「ぬ、脱いだぞ」
「じゃあ、こっちに来い」
「はい」
タバコを消す。
俺の前で膝をつく美和の頭を撫で、手を下に。
「んっふ……」
「おっぱいを持ち上げられただけで喘いでんのか」
「だ、だって」
「デケエから、下乳が汗ばんでるな。後で舐めてやるよ」
肉棒を右手で倒すようにして、すっかり勃起し切っている美和の乳首の先に尿道を触れさせる。
「あんっ」
円を描くように美和の唾液とガマン汁を乳首の頂点に塗ると、それだけで喘ぎ声が上がった。
美和の手を肉棒に添えさせる。
「んっ。こ、これいいっ。硬くて熱いので、乳首コリコリするのっ」
「気に入ったようで何よりだ。そのまま、乳首を押し付けな。痛いくらいに」
「こ、こうか?」
「そうだ。やっぱこれだけデケエと凄いな。おっぱい肉が亀頭を完全に咥え込んでやがる」
「こ、これ凄いっ」
「やり方はわかっただろ。自分の乳首とチンコの先にたっぷりツバを垂らして、それからまた咥え込め」
「は、はい」
美和が自分で巨乳の片方だけを持ち上げ、乳首に唾液を垂らす。
それは柔らかな肉を伝って床にも落ちたが、小便をスキルでどうにか出来るくらいだから気にしなくていいだろう。
そのまま、肉棒に美和の手が伸びる。巨乳を持ち上げていない方の手だ。
優しくしごきながらその先にたっぷりと唾液を垂らすので、ちゅくちゅくと淫靡な音がリビングに満ちた。
「もういいぞ。男から精液を搾り取る事しか出来ねえはしたない巨乳で、さっさと咥え込め」
「は、いっ」
慣れていないはずの命令口調で感じているのか、息を荒くしながら肉棒の先に乳首が押し付けられる。
美和が身を寄せると、どこまでも沈み込むのではないかと錯覚してしまうほど柔らかな肉に、あっさりと亀頭が飲み込まれた。
「っは。乳首、いいっ。まさか生チンポで、こんな事できるなんてっ……」
「俺は忘れがちだが、勃起するってだけで貴重なんだったな。こっちじゃ」
「ん、そうっ。ああっ、これイイっ!」
「そんじゃ、そこまでだ」
「えっ」
「ビールを持ってくっから、そこでオナニーでもしてろ。俺が戻るまでにちゃんとイッてたら、パイズリってのを教えてやる」
16歳というヤリたい盛りの頃のだからか、鳩尾に付くほど屹立している肉棒を揺らしてキッチンに向かう。
冷えた瓶ビールを3本。
ついでに小皿を鳴らしてミックスナッツを入れて廊下からリビングを覗くと、喘ぎを押し殺しながら美和が股間に置いた手を動かしていた。
女の子座りで両手を股間に伸ばしているので、大きな喘ぎを噛み殺すたびに巨乳とポニーテールが揺れる。
このままリビングに入って、美和がウソを言わねば続きが出来ない状況に追い込むのも一興か。
そう思った瞬間、片手で口を押えながら美和が大きく身を震わせた。
盗み見て目で愉しんでいた分、動きが遅れてしまったか。
「ったく。俺らしくねえミスだな」
「じょ、丈二……」
「イッたんだな?」
絶頂の余韻を表情に残しながらも、少し恥ずかし気な美和がコクリと頷く。
俺がビールとミックスナッツの小皿をテーブルに置くと美和の手が伸びたが、その手首をしっかりと捕まえた。
「えっ」
「先に確認だ」
「待って、そんなしげしげと見ないでっ!」
「おうおう。こんなに白く濁って、匂いもキツイ。これを本気汁って言うんだよ。知ってたか?」
「し、知らない」
「そうか。じゃあ、味見もしとこうな」
「こ、こんな汚いのを……」
見せつけるように、淫液で酷く汚れた手をゆっくりと舐め上げる。
イッたばかりだというのに、それで美和はまた息を荒げ始めた。
貞操観念が緩いだけでなく、男の体液が染みるとかで、いざ事に及べば処女でもド淫乱。しかも処女膜を破れば、派手に小便を漏らすほどの絶頂に至る。
インターネットどころか携帯電話もない不便な世界だが、こっち関係の仕様は悪くない。俺がいつまでこの世界に存在できるのかわからないのだけが怖いが、能力者を良く知る美和は俺が消えるなんて思ってもいないようなので、そう心配しなくてもいいのかもしれない。
ならば、遠慮なく愉しむだけだ。
「次は直接だ。テーブルに手を置いて、尻を突き出せ」
「はいっ!」
いい返事だ。
そんなにさっきの軽いクンニが気に入ったのだろうかと思いながら、右手を持ち上げる。
ペチンッ。
「んうっ」
突き出した尻を軽く叩くと、美和が悩まし気な声を上げた。
俺はM女と相性がいい。
愛想を尽かされるまではお互いに楽しめそうだと思いながら、濡れ切った秘所に顔を寄せる。
「待って。スキルで清潔に」
「ダメだ」
「そ、そんなっ」
「俺はな、好きな女の汚れでなら興奮できる。美和は?」
「……同じ、だ」
「なら、黙って舐めまくられて喘いでろ」
「あんっ!」
愛撫ではなく、白く濁った淫液を舐め取るだけの動き。
それでも大きな尻は震え、揺れ、秘所はてらてらと蛍光灯の明かりを照り返しながら臭う淫液をまた垂れ流す。
ペチャペチャと音を立てながら自慰で垂れた分の淫液を舐め終え、顔を離して両手で左右のむっちりとした尻肉を揉み上げる。
「んっ、あっ。じょ、丈二ぃ……」
「蕩け切った声を出しやがって。なんだ?」
「その、アソコに染みてどうしようもないんだ。おかしくなる」
「あそこって?」
「くっ。い、言わせる気かっ」
「もちろんだ。セックス中は、出来るだけいやらしい単語を選べ。そうすりゃ、俺が興奮してたくさんしてもらえるぞ」
「男のくせに、まるで援助交際をする中年女のような事を」
「だから俺の世界じゃ、男女が逆だっての。ほら、どこになにが染みてどうなってんだ?」
「……お」
「お?」
尻肉を揉む動きを、少しだけ強めた。
美和は頭の良い女だから、経験はなくともこういった小さな動きで続きを促すという機敏に、すぐに対応してみせるのではないだろうか。
「オマンコに丈二のツバが染みて切ないんだっ!」
やはり、頭の回転の早い女は飲み込みがいい。
Mであるようだし、これからが楽しみだ。
「じゃあ、もっと染みさせてやろうな。自分からぶち込んでくれって、このエロいケツを振るくらいに」
「そ、そこあにゃるっ!?」
構わずにアナルだけを舐める。
その窄まりの中心に、唾液を垂らしながらだ。
蟻の門渡り。
秘所と肛門の間、割れ目の終わりから肛門までの立派な性感帯だ。
女によっては、アナルからここを通って膣口やクリトリスへ舌を這わされる、そんなクンニが一番だと言い切るヤツもいる。
膜こそ破ったが、美和とはまだそんなに肌を合わせてはいない。
性感帯の確認作業は必要だ。
アナルから垂れて秘所へと伝う唾液を、蟻の門渡りで舌に戻してまたアナルを舐める事を繰り返す。尻を揉んで、口を開けはしないが肛門を刺激しながら。
「くうんっ……」
「いいな。メス犬らしい鳴き声じゃねえか」
「んっ、ああっ。ダメ、お尻の穴に染みちゃって」
「アナル、ケツ穴、ケツマンコ。そのどれかだ。お尻の穴なんて上品に言ってんじゃねえ。ドコを舐められてそんなに感じてんだ、美和は? ほら、言ってみろ」
言ってから、舌で与える刺激を強めた。
「ケ、ケツマンコに染みて気持ちいいっ!」
「舐めながら、肛門を閉じたり広げたりしてるからな。開発されてねえから腸壁までは覗けねえが、少しはナカまで俺のツバが入ったんじゃねえか?」
「うんっ。おし、ケツマンコの内側、入口がジンジンしてるっ」
「こっちでオナニーの経験は?」
「あ、あるはずないだろうっ」
「そうかい。ならそのうち、じっくりと開発してやるからな。ケツ穴でチンコを咥え込んで、もっともっとって喘ぎまくるくらいまでだ」
「そんなの、あっ……」
アナルが疼いているのなら目的は達した。
俺が離れたので美和は残念そうな声を上げたが、どうすればいいか、どうすれば俺が喜ぶのかなんて、考えればすぐにわかるだろう。
置きっぱなしになっている栓抜きで瓶ビールを開け、ビアタンに満たして呷る。
「ふうっ。やっぱ夏の、それも昼間のうちはビールに限るなあ。そういや美和」
「な、なに?」
「こっちじゃ輸入品の酒は、やっぱべらぼうな関税でバカ高いのか?」
「そうなるな」
「やっぱかあ。じゃ、ジンは諦めっか。ほら、美和も飲め。冷えてて美味いぞ」
「あ、ああ」
もじもじと股を擦り合わせるようにしながらビールを飲む美和を見ていると、ここで俺が自慰でもして射精したらどうなるのだろうという考えが浮かぶ。
「オナニーなんて最後にしたの、いつだっけなあ」
「そうか。丈二のいた世界では男も……」
「興味があんのか?」
「べ、別にそんなんじゃない」
「そうかい。って、チャイムが鳴ってんな」
「酒屋だろう、たぶん。ちょっと出るぞ」
「マン汁の染みたジャージでか?」
「言っただろう。スキルの熟練度が上がってるから、自分のなら体液も操れる」
「プレイの幅が広がりそうな話だ」
「そんな事にスキルを使うものか、バカ」
手早くジャージを着込み、美和が玄関に向かう。
ヒマなのでビールを手に立ち上がってテレビの電源ボタンを押すと画面では、ヒラヒラの衣装を着た少年が板チョコを齧ってニッコリと笑った。
「ミニスカートの美少年、ねえ。どうせなら、そういうので興奮する変態女をこの世界に連れて来てやればいいのによ」
CMはそれで終わる。
どうやら番組は午後のワイドショーの時間であるらしく、司会と何人かのコメンテーターは欧州派兵の是非について話しているようだ。
こちらでは異能者だかのおかげで、戦争はないはず。
どういう事だと思いながらソファーに戻ってビールを飲んでいると、キッチンの方から毎度どうもと言う元気な少女の声が聞こえた。
「そういや昭和の頃は、台所の勝手口に酒屋が配達とかするんだっけな」
向こうにいた時からテレビは好きではなかったが、こちらの世界の現状を少しでも把握するため、テレビはこれからも見せてもらおう。
そんな事を考えていると、美和が戻って来た。
「やはり酒屋だったよ。ビールに日本酒、ウイスキーもあったぞ」
「そうか。居候を甘やかすなと言ったんだが。なあ、この欧州派兵ってのは? こっちじゃ戦争はないって聞いてたんだが」
「ああ、それか。うーん、どこから説明したものかな」
「長くなりそうなら、後でいい。で、どうだ?」
「どうだとは?」
「ワンクッション置いて、続きはしなくても大丈夫そうか?」
「まさか。こっちの女の体が、そんなに聞き分けがいいはずない」
「そうか。じゃあ、脱げ」