだと。
理由は簡単、知らずに処女を奪ったとなれば多少の罪悪感を感じるだろうから、責任を感じて少しは自分を気に掛けてくれるだろう、と期待してのこと。
まったくもって、素直じゃない。
で、そんな究極的ひねくれ者なザンネン聖女様は──
「───────────────」
ベッドの上で頭からシーツを被り、転がっておられた。
揺らしてみたり、指で突いたりしてみても反応がない。泣いている、というワケではないだろう。どっちかと言えば、目論みが盛大に失敗した挙げ句、先の行為で乱れに乱れまくってしまった自己嫌悪によるものだろう。
「ほんと、最っ悪──」
その時、ひょこ、っとシーツの一部からジャンヌ・オルタが顔を出してくる。頬を膨らませ不満そうな顔を隠すことなく、じろっ、とこちらを睨み付けてきた。
「計画は御破算、処女を奪われた上に
むすっ、とむくれる彼女の視線を受け、思案してみる。彼女の計画、というか目論みは処女を奪わせて責任取れ、という流れに持っていくこと。
それなら、御破算どころか大成功だ。
──今は、彼女のことが
──こんなにも、愛しいと思えるから
[計画は大成功だよ。君のことが、今はとても愛しい…]
「──そういうこと、恥ずかしげもなく言ってくるからムカつくのよ」
頬を染め、視線を逸らすジャンヌ・オルタ。
だが、ふと口元を緩ませ微笑を浮かべると──
「そういうところ、ほんと────大っ嫌い──」
シーツから抜け出てきて、唇を重ねてくる。
──その時の、彼女の微笑みは忘れられない
──聖女と呼ぶに相応しい、慈愛に満ちた
──とても眩しい、輝くような笑顔を
~END~
爆死しましたが何か?(挨拶)
W聖女を書いてたら消えたので、気分を変えて優しく犯すルート執筆してみたら頑張り過ぎちゃった感、許してヒヤシンス(吐血)
あと活動報告にも書きますが、こっちでも注意。
感想を頂けるのは嬉しいのですが、「当たったわw」、「持ってるw」って一文は遠慮して欲しいです。作者の心が折れそうになる、っていうか折れます。
作品に関しての感想、要望などは随時募集ですのでお気軽に。
以上、恐縮ですがよろしくお願いいたします。