午後24時…
本日一日の勉強を終えた僕は盛大にあくびをした。
風呂を上がってさっぱりした後の勉強はすごく集中できるものであり、これでセンター試験など満点とれるのではないかと錯覚するくらいの満足感をもたらした。
(普段勉強しないやつの言うセリフである。)
そんな僕と勉強を終えた僕の彼女は横に寝そべっている。
のびをしたあとそのまま横になったのである。
やはり疲れたのだろう。
戦場ヶ原は推薦で大学が決まっているから勉強をしなくてもよいのに僕に付き合って勉強を教えてくれていたのである。
僕はその事に感謝をする。
感謝をすることは大事だ。
「感謝ができないやつは…」と日頃警察官の父に言われているのだ。
そして勉強に付き合ってくれた戦場ヶ原への恩返しは一緒に大学に行くこと、すなわち合格だけである。
なんとしても合格しなければならない。
そうは言っても今日はもう勉強をしたくない。
布団をひくために戦場ヶ原をおこす僕であった。
「戦場ヶ原、そのまま寝たら風邪引くぞ、布団ひくから起きろ。」
戦場ヶ原がうーんとうなりながら仰向けになりひと言おっしゃった。
「阿良々木君、だっこしてちょうだい。」
パジャマ姿で寝そべる戦場ヶ原は美少女に分類されるだけに破壊力は抜群だ。
僕は柄にもなく赤面した。
「あっあぁ、そ、そんじゃあソファーまで運ぶぞ。」
噛み噛みになりながらもなんとか返事らしきものを返し戦場ヶ原に近寄った。
うーんと両手をつき出す戦場ヶ原の前で屈むと戦場ヶ原が両手を首の後ろに回してきた。
そのままお姫様だっこをすると戦場ヶ原は僕の胸に顔を埋める。
戦場ヶ原が風呂に入ってから時間が少したっているがやはり女子特有の甘い匂いがする。
頭がくらくらなりそうだが必死にこらえた。
そして戦場ヶ原は重さを切り取られてなくてもやはり軽く華奢でありすぐに折れてしまいそうなほど細かった。
お姫様だっこのままソファーにつれていきソファーにおろすと戦場ヶ原はもう少し…と言い僕に膝枕をさせた。
どれくらい経っただろうか(実際は15分くらい)戦場ヶ原がもぞもぞし始めた。
文字通りもぞもぞである。
普段甘えないだけに甘えん坊になっていると思われていた戦場ヶ原であるが(この15分で今の状況を混乱する頭を駆使して把握していた)恥ずかしくなったのか僕の腹筋に額をぐりぐりしだしたのである。
不覚にもこんな戦場ヶ原にドキドキしっぱなしの僕であった。
普通のヤツであればもう襲ってもおかしくないくらい可愛い戦場ヶ原であるが相手はチキン阿良々木の名を持つ僕である。(そう呼ばれたことはない)
戦場ヶ原の髪を撫でるので精一杯だった。
戦場ヶ原の髪はなんというか艶々していてさわり心地がいい。
そんなこんなしていると戦場ヶ原は立ちあがり歯を磨きにいった。
正直僕も限界であったので大いに助かる。
僕の精神衛生的に。
普段、妹達が裸で生活している(言い過ぎだが)のを見慣れているがやはり同級生であり彼女である戦場ヶ原は別格であった。
就寝準備ができ、電気を消して横になる。
もちろん、僕と戦場ヶ原の布団の間には畳2畳分くらいの距離がある。
「おやすみなさい、阿良々木君。」
「あぁ、おやすみ、戦場ヶ原。」
この時期待がなかったかといえば嘘である。
彼女の家に泊まりあまつさえ父親は出張でいないのだ。
期待を膨らませていただけに寝付けないでいたが戦場ヶ原の寝息が聞こえないことに気づく。
どれくらいたっただろうか。
「…こよこよ、こっちに来て。」
いまに至る。
なかなか…書くのも大変ですね(;・∀・)
書いてる人みなさんほんとにすごいです…
今回もお読みくださりありがとうございました。m(__)m