※この作品はR-18です。

俺のファミリー   作:ぺろぺーろ

146 / 295
ヒーローも溜まる疲労 3

金髪「なっ。何か用っすか!?」アセ

 

鼻ピ「プライバシーの侵害じゃねーか!?いきなり入って来ていいわけないだろーが!!」

 

鼻ピが凄む姿にも動じないメガネ

 

メガネ「いやー。侵害もなにもこの物件は空きですからねー。不法侵入ですよねー。」ニヤリ

 

リーダー「・・・。」

 

メガネ「しかも犯罪に使用されたとなっちゃあ、うちの信用にもかかわりますしねー。」ニヤリ

 

リーダー「・・・頭には話を通してある。」

 

メガネ「あー頭って若頭さんですよねー。」

 

リーダー「ああ。あんたらと懇意にしてる頭だよ。頭の頼みなんだから融通聞いてくれるよな?」

 

メガネ「はあ・・・。」

 

鼻ピ「よくわかんねーけど部外者は出てってくんねーか?」

 

オールバック「そうだぜ。なんなら無理やり出て行ってもらう事になるが、いいのか?」

 

金髪「犯罪もなにも乱交ごっこしてるだけですよ!なあ?」

 

 

 

メガネ「ふう・・・。やれやれ。どうしましょうか?」

 

 

 

 

メガネ「・・・若頭さん?」

 

 

一同「!?」

 

 

 

暗がりからまた1人男が現れた

 

いかにもな風貌なその男

 

リーダー「かっ頭!?どうしてここに!?」

 

 

若頭「お前ら・・・。」

 

空気が張り詰める

 

若頭「なんてことをしてくれたんだっっ!?」激昂

 

 

 

一同「!?」

 

 

鼻ピ「えっ!?」アセ

 

金髪「どっどーゆー事ですか!?」アセ

 

リーダー「頭!ビジネスですよ!頭から話を頂いたビジネスです!」

 

若頭「・・・。ああ確かに言ったよ。だがな、相手の素性はきちんと調べあげろって言ったよなっ!?」激昂

 

ドゴォ!!

 

リーダー「ガハッ!!」

 

頭と呼ばれるその男の蹴りがリーダーの腹部に

 

 

 

一同凍りつく

 

 

 

若頭が静かに歩む

 

 

コツっコツっ

 

 

若頭がある人物の前で立ち止まる

 

そして深々と頭を下げた

 

 

若頭「兄さん。すまねえ!うちの奴らがとんでもない事をしてしまいました。どうか!どうか許してはもらえないだろうか!?」

 

その男は八幡に向かって頭を下げた

 

八幡「!?えっ!?」

 

 

 

「許さないわよねー。ヒキガヤくーん♡」

 

 

一同「!?」

 

暗がりからまた1人現れた

 

コツっコツっ

 

 

品のある歩き方

 

品のある立ち振る舞い

 

品のあまりない話し方

 

 

 

八幡「まっまさかっ!?」

 

 

「そーでーす♡」

 

明るみに出たその人は

 

今の状況に不釣り合いな笑顔を振りまいた

 

 

「元気ー?ヒキガヤくーん?」あはは

 

 

八幡「ゆっ雪ノ下さん!?どうして!?」

 

陽乃「隼人から連絡があってね!大丈夫ぅ?」

 

 

なるほど

 

隼人は誰よりも先に陽乃に連絡をしたのだ

 

さすがの葉山さんでも大人の世界に知り合いはいない

 

だが陽乃ならもしかすると

 

そう考えたのだろう

 

結果的にそれが大正解だった

 

 

陽乃「あーあ。痛そうだねぇ。お姉さんが介抱してあげるからね!」あはは

 

 

普通なら誰かしらが陽乃に対して

 

「女がでしゃばるんじゃねえ!!」

 

と、声を荒げそうなものだ

 

だが、できなかった

 

この凍りついた空間に全く動じず、自分の好き勝手に振る舞うその姿は、怪しく、不気味で、恐怖すら感じさせた

 

 

陽乃「若頭さーん。どうゆう事か説明してもらえますぅ?」ニコニコ

 

 

若頭「・・・あっ。あのっ・・・。」アセアセ

 

 

陽乃「この縛られて何度も暴力を受けて頭から血を流してる男の子はねぇ。」ニコニコ

 

 

若頭「・・・っはい。」ブルブル

 

 

陽乃「私の妹の彼氏なんだよねぇ。」ニコニコ

 

 

若頭「・・・っ!?」ガタガタ

 

 

陽乃「そしてさぁ。」ニコニコ

 

若頭「はっはい。」ブルブル

 

陽乃「私の未来の旦那さんなんだぁ!」ニコニコ

 

八幡「えっ?」

 

若頭「!?・・・すっ!すいませんでしたっ!!」土下座

 

 

誰もが理解に苦しんだ

 

20歳やそこらの女の子に、その筋の、しかも頭とまで呼ばれている人間が土下座をしている

 

 

隼人「大丈夫かい?」

 

 

隼人は女の子を解放してゆく

 

普通なら安堵から泣き崩れでもしそうだが、異様な光景に目を奪われ呆然とするしかなかった

 

それは南、小町もしかり

 

まるで時間が止まっているかのようだった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。