だいぶ間が空きましたが義妹とメイドプレイ(R18)に耽る士道さんのお話。何でこう琴里のエロ話は毎回どぎつい感じの内容になるのか不思議でならない。まあドS同士ならかなり激しい内容になるのも無理はないか……?
「さーて、手始めにまずはキスから始めてもらうか」
邪な欲望と喜びに緩む頬を取り繕おうとはせず、嫌らしく笑いながらまずはそう命令を下す士道。
正直なところ士道もさっさとヤることをヤりたい気分ではあったものの、今夜は初めて琴里に奉仕してもらえる貴重な夜なのだ。一時の欲望に負けてそんな素敵な時間をひたすら腰を振って過ごすなどあまりにも馬鹿げている。それでは普段と全く変わらない。だからこそ、まずはキスから順番にだ。
「どんなキスをお望みなのかしら? メイド風情にあまり高等なキスを求められても困るわ」
「そうだな。まずは普通に唇を重ねるだけで、俺が良いって言ったら舌も使え。言っとくけど舌噛んだりしたら……分かってるよな?」
「ちっ。本当に屈辱的だわ、こんな仕打ち……」
ニヤリと笑いかけながら命じると、琴里は心底嫌そうな顔で舌打ちをする。
しかし今の琴里は士道の命令に逆らえないいたいけなメイド。表情はそのままに歩み寄ってくると、自ら士道の膝に正面から跨ってきた。別に膝に乗れとは命じていないが、これはこれでアリだ。
「んっ……っ……ふ……」
そして命令通りにキスを始める。まずは唇同士を触れ合わせ、お互いに甘く噛み合う口づけから。
四糸乃あたりは非常に可愛らしく、指を絡め合うようなどこか切なくも甘い口付けをしてくるが、琴里の方はどうにも切なさとは無縁の口付けだった。今にも食らいつきたい気持ちを必死に抑えているかのように、欲望と激しさを感じる口付けだ。とはいえ朝から玩具で攻められっぱなしなのだから多少は仕方ないだろう。
「……んっ、んぅっ!?」
とはいえ、それが分かっていても手を緩めるつもりは欠片もない。なので士道は遠慮なく玩具のスイッチを入れ、琴里の局部を容赦なく刺激する。もちろん振動の強さは最強だ。
これには琴里も堪らず身を捩ってキスを中断しようとするが、当然そんなことを許すつもりはない。膝の上で悶える琴里の後頭部に左手を回し、引き寄せることで口付けを続けろと言外に伝える。
「ん、ぐ……う、ぅ……!」
そうなれば当然琴里は従う他に無く、苦し気な呻きを上げながらも従順に口付けを再開する。
びくびくと身体を震わせながらも命令に従い口付けを行うメイドの姿は、大変健気で胸が暖かくなる姿であった。尤も身体の下の方は暖かいどころか熱くて堪らないが。
「っ、う……ちゅ……く、ふぅ……!」
士道の方も辛抱堪らなくなってきたため、舌を咥内に滑り込ませて深い口付けを始めろと伝える。すぐにその命令に応え、嫌らしく舌を絡めながらねっとりと唾液を送り込んでくる琴里。
勿論その間も玩具による攻めは続けており、しかも振動の強さを不定期に変えて攻め立てている。そのせいか琴里の七枚目の下着も最早限界のようで、跨っている士道のズボンを下着越しに湿らせるほど濡れていた。
「……本当に嫌らしいメイドだな。六枚も下着をダメにしたってのに、七枚目もこんなに濡らしやがって」
たっぷりキスさせて満足したところで、お互いの舌先から唾液の糸を引かせながら嘲笑ってやる。
琴里のスカートの中に手を潜り込ませ、指でショーツを弄ってみればそこはもうグショグショだ。最早七枚目の下着も下着としての体を為してはいなかった。
「う、うるさいわね。こんな風に嫌らしくねちねちと攻め立ててられば、身体が反応するのは当たり前でしょう?」
「おっと、ご主人様に対して何だよその口の利き方は? お前自分の立場が分かってんのか?」
「う、あっ……!」
主人に暴言を吐いたメイドに対し、士道はスカートの中に潜り込ませた手でお尻を鷲掴みにしてお仕置きする。それこそ爪が柔肉に食い込むほど激しく、力を込めて。
とはいえそこはドSでありあながらドMでもある罪深い性癖を持つ琴里。痛がるどころかむしろ明らかに気持ちよさそうな声を出して身を捩っていた。予想はしていたがこれでは毛ほどもお仕置きになっていない。
「ははっ。気持ちよさそうな声出しやがって、このドMの変態メイドめ」
なってはいないが、かなり愉快な気分になれる。いつも高圧的で生意気な琴里が、士道の手で快感に喘ぐのだ。これが愉快でなくて何だというのか。
「さて、と。それじゃあメイドらしくたっぷり奉仕してもらうぜ? 手も胸も口も使って、俺を満足させてくれよ?」
「くっ……分かったわよ、ご主人様……!」
唇を噛み締めながらも、メイドである琴里は命令を忠実に遂行するべく動き始める。士道の膝から降りて床に膝をつき、自らの手で士道のズボンから滾った男の象徴を解き放った。
眼前に勢い良く現れた卑猥な肉の塊にさすがの琴里も目を剥いていたが、それは一瞬のこと。すぐに余裕溢れる(ように見える)微笑を湛えると、一切の躊躇いなく手で握りこんできた。
「随分と偉そうに威勢の良いことを言っているけど、たかがメイドの痴態でここまで固く勃起させているご主人様は一体何なのかしらねぇ?」
「っ……!」
そうして主人に対して不敬な言葉を吐きつつ手で扱き、同時に先端にべろりと舌を這わせ唾液を塗してくる。一応奉仕自体は初めてのはずだというのに、全く躊躇いも無く悩ましい動作で。
唐突な刺激にさしもの士道も表情を取り繕うことができず、僅かだが快感による呻き声を零してしまう。
「あらどうしたの、ご主人様? しがないメイド風情に舐められてよがるなんて、チェリーでもあるまいし随分と情けない姿ねぇ?」
「は、はは……言うじゃねぇか、琴里ぃ……!」
そんな反応を目にして機嫌を良くしたのか、琴里は微笑を湛えたまま舌先を滑らせ根元から士道の半身を舐め上げる。ぞくりと駆け上がる快感に堪らず腰を浮かせてしまう士道。
やはり琴里は色に狂っても変わらずドSの司令官様。気を抜けばこのメイドプレイに置いても容易く主導権を奪われてしまいそうだった。
「――っ、くうぅ……!」
だが、今の士道の手にはいかがわしい玩具のリモコンがある。スイッチを入れれば琴里の余裕に満ちた微笑は快楽と屈辱に歪み、胸元を庇うように縮こまりながら物欲しそうにお尻を左右に振って悶える。指先一つでダウンとはこのことか。
「そ、そういえば、胸でもして欲しがってたわね? いいわ、と、特別にやってあげようじゃない?」
敏感な三点を責める玩具の刺激に耐えかねたのか、琴里は思い出したように口にして自らメイド服の胸元をはだけた。露わになったのは仄かな膨らみと、その先端に貼り付けられ高速で振動している小さな卵型の物体。
胸で奉仕するのだからこれをつけたままでは上手くできないという理屈なのだろう。琴里は敏感な乳頭を攻める玩具をテープごと剥がしてほっと一息ついていた。もちろんその下から現れたのは見るからに固くなっていそうな桃色である。
「ほ、ほら? これがいいんでしょう? 全く、スキモノなご主人様ねぇ?」
そして局部への振動に堪えながらも身を乗り出し、躊躇なく自らの乳房で士道の半身を挟もうとする。しかしそれは気概の話であり、残念ながら琴里の胸の膨らみでは圧倒的に質量が足りず、挟むことなど微塵もできていなかった。
頑張って余裕綽々の笑みを保ちながら挟もうとした途端にこの残酷な現実に直面する。確かにそういうのが好きとはいえ、あまりにも哀愁を誘う光景に士道は思わず吹き出してしまった。
「ぷっ。琴里、お前――」
「――それ以上何か言おうものならあなたのこれを握りつぶしてあげるわよ。再生するとはいえ潰された上で火で炙られるのは地獄の苦しみでしょうねぇ?」
「……すまん。分かった。何でもない」
しかし半身の根元にぶらさがる二つの急所の片方を手で握りこまれ、わりとマジの冷めた声音で語りかけられたため恐怖のあまり口を噤む。
琴里の言う通り潰されても再生はするだろうが途方もない激痛に悶え苦しむことになるだろうし、その上で局部が燃え上がることになるので死んでも試す気にはなれなかった。どうやらドMの女の子に対してであろうと胸の小ささを指摘するような言葉は禁句らしい。また一つ賢くなった士道であった。
「……だけど、そうねぇ。もしもあなたが玩具のスイッチを切らなかったら、うっかり握り潰してしまうかもしれないわ。そうなったらごめんなさいね、ご主人様?」
そしてもちろん即座に玩具のスイッチも切る。
相手は再生能力を持つが故にかなり激しいプレイも好み、凌辱紛いのプレイすら嬉々としていける琴里だ。ほんの僅かでもやりかねない可能性がある以上、そんな危険は冒せなかった。メイドに主導権を奪われた形になってしまったが、地獄の苦しみを味わうよりは数段マシだ。
「ふふっ、メイドの言うことを素直に聞き入れる良いご主人様ね。ご褒美に特別に気持ち良くしてあげるわ?」
「っ……!」
主導権を奪えたことが喜ばしいようで、琴里はニヤリと笑いながら奉仕を再開する。両手で士道のモノを胸元に押し付けるようにして扱き、先端から先走る透明な液体を舌先で弄りながら。
局部への刺激は元より、琴里に奉仕されているという事実が快感で堪らない。もう主導権を奪われたままでも良いのではないかという考えが頭を掠めるものの、それではメイドに屈服させられたようなもの。普段の琴里ならともかくとして、メイドの琴里にまで屈服させられるというのはさすがに看過できなかった。
「――ん、ぐぅ!?」
だから琴里の頭を両手で掴み、その口目掛けて滾った半身を思いっきり突っ込む。
いきなり太い肉の塊を咥内に捻じ込まれたことでさすがに琴里も悲鳴を上げるが、やはり今の自分の立場は良く分かっているのだろう。咥内で舌を絡みつかせて奉仕を再開し、収まりきらない部分を両手で包んで扱き始めた。
「ん、ぐ……ぅ……ぐぅ……!」
「ははっ。良い表情してんなぁ、琴里ぃ? とっても可愛いぜ、今のお前」
それも琴里は恨みがましい目を上目遣いに向けながら、舌に広がる苦みのせいか目尻に涙を溜めている。その様子がとても愛らしく、また琴里を無理やり犯しているようで大変興奮が込み上げてくる。
なのでそのまま自ら腰を振り、懸命に奉仕する琴里の喉奥を犯していく。ちょうど良い位置にあったのでツインテールをがっしり掴みながらだ。無論琴里は軽蔑の滲む視線を向けてきたが、やはり抵抗は無く従順なまま。
すぐに堪えきれなくなった士道はこのまま喉の奥に注ぎ込むつもりだったが、直前でその考えを改めた。もっと面白く、そして興奮する事柄を思いついたから。
「よし、琴里! その口開けたままにしてろよ!」
快感が弾ける寸前に半身を咥内から引き抜き、迸った精を琴里の顔面目掛けてぶちまける。それも口を開けさせ、半身の目の前に跪かせた状態で。
口の中と顔面に白く濁った粘液をぶちまけられ、さすがの琴里も涙目で眉を歪めていた。その顔面から滴り落ち床を濡らす白濁は、大粒の涙のように見えなくも無かった。
「ぐっ……女の顔に精子をぶちまけて、さぞ良い気分でしょうね、ご主人様。ま、これくらいは予想していたからさほど驚きはしないわ。むしろ全部飲めって言われると思っていたから拍子抜けね?」
しかしそこは優秀で尊大で気の強い司令官様。唾か何かのように口内の汚れを床に吐き捨て目蓋を覆う汚れも指で拭い払いさると、前髪や頬に白い汚れを残したまま余裕溢れる不適な笑みを浮かべていた。黒琴里に対してはドSになってしまう士道としてはそうでなくてはやりがいがない。
「へぇ、だったら残さず全部飲むくらい楽勝だよな。ちゃんと全部舐め取ってもらうぜ、琴里?」
「ええ、かしこまりました。ご・しゅ・じ・ん・さ・ま?」
皮肉たっぷりに返事を返し、主人の命令を忠実に実行していく琴里。自らの前髪と頬の白い汚れを指先で拭い、むしろ見せ付けるように舐め上げ婀娜っぽく細めた瞳を向けてくる。
「ん……ちゅ……全く、こんなマズイものを口にしたのは生まれて初めてだわ」
自らにぶちまけられた汚れを全て拭うと、感心することに琴里は士道の半身の掃除も行い始めた。噴出した白濁が伝って汚れた身体の部分を舌で綺麗に舐め取り、頭の部分を咥えこんで噴出し損ねた汚れも吸い上げて。
最終的にはお互いの身体に付着していた汚れは全て綺麗に舐め取られ、琴里は小馬鹿にしたような笑みで笑いかけてきた。
「ほら、これで満足でしょう? それで次はいたいけなメイドに何をさせたいのかしら、ご主人様?」
「何言ってんだよ、琴里。俺は全部飲めって言ったんだぜ? まだ残ってるじゃねぇか」
「……何ですって? 何処に残ってるっていうのよ?」
同じく小馬鹿にする笑みで笑いかけて指摘すると、琴里は自らの頬や髪に手をやり汚れが残っていないかを確認し始めた。
しかしその行為は無意味である。何故なら残っているのは琴里の顔や身体ではなく、もっと下の方。士道は人差し指を真下――床に向けて指し示した。
「……ここに残ってるじゃねぇか。ちゃんとこれも舐め取って綺麗にしろよ?」
「っ……!」
この命令にはさすがの琴里も眉を歪め、歯を噛み締めるという反応を見せる。
元々床に吐き捨て払い捨てたのは琴里なのだから、それを自分で綺麗にするのは当たり前のことだ。掃除はメイドのお仕事である。
「……そう、私に這いつくばって床を舐めろっていうことね。さすがは義理でも私の兄。良い趣味してるわ」
「いっつもお前に似たようなこと命令されてる人がいるからな。たまにはお前もそういう気分を味わってみろよ、琴里?」
あっちは喜んで進んでやってる気がしないでもないが、琴里でもさほど違いはないだろう。喜び興奮している姿を必死に見せないようにしているだけで、黒い方でもちゃんとドMの性癖は反応しているのだから。
「……ふん。かしこまりました、ご主人様?」
最高に機嫌悪そうに言うと、両手を床に付いて這い蹲る琴里。
まるで士道に土下座しているかのようなとても愉快な格好である。だがドS心が存分に刺激された士道がこの程度で満足できるわけがない。
「なっ……!?」
床を濡らす白い汚れに顔を寄せていく琴里の目の前で、士道はそれを踏みつけグリグリと床に塗りたくって広げた。舐めるべき面積が軽く十倍以上に広がったことで、それだけ琴里が感じる屈辱も増すだろう。
突然の凶行にさしもの琴里も顔を上げ、歯を食いしばりながら睨みつけてきた。
「ほら。早く舐めて綺麗にしろよ、琴里? ご主人様の命令に逆らおうってのか?」
そんな琴里の頭を軽く踏みつけ、無理やり顔を下げさせる。それも先ほど白濁を塗り広げるために用いた方の足で。
さすがに鬼畜に過ぎる気がしないでもないが、幾ら何でもこんな真似は琴里にしかしない。
「くっ、ぅ……!」
琴里は心底屈辱的な表情を見せてから顔を再び床に近づけ、その舌先で床を舐め始めた。
尊大で高慢な司令官である黒琴里が目の前で這い蹲り、床に塗り広げられた士道の精を涙目でペロペロ舐め取っている。これ以上の愉悦を覚える光景などそうそうない。
しかもドSだというのに素の自分が持っているドMの性癖が意思とは無関係に興奮を示してしまうのだから、感じている屈辱は計り知れないものだろう。全く難儀な性格である。
「ははっ。良い格好してんなぁ、琴里? 床が終わったら俺の足も頼むぜ?」
「っ……く、ぅ……!」
さすがに急所を潰されるのはご免なので玩具のスイッチこそ入れないものの、だからこそ言葉と態度で以てしっかり攻め立てていく。
屈辱に嗚咽を零しながら、床に塗り広げられた士道の精を懸命に舐めとる琴里の姿は大変素晴らしい光景だ。本人は涙目で屈辱に耐え忍んでいるにも拘わらず、隠しきれない興奮を覚えているかのように身悶えしているのだから余計に堪らない。
「ん……っ、ぁ……うぅ……!」
しかし床を舐める口から零れる嗚咽には徐々に艶が現れ、どちらかと言えば喘ぎ声へと変化していく。どうやら辱めによる屈辱が一定ラインを越えてしまったようだ。
ツンデレの琴里ならもうちょっと耐えてくれると期待していたのだが、冷静に考えてみれば朝からずっと玩具やら何やらで攻め立てられていたのだ。琴里にしても良く耐えた方だろう。
「よし、じゃあ次は足を綺麗にしてくれよ?」
「は……はい……ご主人、様……」
床の汚れを全て舐めとり終えた時には、もうドMな欲求にだいぶ素直になっていた。べっとりと汚れた足の裏を差し出してみれば、大変悩ましい表情で舌を這わせて丹念に舐めとり始める。
そこにはもうついさっきまで恥辱と屈辱に打ち震えていたメイドの姿はどこにもなかった。どうやら調教が完了してしまったようである。
「さーて。琴里、お前は虐められるのが大好きなドMの変態メイドか?」
「そう、よ……ん……私は、ご主人様に虐められるのが大好きな……ちゅ……どうしようもないマゾの、変態メイドよ……」
問いを投げかけてみれば、琴里は士道の足を舐めながらさも嬉しそうに答えてしまう。やはり完全にM側に性癖が振り切ってしまったらしい。たぶん今なら何を命じても嬉しそうに応えるに違いない。
「よし。じゃあお前に聞くぞ、琴里? お前はご主人様に一体何をされたいんだ?」
「ご主人様に、いっぱい犯して欲しいわ……激しく、壊れそうなくらいに……」
その口から零れるのも最早完全にドMの痴女の淫乱な言葉。
屈辱に満ちた反応を楽しむことはできなくなってしまったものの、これはこれで楽しめるので問題無しだ。何よりあの生意気で高圧的な黒琴里がどんなに嫌らしい命令であろうと嬉しそうに従う姿は、純粋に見物で堪らない。
「へぇ、そうか。じゃあ今下がどんな状況になってんのか見せてもらわねぇとな?」
「ふふっ……かしこまりました、ご主人様?」
そう口にした途端、琴里は素直な返事を返して立ち上がる。そうして何の躊躇いもなく士道の眼前でスカートをたくし上げ、艶めかしい笑みを浮かべながらショーツを見せびらかしてきた。
もちろんショーツはすでに下着としての体を為しておらず、完全に布地を貫通してポタポタと零れ落ちているほどであった。滴る愛液の量もそうだが匂いも尋常でなく、むせ返りそうになるほど濃厚な雌の香りにさしもの士道も堪えることができなかった。
「っ、う……!」
琴里の身体を引き寄せベッドへと投げ飛ばし、苦鳴の声を零しながらも頬を緩ませる姿を尻目に濡れ雑巾と化したショーツを無理やり引き剥がす。そうして露わになるのは濡れそぼりとめどなく愛液を垂れ流す卑猥な蜜壺と、その中へと伸びるローターのケーブル。
それを目前にして我慢できるわけもなく、士道はローターを一気に引き抜くと代わりに自らのモノを中に突き入れた。背後から一気に、犯すように。
「あっ、ああぁぁ……!」
しかし琴里が身を捩りながら上げる声は、悲鳴ではなく弾けんばかりの嬌声。朝から事あるごとに攻め立てられ、下着を七枚も駄目にしてしまうほど濡らしていたのだから当然のことであった。恐らくどれほど激しく突き犯そうとも悲鳴を上げさせることは不可能に違いない。
「あっ、あ、あぁぁ! ご、ご主人、様ぁ……!」
その証拠に欲望のまま腰を打ち付けているにも拘わらず、酷く甘ったるい喘ぎが上がる。
背後から激しく犯されながら肩越しに瞳を向けてくる琴里だが、あろうことかその潤んだ瞳に浮かんでいるのは切なさを伴う期待の輝き。ドMの変態メイドとしては後ろから犯されるだけでは満足できないのだろう。全くとんだ淫乱メイドである。
「だったらこれでどうだ、琴里!」
「うっ、く、あぁぁぁぁっ!!」
細い腰を掴んでいた両手で琴里の両腕を掴むと、そのまま引き寄せて無理やり上体を浮かせる。膝立ちの姿勢で胸を突き出すような体位を強制されて犯されながらも、やはり淫乱メイドは苦悶ではなく歓喜の声を上げて身を捩っていた。
先程から幾度も激しく身体を痙攣させているあたり、何度も連続して絶頂を迎えているのだろう。朝から散々玩具で身体を弄繰り回され、屈辱や羞恥で精神も染め上げられた身体は驚くほど敏感であった。
「あっ、い、いいっ……いいわ、ご主人様っ……! もっと、もっと激しく……!」
「やっぱそういうのが大好きなのかよ、この淫乱メイドめっ!」
しかしそれでも貪欲に激しさを求める底無しの琴里。その欲望に応えるのは男でも難しいだろうが、幸いなことに七罪のおかげで異常なまでに性欲が昂っている士道としては何ら難しいことではなかった。
むしろ七罪や四糸乃を相手にする時のように手加減や遠慮をせずに欲望をぶつけられるので、こちらの方が簡単な節もあるほどだ。
「そらっ、変態の淫乱メイドにお仕置きしてやるぜ! 精々泣いて喜べよ!」
「う、あっ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
故に気分も乗っている士道は、琴里の両腕を捻り上げて背後から突き犯しながら一発お見舞いしてやる。
大量の精を注ぎ込まれ、その熱さによがり艶めかしい嬌声を上げる琴里。しかしたった一回で終わる士道ではないし、何より琴里がたった一回で満足するはずもなかった。
「ふ、ふふっ。それじゃあ、今度はこのメイドがご奉仕してあげる番ね?」
「うあっ……!?」
余韻に身体を震わせ瞳から快楽の涙を零しながらも、士道が掴んだ両腕を解き琴里はあっさり拘束から抜け出る。
そうして股の間から溢れた白濁を滴らせつつ、正面から士道を押し倒し跨ってくる。勿論跨るのは下腹部で未だいきり立っているモノの上だ。自らそれを身体の内に沈めるように跨ると、喜悦の吐息を零して腰をくねらせ始める。
「んっ、くうぅ……どうかしら、ご主人様? 一生懸命に奉仕するメイドの姿、楽しんでもらえている?」
悩ましい笑みを浮かべて士道を見下ろしながら、胸元をはだけた状態で自ら腰を振る淫乱メイド。残念ながらその動きで弾むほど大層な胸の膨らみは存在していないものの、動きが苛烈で激しい分微かに揺れ動いているのが見て取れる。
これでもかというほど激しく存在を主張する綺麗なピンク色の突起を前に、ただ傍観するだけなどありえない。躊躇いなく両手を伸ばし、微かな膨らみごと滅茶苦茶に揉み解す。勿論優しさなど度外視して、力任せに爪が食い込むほど激しく。
「んっ、あっ、あぁ……!」
しかしそこはドMの琴里。胸の膨らみを力強く絞られればびくりと身体を快感に震わせ、その頂点のピンク色を抓り上げてやればだらしなく表情を歪めて悶える。ましてそんな反応を返すのが乱れたメイド服に身を包んだ黒琴里なのだから堪らない。
「ああ、楽しんでるぜ琴里? その調子でたっぷり俺を楽しませてくれよな?」
欲望だけでなく嗜虐心もたっぷり刺激され、士道は自分でもとんでもなく下種な笑みを浮かべていることを自覚しながら、メイドとして奉仕する琴里の身体を貪っていった。
「はー……マジで最高だった……」
激しい一夜を過ごしたことによる汗を流すために訪れた風呂場で、士道は思わず端的かつこれ以上無いほど的確な感想を零す。
元々琴里相手だと遠慮も躊躇いも無く欲望のままヤれるというのに、今回はそこにメイドという要素が加わったのだ。あの尊大で生意気な黒琴里が、何でも命令を聞く従順なメイドへと堕ちる。それはもう想像するだけで最高に愉快な状況だ。士道としては床に塗り広げた自らの精を舐めさせた時が一番興奮したと言っても過言ではない。
はっきり言って予想以上に楽しめた一夜であり、非常に満足の行く夜の営みであった。満足が行き過ぎて途中で四糸乃を辱めたことへの復讐を忘れてしまったくらいには。
「ふふっ。随分と満足したようね、ご主人様?」
そんな幸福感に包まれた士道の様子が喜ばしいようで、背後からご機嫌な声が上がる。
肩越しにちらりと振り返ってみれば、そこにいるのは自分同様満足気な笑みを浮かべた琴里。すでに深夜を回って一日メイドプレイは終わっているにも拘わらず、その身を包んでいるのは未だにメイド服。これぞメイドのお仕事とでも言うように、士道の背中をゴシゴシと甲斐がいしく流していた。
「そう言うお前も随分と嬉しそうだな、琴里。ていうか何でまだメイドやってんだよ? しかも風呂場で」
「ご主人様を喜ばせるために決まっているでしょう? それともご主人様は嬉しくないのかしら?」
「いや、そりゃ勿論嬉しいけど……」
もちろん嬉しい。嬉しいが、ここは風呂場。当然ここにいれば濡れるのは確実であり、実際琴里のメイド服はびしょびしょだ。そもそもついさっきまでそれを着込んで激しい営みに耽っていたわけで、汗だくな上に濡れ鼠と言うダブルパンチだ。
端的に言えば色々と透けている上に、肌が上気していてとてもエロい。このまま二回戦を挑みたいくらいには悩ましい姿であった。
「だったら何も悩む必要なんてないでしょう? ご主人様が命令してくれれば、私は望みのままにご主人様の身体を洗ってあげるわよ? どこでも、どんな方法でも、ね?」
「ぐっ……!」
メイド服が更に濡れるのも気にせず、背中に密着して耳元で甘く囁いてくる。
それだけで下半身がビリビリと反応するものの、残念ながら欲望のままにメイドに命令を下すことはできない。何故なら本来このメイドプレイは一日限りのものだからだ。
ここで欲望のままに延長してしまえば、きっと後に琴里は約束が違うと言って延長分の新たな命令を士道に下すループが発生するだろう。というかこの狡猾で腹黒いメイド司令官は間違いなくそれを狙っている。
「私の顔にご主人様の汚らしいものをぶちまけて、犬のように這いつくばらせて床を舐めさせるのはとても楽しかったでしょう? 大いに興奮したでしょう? ご主人様が望むなら、もう一度やってあげても構わないわよ?」
「うあっ!? や、やめろ! 耳を舐めんな!」
ペロリと耳朶を舐め上げられ、そのこそばゆい感覚が全身に波及する。
命令しあうループに持ち込むことはもちろん、たぶんドMの琴里としてはあの屈辱が忘れられなくて堪らないのだろう。耳元を撫でる琴里の吐息は熱く、そして嫌らしく乱れているのだから。
「それとも、代わりに四糸乃や七罪に同じことをするのかしら? 必要以上にあの二人を甘やかしているご主人様が、私への屈辱的な仕打ちと同じ行為を働けるとは到底思えないけれど」
「ば、馬鹿にするなよ。俺だってその気になれば……」
反射的に言い返すものの、二の句が継げなくなってしまう。
実際あの二人に対してはお風呂場で顔を汚すくらいが限界である。頭を踏みつけ、床を舐めさせるなど考えるだけで胸が痛むほどだ。これが琴里相手だと堪らなく興奮するのだからとても不思議だ。
「できないでしょう? だからご主人様のその邪悪な欲求を満たせるのは今だけかもしれないわよ? もしかしたらメイドプレイはこれっきりで、私はもうご主人様のメイドにはならないかもしれないわねぇ?」
軽いメイドプレイならあの二人もやってくれるだろうが、SMも交えた激しいプレイを躊躇いなく求められるのは琴里だけだ。四糸乃はむしろ求めて欲しいと思っている節もあるものの、その気持ちを知っていてもさすがに抵抗がある。
仮に行うとしても琴里にするようなハードなプレイは相応の段階を踏んで少しずつ迫っていくのが賢いやり方だろう。一足飛びに行うのは士道の良心が悲鳴を上げるので不可能だ。
「だけど、ここで私の求めに応えてくれるならまたご主人様のメイドになってあげても構わないわよ。また生意気なメイドを足蹴にして屈服させて、屈辱を与えてみたくない? いつも反抗的な妹が床に広がったご主人様の精子を這いつくばって舐める無様な姿を、もう一度見たくはない?」
「ぐっ、うぅっ……!」
悪魔の囁きにその時の征服感が脳裏に蘇り、どうしようもなく下半身が反応する。
もちろんヤれるならヤりたいところだが、ここで欲望に負けるわけにはいかない。琴里が二回戦を求めてくるのはいつものこととはいえ、今回は明らかに手を出させようと狙っているのだから。
なので士道は鋼の精神で以て自分を律し、欲望を何とか抑え込んでいた。
「身体は正直なのに随分と強情ねぇ。それなら、これでどうかしら?」
どこか自信に満ちた声音で言い放ち、身体を遠ざける琴里。
何か猛烈に嫌な予感がした士道が、恐る恐る背後を振り向くと――
「ご、ご主人様ぁー……いたいけなメイドに、ご主人様のお慈悲をちょーだい……?」
そこには黒のリボンを外して髪を下ろし、丸い瞳を潤ませ主人の寵愛をねだる淫乱メイドの姿があった。先ほどまでの愛らしくも大人の色香を漂わす琴里ではなく、子供らしさを全面的に押し出した倒錯的な魅力を放つ琴里が。
言葉巧みな誘惑を必死に堪えて耐えていたところに、いきなり直球かつ可愛らしいおねだりをぶつけられる。そんなガードの下を掻い潜る強烈な一撃を受けて、平気でいられる男がいるだろうか。
「クソッ! お前、白と黒を使い分けるとか本当に反則だろ! いい加減にしろよこの淫乱メイド!」
「わーっ! ご主人様におしおきされちゃうー! これで延長タイムだー!」
当然いるわけがなく、理性をノックアウトされた士道は再び義妹とのメイドプレイという罪深い交わりに耽るのであった。難しいことなど何も考えず、欲望のままに。
S心に磨きがかかった士道さん。なお、さすがに四糸乃や七罪には床を舐めさせたりはしない模様。顔にぶっかけるのはこの前やりましたがそこ止まりですね。
さて、この次のお話ですが未定です。次は誰のどんなお話にしようか……何か案がありましたらお気軽にどうぞ。応えられるとは限りませんが……。
更新停止期間の執筆状況の進捗はどれくらいの頻度で活動報告に載せるべきか
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