本当に好きな人の匂いとか、味や食感というのは理性を狂わせるものらしいですよ?フェロモンってマジで凄いね!
魔科学研究所の三蛮神制御棟最奥にある施設『ニューロリンク・ナセル』で、最後の敵を倒したパーティ一行はクエスト退出口である光の柱の前で安堵の溜め息を漏らしつつ互いを労っていた。
「みんな、お疲れ様ー!」
「お疲れ様でしたー。」
「おつおつー^^」
「おつなのにゃー! =°ω°=」
四人共に予めホットバーに登録しておいた定型文で挨拶をしているのだが、こういったものは気持ちの問題なので深く突っ込んではいけない。
「ぃよっしゃ!それじゃあ、本当の探索の始まりなのにゃー!」
元気良くはしゃぎながら、ミコにゃんは玉ちゃんの表面を触り目的の素材がある地点の検索を始める。
他のメンバーは玉ちゃんの検索結果が出るまでしばらく待機する事になるのだが、その最中、下唇を噛みそわそわと辺りを見回しているアウラさんの様子に、他の三人は怪訝そうに首をかしげた。
「アウラさんどうしたの?何だか落ち着かないみたいだけれど。」
心ここにあらずといった状態のアウラさんに心配そうな顔で近付いたヒュラ子が軽く肩を叩くと、アウラさんは驚くあまり大きく飛び上がり、まるで竜騎士のスキル『イリューシブルジャンプ』のように後ろへと下がっていく。
「きゃああああっ!?……あ、ひ、ヒュラ子。……だ、大丈夫ですよ?わたしは……。」
額に冷や汗を滲ませ目を泳がせるアウラさんの挙動にますます不審そうな眼差しが集まり、彼女は更に顔を赤らめて涙目になっていく。
それを何とか誤魔化すように、アウラさんは瞳を惑わせ口をパクパクしながら懸命に言葉を紡ぎ出した。
「……あ、あの…あの……。じ、実は、ちょっと……お腹が痛くなりまして……。お、お手洗いに……行きたいの、ですけれど……。」
今にも泣きそうな顔を伏せて恥ずかしそうにしているアウラさんに他の三人は顔を見合わせると、ミコにゃんはきょとんとした表情で首を捻る。
「うにゃー?もしかしておっきいほうなのかにゃ?白ちゃんならお腹にパンチしてお漏らしさせなきゃいけないんだけど、タンクの場合はどうだったかにゃー?」
「……何アホな事を言ってるのよバカ猫。ていうか何で白魔は腹パンなのよ。もうアンタの回復しないわよ?」
「おうっ、にゃおうっ!ら、ララちゃんっ、ちょっとした冗談なのにゃ!だからスネを執拗に蹴らないで……っ!あ"にゃにゃー、痛いっ!痛いのにゃーっ!!」
苦虫を噛み潰したような顔のララちゃんから強烈なローキックをスネにお見舞いされ続け、悲鳴を上げるミコにゃんは涙目で検索項目に最寄りの便所を追加する。
『マップ検索ノ結果ガ出マシタ ココカラ一番近イトイレハ 生体兵器研究棟ノ職員休憩所内 仮眠室ノ右隣ニアリマス』
「あー痛ぁー……。ありゃりゃ、一番近いおトイレでもけっこう遠いにゃー。2ボス目の方まで戻らないとダメなのにゃ。……にゅふふふー、アウラさん、何ならここで致しちゃうかにゃ?……ふぎゃぎゃぎゃー、たしゅけてぇー!ローキックはもう勘弁してにゃー!みぎゃー!膝にかかと落としするのもやめてぇー!!」
「……分かりました。ハルマキスの方まで行けばいいんですね?それでは、ちょっと行ってきます。」
辛うじて玉ちゃんを操作しながら蹴りを食らい続けるミコにゃんを無視してアウラさんは生真面目に頷くと、きびすを返し脱兎の如く駆け出していく。スプリントをかけて走りみるみるうちに小さくなるアウラさんの後ろ姿を、他の三人は口をあんぐりと開け、呆気に取られた顔で見送っていた。
少しだけ息を切らせ、睫毛を伏せつつ靴音を響かせてアウラさんは魔科学研究所の廊下をひた走る。
ただ忘れ物を返してもらいに行くだけだと自分に言い聞かせつつ、つとめて無心になるよう走る事のみに集中して駆け抜けていく。
エレベーターで上階に登り進んできた道を戻って行くにつれて、仲間達に本当の事を告げずに来た後悔とこれから敵と密会するという罪悪感、そして抑えようとしても抑え切れないレグラに再び逢えるという喜びに心が押し潰されそうになり、アウラさんは自分でも制御出来ない感情に心を乱しながら思い人の待つ場所へと進んでいった。
生物兵器研究棟と機械兵器研究棟の堺まで戻ったところでアウラさんは足を止め、張り裂けそうな程に高鳴っている心臓を宥めつつ大きく息を吸う。
幾度も深呼吸を繰り返した後アウラさんは紅潮した顔を上げ、緊張で固くなった体を何とか動かしてゆっくりと歩いていく。
つい先ほど彼女が待ち合わせをしている相手と死闘を繰り広げていた場所に足を踏み入れると広い部屋の真ん中に青い鎧の男が一人きりで立っており、アウラさんに気がつくと頭を巡らせて兜に覆われた顔を彼女に向けた。
「ああ、来たか。……わざわざ済まないな。」
「いえ……。あの、お待たせしてしまって、すみません……。」
「大丈夫だ、そんなに待ってはいない。………ほら、例のものだ。」
どことなくぎこちない会話をしながらアウラさんはレグラの側に近付き、彼から差し出された小さな袋を受け取ろうと手を伸ばす。その途端、アウラさんの伸ばした腕が掴まれ、力強く前に引き寄せられる。それと共にレグラは忘れ物を持ったままの手で彼女の肩を押さえ、自分の胸にアウラさんを押し付けた。
「きゃああっ!……な、何をするんですか!?止めて下さ……っ!」
「……ずっと、こうしたいと思っていた。」
突然抱き締められて抵抗しようとするアウラさんに熱を帯びた低い囁きが聞こえ、一瞬彼女の体の動きが止まる。
硬く冷たい鎧につけているはずの頬が燃えるように熱くなり、甘い言葉が渇いた土に降る雨のようにアウラさんの心に染み込んできて、切なさのあまり伏せられていた瞳から涙がひとしずく零れた。
「……は、離して下さい。お願いですから……!」
「……嫌だ。と、言ったら?」
「…………っ!」
腕を掴んでいた手を離し両腕で力強く抱き締められるとアウラさんは涙に濡れた目を開き、自由になった両手をレグラの背に回すのを寸でのところで堪えて、空いた手のひらが宙を掴む。
「あの時から今まで、ずっとお前の事が頭を離れる事はなかった。……ずっと、お前を想っていた。」
「……嘘……。」
「嘘なものか。あれから私は、夜毎お前が来るのを待ち望んでいたんだぞ?……夢の中でも、そうでなくても。」
アウラさんはその言葉に顔を上げ、兜越しに腕の中の彼女を見つめるレグラと視線を合わせた刹那、彼女は悲しげに顔を歪ませて潤んだ瞳を揺らした。
「……でもあれは……多分、『超える力』に依るものなので、わたしの意思ではどうしようも……。わたしだって、もしあの力を自由に使えたなら………っ!」
言いかけてアウラさんは我に帰ったように口をつぐむと両手を口に当て、わなわなと震え出す。
そして怯えるようにそのまま彼の腕を振りほどくと力が抜けたようにペタリと床の上に座り込み、彼女は口を押さえつつ肩を震わせ、嗚咽を堪えながら涙を溢れさせた。
「……ならばこれもまた、束の間の夢という事にしてしまえばいい。お前はこれからガレマール帝国の軍団長ではなく、夢の中で逢った男と束の間の逢瀬を重ね、愛し合う。……それならば、問題はあるまい?」
座り込んで泣いているアウラさんの上から不意に聞こえてきた低い囁きにハッと顔を上げると、レグラは立ったまま自分の頭に手をかけて兜を脱いでいく。
顔を覆っていた兜を外し汗ばんだ頭を一、二度振ると、レグラは小脇に兜を抱えたまま膝まずいてアウラさんの頬に触れ、優しく微笑むとこぼれている涙を指先で拭って震え続ける唇に口づけた。
「……っ、あぁ……。れ、レグラ……さ……っ!」
しばらく後。彼らの周りには二人分の武器や甲冑が無造作に散らばり、アウラさんは硬い床の上に横たわりながらレグラの愛撫を受けていた。
二人共に一糸纏わぬ素裸で、肌を合わせ互いの体温を感じながら、アウラさんは丹念に角や首筋を舐めしゃぶられて息もできない程に感じさせられている。
「……肌の硬い部分が随分と感じるんだな。」
そう囁きながらレグラの舌が首筋に這い、吸血鬼のように歯を立てるとアウラさんの体がビクリと反応して甘い声を上げる。
「あああっ!や、ダメ……っ!」
「駄目ではないだろう?……どうして欲しいのか、正直に言わないか。」
「そ、そんな事、言えません!……ただでさえ、ここをクリアして……汗をかいている体をこんな風にされて、恥ずかしいのに……。」
「ふふ、そんな些細な事を気にしているのか。……むしろ私はその位の方が、お前の匂いを堪能出来て良いのだがな。」
「ふええぇっ!?ちょ、れ、レグラさんっ?やだっ!何て事を……っ、いやああん!」
汗をかいた体の匂いを嗅がれ、汚れた肌を舐められ続けて、アウラさんは恥ずかしさのあまり首を左右に振って抵抗しようとする。が、首筋を愛撫していた唇は滑るように喉元へと動き、そこへ歯を立てて喰らいつくと共に口内で舌を踊らせ、同時に手を脇腹へと伸ばしてくすぐる様に触れた。
「くふううっ……!」
脇腹をくすぐられつつ肌を甘噛みされ、アウラさんは呼吸を乱し体をわななかせて愛しい男の愛撫に身を委ねる。
その間にもレグラの唇が首筋から胸元や脇へと移り、肝心な場所には手をつけないまま、すべらかな二つの感触を持つ肌を愛しげに触れ、味わっていく。
「はあああっ……やああっ!わ、脇ぃ……。に、臭いますから、やめて下さ……っ、あああっ!」
羞恥で朱く火照った体をのけぞらせ、脇下の匂いを嗅がれそこに舌を這わされる感触に、恥ずかしさと紛れもない快感でアウラさんは我を忘れて喘いでしまう。
「はああぅっ!やあっ、ひいいっ!らめぇ……っ、ひああああっ!」
「……止めて下さいと言う割には、えらく感じているじゃないか。」
「い…っ、意地悪、言わないで下さい……っ、あっ!ああああっ!」
体の隅々まで味わい尽くすように丹念に愛撫され続け、しかしそれでいて肝心な場所には手を触れず、まるで生殺しのように責められている。
アウラさんは羞じらいつつ艶っぽい声を上げ、感じながらも決定的な部分にお預けを食らっているもどかしさに焦れて無意識のうちに体をよじるものの、レグラの手と唇はそこを注意深く避けていく。
「……っ、やああっ!も、もう……本当に、苛めないで……っ!」
息も絶え絶えに漏らした呟きにレグラは少し顔を上げて微笑み、アウラさんの表情を窺う。
「……だから、どうして欲しいのかきちんと言わなければ分からないではないか。」
笑いを含んだ声色で返ってきた答えにアウラさんは頬を紅く染めると、渇いた喉を動かして生唾を飲み込んだ。
「……も、もっと……その、違うところを……触って下さい……。」
「ふむ……今までずっと、お前の色々な部分を触っているのだが?」
そう言うとレグラはアウラさんの手を取り、人差し指を口に含むとネットリと舐め上げるのと同時に彼女のへその下に触れ、円を描くように指先を動かす。
「んああっ!ちが……っ、あああっ!……そんなんじゃなく……っ!……もう……。わ、わたしの……む、胸、とか……。あ……っ、あそこも……触って………っ!」
真っ赤になった顔を背け瞳に涙を滲ませながら、アウラさんは更なる快楽を求めて口を開く。
その様子に満足そうな笑みを浮かべるとレグラは手指から口を離し、儚げに震えている胸の双丘の片方をかぶりつく様に頬張ると、緩やかに舌を動かして先端をやわやわと撫で回す。それと同じくして舐めていた手に手を重ね指を絡めて握り締めると、空いている手をもどかしげに擦り合わされていた脚の間に滑り込ませ濡れ尽くしている秘裂に中指を潜らせた。
「ああっ、ひぃ……っ!や、あああっ、あああああああーーーっ!!」
熱く蠢く蜜穴に指を差し込み、内部を確かめるように少しだけ動かした途端、アウラさんの体がビクビクと痙攣すると膣が急にきつく締まり絶頂に達する。
指に絡み付く肉の感触とあられもない声を受けて密かにほくそ笑むと、レグラは達したばかりのアウラさんの乳房にしゃぶり付いたまま膣に指を全て挿入してゆっくりとかき混ぜ始めた。
「やああっ、きゃああああっ!駄目えっ!い……イッたばかりなの………っ、あああっ!ひぃあああああーーーっ!」
力の抜けた体をひくつかせて悶えるアウラさんを責め続けながら、レグラは硬く張りつめた自身をなだめつつ彼女の匂いと味を思うさまに貪り、自分よりも優れた実力を持ち普段は到底敵わない彼女の痴態を楽しんでいた。
2chの某白う●スレはたまに見ていました。
今はどこにスレがあるのか分からないので見ていませんが……。まだどこかでひっそりと続いているんですかね?