キャラクターが原作や霊霊夢と異なる部分がありますのでご注意を。
今回レミリアをヘタレにしました。
それではどうぞ。
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紅魔館、
気づけば午前11時を回っていた。
咲夜がいなくなって2日が経ちベッドで泣き寝入ってたレミリアはあの日最愛の家族である咲夜を魔獣が徘徊する里に残した後。
博麗神社に避難した後霊夢達の顔からすっかり生気がなくなり皆頭を下に下げ時には後ろを振り向き警戒しながら神社に帰っていった。
帰りついた後レミリアは、
「ちょっと、気分を変えるために神社の周りを散歩してくる。しばらくしたら帰ってくるわ」レミリア
背中を見せながら。霊夢にそう告げていった。
霊夢は止めなかった。
それは夕暮れ時だった。
もちろん嘘だ。
神社の反対の森に入り込み森の中を歩いて神社から距離を取ると背中の翼を広げて帰っていった。
博麗神社に美鈴とパチュリーを残して自分だけ空を飛んでのこのこ帰ってきたのだ。
帰ってきてからただいまも言わずに家の扉を開けて部屋に入ってベットに潜り込み一晩中落ち込み続けた。
枕を抱いて顔をうずめながら
(咲夜、ごめん、あなたの覚悟を無駄にするような真似をして、、いつも威張ってばっかりだったのに、いざという時にあなたを守ることはおろか、自分の家族や仲間すら守れないで逃げてきた。
こんな駄目な主でごめんなさい)
もう完全に憔悴しきっていた。
そんなこんなで、11時を迎えた。
するとレミリアの部屋をノックする音が聞こえてきた。
「お姉さま、帰ってきたの?」
声の主にレミリアは答えない、
すると部屋は勝手に開き中に一人入ってきた左の頭に黄色の髪を結んでおり帽子をかぶっている。
そんな彼女の存在を視界にとらえたレミリアは、
「、、、フラン」レミリア
返ってきて顔色が真っ青な主を見下ろしてフランは、
「何をしているんですか?お姉さま、帰ってきたらなら声ぐらいかけてください。」フラン
彼女フランはレミリアの妹でフルネームはフランドールスカーレット、
ともに幻想郷に来た吸血鬼だそんな落ち込んでる姉の横に並びベッドに腰掛けると、
「話は全部こあから聞いたわ、大変なことになってるじゃない」フラン
話を続けるフラン。
「それで、咲夜達や美鈴たちは返ってきていないの?まさかお姉さまだけ帰ってきたの?」フラン
フランの言葉に返す言葉もないレミリア、そんな様子の姉を見て。
「まさか、吸血鬼になる覚悟を決めたレミリアがへこたれて一人で返ってきたんだ」フラン
呆れた表情でフランは話を続けた、何も言い返せなかった。
それから、レミリアの顔を覗き込み
「何があったのか話してもらいますよお姉さま、いやレミリア」フラン
それからレミリアは顔を上げて、真剣な顔の妹を見た、少し大人びて見えた。
レミリアはこれまでの事を話した。
熊に襲われた人々を葬儀をしに行った後、熊に襲われたこと、凄まじくデカかったこと、妖夢が一撃で吹き飛ばされて倒されたこと。
助けに入った猟師藤原さんがパンチ一発で脳味噌ごと散らして殺されたこと、銃が効ないこと、上級魔法でやっと攻撃がとおること。
それも致命傷にならないこと。
もう一件襲われたこと。その家で4人殺され食害されたこと。
博麗神社に避難して永遠亭も襲撃されたこと。
討伐作戦で異変解決しようとしたけど失敗したこと。
失敗して博麗神社まで襲撃してくる可能性があり一人残って打ち止め役が必要になったこと。咲夜が皆を助けるために今も戦っているかもしれないこと。
咲夜から任された役を放棄して自分だけ逃げてきたこと。
その話を一通り聞き終えたフランは、レミリアをみて、
「あの時のお姉さまは何処に行ったのかしら?」フラン
紅魔異変を起こして一度幻想郷を手に入れようとした主が、世界を変えようと頑張って頼もしかった姉がとても情けなく見えてきたフランは、
「私ね吸血鬼になって屋敷を出ようとしたとき決めたのよ、お姉さまと一緒についていこうって、あなたと咲夜との2人の仲を信じてやろおって」
それなのにといい
「その大切なパートナーから与えられた役割を放棄して逃げてきた」フラン
それから言葉を切りフランは姉を叱りつけた。
「あんた馬鹿じゃないの!!」フラン
ズキリと胸が痛んだそれからフランは、
「レミリア、あなたが行かないなら私一人でも行くわ」フラン
そう言って部屋を出ていく前にもう一度彼女を見て。
「一つだけ教えておくは、今ここで動かなければあなた一生後悔するわよ、それはあなた自身がよく知っているはずだわ」フラン
それだけ言い残して去っていった。
部屋から出た後フランは、自分の部屋の地かに向かっていき、ベッドの下から細長く逞しい剣を取りだした、彼女の愛剣レヴァンティンである。
そのレヴァンティンを取りだして振りかざすと深紅の爆炎が噴き出る。
自分の手にまだなじんでるかを確認してから剣をしまい部屋の明かりを消して睡眠を取った。
「妹様?」
ドアを開けて入ってきたのはコアだった。
彼女を目で確認した後。
「夕方紅魔館を出るわ、」フラン
「ですが、外は霊夢さんたちが何とか」コア
「この期に及んでまだそんな悠長なこと言ってるの?」フラン
いぶかしげに訊いてくるフランに押し黙るコア。
「霊夢達が駄目ならあたし一人でも行く行ってその化け物熊を倒してやる。」フラン
そう言って寝返りを打ち。
「それまで体を休めとくから後は頼むわね」フラン
寝ながらコアに言葉を浴びせてそれを聞いたコアはそっと部屋の扉を閉じた。
夕方になり支度を整えたフランは、帽子と長袖とレヴァンティンを持つと。
「じゃあ、後は頼むわね」フラン
「身体に気おつけてください。」コア
留守番になるコアに言うと自分は門を開き外に出て歩こうとした。
姉の名前は言わずに。
すると、
がた、「待って!」
紅魔館の扉から勢いよく飛び出してきたのはレミリアだ。
「私も行く!」レミリア
彼女が真剣な眼差しで見つめるとフランは、
「その根拠は?」フラン
問いかけてレミリアは、
「私も、このままやられっぱなしなのはいや、あいつを倒して咲夜を、いえ、」レミリア
こと場を切ると彼女は。
「大事な家族を、、助けるわ!」レミリア
顔を上げて真直ぐにフランを見てレミリアは言った。
「私、あなたに叱られて、吸血鬼になって幻想郷に来るまでの日を思い出していたの、あの時あなたを守れなくてごめんねってずっと心の中で抱えてきた。
そんな中で地獄の館を抜け出す時に、館の住人を惨殺中に咲夜と出会って同じように矛を向けたんだけどあの子いっさい動じなかったのを今でも覚えている。
私が一通り倒し終わった後もあの子は逃げないでいてくれたわ、
あなたは美鈴を連れていって最初は私達とあの二人すっごくピリピリしていたけれど時間が経つにつれてお互いのことが分かるようになってそれから2年が過ぎて、
旅の途中で見つけた大図書館に隠れて暮らしているパチュリーとその使い魔を仲間に引き連れて穏やかな土地があることを聞きつけてその地に行く方法を探して皆で外の世界に行くことを決めた。」
言葉をいったん切るとレミリアは続きを話した。
「ここにきて私は、この地にきてこの地がちゃんと平和で豊かに暮らせるかどうかを確認するために、赤い霧の異変を起こしたのよ。」レミリア
レミリアはそこまで話すとフランは、
「そうだね、この地が私たちを迎えてくれるかどうかそれを確かめるために古い館を拠点に赤い霧の異変を起こして私をあの時部屋の中に閉じ込めたのは、あなたが私を守るためだったのでしょう?」フラン
そう、レミリアはあの時フランを部屋の外に出さなかったのは自分の妹をもう一度辛い思いをさせたくなかったからだ。
自分が霊夢達と戦っている中、背後からあの魔女になにか言われたのだろうあの日からフランは大きく成長していきいつか自分を追い越すんじゃないだろうかと思っていたら今この時
自分を追い越していって凄いと思った。
だから同じ家族で自分の与えられた使命を全うしないで逃げてきた自分が恥ずかしかった。
「あなたが、ここまで成長するとは思わなくて私も一度積み上げてきた中でいたらない所があったからあいつ(羆)に心の隙間をつかれたんだ。私もこのままじゃあいけないと思ったから今こうしてここにいる。」レミリア
だから、と彼女は頭を下げて。
「一緒に行かせてください!」レミリア
それを聞いてフランは。
「当たり前だ!皆で異変を解決して。誰一人欠けることなく無事我が家に帰るぞ!」フラン
それに、といい。
「かけがえのないお姉さまで紅魔館の主とその妹がいれば向かうところ敵なしよ!」フラン
そのセリフはいつか妹に言い聞かせた言葉だった。まさかここで返ってくるとは。
こうして吸血鬼姉妹はまたお互いきずなを深めて。お互い手を取り合い。
「じゃあ、後は頼むわね」フラン
紅魔館の使い魔にそれだけ言うと。
コアは泣きながら。
「はい、任せてください。皆さんがまた笑って過ごせる毎日を送れる準備をして待ってます。」コア
それから二人は手をつないだまま夕暮れの空に向かって羽ばたいていった。
目的地は博麗神社だ。
ふと空を見上げると。
「凄い雲、まるで嵐が到来する前ぶれ観たい」フラン
フランが言うとレミリアは。
「それに肌寒くなってきたわね」レミリア
二人は休む事なく神社に向かっていく中、不気味なぐらいとぐろを巻いた大きな雲を見つめていた。