※この作品はR-18です。

イン・ザ・カプセル   作:白浜 真砂

17 / 31
 三闘神のストーリーを見ている時に、
(ほほう、レグラさんってボンボンなのに結構苦労人なんだなー。ていうかストーリーに登場して早々にアジス・ラーに飛ばされた挙げ句、イゼルをアレされて激おこなヒカセンに事ある毎にボコされるだなんて、考えてみたら結構ついてない人だよなー……。)
 ……と、何となく同情してしまったら何となく妄想が湧いてきてしまいました。



束の間の逢瀬 2

「……また、あの夢か………。」

 

 アジス・ラーに停泊している帝国軍の巨大飛空戦艦にある総指令官用の個室の中で、帝国軍の第VI軍団長レグラ・ヴァン・ヒュドルスは個室に設えてある寝台の上で仮眠から目覚めると、大きくため息をつきながら呟いた。

 鎧を脱ぎ、アンダーパンツのみを身に付けている彼は億劫そうに上体を起こすと片膝を立てて座り、うつむいたまま乱暴に額に浮いた汗を拭う。

 彼の顔は苦虫を噛み潰したようになっていたがその色は朱に染まり、瞳には若干の動揺が見てとれた。

 

 

 いつからなのかは定かではないが、レグラは少し前からまばゆい光に包まれた女と対峙する夢を度々見るようになっていた。

 夢を見始めた頃はただ光を纏った女とにらみ合いを続けているだけだったのだが、いつの頃からか彼は夢の中で彼女を打ち負かし、組み敷いて女の体を欲望のままになぶる様になっていた。

 

 帝国の第XIV軍団長ガイウスの後を引き継ぐように光の戦士達の前に現れた彼は現在、新皇帝ヴァリス・ゾス・ガルヴァスの命でアジス・ラーに駐屯し、蛮神を生かしたまま捕らえるというアラグ文明の秘術を捜索し続けている。

 軍用の大型飛空戦艦で、約5000年前に滅びつい最近まで封印されていた遺跡に滞在しているのだから当然その手の慰み事には不自由しているのだが、だからといってそういったものに執心するのはガレマール帝国の名家に生まれながらも叩き上げ同然で今の地位に登りつめた彼の矜持にもとる事であり、ましてガイウスのように女性の副官を愛人のように側に置いておくという事は言語道断であった。

 

(……このような夢を見る程溜まってはいない筈なのだが。……まさか夢の中とはいえ、あの女を手籠めにしてしまうとは、な………。)

 

 意図していないとはいえ最近は毎晩のように淫らな見るようになった自分にやり場のない苛立ちを感じて、レグラは両手で顔を覆う。

 だがそうしている内にも、光に包まれた女の鎧の下に履いているスカートに隠れた張りのある太股やその付け根にある潤った秘裂の温度、そして怯えるように震えながらも愛撫に反応し、切なげに喘いでレグラのいきり立ったモノを締め付けてくる膣の感触を思い出してしまい、彼は更なる苛立ちに苛まれた。

 

(馬鹿な!この私が、夢の中の女に懸想しているとでも……!?)

 

 ……だが、現実のように感覚が残るこの夢がただの夢ではないという事は、レグラの額にある生粋のガレアン人である証……第三の目によって直感していた。そして相手が、恐らく自分の知っている人物であるという事も……。

 無意識のうちに額に手を当て、レグラは自らの第三の目に触れながら困惑の色を浮かべる瞳を伏せて、自分を落ち着かせるように長く息を吐く。

 

 

 ……丁度その時、彼から少し離れた場所がキラリと輝いたと思った瞬間に突然光の柱が出現した。

 暗闇の中にいきなり現れた眩い光にレグラは顔をしかめながら咄嗟に寝台の傍らに置いてあった愛剣を掴み、寝台から飛び降りて身構えつつゆっくりと光の柱に近づいていく。

 柱の側に立ち、レグラは柱に交感しようとして静かに輝きを放つ柱に手を伸ばす。するとそれに呼応するかの様に柱が一際眩しい閃光を放った瞬間、柱の中から淡い光を纏いカミーズとパンタレットを身に付けたアウラ族の女が現れた。

 

 燐光のような光の粒が周囲を飛び交い全身を淡く輝かせた女は閉じられていた目を開けると、大きな瞳をしきりに瞬かせながら驚いたようにレグラを見つめる。その間にも女の頬は光の中でも分かる程に赤く染まり、彼の顔色を伺うように見上げて微かに瞳を潤ませた。

 

「……貴方、なの……ですか………?」

 

 女の紅い花びらのような唇が僅かに動き、鈴を転がしたような声が零れる。

 可憐に羞じらいながらも消え入りそうな声で囁いたその言葉にレグラはハッと顔を強ばらせて女の顔を見つめると、無言のまま、まるで繊細な細工物を扱うような仕草で彼女の頬に触れた。

 

「ああ……!この優しい手にその眼差し、夢の中と同じ……!やはり、貴方なのですね……?」

 

 愛しげに彼を見つめ嬉しそうに囁いた女は、頬に触れているレグラの手に自分の手を添えで花が綻ぶような笑顔を見せる。

 

「……お前もあの夢を見ていたと言うのか?………いや、それよりもどうやってここへ……!?」

 

 先程夢の中で交わった女が実際に自分のもとに現れるという事態に困惑しながらも辛うじて冷静さを取り繕い、レグラは女に問い掛ける。すると彼女は戸惑いつつもすまなそうに瞳を伏せた。

 

「わたしにもよく分からないんです。……先程、あの……夢を見て……。それで、もう一度貴方に逢いたいと思ったら、わたしが居た場所に光の柱が現れて……。その光に触れたら、ここに来ていたんです。」

 

 淡い光の中でうっすらと涙を浮かべて俯き、女は頬に触れていたレグラの手を両手で掴んで自らの唇に当てる。

 その仕草に我知らず胸を締め付けられたレグラはもう片方の手で女の髪を優しく撫でると、彼女を安心させるように少しだけ頬を緩ませた。

 

「……そうか。お前は……私に逢いに来てくれたのだな。」

 

 そう優しく問い掛けられつつ、髪を撫でられて少しだけ体の力を抜いた女は、更に顔を赤らめて俯いたままコクリと頷く。

 その様を見たレグラは撫でていた女の頭を自分の胸に押し付け、もう片方の手を引き寄せて女を抱き竦める。

 

「……だが、私達が同じ夢を見ていたとなれば、お前は私に……そういった事を求めている、という事なのか……?」

 

 女をきつく抱き締めて囁いたレグラの一言に彼女の体が一瞬強ばり、微かに震えだす。が、彼の腕の中で再び頷くと、彼女は薔薇色に染まった顔をレグラの方に向け、潤んだ瞳で真っ直ぐに見つめてきた。

 

「……夢で逢っただけの貴方にこんな気持ちになってしまうなんて、自分でもどうかしているのは分かっています。でも、わたしは………。」

「皆まで言うな。……そこまで想われて、嬉しくならない男など居るものか。」

 

 そう言うとレグラは女を抱き締めたまま首筋に口づけると寝台に運んで押し倒し、彼女が纏った光の粒を舞い上がらせる。

 

「……本当に良いのだな?私とて同じ夢を見ていたのだ。途中で止められる自信はないぞ。」

 

 寝台に仰向けにした女と見つめあい、レグラは真面目な顔を赤らめて囁くと女は真っ赤になって俯いて、小さく頷いた。

 

 

 女が纏った光以外に明かりのない室内に二人の息づかいが聞こえ、レグラの少し乾いた唇が薄く開いた女の唇に重なる。

 

「……ん……。」

 

 女は微かに鼻を鳴らし、唇の隙間から入り込んでくる舌を口内に受け入れつつレグラの首に腕を回して、抱き締めながら夢中で接吻を味わっている。

 密着した女の体温と甘く香る匂いに包まれたレグラは淡く光り続ける女を抱き締め、艶やかな唇を吸いながら自身の昂りを感じつつ前にスリットの入ったカミーズの隙間から手を差し入れて、たわわに実った果実のような乳房を優しく掴んだ。

 

「ああっ……!」

 

 女の体がビクッと震え、唇を離して切なげに吐息を漏らす。その唇を捕らえるように再び深く口づけるとカミーズを捲り上げてブラジャーを取り、女の胸乳に指先を埋めるように力を加える。

 

「くぅ……んんっ……!」

 

 口内を撹拌しつつ胸を揉まれている女は体を硬くしたままレグラにしがみつき、互いに舌を絡め混ざり合った唾液を喉を鳴らして飲み下した。

 

「そんなに固くなることはないぞ。……もっと体を楽にするといい。」

「あっ……は、はい。……でも、あの……男の人と……こういった事をするのは、初めてなので……。」

 

 口づけの最中、しばし唇を離して囁いたレグラの言葉に、女は戸惑いのあまり伏せ気味の目を泳がせる。

 

「……でも、大丈夫です。……覚悟は……してきましたから……。」

 

 不安そうな声色で呟く女の体を片手で抱き締め、レグラは彼女の豊満な乳房をすくい取るように持ち上げて揉みしだきながら、女の角に優しく口づけた。

 

「ああっ!……やぁ………!」

「ふふっ、角が感じるのか?……そういう事なら、全て私に委ねるといい。……初めてなら尚更、お前は感じるままに身を任せていれば良いのだ。」

 

 声を抑えながら切なげに喘ぎだした女の反応に目を細め、レグラは女の角に唇をつけて囁くとそこへ舌を這わせつつ乳房の頂きにそっと触れ、指先で突起を軽く挟む。

 

「くふううっ!……だ、駄目です。……声が……っ!」

「なかなかに敏感ではないか。そんな声を聞かされると、もっと感じさせたくなるな。」

「そんな……意地悪しないで下さ……っ、あっ、あああっ!」

 

 角を食んでいた唇が首筋、鎖骨へ徐々に下へと降りていき、ついには触られていない方の乳房に辿り着き固く起立した乳首を口に含める。その途端、女が身をよじり堪らず声を上げた。

 

「はああああ………んうううっ……!」

 

 懸命に声を堪えるが、指先や舌にほんの少し力を加えるだけで女の体がのけぞり、ビクビクと痙攣するように反応する。

 

「あああ……い、いけません。そこは……っあ、あんっ!」

「……どこがいけないのだ?」

「はああっ!……あぁ……。む、胸を、その……。」

「胸を触るのがいけないのか?……だがお前は、ここをこうされる度に……。」

 

 そう言いつつレグラは羞じらい続ける女の乳首を軽い力で捻り上げる。

 

「きゃああああっ!」

「……この様に可愛らしい声を上げるではないか。」

 

 そう言ったかと思うと今度は女の乳房に吸い付きながら乳首を舐め、ちゅうううっ!と大きく音を立てた。

 

「ああああっ!駄目えっ!……変な声、出ちゃいますからぁ……。」

 

 口と手で愛撫すればする程に愛らしい声をあげ、目の端に涙を浮かべて呼吸を荒くする女の乳首から音を立てて口を離し、レグラは興奮を抑えきれないといった風情で女を見ると口の端を少しだけ上げる。

 

「ふふふ……。私としたことが、つい熱くなってしまったようだ。何分、夢の中では鎧に覆われていたここに、思いもよらず良いものが隠されていたのでな。……だが、やはりお前は……ここが良いのだろう?」

 

 レグラは女を射抜くように見つめながら囁くと、女の下腹部へと手を伸ばし、パンタレットの上から彼女の秘部を指でなぞる。

 

「ああああっ!?いやあああっ……!」

 

 夜毎夢の中で玩ばれ、絶頂に導かれてしまう部分を現実でも触られて、女は怯えながらもある種の期待のこもった眼差しでレグラを見つめる。

 お互いに目を合わせ、彼の視線に促されて女は睫毛を伏せつつ少し腰を浮かせるとレグラは彼女の腰からパンタレットを下着ごと取り去って寝台の隅に放り投げ、脚を広げさせて割れ目に浅く指を潜らせた。

 

「ひっ!……う……うああっ……ああああっ!」

 

 いつもの金属の感触ではなく直に指を入れられているのを感じるだけで女の子宮が勝手に反応し、まるで蜜のように濃厚な愛液を滲ませる。

 そして温度のある指先がその蜜を掬い取ると、夢でしているのと同じように既に硬くなっている陰核に擦り付けた。

 

「あああ!……それ、駄目ですぅ……。気持ち良すぎて、わたし、もう……っ!」

「やはり、いつもより感じやすいのだな。……ふふっ、流石にお前も実際にこの様な事をするとなると、そうなるのだろうな。……だが、まだ果てさせる訳にはいかぬ。何しろ……」

 

 クチュクチュと女の秘部を弄りながら体を起こすと、レグラは器用に下着を脱いで大きくなった逸物を女の眼前に晒す。すると女は驚いて目を見開き、息を飲んで頬を染めながら現れた肉棒を凝視した。

 

「……私も、この通りだ。」

 

 目を見張り続ける女の視線に苦笑しつつ、レグラは蕩けたように潤んでいる秘所から手を離すと女の腰を持ち上げて、そこへはち切れそうになった肉棒をゆっくりと埋め込んでいった。

 




 ……嘘は言ってませんよ?きちんと処女は守られていましたし、『男の人』とは初めてですから……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。