W聖女編、最終話。
お楽しみ頂ければ幸いです
身を乗り出し、いまだ固いままの肉棒を向けたのはオルタの秘部。唾液を垂らすように割れ目から愛液の筋を垂らす秘部へと亀頭を当てがい、一気に挿し貫く。その時、停滞なく肉棒が飲み込まれ、じゅぶっ、と響く生々しい音。肉棒が膣壁を掻き分ける感覚にオルタの背筋が、ゾワッ、と総毛立つほどの快楽が襲ってきた。
オルタの臀部を掴み固定すると、きゅぅっ、と締まってくる膣壁を肉棒越しに感じながら腰を打ち出す。愛液がまとわり付く圧迫感に負けず、ずりゅんっ、と肉棒が膣内を擦っていくと、快感に耐えかねた雌が甲高く啼いた。
「──あ"ぁ"──んっ──イッ──ああぁッ──ッ!!」
ぱんっ、と腰を彼女の臀部へ打ち付けるとオルタが背中を反らし、勢いよく秘部からぷしゃぁっ、と潮を吹き出し絶頂した。同時に、きゅぅっ、と不規則に締め付けてくる膣壁。ゾクゾクと背筋を震わせながらも、迫ってくる欲求のままに腰を振る。
ぱんっ、ぱんっ、と鳴る腰とオルタの臀部。膣を貫く肉棒が容赦なく膣壁を擦り、亀頭が子宮口を叩く、その度に潮が吹き出てくるのは彼女がイキッ放しになっているため。
「──んぉっ──ひ、ぃ──あ"ぁ"ッ───んんっ──ぅ、あ──い──ぁんっ──ひっ、て──りゅ──と、とまら──にゃ──い"、ぃぃ──ッ!!」
だらしなく口を開き、蕩けた表情を浮かべ、悲鳴のような喘声を上げるオルタ。それを羨ましそうに、どこか悲しそうに見上げていたジャンヌは身を捻り、腕をオルタの乳房へと伸ばす。
むにゅっ、とオルタの乳房へ指を埋めていくジャンヌ。密着しているせいで上手く揉めないのか、揉むというよりは掌で乳首を潰しているだけに近い。とはいえ、その愛撫はオルタの快楽を煽るのには充分らしい。コリコリとした感触の乳首を掌で転がしながら、ジャンヌの瞳が羨望に揺らぐ。
「──あぁ──オルタさん──すごい顔──」
「──や、んぅ──みな、いれ──わら、ひ──が──いっ、ひぇ──ぁんっ──イッて、りゅ──ところぉ──みないれぇ──やぁ──ひっ──ぁん──ぅあ、ぁ──ひいぃ──んんっ──ま、ら──ひ、ぐうぅ──ッ!!」
ぐぢゅっ、ぐぢゅっ、と音を立てるオルタの下半身。肉棒が出たり入ったりを繰り返す度に潮とも愛液とも判別できない体液が飛び散り、ベッドシーツへ大きなシミを作っていく。
と、そこで気付いた。肉棒が出入りする秘部の直上で、小さな菊門、蕾がヒクヒクと卑猥に伸縮する様に。なんとも官能的で、卑猥で、まるで誘ってくるように伸縮性している。嗜虐心に促されるまま、臀部を掴んでいた手を滑らせ、故意に蕾を親指で引っ掻いてみる。
「──あひぃ──そ、こ──はぁ──おひ、り──っ──ッ!!」
蕾を親指で引っ掻いた瞬間、これまで以上に膣壁の締まりが強くなった。蕾への愛撫で、無意識に力が入ってしまうのだろう。たとえ、締め付けが強くなった膣壁が、先ほど以上に激しく肉棒を擦ることになろうとも。
「──ひ、ぅ──やら、やら、やら──やらぁ──き、きたにゃい──からぁ──そこ、やめッ──おひり、はぁ──んんぅ──ぁ──ぃっ──ふっ、うぅ──んっ、んんッ──ッ!!」
オルタは腰を振り指から逃げようとするが、がっしりと掴み離脱は許さない。蕾のシワを指先でなぞり、その度に蕾からも、とろっ、と体液が溢れてきた。愛液と腸液で、すでに蕾の周りは充分に湿っている。その気になれば、指を埋めることができそうだ。
ふと、誰かの視線に気付く。見ればオルタが首を曲げ、こちらを見上げていた。おそらく、こちらの意図を察したのだろう。その瞳は未知の感覚への恐怖に揺らぎ、いやいや、と力なく振られる。懇願するような瞳、よく見れば目の端には涙の粒が見て取れる。
そんな目で見上げられたら、もちろん──
「──ひぎっ──あ、あぁ──ひろ、がっ──やぁ──やあぁッ!!」
親指へ力を込め少し強引に蕾を拡げる。さすがに指を入れるのは躊躇われたが、このくらいならば大丈夫だろう。微かに口を開けた蕾は、呼吸と呼応し伸縮を繰り返す。と、同時に肉棒の締め付けが強まったのを感じる。
このままオルタをいじめたい欲求もあったが、どうやらジャンヌも限界のようだ。オルタをいじめるのに夢中になりすぎていたせいで、お預け状態のままオルタの痴態を見せ付けられていた彼女が泣き叫び始めた。
「やあぁ──わらひ、も──えぐっ──ほし、のにぃ──きもち、よく──ひて、ほし、のにっ──えぅ──はやくぅ──おねがひ、れす──ひっく──ましゅたぁ──きてえぇ──ッ!!」
その言葉と同時に、腰を引きオルタの秘部から肉棒を抜く。蕾への刺激によって強まった膣壁の締め付けのせいで、一気に引き抜いた瞬間に射精してしまいそうだった。なんとか絶頂には耐えることができたが、盛りきった雌のようなジャンヌは休む暇など与えてくれない。
ずりゅっ、という音と共にオルタの秘部から抜いた肉棒は、真っ白な体液で汚れていた。それを、ジャンヌの秘部へ突き付ける。ドロドロになっている亀頭をジャンヌの秘部へ押し当てると、まだ入れてもいないのにヒダと入口が吸い付いてきた。
「──きてぇ──ましゅたぁ──わら、ひの──そこぉ──おもひ、きりぃ──ぐちゅ、っれぇ──なかぁ──ぐちゃぐちゃ、に──ひてえぇ──ッ!!」
彼女の願い通り、腰を出し肉棒を埋めていく。徐々に肉棒を呑み込んでいくジャンヌの膣内は、待ちに待った挿入を受け入れようと伸縮を繰り返す。きゅっ、きゅっ、と小刻みに感じる締め付けは、おそらく達したことの証。
ずずっ、と彼女へと侵入していく肉棒に、何かが引っ掛かった。それは彼女の貞操、男性を拒む最後の砦。いつものジャンヌならば、多少の躊躇いはあったかもしれない。でも、今の彼女には──待ち望んでいた性交、犯される背徳感、抗えない欲求を求める
「──ああぁ、んっ──きてぇ──きてぇ──ましゅたぁ──ッ!!」
──わずか一瞬の停滞
──彼女の願い通りに、腰を全力で打ち出すと
──ジャンヌの体を激痛と、圧倒的な快楽が襲う
「──んぁ"──ひ、ぐぅ──んんんっ──はぁ、ん──ひ、た──ひた、ひ──のにぃ──ん、ぃ──お、かし、ひ──ひたひ、のにぃ──わら、ひ──た、たっ──ひ──ちゃ──ッ──ん、ああぁぁ──ッ!!」
初めて男を迎えた秘部、破られた最後の砦。ジャンヌを襲うのは破瓜の激痛と、意識を失いそうなほどの快感と、天にも昇るほどの幸福感。その感覚に体は耐えきれず、彼女の秘部から盛大な潮を吹かせた。
ぷしゃっ、ぷしゅっ、と背中を仰け反らせる彼女の痙攣に合わせて、秘部から潮が吹き出してくる。そのせいか腰は血と、潮と、愛液が混ざった体液で汚れていく。
だが、構わない。処女幕を突き破った肉棒がジャンヌの子宮口をノックし、腰と彼女の下半身が密着しても、相変わらず絶頂しながら潮を吹くジャンヌ。その様を見下ろしていたら、もう理性など吹き飛んでしまう。腰を引き彼女の膣壁を、カリで引っ掻いていく。
「──あぁ──ま、しゅ──あぁぁあ──ん、ぅ──あぁ──や、ぁ──でれ、っひゃ──やあぁ──んいぃ──あぁ──こ、れぇ──ぁん──あッ──あぁぁあぁ──ッ!!」
呂律が回らないどころではない、だらしなく口を開き唾液を溢しながら喘ぎを上げるジャンヌは、まるで獣そのものだ。下半身、膣壁を擦られる感覚に身震いし声にならない声をあげる雌。そこに、もう聖女などいない。ジャンヌは待ち望んだ快楽を得て悦びの雄叫びをあげる、一匹の雌へと堕ちた。
止まらない。腰を引きカリがジャンヌの秘部から顔出すと、すぐさま突き入れていく。ぶじゅっ、と生々しい音を響かせ埋もれていく肉棒。あとは、欲求のままに腰を振るだけ。その度に、ぱんっ、ぱんっ、と腰とジャンヌの下半身がぶつかる音が響く。
「──あはっ──ひどい、かぉ──いまの──あなた、とてっも──ぶざま、よ──ほら、ますたぁ、ちゃんに──なにを、いれて──もらったの?」
気付けば蕾を刺激していた指先から逃れていたオルタは、ジャンヌの頬を挟むように両手を添えた。くすっ、と口の橋を歪めるオルタ、彼女が浮かべた侮蔑の笑みをジャンヌは明滅する視界で捉えている。焦点の合わない瞳へ、涙を溜めながら。
「──ぺ──ぺにす、れす──あぁ──わら、ひ──も、らめ──れすぅ──もぉ──ましゅ、たぁ──のぉ──あぁん──ひ、か──いりま、へん──あ、こ──れぇ──しゅきぃ──ぐちゅ、ぐちゅ──きもち、ぃ──んぁッ──ッ!!」
「──ちがうわ、おちんちん、でしょ──ちゃんと──いわないと──わたしが──もらっちゃうわよ?」
荒い息を吐くオルタが、言葉を切らしながらジャンヌを責め立てる。どうやらオルタはジャンヌの体だけではなく、心まで堕とすつもりらしい。今この時だけは、彼女が聖女ではなく、
ジャンヌの思考回路は、すでに焼き切れている。何が駄目で、何が良くて、何を言おうとしているのか自分でも分からない。唯一、彼女が理解できたのは──オルタの言葉に従わなければ快感を失う、盗られてしまう、ということだけ。
「──やああぁ──おちん、ちん──おちんちん、れすぅ──ましゅ、たぁ──のぉ──んぃっ──おちん──ちんっ──わらひ、のぉ──なかぁ──あ、ひっ──ぐちゅ、ぐちゅっ──ひ、てぇ──きも、ち──ひいぃ──しゅ、ごい──のぉ──あ、んんっ───んんんっ──ッ!!」
ジャンヌの言葉にゾクゾクと背筋を震わせたオルタが微笑む。運命に導かれ、人々に求められ、すべてを他人に捧げたジャンヌ。そんな彼女が、すべてを投げ打ち、恥も外聞もなく、求めるがままに卑猥な言葉を口にした。
その結果に満足そうな笑みを浮かべたオルタは、首を曲げ見上げてくる。幸せそうな、それでいて満たされないと主張するように、瞳は劣情で揺れていた。
「わたしにも、きて──おちんちんで──きもちよく、して?」
そう言って、オルタは臀部を落とし下半身をジャンヌと密着させる。じゅぶっ、じゅぶっ、と肉棒を出し入れするジャンヌの秘部、その直上へオルタの秘部が重なる。
──物欲しそうにヒクヒクと蠢くオルタの秘部を見て
──腰を揺らす度に襲ってくるジャンヌの
──辛うじて繋がっていた理性の糸が、ぷつりと切れた
ジャンヌの子宮口を亀頭でえぐってから一気に引き抜くと、すかさずオルタの秘部へと肉棒を突っ込む。ぶじゅっ、と生々しい音が聞こえたような気がした。だが、腰は止まらない、止められない。すぐさまオルタの臀部へ腰を打ち付け、肉棒を最奥めがけて叩き込む。
「──やぁ──おちんちん──ぬい、ちゃ──やぁ──ッ!!」
「──ひ、んっ──きたぁ──おちん、ちん──わらひ、のっ──なかぁ──ごりっ、れ──きたあぁ──ッ!!」
こつんっ、こつんっ、と亀頭でオルタの子宮口を何度も叩く。ドロドロになったオルタの膣壁をえぐり、擦り、高まっていく射精感を強引に耐えながら腰を振った。じゅぶっ、ぶじゅっ、と生々しい音を響かせて。貪るように、オルタの
先ほどのキツく絞めてくるジャンヌの
その頃、息も絶え絶えなオルタは肉棒によって与えられる快感のままに、だらしなく涙と涎を垂らしていた。それを見ていたジャンヌも、切なさと羨ましさに涙を流している。そして、どちらとも言わぬまま、示し合わせたようにキスを交わす。
「──ふぅ、んっ──ぁ──れろっ──おる、た──しゃん──ッ!!」
「──んぅっ──んん、ぁっ──ぁむっ──あぁ、ん──ひ、うぅ──ぃ──ああぁ──ッ!!」
昂っていくままに唇を重ねる二人を見ながら、最後の一突きと共に腰を引いてオルタの
まったく違った反応を肉棒へ感じながら、さらに昂っていく。限界まで膨張した肉棒で、何度も何度も二人の秘部を渡り突く。そのうち、オルタとジャンヌも同じように昂っているのを感じた。果てたいと主張するように腰を、背中をビクンッ、ビクンッ、と痙攣させ始めた。
「──んあぁ──おちん、ちん──あ、ひっ──お、っきく──あぁ──こわれ、りゅ──んんっ──ひぃっ──しゅご、ひ──のぉ──ぁんッ──っ──ああ、ん──しゅ、ごひ、の──があぁ──く、くりゅうぅ──ッ!!」
──ジャンヌが獣のような雄叫びを上げる
「──んんんっ──ぁ、ひっ──ごりっ──ごりっ、てぇ──おちんちんっ──きもち、ひぃ──ひ、いくぅ──せぇし──ほひ、ぃ──のぉ──びゅびゅ、れ──な、かぁ──ぶち、まけ──てぇ──いっぱ、ひ──しゃ、せぇ──してえぇ──ッ!!」
──オルタが悲鳴のような喘声を上げる
彼女達の喘声、必死な懇願を耳にして肉棒が限界まで膨張し、耐えきれなくなった欲望が白い塊となって飛び出そうと肉棒の中を駆け巡る。そして、オルタの秘部へと肉棒を叩き付け子宮口を押し開いた瞬間、欲望の塊を解き放った。
びゅーっ、と、驚くほどの勢いで亀頭から迸っていく精液がオルタの子宮へ注がれていく。その感覚、子宮が精液に犯されるのを自覚したオルタはビクッと身を震わせ、絶頂も共に背中を大きく仰け反らせた。
「──んんぅ──き、きたあぁ──せぇし、がぁ──なかぁ──びゅぅっ──れ──きたぁ──ああ、しゅご、ひ──どぷ、どぷっ──れ──ああ、ら──めぇ──イクぅ──いくううぅッ!!」
だが、まだ終わりではない。いまだ精液を吐き出す肉棒を引き抜き、今度はジャンヌの秘部へと突っ込む。きゅぅっ、と締め付けてくる膣壁が、射精し続けている肉棒を擦っていくだけで意識が飛びそうだ。
だが、なんとか意識を保ちながら肉棒はジャンヌの最奥へと到達し、精液を吐き出し続ける肉棒、亀頭で子宮口を抉じ開けた。瞬間、ジャンヌも子宮を蹂躙してくる精液に背中を震わせ、腰を跳ね上げた。
「──しゅごひ、のぉ──きたあぁぁ──おちん、ちん──がぁ──びくん、びくんっ──ぁ、ん──しゅる、とぉ──どくんっ、どくんっ──れ──な、か──にぃぃ──あ、らめ──くるっ──んんっ──しゅご、ひ──の──ッ──ひっ──ひっくぅぅ──ッ!!」
びくんっ、びくんっ、と二人の体が痙攣していた。だが途方もない解放感と射精感に思考を焼かれているのか、視界が明滅していてよく分からない。ただただ、快感が突き抜けていく腰の感覚と、魂さえ持っていかれそうな感覚に体が震える。
そして、とうとう射精の終わりを感じた。ビクンッ、ビクンッと痙攣していたものの、もう突き抜けるような感覚は襲ってこない。代わりに、ものすごい倦怠感が、体を支配し始める。
「──んぅ──んっ──ま、しゅ──たぁ──」
「──はぁ──はぁ──ん、ましゅ、たぁ──ちゃ、ん──」
──薄れいく意識、明滅する視界
──どこか遠くにオルタとジャンヌの声を聞きながら
──緩やかに襲ってくる倦怠感と睡魔に身を委ね
──彼女達へ折り重なるようにして
──ゆっくりと、意識を、手放した
◆ ◆ ◆
"あの夜"から数日が経過した今、今日も今日とてカルデアは平穏、いつも通りの日々を送っている。まぁ、いきなり謎のヒロインXが乱心したり、モードレッドが暴れたり、ゴルゴン三姉妹が暗躍したり、と忙しいこともあるけど。
うん、毎回、巻き込まれる方の身になってくれとも思う。
"あの夜"の出来事は、まるで夢のようだった。あれを機会にオルタとジャンヌが仲良くティータイム、なんてことが起こるかもしれない。少なくとも、天下の往来で口喧嘩を始めるようなことは、もう無いだろう。
[そう思ってた時期が僕にもありました]
「今日という今日は許しません、毎度毎度、貴女ときたら──迷惑を被るのはマスターなんですよ、いい加減にして下さいッ!!」
「はいはい、相変わらずの優等生な対応、お疲れ様。でも聖女様に言われる筋合いはなくてよ、私こそ毎日毎日、同じような説教ばっかりで──いい加減、飽きてきちゃうわ」
バチバチ、と視線の火花を散らせる二人を尻目に盛大な溜め息を吐き出した。そう、"あの夜"の出来事は夢のようだった。それこそ、ホントに夢を見てたんじゃないかと思うくらい。相変わらず顔を会わせる度に口喧嘩を始めるオルタとジャンヌを眺めてると、泣きたくなってくる。
なんて、泣き言は言ってられない。とりあえず二人を止めなきゃ。
[やめなって、二人とも…]
[いい加減にしなさい、二人とも]
声を掛けると、二人がこちらを向いてくれた。と思った瞬間、いきなりオルタが腕に抱きついてきた。あまりにも突然のことに、わけもわからないまま直立不動で硬直してしまう。
「はい、止めてあげたわよ、マスターちゃん──」
腕を絡めてくるオルタがジャンヌに対して、ニタァと不敵に微笑んだ。ああ、これは挑発ですね分かります。というか、分かりやすいってレベルじゃない。なのに、なんて顔してらっしゃるんですかジャンヌさん?
「ぐぬぬ」と唸るジャンヌ、彼女の肩が震えているのは怒りによるものだろう。やれやれ、やっぱりこうなるわけか。なんて思ってたら、つつっ、とジャンヌが躊躇いがちに距離を詰めてきて──
「──────う"ぅ"──」
顔を真っ赤にしながら、反対側の腕へ手を回してきた。
なんでさ?
「あら、嫉妬したの? 可愛い──」
「な"ッ!? ちち、違いますからッ!! マスターが貴女に誘惑されたらいけないので、私が引き留めようと──ッ!!」
ジャンヌさん、その反応は肯定と同じです。ついでに言うと、貴女も腕を組んできたら、誘惑を引き留めるどころか逆効果です。柔らかい双丘に両腕を挟まれたら、健全な男の子だと──
「あら、マスターちゃんったら元気ねぇ──」
「───っ───ッ!!」
クスクス、とオルタが、わざとらしく少しだけ膨らんだズボンをまさぐってくる。絶対、確信犯だ。狙ってやったとしか思えない。そしてジャンヌさん、掌で顔を覆うのはいいけど、指の間からバッチリしっかり見てるのバレバレです。
「じゃあ、今から部屋で──ね?」
耳元へ顔を寄せ、オルタが囁いてきた。吐息が耳に当たり、ゾクッと背筋へ寒気が走る。おまけに股間をまさぐる彼女の手が心地よくて、下半身へ血が巡っていくのを止めることができない。
「──ぁ、その──わ、たし──も──」
赤面し、顔を伏せていたジャンヌがボソッと呟く。恥ずかしいのか、腕へ抱きついてくる彼女の腕が、さらに強く双丘へ押し付けられてきた。ジャンヌは確信犯じゃない、よね。うん、きっとそうだ、むしろそうであって下さい。
もはや、逃げることは不可能だ。
諦めの意思表示に、もう一度だけ溜め息を吐き出し──
[………はいはい、分かりましたよ"性女様"方]
と、答えてやった。ニュアンスの違いに頭へ疑問符を浮かべていたオルタとジャンヌが抗議の声を上げてくる、が、その抗議には耳を貸すことなく自室へ向かって歩き出した。そして、もちろん──
──このあと無茶苦茶セックスした
~END~
作者先生の次回作にご期待下さい(瀕死)
いやね、ホント3P描写は難しかったです。
色々と中途半端な気がしないでもありませんが、作者の腕ではこれが限界でした。
ではでは、W聖女編は、これにて終了。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました^p^