ドカっっっ!!!
部屋中に鈍い音が響き渡る
何が起こったのかわからない裕也
気がつけばベッドの横に転げ落ちていた
だがすぐにわかる
蹴り飛ばされたのだと
小町「キャっ!」
裕也「っと!」
小町が叫ぶところを咄嗟に手で口を押さえる
なんと小町が目を覚ましたのだった
裕也「あっぶねっ!!っつーか起きるの早えーよ!!」
小町「んーっ!んーっ!」ジタバタ
裕也「おとなしくしろ!だいたい状況はわかるだろ?」
小町「んーっ!んーっ!」裕也を睨む
裕也「そんな怖い顔をするなって。おとなしくしろって言ってるだろーがっ!!」
小町「んーっ!んーっ!」ジタバタ
裕也は小町の耳元で囁く
裕也「友達が大切だろ?ここにいるのはお前だけじゃないんだぞ?」
小町 ピタっ
全ての状況は把握できない
だが今自分が何をすべきかは理解できた
相手に従うこと
友人を人質に取られているなら従うしかなかった
小町「・・・。」
裕也「よし。いい子だ。手を離すが大きな声を出すなよ。」
コクっ
頷くしかなかった
それを見た裕也はそっと手を離した
小町「みんなは・・・みんなは無事なの?」
裕也「ああ。今のところはな。お前次第だ。」
保証なんてない
もうすでに無事じゃないかもしれない
裕也「お前が俺に従えば友達は無事に帰してやる。従うって言うのは・・・わかるな?」
もう子供じゃない
言われなくたってわかる
友達が無事ならかまわない
小町「・・・わかった。でも友達が無事だという証拠は?」
裕也が小町に躙り寄る
裕也「ねえよ。お前は信じるしかない。ただお前はどのみちここからは出られない。お前が出られるのは俺が満足した時だよ。」
小町「・・・。」
裕也「無理矢理犯されるよりいいだろ?」ニヤリ
小町「・・・このゲス野郎。」ボソっ
裕也「なんとでも言え。俺はお前が欲しいんだ。」
ずいっ
裕也は小町の顔の前に自分自身を突き出した
裕也「舐めろ。」ニヤリ
吐き気がする
でも友達の為なら
でも・・・!
小町は枕元にあったガラスの灰皿を裕也の顔面にに投げつけた
裕也「ぐあっ!!」蹌踉めく
小町は次の瞬間ドアに向かって走る
鍵がかかっているかもしれない
それでも
ドアノブ握りを勢いよく回す
ガチャ
開いた!
出られる!
が、次の瞬間腕を掴まれ部屋に引き戻される
そして羽交い締めにされベッドに放り投げられる
裕也「痛ってーな!!」
額から血を流す裕也
裕也「もう諦めろ!」
裕也いきなり小町に跨る
小町「いやっ!やめて!!」ジタバタ
ビリっ!!
小町の胸元が引き裂かれる
可愛らしいピンクのブラが顔を出す
裕也「くっ!」
ありえないほどに興奮していた
今からこの極上の女を蹂躙できる
それだけで裕也は爆発しそうだった
裕也「諦めろって言ったろ!?」
咄嗟に胸を隠す小町
小町「いやっ!!やめてっ!!」
ぐいっ
小町の腕を押さえつける裕也
裕也「俺の勝ちだな!たっぷり可愛がってやるよ!」
裕也は小町に無理矢理キスをしようと覆いかぶさる
それをなんとしても防ぐ小町
裕也「彼氏さんには悪いがこいつは俺が頂く!小町!おとなしく孕まされろや!」ニヤリ
絶望的だった
本来なら兄である八幡に今頃可愛がってもらっているはずだったのに
どうしてこんなことになったのか
知らない男に処女を奪われ妊娠させられなくてはならないのか
考えるだけで悔しくて悲しくて涙が出そうになる
小町「・・・おに・・・いちゃ・・・」呟く
裕也「はっ?何だって?」
裕也の手が小町のブラにかかる
小町「お兄ちゃーっんっ!!」叫ぶ
八幡「呼んだ?」
小町「えっ?」
裕也「はっ?」
八幡「お兄ちゃんキーーッックっ!!!」
ドゴォっ!!
裕也が吹っ飛ぶ
ガンっ
その勢いで壁に頭を打ち気を失う裕也
小町「えっ!?えっ!?」
南「よいっしょっとっ!」
天井から降りてきた南
八幡と南の2人は天井から登場したのだった
小町「えっ!?ええっ!?」
八幡「大丈夫だったか小町?間一髪だったな!?」
頭がついていかない
どうしてここに兄がいるのか
でもそれよりも溢れる安心感
八幡に抱きつく小町
小町「うわーん!!うわーーん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!!」号泣
八幡「よしよし!怖かったよな!?もう大丈夫だから!!」なでなで
南「本当に良かった!でもまだ始まったばかりだよ!」
南は用意していた結束バンドで裕也の手を拘束し身動きを封じた
またタオルを口にかまし声まで出せないようにする
八幡「よしっ!ではそろそろ脱出しますか!?小町詳しい事は後で話す!今は逃げるのが先だ!」
南「オッケー!みんな今から助けるから待っててね!!」
八幡「ヒーローのお出ましだぜっ!!」