ストーリー未構成、完全な見切り発車(白目)
まだ(1)なのでエロ描写は少な目です、ご了承下さい。
ではでは、お楽しみ頂ければ幸いです。
桜色の劣情(1)
(あ、れ──ここ、は?)
セイバー、沖田は目が覚めると自分がベッドで仰向けになっていたことに驚き、首だけを巡らせて周りを見回した。そこは白い天井と壁、少ない調度品が置いてある部屋。見覚えがある、ここは彼女のマスターの自室。そう思い至った彼女は、頭へ疑問符を浮かべる。
(たしかアルトリア・オルタさん、スカサハさんと修行をしていた、と思うのですが──ああ、もしかして私、倒れちゃったんですかね?)
霞が掛かったような意識で、なぜ自分がマスターのベッドへ寝ていたのか、その経緯を思い出す。彼女が思い出したのはアルトリア・オルタの愛馬に引きずり回されたこと、スカサハに追い掛け回されたこと、この二つだ。
この二人を選んだのはマスターだが、もう少しなんとかならなかったのか、と沖田の口元へ苦笑が浮かぶ。実際スキルが強化できたのか、強くなったのかは甚だ疑問だった。
(──起きれ、なくはないですね)
しっかり指まで違和感なく動かせるし、目を覚ましたおかげか意識もハッキリしてきた。おそらく、彼女が起きようと思えば起きれるだろう。だが、彼女は起き上がろうとしない。
ベッドで仰向けになったままの彼女は、体へ掛かっていたシーツを引き上げ顔を埋める。シーツを頭から被り、彼女が身動ぎするたび、呼吸するたび、太陽の匂いに紛れて鼻先をくすぐる匂いに恥ずかしくなって赤面してしまう。
(すぅ──はぁ──んっ、マスターの、におい──)
無意識に、顔が綻んでしまう。マスターと共に居ると彼女自身も体験したことがない感情、淫らな想いが沸き上がってくる。もっと近くに寄りたいという想いや、触れたいという欲求が。だからこそ、この状況は沖田にとって抗えない。
(──だ、抱きしめられてるみたい、です)
シーツ、ベッド、枕、いま彼女を包む全てのモノが彼女を欲情させていく。呼吸する度に一つ、また一つと彼女の理性が剥がされていく。そして、その欲求は、ついに彼女の想いと体へ矛盾を生んでしまう。
駄目だ、と頭で分かっていても体は動いてしまう。手は下半身へ伸び、内腿をなぞり、衣服を潜っていく、徐々に核心へと迫っていく。つつっ、と自分の指が脚を這うと、言い様のない感覚にゾクッと背中が震えた。
(だ、駄目、です──こんな、こと──ッ──)
駄目だ、駄目だと意識するが自制が利かない。指が内腿を這い上がっていき、脚の付け根を過ぎ、下着越しに秘部に到達してしまう。指先に力を込めると、くにゅっ、と下着と、それに隠された自分の秘部が卑猥に歪む。
マスターへの想いは欲求、欲望へと質を変える。罪悪感と背徳心までもが、今の彼女には興奮を煽る要素でしかない。しゅっ、しゅっ、と布地を通して秘部へと感じる快感とも呼べない微弱な刺激が、彼女を襲う。
「──んっ──ぁ──は、ぁ──」
熱い吐息が、沖田の口から漏れる。昂っていく興奮は彼女の呼吸を激しくさせ、肺は酸素を欲してしまった。それは空気と同時に、彼女にとっては欲情の毒とも言えるマスターの香りをも取り込んでしまう。匂いを取り込んだ鼻、罪悪感が頭を甘い痺れが犯す。
「──んんっ──だ、め──ひっ──ぁ──」
耐えきれなくなった彼女の口から、喘声が漏れ始める。熱い吐息に混ざり漏れる喘ぎ、普段の自分とは違う声質は抑えることができない。彼女は下着の上から秘部を押すと、ずぶっ、と指が沈み込むのを感じる。布地が秘部を、ヒダを擦る感触に彼女の背中へ、ぞわっ、と粟立っていく感覚が心地よい。
「ひぅ──んんぅ──やぁ──ぅん、ん──」
とうとう、漏れてくる喘ぎに耐えれなくなった沖田は体を捻り体の位置を変えた。横を向き、顔を枕へと押し付け制御できない指先が体を、秘部をまさぐる感覚に耐えようと試みる。
だが、それは彼女にとって失策だった。枕へ鼻先を押し付けると、シーツとは比べ物にならないほどハッキリ、想い人の香りに鼻孔を犯される。意図せず、その香りは彼女を興奮させてしまった。
(あぁ、マスターのにおい──こ、れ──だめぇ──)
止まらない、止められない。
指先に込められた力が、徐々に強まっていく。ぐにゅっ、ぐにゅっ、と下着を何度となく秘部へ押し付け快感を貪る。枕へ顔を埋めたことにより困難になった呼吸は興奮を煽り、愛撫を強める潤滑油となる。
愛撫を強めれば強めるほど大きくなる喘声、それを抑えようとするために枕へ鼻先を押し付ける、鼻孔を想い人の香りに犯される、それは一種の機関。快感を貪るため、彼女が無自覚のままに行う卑猥な連鎖。
「んんっ──ぁん──はぁ──ぃ──ら──めぇ──」
いつしか、彼女はうつ伏せになっていた。顔を枕へと押し付け、腰を持ち上げ、股間へ手を這わせる。彼女の格好に合わせてシーツが持ち上がってしまっているが、今の沖田には気にすることができない、そんな余裕はなかった。
ついに、下着では充分な快感を得ることができなくなったのだろう。秘部を覆っていた下着の脇から、指先が侵入していく。そして湿り気を帯びた周囲を過ぎ、割れ目へと到達した瞬間──
「───んん──ッ!!」
彼女の秘部から、くちゅっ、と小さな水音が鳴る。昂った体、彼女の秘部から漏れてきた愛液が指先に触れたのだ。その量は湿っている、どころではない。唾液のようにトロトロと割れ目から漏れた愛液は下着へ大きなシミを作っており、太股まで垂れてしまうほどの量。
汚れてしまう、など彼女は考えることができない。指先に絡む愛液を、割れ目とヒダをなぞるように這わせた。上へ、下へと動く度に秘部から、くちゅっ、くちゅっ、と淫らに響く水音は彼女の耳に届かない。
「──んっ──ぁん──っ──はぁ、ん──ひっ──」
臀部を持ち上げ秘部をまさぐり、枕へ鼻先を押し付け、彼女は自慰に耽る。その脳内で、ここには居ない誰かのことを思いながら。優しく、それでいて素早く、自身の秘部を触っているのが"彼"であることを思い浮かべながら。
(あぁ、マスターの、指が──私の、大事なところを──)
もう、彼女の理性は半壊してしまっている。徐々に秘部を擦る指の動きは早く、激しくなっていく。くちゅっ、くちゅっ、と音が鳴る度に沖田の腰が、背中が震えてしまう。貪るような感覚は、とうとう核心へと至る。
自己主張を始めた彼女の陰核、そこへ指が伸びる。愛液が付着したそれが、陰核を撫でた瞬間、言葉では言い現せない快感が彼女の全身へ走った。
「──んぁ──っ──ひぃ──ッ!!」
ぞぞっ、と全身を走った快感に震え、とうとう沖田は理性を手放した。指先は陰核を押し、擦り、潰す。その度にビリビリと彼女の体は反応し、ハッキリしていた意識に霞をかけていく。
枕へ顔を押し付けていた彼女の顔は、快楽に歪んでいた。視界は揺れ、瞳は欲情のままに揺れ、だらしなく開いている口の端から唾液の糸を引いている。ただ快感を、快楽を、暴走する欲情のままに求めた。
「──ぁんっ──ひぅ──ん、ぁ──こ、れぇ──あぁ──ます、たぁ──や、らめっ──くちゅくちゅ──やめ、なきゃ──だめ、なの──にぃ──ッ!!」
割れ目、ヒダへ指腹を擦り付ける度に、くちゅっ、くちゅっ、という音を響かせ、指先が陰核を突き、潰す度にコリコリとした感触を感じる。ビリッと脳髄へ電気のような快感が走っていく感覚に、彼女は耐えれない。
焼き切れていく思考、抑えきれない欲求、火照っていく体。とうとう、沖田は着ている衣服に手を掛けてしまう。シーツへ包まれたまま上も、下も、自身の身を覆う衣服を脱ぎ捨てる。純白の下着を脱ぎ払い生まれたままの姿になった彼女は、もう止めようとするのを諦めた。
「──あぁ──きもち、い──ふぅ、ん──ま、すたぁ──の──ゆびぃ──んんっ──あぁ、ますたぁ──すご、い──れすっ──ふぁ、ん──ひっ、ぅ──ます、たぁ──」
彼女自身、なぜ脳裏へ"彼"が浮かぶのか理解できない。きっとベッドや枕などから漂う彼の香りに当てられたのだろう、と無理やり納得させてしまうしかなかった。激しく、荒々しく秘部と陰核を擦り上げる度に腰を揺らす沖田、もう声を抑える気もない。
「──ますたぁ──んんっ──もっ、とぉ──んぁ──ますたぁ──しゅ、きぃ──ぁん、ぅ──ま、しゅ、たぁ──ますたぁ──ッ!!」
想い人を呼び続け、割れ目と陰核を擦り上げる。熱に犯された頭、欲情する心、快感を求める体は彼女を自慰に熱中させる。それ以外に、何も考えられないほどに。だから気付かない、気付けない。
──部屋の扉が開き
──部屋の主が、入室してきたことさえ
◆ ◆ ◆
アルトリア・オルタとスカサハへ説教を終え、自室へ沖田の様子を見に戻ってきたはいいが、どうにも様子がおかしい。部屋へ入ると、ベッドの上で涙が入り交じった声で自分を呼ぶ沖田を見付けた。
シーツに包まれていたので、何をしているのは分からない。ただ病弱な彼女のことだ、もしかしたら何か体に異変が起こっていても不思議じゃない。そう思ったら居ても立ってもいられず、ベッドへと駆け寄った。
[だ、大丈夫──ッ!?]
[ど、どうしたんだ──ッ!?]
ベッドへ駆け寄ってみると、沖田は荒く呼吸を続けながらうつ伏せになっていた。顔を苦悶に歪めており、その表情は何かに耐えているように見える。痛むのか、気分が悪いのか、判断することができない。顔を寄せ、彼女を覗き込むと──ようやく、といった様子で沖田は虚ろな瞳を向けてきた。
「──ぁ──ます、たぁ──」
沖田の頬は朱に染まり、荒く呼吸し、目は虚ろ。だが、唐突に彼女の顔から血の気が失せていく。顔どころか耳まで真っ赤にして、シーツを被ったまま、ガバッ、と起き上がった。
「ちちち、違うんです──ここ、これは──ッ!!」
自分の体へシーツを巻き付け、ベッドの上で正座する沖田。あまりにも唐突な彼女の奇行に、頭へ疑問符が浮かんでしまう。どういうことか、と視線を巡らせると──ベッドの上へ、無造作に脱ぎ散らかされた衣服を見付けた。そして、下着まで。
記憶に間違いがなければ、ベッドへ脱ぎ散らかされた衣服は寝かし付けた時まで彼女が着ていたもののはず。なぜ服を脱いでいたのかという疑問が浮かぶが、それよりも、今の彼女の格好を予想し赤面してしまう。衣服と下着が転がっているのなら、たぶん、今の彼女は──
「──ぅ──ぐすっ──ひぐっ──ふぇぇ、う──」
と、そこまで考えていると、いきなり彼女が泣き出してしまった。シーツを自分の体へ巻き付けたまま、顔を伏せてボロボロと涙を流す沖田。もう、何が何だか、と頭を抱えたくなる。
「──ごめ──えぐっ──なさ、い──ひぐっ──ごめんな、さい──うぅ──う、ぇ──ふえぇ、ん──」
子供のように泣き始めた彼女に、困ってしまう。謝罪しているところを見ると、何やら怒られるようなことをしたのだろう。まったく身に覚えはないが。とりあえず泣き止まして、話をしないとラチが明かない。
彼女の頭へ手を差しのべて、綺麗な白髪を撫でる。サラサラと肌触りの良い髪を指先に感じながら、なるべく優しく撫で続けた。その甲斐あってか、徐々に沖田の嗚咽が小さくなっていく。
「──ひっ、く──ますたぁ──」
ようやく沖田が落ち着いたところで、ベッドへ座る。何があったのか、何をしていたのか。なるべく彼女を刺激しないよう、言葉をオブラートに包みながら聞いてみた。最初は俯いていただけの沖田も、意を決したように顔を上げると──
「そ、の──ぇ、と──ぁう────ッ──」
ギシッ、とベッドを軋ませ沖田が寄ってくる。そして、ベッドへ膝立ちになった彼女は、自分の体を覆っていたシーツを掴み、ゆっくりと左右へ広げていく。
豊満な乳房の頂点で、ぴんっ、と自己主張する乳首。
しっとりと滑らかな腹部。
太股まで伝うほどの愛液を垂らす秘部。
真っ正面、至近距離で見た沖田の裸体は美しいの一言だった。スレンダーな肢体は少しだけ震えており、羞恥から顔中を真っ赤にし、力いっぱい目と口を引き結ぶ彼女は淫靡で、目を離すことができない。
「わ、たし──マスターのベッドで、その──欲情、してしまって──駄目だって、わかってるのに──止められなく、て──っ──マスターに抱かれる、のを妄想、して──うぅ──じ──自、慰を──して、まし、た──」
独白する沖田の声には、また涙声らしき質が窺える。ガクガクと脚を震わせ、自分の痴態を明かす。羞恥と後悔、嫌われるかもしれない、という恐怖が彼女の胸中を占めていく。だが体は、そんな彼女の想いとは裏腹に、欲情を求め続けていたようだ。
かすかに開かれた脚を震わせる、その根本。彼女の股間、秘部から、とろぉっ、と愛液が垂れていく。粘性を帯びた愛液は秘部から溢れると、糸を引きながら落ちていき、ベッドへと吸い込まれていった。
「──ひ、っく──わ、たしのこと──きらい、にぃ──ならないでぇ──ひ、ぐっ──や、だぁ──ますたぁ、に──きらわれる、の──やあぁ──」
堰を切ったように、沖田が泣き出した。つまり淫らな行為をしてしまった罪悪感と、痴態を見られて嫌われるかもしれないという恐怖が、彼女を責め立てたのだろう。どこか儚げで、壊れそうな彼女が涙ながらに訴える"嫌われたくない"という想い。
そんなこと、あり得るはずがないのに、と苦笑が浮かぶ。むしろ気になっていた女の子の痴態を見て、聞いて、嫌える男など居ないだろう。安心させようと手を伸ばす、途中、ふと思った。
泣きじゃくる彼女に対して、嗜虐心が沸いてしまう。このまま彼女を安心させてやるのも手だが、苛めたいという欲求が思考の邪魔をする。
「──ひっぐ──ごめ、なさ──ひ──ますたぁ──ぇっ、ぐ──ゆる、ひて──くだ──っさ──ふえぇ──ぅ、ぅっ──おね、が──しま、すぅ──」
──意図せず彼女の泣き顔に興奮してしまい
──ズボンの下で固くなった欲望を感じながら
──彼女へ向けて放つ言葉は
→[大丈夫だよ。君のこと、好きだから]
[許してあげてもいいけど、まずはお仕置きだね]
沖田さん持ってないから台詞とか口調とか自信ない…
wikiで掲載せれてる分しか参考ないのがつらたん。
次話は純愛えっち、お仕置きえっち、どっちか。
どちらにするかは、まだ決めてませんのであしからずw