まぁ本当にR18なのかは自分では良く分かりませんけど……感覚がズレてるのかな?
今回は七罪ファーストほどエロに比重を置いていないので、あんまりエロくないかもです。
展開やプレイの都合上、文もある程度砕けましたし。
どちらかといえば初々しさや愛情重視かな。
最初の場面で可愛いと思ったら負け。
「あぁぁ! はっ、あぁぁっ、ああぁぁぁ――んああああぁぁぁぁぁ!!」
強く抱いた腕の中で、七罪が歓喜の悲鳴を上げた。
悲鳴が収まると、その小柄な身体から強張りが抜けていく。
やがて背中に回されていた腕や脚が、力を失くしてベッドに落ちる。
完全に脱力したその身を、士道は優しくベッドに横たえた。
そうして桜色の唇から流れる唾液を、口付けて拭う。
「ぁ、はっ……はっ……士道……しどぉ……」
その隣へ同じように横たわると、途端に七罪が抱きついてきた。
甘えた声で名を呼び、幸せな顔で胸に頬擦りしてくる。
正直、普段の七罪からは想像もつかない様子だ。
子犬のような愛らしさに、つい頬が緩んでしまう。
「よしよし……しかしお前、この時だけやたら甘えん坊になるよな。普段は遠慮してるくせに……」
「し、仕方ないでしょ。だって、こんなに愛されてるんだって感じられて、すごく幸せなんだから……」
胸の上で幸福に酔いしれた笑みを漏らす七罪。
最近分かったことだが、七罪はどうも人に向けられる感情、特に愛情に飢えていたらしい。
元々自分の全てが駄目だと思い込んで、自分への誉め言葉すら拒絶していたのだ。
そのせいかあまりにも強い愛情を受けると、嬉しさに我を忘れてしまうらしい。
心のままにキスやハグを行い、愛情を表現してくる。
とはいっても、それはあくまで愛情の余韻に浸っている間だけだ。
普段は遠慮がちで、精々近くに寄ってくる程度。
迷惑になると思っているのか、自分から愛情表現はほとんど行わない。
遠慮などしなくて良いのだが、これは言っても聞かない類の問題だろう。
「皆の前でもそんな風に笑ってやれよ。せっかく可愛い笑顔なんだからさ」
「そ、そんなことできるわけないでしょ……絶対、キモがられるだけだし……正直、怖くてできないし……」
提案した途端に笑みを消し、青ざめていく七罪。
その情景を想像してしまい、恐怖を感じているのだろう。
士道は安心させるために身体を抱き返し、強く力を込めた。
温もりのおかげか、青ざめた顔に赤みが戻っていく。
「心配しなくても、みんな俺みたいに受け入れてくれるよ。お前が悪い方に考えてるだけだ」
「俺みたいに、って……士道は参考にならないじゃない。私を見る目が何かやらしいし、性的に歪んでるし……」
「……まぁ、たまにいかがわしい目で見てることは否定しない。けど、性的に歪んでるってどういうことだよ? お前、俺を何だと思ってるんだ?」
「何、って……ゲテモノ食いで貧乳好きの、救いがたいロリコンだって思ってるけど」
自分を卑下しつつ、士道を罵倒する答え。
だが七罪の表情からは、何の悪意も感じられない。
馬鹿にしているわけでも、冗談を言っているわけでもない。
たぶん本気でそう考えている。
「……そんな当たり前みたいな顔されると、反応に困るんだが……」
「ゲテモノ食いかは置いとくにしても、貧乳好きでロリコンなのは確かでしょ。そうじゃなければ、あんなに……激しくしたり……」
「………………」
口にして恥ずかしくなったのか、七罪は士道の胸に赤い顔を伏せる。
悲しいかな返す言葉がなかった。
別にそれ専門というわけではない。
ただ百歩譲っても嫌いでないのは確かだし、何より激しくしたという事実は消えない。
反論どころか取り繕うことすらできず、士道は沈黙を余儀なくされる。
気まずい沈黙の最中、不意に七罪が思い出したように顔を上げた。
「ね、ねえ、士道……士道は、これで満足してる?」
「これ、って……この関係のことか?」
隠れて日々情事を交わす、あまり誉められたものではない関係。
身体だけの関係というわけではなく、普通にプラトニックな関係もあるが、この場で言うからにはそちらではないはずだ。
士道としては間違いなく満足していると言える。
別に人数を増やしたいと切実に願っているわけでもないので、今のところはこれで十分だ。
何より少しの間でも士道を一人占めしたいという七罪の願いを、なるべく叶えてやりたかった。
ただいつまでそれを叶えてやれるかは、士道にも判断がつかないが。
「や、そうじゃなくて……その……」
しかし士道の考えとは裏腹に、七罪は首を振った。
居心地悪そうに視線をそらし、言い淀んでいる。
しばらくそのままでいたが、やがて決心したらしい。
士道の瞳を見据え、口を開いた。
「えっと……いつも、士道が私にしてくれてるじゃない? 私はそれで十分満足してるんだけど……たまには、士道もして欲しいんじゃないかって、思って……」
「っ! そ、それって……」
七罪の言葉に、士道は息を呑む。
その言葉が意味するところは、男の憧れとも夢とも言える行為。
七罪はそれを、自ら行うことを提案しているのだ。
「……いつも幸せにしてもらってるお返しもしたいし……士道さえ、良かったら……その……」
あまりにも恥ずかしいらしく、それ以上の言葉は口にしなかった。
それでも何を言わんとしているのかは、十分理解できる。
十分理解しているからこそ、士道は迷いなく頷いた。
「あ、ああ……正直、俺も興味あるし。頼んでも、良いか?」
「……わ、分かった。じゃあ、今度の夜は……私が……して、あげる……」
頬を真っ赤に染めて頷き、消え入りそうな声を返す七罪。
口元を隠しつつ、半眼で見上げてくる。
だが睨んでいるわけではない。
士道が喜んでくれているかどうか、不安に思いながら探っている目だ。
怯えた子犬のような愛らしい瞳。
次の夜に行われる行為への期待感。
その二つの要素が、残念ながら七罪にはマイナスに働いた。
「……悪い、七罪。またやりたくなってきた」
「ひぇっ!? ちょ、士道!? ま、またするわけ!?」
再び活力がみなぎってきた士道は、七罪の身体を転がし上に覆い被さった。
シーツを剥いでしまえば、痩せ気味で自己主張の少ない七罪の裸体が露になる。
流石に二戦目に突入するとは思っていなかったらしい。
驚きに目を見開き、慌てて身体の要所を腕で隠している。
しかし余計に興奮を煽られるだけなので、逆効果でしかなかった。
「ああ。楽しみで堪らなくなってきたし、さっきのお前がもの凄く可愛かったからな」
「っ!」
可愛いという誉め言葉が効果的だったのだろう。
驚きから警戒に変化していた瞳が、その言葉で揺らいだ。
そうして困り顔で士道を見つめてくる。
「駄目ならやめるけどな……どうする?」
まぁ答えは最初から分かっている。
自分を求められるのは、七罪にとって最高の幸せのはずなのだから。
「……す、好きに、しなさいよ……」
案の定、七罪は簡単に折れてしまった。
機嫌を悪くしたように顔を背けるが、喜びは隠しきれていない。
素直ではない反応に思わず苦笑すると、今度は確かな睨みを向けてくる。
士道は謝罪を表す口付けを行ってから、力が抜かれた七罪の腕を開いた。
数日後、深夜の精霊用マンション。
約束通り、士道は七罪の部屋を訪れた。
今日は七罪が奉仕してくれるという、待ちに待った夜の営みの日。
期待と興奮がない交ぜになり、どうしても心が浮き立つのを抑えられない。
緩む頬を何とか引き締めつつ、士道は部屋の前に立つ。
軽くノックするとすぐに扉が開き、七罪が顔を覗かせた。
「七罪……何だその格好?」
だがその装いが少し奇妙だった。
真っ白なシーツを身体に纏い、首から下を覆い隠している。
目に映るのは精々顔と頭、手先のみ。
「や……ちょっと恥ずかしいから……」
七罪は決まり悪そうに目を伏せて答える。
もしかするとシーツの下はすでに裸なのかもしれない。
その場合何故すでに脱いでいるのか少し気にかかったが、どうせ最後は脱ぐか脱がせるのだ。
別段疑問に思う必要はないだろう。
「……とりあえず、先に行ってて。私はもう少し、その……準備が必要だから……」
「お、おう……」
そう口にしてシーツの裾を引きずりながら、逃げるようにリビングへと走る七罪。
準備とは何なのか黙考しつつ、士道はその背中を見送った。
しばらく思いを巡らせていたが、やはり考えは途中で打ち切った。
いずれにせよすぐ分かることなのだから、深く思い悩む理由はない。
一人納得した士道は、一足先に寝室へ足を運んだ。
薄暗い寝室のベッドに腰かけ、待つこと数分。
静かに扉が開かれ、七罪が姿を現した。
「お、お待たせ……」
頬を朱に染めている七罪は、相変わらずその身にシーツを纏っている。
ただ先ほどとは微妙に装いが異なっていた。
頭にまでシーツを被せていて、最早顔しか見えない。
しかも頭を覆うシーツは二箇所ほど不自然に盛り上がっている。
「それで……俺はどうすれば良いんだ?」
「ただ座っててくれれば良いわよ。今日は全部……私が、やるから……」
「そ、そうか……じゃあ、頼む」
答えてベッドに座り直し、立ち尽くす七罪の方に身体を向ける。
まだ始まってはいないが、とても気恥ずかしい。
これから自分の身体を自由にされると思うと、どうしても緊張を覚えてしまう。
「……さ、先に言っておくけど……笑わないでよね?」
「笑うって何を――!?」
はらりとシーツを足元に落とした七罪。
目に飛び込んできた光景に、士道は度肝を抜かれた。
七罪は一応服を着ていた。
だがそれはパジャマでもなければ洋服でもない。
胸の辺りから上、そして背中側が大胆に露出された艶のある黒いレオタード。
細めの脚を締め付けラインを浮かび上がらせる網タイツ。
そして頭の上でピコピコ揺れる、ウサギの耳。
それはどこからどう見ても、バニーガールの格好だった。
「な、何でそんな格好してるんだよお前!?」
「こ、こういう格好の方が嬉しいと思って……嫌、だった?」
「まあ、確かに嬉しいんだが……何でバニーガールなんだ? 普通こういう時ってメイド服とかじゃないか?」
「私もそう思ったけど……私だけこの格好してなかったから、丁度良いと思って……」
「……もしかして、まだ気にしてたのか……?」
以前七罪が精霊たちを子供の姿に変身させた時、バニーガールとその亜種の格好をさせたことがある。
未だ負い目を感じていたのか、あるいは仲間外れのようで嫌だったのか。
どちらにせよ士道にとっては嬉しい結果だ。
「だから、まぁ……これにしたのよ……死ぬほど、恥ずかしいけど……」
蚊の鳴くような声で呟き、顔を真っ赤にしながらも懸命に耐え忍んでいる。
本当は肌を隠したいのだろうが、拳を握って瞳を閉じ、無理やり抑えつけている感じだ
その辱めを受けているかのような姿は、非常に興奮を煽る。
そもそも七罪のような幼げな少女がこんな格好をしている時点で、相当危険な魅力に溢れている。
網タイツに包まれた細めの太股には外見年齢にそぐわない色気があるし、惜しげもなく晒されている白い肌にはぞくりとさせられる。
百歩譲っても犯罪でしかない、背徳的な魅力がそこにあった。
「じゃ、じゃあ……始めるから……もう我慢できないみたいだし……」
「うっ……」
ちらりと下半身に向けられた視線に、士道は居心地の悪さを感じた。
「んっ……ふ……」
部屋に響くのは甘やかな水音。
音の出所は熱く重ねられる唇の隙間。
七罪による奉仕は、この口付けから始まった。
士道の膝に腰を下ろして向かい合い、両頬に手を添え唇を重ねてくる。
士道自身は何もしていない。
唇を甘く食み、舌を絡めるのは全て七罪によるもの。
全てを相手に任せて身を委ねていると、奇妙な安心感を覚えられた。
「ふぁ……あ……」
口付けを終え、士道の唇の端から流れる一筋の唾液。
それを零さないよう舌先で舐め取ると、七罪は一旦膝から降りる。
「じゃあ……する、から……」
そして膝をついたのは、士道の両脚の間。
ぎこちない動作で手を伸ばし、ズボンのベルトを外そうとする。
だが緊張からかその指は震えていて、金具を外すのに苦心している。
「な、何か……恥ずかしいな、これ……」
「わ、私だって恥ずかしいんだけど……」
今まで脱がす側だった士道が、今回は脱がされる。
立場が逆転しただけだというのに、抱く恥じらいは相当なものだった。
七罪は毎回こんな気持ちを味わっていたのかもしれない。
当の七罪はどうにか金具を外すことに成功したらしく、ベルトを抜き取った。
そうして静かにジッパーを下ろし、ズボンを前開きにしてくる。
覗いた光景のせいか、表情には軽い困惑が浮かんでいた。
「本当、何で私なんかでこんなに興奮してるのよ。頭おかしいでしょ……」
軽蔑を込めた瞳を向け、若干膨れている下着に両手をかけてくる。
だが声音には瞳とは裏腹に、隠しきれない嬉しさが滲み出ていた。
自分がする行為に、興奮を覚えるほどの喜びを抱いていることへの嬉しさが。
「っ!」
半ばまで下ろされた下着の中から、反りあがった士道の一部が勢い良く飛び出す。
流石に七罪も驚きに目を見開き、直視できずに視線を逸らした。
「な、何でこんなに大きくしてるのよ……」
「な、何でって言われてもな……お前のせいとしか言えないだろ……」
間違いなく興奮をもたらしている七罪が悪い。
自分が原因だと理解したらしい七罪は、覚悟の浮かぶ瞳を正面に戻した。
形を持った士道の興奮を瞳に写し、緊張と恥じらいから唾を飲んでいる。
それでも目をそらしはせず、恐る恐る手を伸ばしてきた。
「うっ……」
小さな手に触れられ、軽く握られる。
途端に伝わってきた冷たさに、士道は反射的に呻きをもらす。
正確には七罪の手が冷たいのではない。
興奮から血流が下半身に集中しているせいで、士道の方が熱を持っているのだ。
「滅茶苦茶熱いし……」
その証拠に七罪も顔を顰め、困惑を口にする。
表情には多少嫌悪も浮かんでいた。
だがそれは生理的に現れた僅かな反応。
すぐにその反応を消し、熱さを押さえつける形に両手で握りこんできた。
そして熱さを手に擦り込むかのように、緩やかに上下へ扱いていく。
「っ、う……」
動きと同様、緩やかに立ち上る僅かな快感。
自ら動き得るものとは違い、あまりにも弱々しい。
しかし精神的な快感は凄まじいものだった。
懸命に手を動かし、奉仕する七罪の姿。
健気に尽くすその姿を見下ろすのは、卑しさにも似た愉悦を覚える。
ある種の支配欲が存分に満ちていくのを、士道は確かに感じていた。
そして七罪が口による奉仕を行うため、滑りを帯びた先端へ口付け――
「えっ、あ、何だ、そっちか……」
――ようとした時、士道は失望に近い呟きをもらしてしまった。
期待が外れたせいで、不意に出てしまった言葉。
込められた感情を敏感に感じ取ったらしい。
手を止めた七罪は、怯えを孕んだ瞳で見上げてくる。
「な、なに……私、何か、間違えた……?」
「あ、いや、そうじゃない。ただ、ちょっと期待が外れたっていうか……」
「……それなら、何を期待してたのか教えてよ……私にできることなら、して、あげるから……」
怯えを孕んでいた瞳は、縋るような光に揺れている。
自分に尽くさせて欲しい。
願いを叶えてあげたい。
どこまでも健気で、純真な光。
士道はその純真さに心を打たれ、正直に望みを口にした。
「その……胸ではしないのかな、って思ってさ……」
「ごめん、それは無理。今の私じゃ絶対無理。物理的に無理」
途端に絶対不変の事実の如く、断言する七罪。
瞳に浮かんでいた純真な光は、無力感という闇に覆われていた。
「だからちょっと待って。それならできるから……」
恐らくは変身して奉仕することを考えたのだろう。
確かにして欲しいのは事実で、大いに興味がある。
だが変身してまで奉仕させる気はなかった。
それは本来の七罪を否定することに他ならない。
一時の興奮と七罪の感情を天秤にかければ、迷う必要などどこにもなかった。
「いいよ、そんなことしなくて。あっちの七罪を否定するわけじゃないけど、俺はそのままの七罪が好きだからな」
「っ……し、士道……」
ウサ耳の間に手を置き、穏やかに頭を撫でる。
感激にも似た反応を見せ、幸せそうに頬を染める七罪。
士道は下半身丸出しなのでいまいち決まらなかったが、七罪には関係なかったらしい。
「……それなら……気持ちよくならなくても、良いなら……して、あげるけど……?」
「ほ、本当か? じゃあ、頼んでいいか?」
少々食い気味に答えると、七罪は面食らったように息を詰まらせた。
恐らくは大きな胸での奉仕でなければ喜ばないと思っていたのだ。
奉仕する姿に精神的な充足を感じた士道には、大きさよりもその行為自体に意味がある。
「……わ、分かった……絶対、気持ちよくならないだろうけど……頑張るから……」
声音に滲むのは、求められたことに対する喜び。
七罪は若干意気込むと、ウサ耳を揺らしながら身体をより士道に近づけてきた。
そして自ら胸元を覆うレオタードを捲る。
士道の目に晒されるのは、先端が桜色に色付いた仄かな膨らみ。
確かに自分で無理と言うのも仕方ない小ささ。
左右から触れ合わせる程度しかできないだろう。
しかし十分な柔らかさを持っているのは、散々弄り倒した士道が一番良く知っていた。
「んっ……」
身体を乗り出し、士道の一部を胸元に擦り付ける七罪。
自分の胸に押し付けるように、それを両手で引き寄せる。
脇を締めて胸を寄せ、大きさを水増ししながら身体を上下させていく。
「……や、やっぱり気持ちよくないわよね……ごめん……」
少しの間続けていた七罪は、動きを止めて悲嘆にくれる。
自分の小さな胸では士道を満足させることができない、と考えたのだろう。
だがそれは大きな間違いだった。
「い、いや、やめないでくれ……その……すごく、気持ち良い……」
「えっ……う、嘘……何で……? こんなまな板なんかで……?」
怪訝な顔で見上げてくる七罪。
実際、本当に気持ち良かった。
七罪の胸骨と小さな手に挟まれ、硬めな感触があるせいだ。
扱かれていると十分な刺激を感じる。
しかも横からは寄せられた乳房が柔らかな感触を伝え、あまつさえその乳頭が突付くように触れてくる。
この感覚は小さな胸ならではのものかもしれない。
「ほ、本当に気持ち良いみたいだけど……わけが分からないわよ……」
士道が間違いなく快感を覚えていることを、表情から感じ取ったらしい。
表情を驚きに染めながらも、七罪は奉仕を再開する。
まるで柔らかいソファーに寝そべり、強めのマッサージを受けているかのような身体の力が抜けていく感覚。
自ら腰を振って得るそれとは全く違う。
激しさこそないが、穏やかで強い快感を得られる。
「……こ、これヤバイな……癖になりそうだ……」
「……何でこんなので……やっぱり、貧乳好き……」
呆れ声で呟き、見上げてくる七罪。
目つきが悪いせいなのか、その瞳は呆れではなく軽蔑に近い睨みに見える。
それはまるで、反抗的な少女に無理やり奉仕させている姿。
意思とは裏腹に、途方もない優越感を感じてしまう。
「っ……うっ……」
生み出される快感と、興奮を覚える奉仕する姿。
堪えるのが余りにも困難で、士道は表情を歪める。
沸きあがる快感は徐々に強さを増し、やがて限界を迎えた。
「――っ!」
「ひゃっ!?」
堪えきれなかった熱い快感が迸り、七罪の顔を白く汚す。
反射的に閉じられた目蓋の横を、粘つく液体が徐々に流れていく。
「わ、悪い七罪。先に言っとけば良かったよな……」
「う、ううん。別に良い……本当に、気持ち良かったんだ……」
目蓋や頬を濡らす汚れを拭いもせず、驚きに声をもらしている。
そして一瞬躊躇いを見せると、その噴出口へと静かに口付けた。
「うあっ! こ、これは……っ」
瞬間、電流のような鋭い刺激が身体を駆け上がる。
これは想像以上に凄まじい感覚だ。
しかもこれで終わりではない。
何度か口付けた七罪は、周囲の汚れを拭い取るように舌も使い始める。
外見はウサギだが子猫のように、舌先で細かく何度も。
敏感な部分を舌先でくすぐられる得もいえぬむず痒さ。
士道は額に手を当て、身じろぎしながら懸命に耐えた。
「……ちゃんと……できてるのよね……?」
「じゅ、十分過ぎるくらいだ……っく……!」
不安の滲む声を上げ、機嫌を窺うような遠慮がちな瞳を向けてくる。
これができていないのなら、何を持ってできていると言うのか最早想像もつかない。
少なくとも今の士道には、これ以上完璧なものは考えられなかった。
七罪は安心したように目を細めると、更に奉仕を続ける。
「っ! く、ぅ……」
口付けを止めて先端を口に含み、中に残った汚れを静かに吸い上げていく。
衣装のせいで、さながらニンジンを食むウサギのような姿だ。
とても愛らしく、それでいて艶かしい。
口で奉仕しつつも、両手で優しく扱くことも忘れていない。
士道自身は何もせず座っているだけだと言うのに、頭がおかしくなりそうなほどの快感だった。
「な、七罪……また……っ!」
堪えきれず、再び吹き出す。
今回は口にくわえられているため、七罪の口内へと流れ込んだ。
舌の上に広がる液体の刺激か、苦しげに表情を歪めている。
だが拒絶はしなかった。
喉を上下させ、少しずつ身体の中へと飲み込んでいく。
一部飛び出し損ねた汚れすらも吸い上げて。
「っ……何か……すごく、苦い……」
口から士道のそれを引き抜き、恍惚に揺れる瞳で感想をもらす。
舌先から白い糸を引くさまは、卑猥でありつつも艶かしい。
「でも、これが……私なんかを、愛してくれた……証拠……」
顔に残っていた汚れすらも指先で拭い、愛しそうに舐め取っていく。
一滴も残さず口にした七罪は、至福を映した瞳で笑う。
そうして身を起こすと、士道をそっと押し倒してきた。
「七罪……」
「士道……」
自身に馬乗りになるウサギ姿の七罪。
身長や外見からくる背徳感。
興奮からくる釣り合わぬ色気。
もう、何もかもが素晴らしかった。
「んっ、くぅ! ふ、うぅ!」
士道の股の間でそびえるものに、七罪は少しずつ腰を沈めていく。
着用したまま可能な機構があるらしく、そのままの姿で。
徐々に沈み込んでいくそれの刺激に、七罪は身を捩りつつ続けていく。
「あっ……は、あぁ……」
完全に根元まで沈め、一旦喘ぎを収める七罪。
深さは明らかに度をこしている。
先端が何かに強く触れている感触がある。
これでは身体の重さによって、途方もない刺激に見舞われていることだろう。
それは七罪の震える手や脚を見れば明らかだった。
「はっ……あっ! ふぅ、うぅ……く、うぅ!」
耐え難い苦痛か、度を越した快感か。
表情を歪めながら、静かに身体を上下させている。
徐々に速まっていく動きの激しさを、頭の上で揺れるウサ耳が表していた。
「ふぁ! あぅ……く、うぅぅ!」
唇を噛み締め、目じりに涙を溜めながら奉仕を続ける七罪。
士道の胸の辺りに置かれた手は、耐え忍ぶように力強く拳を形作っている。
感じる刺激は士道の比ではないだろう。
時折身体を痙攣させる様子は、すでに快感の絶頂を迎えたことを如実に表していた。
それでも崩れ落ちそうになる身体を叱咤して、士道を満足させるために腰を振り続ける。
振り乱される多少纏まりのない長髪。
動きに合わせて飛び散る汗の雫。
月明かりに照らし出され輝く様は、エメラルドとダイヤモンドの如き美しさ。
妖しい魅力を放ち、喘ぐその姿は、あまりにも扇情的な光景だった。
「な、七罪……もうっ……っ!」
「ふあぁ!? ああぁ、うああぁぁぁぁ!」
瞳に映る艶かしさが最後の一押しとなり、士道は七罪の下腹部へと三度愛情を注いだ。
必死に堪えていたところへ、体内を熱で満たされる。
ただでさえ限界に近い様子だったのだ。
耐えられる道理などない。
一つ叫びを上げると、七罪は士道の身体の上に崩れ落ちた。
「はっ……はっ……はっ……っ、ううぅ!」
だがまだ続ける気なのか、身体を起こそうとする。
無論それは叶わなかった。
膝は笑い、腰は砕け、筋肉は痙攣を起こしている。
そんな状態では奉仕どころか、身体を起こすこともできない。
「……もう良いよ、七罪。ありがとう」
「で……でも……まだ……全然……して、な……」
「いや……もう十分過ぎるくらい、気持ちよくしてもらった」
肩で息をして、途切れ途切れに声を漏らす七罪。
しかしもう十分だった。
だからここからは――
「――お礼にここからは、俺がしてやるから」
「んあっ! はっ、ぁ……し、どぉ……」
七罪の身体を抱え上げ、今度は士道が覆い被さる。
そうして穏やかに抜き差しを繰り返しつつ、その控えめな膨らみを優しく愛でる。
喜色満面の笑みを浮かべ、艶かしい喘ぎをもらす七罪。
「ふぁ、あぁぁ……んあっ、あぁぁ……」
与えた愛情へのお礼だとしても、大量のおつりがくるほどに素晴らしかった。
だからこそつり合いが取れるよう、今度は士道が奉仕する番だ。
士道は自身の体力が続く限り、優しく愛情を込めて奉仕し続けた。
「……どう、だった?」
互いに体力の限り奉仕を続け、終わりを迎えた一夜の営み。
穏やかな雰囲気と余韻に浸る中、七罪が期待を滲ませながら尋ねてきた。
返答は考えるまでもない。
腕の中で甘えてくるウサギに、士道は躊躇いなく答えた。
「また今度もして欲しいくらい、気持ちよかったよ。ありがとな、七罪」
「っ! そ、そう……良かった……」
期待以上の言葉だったのか、ほとんど満面の笑み。
ただその前に安堵を見せたのが、実に七罪らしい反応だった。
「またして欲しいなら、言ってくれれば、してあげるわよ……でも、一つ聞いても良い?」
「ん? 何だ?」
「その……私から愛されるのは、嬉しかった……?」
今度は期待ではなく、不安の滲む声音。
上がったと思えば落ちる。
気分の浮き沈みが激しいのは、性格によるものなので仕方ないのかもしれない。
軽い呆れを溜息に乗せてから、士道は頷いた。
「ああ。お前が言ってた通りだったよ。自分は愛されてるっていう実感があって、もの凄く嬉しかった。いつもは逆だったから、ここまで嬉しいなんて分からなかったぜ」
七罪が我を忘れるほどに幸せを覚えるのも、今なら良く分かる。
溢れそうなほどの幸せと愛情を与えられるのは、天にも昇る心地だった。
「じゃ、じゃあ……もっと、私からしても良い? 普段から……キス、とか……抱きついたり、とか……」
瞳には切実な思いが浮かんでいた。
遠慮していたとはいえ、ずっと欲求はあったのだろう。
もしかすると今回の奉仕には、反応を見るという目的もあったのかもしれない。
自分からの愛情表現を、受け入れてくれるかどうかという。
「当たり前だろ。遠慮なんてするなよ。それに俺にだけ約束させといて、自分からはしないなんて卑怯だぞ?」
本心であることを伝えるため、その細い身体を抱きしめる。
自身を包む強さと温もりに小さな喘ぎを漏らすと、七罪は安心したように頬を緩めた。
「だから、もっとお前からもして良いんだからな?」
「……うん……じゃあ今度から、頑張ってみる……迷惑にならない程度に……」
七罪にしては比較的前向きな答え。
それだけ口にすると、瞳を閉じて身体を預けてきた。
心配事がなくなってよほど安心したのか、すぐに規則正しい寝息が聞こえてくる。
まぁ奉仕によって疲れきっていたせいもあるのだろう。
実際、士道も相当な眠気を感じていた。
「おやすみ、七罪……期待してるからな?」
聞こえていないかもしれないが、そう口にして士道も目蓋を閉じた。
腕の中の可愛らしいウサギが、一体どのように甘えてくるのか楽しみにしながら。
奉仕終了。
何でバニーなのかと言うと、作品中で言ってること以外にも、私の趣味だからという理由もあります。
ロリバニーとか最高じゃないですか。
こう……大人のお姉さんが身に着けて色気を醸し出すものを、ロリが身につけているギャップが堪らないっていうか……。
誰しも衣装のこだわりはありますよね?
更新停止期間の執筆状況の進捗はどれくらいの頻度で活動報告に載せるべきか
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1ヵ月
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2ヵ月
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3ヵ月